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2023-09-02 36:49

お便り・告知・北海と南極の生き物

今回はセミラジオにお寄せいただいたお便りのご紹介や次回の告知、北と南の気になる生き物についてお話しました!


・お便りご紹介

・次回の告知と白い生き物

・北海の危険なアザラシ

・南極最大の陸生生物!ナンキョクユスリカ


シュン・チャールズさんポッドキャストのタイムマシン回

https://open.spotify.com/episode/2c1ErMFZ8GivCmBiFUZVi0


ハイイロアザラシ(wiki)

https://tinyurl.com/245ac7mf


イルカ襲う、つぶらな瞳の無慈悲なアザラシ

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150206/434587/


せみやまのハイイロアザラシ4コマ https://semiyama.com/gray-seal/

ナンキョクユスリカ(wiki)

https://tinyurl.com/2jmueydn


南極でも生きられる唯一の昆虫 過酷な環境でのユニークな生存戦略

https://logmi.jp/business/articles/323079


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00:01
みなさん、こんにちは。
自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、お便りやお知らせ、北海と南極の生き物などについてお話ししたいと思います。
今回は、お便りとお知らせ、そして北海と南極の生き物についてお話ししていきたいんですけども、
話題がいろんなところに行ったり来たりするかと思うんですが、いろんな方面に話したいことがたまっているということで、今回は肩の力を抜いて、のんびりとお話しできればと思います。
前回のセミラジオでは、ポッドキャスト番組、工業高校農業部さんとのコラボ会ということで、ドラえもんについてお話しさせていただいたんですけども、
そのコラボ会でドラえもん愛を余すところなく披露してくださったのが、工業高校農業部のマス坊さんです。
マス坊さんは今年からブドウ農家として就農されたということなんですが、
なんと今回、ご自身のブドウ畑で手塩にかけて育てたピオーネという品種のブドウを送ってくださいまして、
こちら僕がやっている生き物とサブカルノブログ、セミブログの方でも記事としてご紹介させていただいたんですけども、本当に甘くてみずみずしくて美味しいブドウでした。
工業高校農業部の配信でマス坊さんがおっしゃっていた、ブドウを種なしにするためのジベレリン処理というのがあるんですが、
このジベレリン処理はタイミングを間違えるとちゃんと種なしにならないみたいなんですが、
どのピオーネもしっかり種なしになっていて、マス坊さんが完璧なタイミングでジベレリン処理をされたんだなということが、
その成果物としてのブドウを美味しくいただく中で実感できました。
マス坊さんは国の支援制度を利用して収納された関係で、今年はブドウを販売することができないということなんですが、
来年はシーズンになったらマス坊さんのピオーネ購入させていただこうと考えております。
マス坊さん、本当に美味しいブドウを送っていただきありがとうございました。
続いてはセミラジオにお送りいただいたお便りをご紹介したいと思います。
まず1通目は7月に配信した星のカービィ3という怖いゲームというエピソードにご感想のお便りをいただいております。
こちらはラジオネームカービィ好きさんからいただきました。読み上げますね。
星のカービィ3の回廃帳しました。
私はカービィシリーズはほとんどプレイしているのですが、3は子供の頃、友人の家で少しやったことがある程度でした。
03:07
最近たまたまスイッチで見つけてプレイしていたのですが、
テミヤマさんが私が感じていた違和感をそっくりそのまま発信してくださっており、とても嬉しく思いました。
やっぱり得体の知れない怖さを感じますよね。
子供の頃はあまり気にしていなかった記憶があるので、大人になって見えてくるものもあるんだなぁと感じました。
46億年物語の回もお気に入りの回なのですが、昔のゲームって今にはない面白さがありますよね。
今後もレトロゲームの紹介などしていただけると個人的には嬉しいです。
これからも応援しています。
という、とても嬉しいお便りをいただきました。
カービィ好きさん、ありがとうございます。
カービィ好きさんはカービィシリーズはほとんどプレイされているということで、
ラジオネームに違わないカービィのヘビーユーザーなんですね。
カービィ3は子供の頃にお友達のお家で少し遊んだのと、
最近スイッチの配信で改めて遊ばれているということなんですね。
カービィ3はカービィ好きさんがおっしゃる通り、
得体の知れない敵キャラや演出が満載のゲームで、
本気で薄気味悪かったり怖かったりする場面がたくさん出てくるんですよね。
46億年物語というレトロゲームについて取り上げた回もお気に入りと言っていただけて、
こちらも大好きなゲームなのですごく嬉しいですね。
今後もレトロゲームの紹介などしていただけると個人的には嬉しいですという風に言っていただいてるんですが、
僕自身発売したばかりのゲームというのはほとんど遊ぶことがなくてですね。
最近もトキメキメモリアル2というレトロゲームを攻略したばかりですので、
セミラジオのゲーム界というのはほぼ100%レトロゲーム界になると思っていただいて、
間違いないかなと思います。
そしてレトロゲームに関してはスーファミ無印プレステ、プレステ2などのゲームを色々と進めてまして、
また気が熟しましたらセミラジオでご紹介していければという風に考えていますので、
レトロゲーム界ご期待いただければと思います。
というところでカービィー好きさんお便りありがとうございました。
続いては先ほどもコラボ会ということでお話に上がりました工業高校農業部の牛若さんから、
セミラジオの動物裁判会にお便りをいただいております。
読み上げますね。
こんにちは牛若です。
動物裁判会聞きました。冒頭からツッコミどころしかなくずっと笑ってました。
06:06
財政を言い渡される豚気の毒なのですがその後吊るされ焼かれるわけでそれはもうチャーシューではと思ってしまいました。
空腹時に聞いたのが間違いでしたね。
昔の人はその後豚を食べたんでしょうか。
捕まえられない系の虫とかは波紋にされたそうですがそもそも入門してへんやろうと独り言が出るくらいには笑いました。
だいたい豚やら牛の弁護士は誰から雇用されてるんだ。
どこからお金出てるんだと本当に突っ込んでばかりの30分でしたね。
ただやはり当時のヨーロッパキリスト教の文化から考えると全く理解できないわけではなく興味深い風習もあったものだと感じました。
うちでもたまに餌箱を壊してしまう牛がいてものすごく問い詰めたくなる時はありますが上々釈量の余地ありということで釈放しております。
動物に罪はないですからね。
またお便りします。
というお便りをいただきました。
牛若さんありがとうございます。
動物裁判会とても楽しんでいただけたようですごく嬉しいですね。
突っ込みどころしかなくてずっと笑ってましたということなんですけど
現代の日本に生きる僕らからすると動物裁判の何もかもが本当に突っ込みどころしかないですよね。
有罪になった豚が吊るされたり焼かれたりするそれはもうチャーシューでは?
昔の人はその後豚を食べたんでしょうかということなんですが
そう配信では言ってなかったと思うんですが
有罪とされた動物は豚のように食用とされる動物であったとしても不条とされて食べられることはなかったみたいです。
捕まえられない系の虫とかを波紋にされたそうですが
そもそも入門してへんやろと独り言が出るくらいには笑いました。
ということでこれは本当におっしゃる通りで
人間の論理に動物を押し込むようとしたことに相当無理が来てるなぁという印象ですね。
うちでもたまに餌箱を壊してしまう牛がいてものすごく問い詰めたくなる時はありますが
状状釈量の余地ありということで釈放しております。
動物に罪はないですからね。
ということでこちらは牛界として日々たくさんの牛と触れ合っている牛若さんならではのエピソードですよね。
餌箱もきっとそれなりに頑丈に作ってあるものだと思うんですが
それを壊してしまうということでやっぱり牛の力ってすごいんですね。
そんな器物損壊の罪を犯した牛についても
牛若さんは動物裁判に賭けたり破問したりせずに温かく見守ってあげているということなんですね。
09:02
動物に対しても対人でも許すことって大切だなって思いますよね。
ということで牛若さんお便りありがとうございました。
前回の工業高校農業部の松尾さん、牛若さんとお送りしたドラえもんコラボについてもご感想やお便りをいただいております。
まずこの番組でもおなじみのイラストレーターでポッドキャストすすむアートを配信されているすすむさんからのメッセージをご紹介させていただきたいんですけども
すすむさんとはお互いのポッドキャストの感想をよくLINEで送りあっていまして
すすむさんが送ってくださったコラボ回全編のご感想を読み上げさせていただきますね。
セミラジオコラボ回聞きましたよ。
めっちゃ面白かったです。脱線した先でまた面白い話が出てきたり
私もその場にいる感覚でツッコミ入れそうになりつつ楽しませていただきました。
のび太が無人島へ行く話とか石を買う話とか記憶に残っている話もたくさん出てきてめっちゃ興奮しました。
そして最初のドラえもんの話も全然知らなかったのですごくびっくりでした。
まさかの野沢まさこさん明日にでも後編を聞こうと思ってますというメッセージを送っていただきました。
すすむさんご感想ありがとうございます。
コラボ回は前後編通して本当に脱線に次ぐ脱線で非常に尺も長くなったんですが
それもまた楽しんでいただけたということですごく嬉しいですね。
そしてドラえもん回に関してはすすむさんにさらにメッセージをいただいてまして
最初のメッセージをいただいたしばらく後で先ほど本屋に行った際こんなの見つけちゃいました。
コラボ会でドラえもん熱が上がっていたこともあり即購入してしまった次第ですというメッセージとともに
とっておきドラえもんゾクゾクブルルホラー編という本の画像を送っていただきまして
僕この本知らなかったんですが数あるドラえもんのエピソードの中でもゾクゾクするような怖い話を集めた本なんですね。
すすむさんはこの本を本屋で見つけて購入されたということで
この本どんな話が収録されているのかチェックしてみたんですが
人喰いハウスとか人間製造機というタイトルの時点ですでにただ言でないエピソードが多数収録されているようです。
ドラえもんの人喰いハウスと人間製造機すごく気になりますよね。
すすむさんに教えていただいたこのとっておきドラえもんゾクゾクブルルホラー編という本なんですが
12:00
kindle版もあるということでちょっと心が揺れてるんですよね。
工業高校農業部さんとのコラボ会が新しいドラえもんのエピソードに触れるきっかけになれたのならこんなに嬉しいことはないですよね。
すすむさんメッセージを送っていただきありがとうございました。
続いてこちらも工業高校農業部さんとのドラえもんコラボ会に春チャールズさんからXのDMでお便りをいただきました。
読み上げますね。
セミラジオ最新コラボ会全編遅ればせながら拝聴させていただきました。
ドラえもんという日本人なら誰もが知るコンテンツなのにここまで奥が深いとは。
特に日本テレビ版の解説は攻山さんのリサーチ力もありすごくワクワクしながら楽しませていただきました。
ちょうど僕も自分の番組でタイムマシンについて取り上げたこともありタイムリーな話題でした。
後編はまだ触り部分しか聞けていませんが楽しく聞かせていただきます。
というありがたいお便りをいただきました。
春さんありがとうございます。
このお便りをいただいた後に春さんは後編も聞きましたという内容をXに投稿されていまして
前後編合わせて4時間近くあるんですがとてもワクワクしながら聞きましたという風に書いてくださってましてめちゃくちゃ嬉しかったですね。
春さんはアニメ音楽ゲームなどサブカルをテーマにした
春チャールズのリフレクションリフレクションというポッドキャスト番組を配信されていまして
毎回幅広いテーマについてお話しされているすごく面白い番組なんですよ。
春さんは現役でバンド活動をされているということで音楽について深く語られる回も多くてすごく聞き応えがあるんですよね。
以前もご紹介させていただいたことがあったと思うんですが
僕今年春さんの番組のザード回を聞いてザードのアルバムを3枚買ってますし結構春さんの番組に影響を受けてるんですよね。
そんな春さんの番組で最近ちょうどタイムマシンについて特集をされてまして
これがすごく聞き応えのある内容で面白かったんですよね。
ココン東西のタイムマシンについて扱ったフィクションについて網羅的にご紹介されてまして
もちろんドラえもんのタイムマシンや既定列台100巻に出てくる工事機という時間移動ができるマシンについても触れられていました。
古典で言うとジュール・ベルヌというSF作家が書いたタイムマシンという作品については何となく知ってたんですが
タイムマシンについて扱った最初の小説はそのジュール・ベルヌの作品ではなくて
スペインの作家が書いたアナクロノペテという作品なんですというお話をされてまして
15:07
これ僕全く知らなかったんですよ。
ネットの画像検索でその世界で最初のタイムマシン小説であるアナクロノペテへの差し絵を見てみたんですけど
めちゃくちゃ独特で面白いデザインなんですよね。
表現が難しいんですが空飛ぶ家みたいのからうにょっとした曲線を描いたメガホンみたいな突起物が4本突き出していて
ドラえもんのタイムマシンとも既定筒大百貨の工事機とも
最新のSF作品に出てくるタイムマシンのイメージとも全然違っていて
すごく面白いデザインなんですよね
このアナクロノペテもどんな小説なのかすごく気になってます
ということで旬さんのポッドキャスト番組旬チャールズのリフレクションリフレクションタイムマシン回
概要欄に貼っておきますのでぜひチェックしてみてください
旬さんお便りありがとうございました
ということでここまではお便りご感想をご紹介させていただきました
ここで幕子作蝉の賛美歌をお聴きください
ということで幕子作蝉の賛美歌という曲を聴いていただきました
セミラジオのオープニングとエンディングにかかっている曲は
うちの奥さんの幕子がiPhoneのガレージバンドというアプリで作ってくれたものなんですが
実は他にもいろんな曲を作ってくれてたんですね
ただこの蝉の賛美歌という曲に関しては僕が存在を完全に忘れてまして
多分今まで一回もかけたことなかったと思うんですよね
せっかくなのでインターバル代わりに流させていただきました
ということで続いては一つ告知をさせていただきたいんですけども
この番組でもおなじみの僕がポッドキャストを始めるきっかけになった
生物をざっくり紹介するラジオ仏作というすごく面白いポッドキャスト番組があるんですが
その仏作のパーソナリティである豊さんにお誘いいただきまして
科学系ポッドキャストの日という企画に参加させていただくことになりました
これは決められたテーマに沿って参加するポッドキャスト番組がそれぞれ配信を行うというもので
18:02
9月のテーマは環境ということで
9月は仏作さんが科学系ポッドキャストの日のホストを務められるということで
お声をかけていただきました
9月の科学系ポッドキャストの日には
いろんなポッドキャスト番組さんが環境をテーマに配信をされるということなんですね
なのでこのセミラジオでも次回は環境をテーマに配信をしようかと思っています
環境についての配信は9月7日木曜から13日水曜の間に
それぞれのポッドキャスト番組から配信されるということなので
次回のセミラジオもその期間内に配信しようかと思っています
セミラジオとしてどんな内容を配信するかなんですが
ある白い生き物と環境についてお話ししようかと思っています
今内容を詰めているところなので聞いていただけると嬉しいです
興味深く聞いていただける内容にできたらいいなぁと思っています
コラボは別としてあまりこういうポッドキャストの企画というのに参加したことがなかったので
なんだか新鮮でワクワクしますね
豊さんお誘いいただきありがとうございます
ということでここまでは次回のセミラジオの告知をさせていただきました
ここでバクコ作ツクツクファンファーレをお聞きください
ということでバクコ作ツクツクファンファーレという曲をお聞きいただきました
この曲はセミラジオでかけたことがあるような気もするんですが
セミの一種であるツクツク帽子の鳴き声をイメージしてバクコが作ってくれたものですね
壮大な何かが始まりそうな予感を感じさせるそんな曲なんですけども
ここからは最近僕が気になっている生き物2種類についてお話ししたいと思います
実はその生き物が一種類は北海近辺
もう一種類は南極に生息しているということで
今回北東南の生き物ということでまとめてご紹介できればと思っています
まずは北海に生息している灰色アザラシという生き物についてご紹介したいと思うんですけども
北海というのはイギリスやオランダドイツデンマークノルウェーなど
北ヨーロッパの国々に囲まれてちょっと湾のようになっている海域のことです
21:03
ここに灰色アザラシというアザラシの一種が生息しているんですね
アザラシは全世界に10足19種が分布してまして
そのうち5種類が日本近海で見ることができるそうです
今回ご紹介する灰色アザラシは日本近海では見ることができなくて
北海のほか北対西洋の東西両側
つまり北ヨーロッパの近海と北アメリカ大陸の東海岸の北部で見ることができます
オスは体長2.5mから3.3m
体重は最大300kgに達するということでかなり大きくなるんですね
メスはオスに比べてかなり小さくて体長1.6mから2m
体重100kgから150kgということで
メスと最も大型のオスの体重を比較すると2倍から3倍くらいオスの方が大きいんですね
性別によってかなりサイズが違う生き物なんですね
そんな灰色アザラシなんですが
一般的なアザラシの見た目とは少し様子が違っていて
アザラシって多くの種類では顔が丸っこくて全体的にコロコロしているという印象なんですけど
この灰色アザラシは顔がちょっと馬面っぽく長くなっていて
割と独特の見た目をしてるんですよね
生態も少し他のアザラシとは違ってまして
ちょっと物騒な話になっちゃうんですが
この灰色アザラシどうも他のアザラシを襲っているんじゃないかという容疑がかけられているんですよね
ドイツ寮のヘルゴラント島という島で目撃されたケースでは
その場に居合わせた人が灰色アザラシを含めた二頭のアザラシが
じゃれあっているのを観察していたそうなんですけど
二頭のアザラシが水面に潜ってしばらくすると
赤い血がその辺りに広がっていったそうなんです
このケースでは二頭のアザラシがじゃれあっていたかと思いきや
灰色アザラシがゼニガタアザラシという別種のアザラシを襲ってたんですね
肉食のアザラシというと南極に住んでいるヒョウアザラシという生き物がいまして
これはペンギンや他のアザラシを襲って食べたりする結構凶暴なやつなんですが
こっちのヒョウアザラシというのは明らかに他のアザラシとは雰囲気が違うというか
肉食っぽい見た目をしてるんですよ
24:01
なのでああこういう生き物もいるのかと思えるんですけど
灰色アザラシって顔がちょっと細長い以外は見た目的には本当に普通のアザラシなんですよね
でも実は北海近辺で最も童貌な肉食獣である疑惑が浮上してきてるんですね
灰色アザラシは他のアザラシだけではなくて
ネズミイルカという小型のイルカを襲って食べることもあるようで
灰色アザラシに襲われたとみられるネズミイルカを解剖して調べたところ
水中で抑え込まれて窒息死した形跡があるそうです
ネズミイルカがいるところに灰色アザラシがいきなり現れて
頭からかぶりついたという目撃例もあるそうでなかなか豪快ですよね
でこの灰色アザラシ違う種類のアザラシを襲うだけでなく
友食いもするそうで繁殖期にオスの灰色アザラシが
子供の灰色アザラシを襲って食べることがあるそうです
オスの灰色アザラシは繁殖期にはメスと一緒に海岸に群れを作って過ごすんですが
その期間は海に出ず絶食状態になるそうです
海に出て食事をすることよりも繁殖を優先してるんですね
そこで友食いすることによって海に出ずして栄養を補給して
少しでも長くメスとの時間を増やして繁殖の成功率を上げようとしているのではないかと考えられているようです
ライオンやゴリラなどでも自分の血縁ではない同種の子供を殺す
いわゆる子殺しが観察されてるんですが
そちらの方は自分の遺伝子を受け継いでいない個体を殺すことで
メスの発情を誘発するという繁殖戦略的な狙いがあると言われています
一方灰色あざらしの子殺しの方は繁殖戦略の一環ではあるんですけども
栄養補給的な意味合いが強いと考えられているということで
動物の行動を人間の尺度で測ることはできないんですが
なかなかに恐ろしいなと思ってしまいます
この灰色あざらし日本国内の水族館でも飼育されてまして
有名な鳥羽水族館でも見ることができます
あと僕はたまに4コマ漫画を書くことを趣味としているんですが
この灰色あざらしを題材に書いた4コマ漫画がありまして
27:01
概要欄に貼っておきますのでよかったらそちらもチェックしてみてください
今回最後のトピックとして南極に生息している最大の陸生生物であり
唯一の昆虫でもある南極ユスリカという生き物のことをご紹介したいと思います
南極の陸生生物というとペンギンがいるんじゃないのと思われるかもしれないんですが
ペンギンは定義上海洋生物で陸生生物には該当しないみたいなんですね
ペンギンが陸地に上がるのは繁殖とか子育ての時だけなので
そういう生態の生き物は陸生生物ということにはならないみたいですね
この南極ユスリカは体長2ミリから6ミリという小さな昆虫なんですが
南極では最大の陸生生物ということになっています
南極の海にはクジラとかアザラシとかいろんな大きい生き物が住んでいるんですが
南極の陸地には大きな生き物がいないということなんですね
北極と比較してみると北極地域にはトナカイやジャコウシなどの大型の植物食動物や
北極グマ、北極オオカミ、北極ギツネなどの肉食動物がいて
北極グマなんかは体長3メートルにもなるんですが
南極最大の陸生生物は最大6ミリの南極ユスリカなんですね
だいぶアンバランスなんですけども
平均気温も北極と比べると南極の方がかなり低くて
南極は冬にはマイナス70度になる地域もあるようです
北極天だと冬でもマイナス30度くらいまでしか下がらないんですけど
冬の南極はマイナス70度にもなるんですね
南極の方がかなり過酷な場所なんですね
植物も夏の北極圏はいろんな種類の植物が花を咲かせるのに対して
南極は年間通して藻類や苔類、チイ類とか極限環境に適応した原始的な植物がほとんどで
いわゆる草とか花などをつける高度な皮脂植物というのは数種類程度しかないそうです
不毛の大地ですよね
そんなあまりにも過酷すぎる南極に住んでいる南極ユスリカなんですけど
この南極ユスリカというのは昆虫の中のユスリカというグループの中で
南極に適応するために進化した特殊な生き物なんですね
30:02
なのでまず南極ユスリカの前にそもそものユスリカというのがどんな生き物なのかご説明させていただきます
ユスリカは昆虫口のソウシモク、別名ハエモクのユスリカ科に分類されている生き物のグループです
このハエモクには名前の通りのハエやアブ、あと夏場に僕らを指してくるカなんかが分類されています
なのでユスリカというのはざっくりハエやアブ、そしてカに近い仲間と思っていただければいいかなと思います
少し細かい話になるんですが夏場に僕らを指してくるカはカカに分類されています
猫カとか犬カと同じ枠組みのカカですね
一方ユスリカというのはカによく似た昆虫なんですがカとは別のユスリカ科というのに分類されています
見た目はカとよく似てるんですがカと大きく違うのは人や動物から血を吸うことがないというところなんですね
このユスリカ幼虫の時期は水中で有機物やプランクトンなんかを食べて育つんですが
羽化を行って成虫になると飛べるようになります
ただ成虫になって1日から数日程度で寿命が尽きてしまうんですね
羽化した成虫はカバシラと呼ばれる巨大な群れを作って集団で交尾を行うんですが
交尾や産卵を終えるとすぐに死んでしまうわけです
なので成虫になってから吸血などで栄養をとる必要がないんですね
ちなみにこのユスリカの幼虫というのは種類によって赤い色をしているのがいまして
それらの幼虫は乾燥赤虫や冷凍赤虫といった商品として釣り餌や熱帯魚用の餌として
釣り具屋さんや熱帯魚のお店に置かれたりしています
釣りやアクアリウムをやられている方にとってはおなじみの虫なんじゃないかなと思います
ユスリカ科はとても種類が多くて世界から15,000種
日本にもなんと2,000種も生息しているそうで全く実感がなかったんですが結構いるんですね
ということでここまでがざっくりユスリカという生き物についてのご説明になります
で本題の南極ユスリカに戻るんですが
南極ユスリカは南極の環境に適応するために日本南下に住んでいるユスリカとは大きく生態を変化させています
普通のユスリカは卵として産み落とされてから20日くらいかけて何回かの脱皮をしてさなぎになって
33:08
2日ほどで成虫になった後はさっきも言った通り数日で寿命を終えて後は子孫に託すというライフサイクルなので
1個体の寿命はだいたい1ヶ月に満たないくらいなんですが
この南極ユスリカは2年間を幼虫の姿で過ごした後で羽化を行って成虫になります
そして成虫になってからの寿命は約10日程度と言われています
成虫の時期が短いというのは普通のユスリカとほぼほぼ一緒なんですが
幼虫の期間が2年と長いんですよね
やっぱり栄養源の少ない南極ということで
羽化や繁殖に必要な栄養を得るのに時間をかけているということなのかもしれません
そしてこの南極ユスリカ独特なのが成虫になっても羽がないんですよね
南極には恐怖が吹き荒れているので仮に羽があっても役に立ちませんし
下手をすると飛ぼうとしたおかげで吹き飛ばされてしまう可能性もありますし
むしろ邪魔になるということで退化させてしまったようです
その他南極の過酷な環境に適応するため色々な特殊能力を持ってまして
南極ユスリカは極度の乾燥によって体の水分の70%までを失っても耐えることができるそうです
人間にはできないことですし南極ユスリカ以外の昆虫でも耐えられないんじゃないかなと思います
あとは海水中で7日間無酸素状態で7日間までは生存することができます
-15度までは凍結状態になっても生きておりさらに酸やアルカリにも強いということで
ものすごくタフなサバイバーなんですね
これくらいじゃないと南極では暮らしていけないということかなと思います
南極ユスリカはこの強靭な体を生かして南極の厳しい環境を生き延び
2年間の幼虫の時期は苔や微生物なんかを餌として育ち
そして羽化として成虫となり10日ほどの後尾繁殖期間の後にその生涯を閉じる
そういう生き物なんですね
この南極ユスリカ 僕は最近まで存在を知らなかったんですが
世界の果てでそんな風に命をつないでいる生き物がいるというのがすごく印象的で
36:00
今回ご紹介させていただきました
ということで北の生き物南の生き物をそれぞれご紹介させていただきました
次回のセミラジオでご紹介する予定の白い生き物も寒い地域に住んでいるということで
ちょっとリンクしたりもしています
よかったらそちらも聞いていただけると嬉しいです
セミラジオではお便りを募集しています
概要欄のフォームやXのハッシュタグセミラジオでご感想いただけると嬉しいです
今日はお便りやお知らせ北極と南極の生き物などについてお話しさせていただきました
ご視聴ありがとうございました
36:49

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