1. 介護がいらなくなるラジオ〜ケアマネの気付き〜
  2. 【雑談】「ガミガミ怒る指導」..
2021-10-01 07:59

【雑談】「ガミガミ怒る指導」は怒られる側も実はラクなんだ。それよりも…

ボブです。

新人教育の中で思ったことをお伝えします。

ガミガミ怒る
→怒られない程度の仕事しかしない
 怒られない方法に意識と時間をかける
 結果、自分の成長はしない

寄り添う
→すぐに効果がでない。指導者がナメられる。
 自分の未熟さを自覚することから始まる
 認めたくないから言い訳をたくさんする
 本人のタイミングで気付きを与える
 自分の成長のために全て意識と時間を費やす

#アドラー心理学 #教育
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f8595f7f04555115da02af2
00:05
どうも、ボブです。
最近、新人教育しながら思うことなんですけど、
ガミガミガミガミ怒って指導するのと、
そっと見守りながら自分で成長していくように導いていくのと、
どっちが簡単か、どっちが楽かといったら、
やっぱり最初のガミガミ言って怒って指導するっていう方が、
やっぱり楽だろうなーって最近思います。
そして、言われる側、新人さんにとっても、
これ意外とガミガミ言われる方が、多分楽だと思うんです。
怒られた方が、その場ピシッと話を聞いてくれたりとかして、
やらないと思って、いろいろ頑張るかもしれないんですけど、
でも、怒られない程度にやればいいか。
こないだここで怒られた。じゃ、怒られないようにこれやろう。
そういう意味では、しっかりやってくれていいかもしれないんですよね。
でも、目を気にするようになるんですよね。
今、これやってて何も言われないかな。
そういうのばっかり意識を向けて、
気づいた時には、本質的な成長をしていないということに
陥るんじゃないかと思うんです。
自分が以前そうでした。
以前、毎日殴られる、蹴られるような職場だったので、
業績が上がらないと、いつも叩かれてました。
そして、業績をよく見せるために一生懸命やってました。
実質、そこまで成績出してないのに、
ちょっと数字的によく見えるような工夫をしたりとか、
そういう方向に走るんですよね。
気づいた時には、何も仕事として成長していない自分が出来上がってしまう。
かたや、常に寄り添いながら怒りもせず、褒めもせず、
自分の成長は自分の責任としてやってもらう。
そうなるとどうでしょうか。
本人は、怒られる時みたいな脅迫的な感情はないとは思います。
ただ、がみがみ言われている時は、
怒っている人のせいにすることができるんですよね。
自分は、がみがみ言われて落ち込んだとか、パワハラだとか、
03:02
いろいろ言うことができます。
そっちにエネルギーを向けることができます。
でもこうなると、自分の成長に全てのエネルギーを注がないといけない状況に落ちるわけですよね。
そうなると、出来ない自分を自分で自覚しないといけない。
出来ないことを目の当たりにしないといけない。
それって意外ときついことなんですよね。
寄り添って指導をしたとしても、
がみがみ言っている時だったら、ガーンと言ってすぐ、
はい、やります、みたいな感じでパッと切り替えてくれますけど、
なかなか寄り添って指導をする場合は、すぐには変わりません。本人がですね。
根気強く時間をかけてやらないといけないんですけど、
その中でたくさんいろんな正当防衛が出てきます。
本人の口からですね、私は年だからなかなか覚えられないんですとか、
それは古いテキストの時に覚えました。
でももう前のことなんで忘れたんですよねとか、
古いテキストの時には覚えてたことですけれど、
新しいテキストは見てませんとかですね、
この間まで覚えてたんですけどねとか、
その一言って何の必要があるのって言いたいことたくさんあるんです。
一生懸命自分を守ろう、守ろうとする。
自分の弱さに向き合えないんですよね。
自分の今の現状をまだできるって思いたいでしょうかね。
なかなか自分の今の現状を受け入れるっていうこと、
そのスタート地点にたどり着くことが難しい。
ただこれはこちらが焦って誘導するものではないので、
タイミングの問題、そったく同時という言葉があります。
これは卵からひながかえる時ですね。
中にいるひなのタイミングでツツツンと殻をつついて、
それと同時に親鳥が外からツツツンって卵をつついて、
その同時にそれをすることでひなが健康に生まれるんですね。
先に親が焦って外からツツツンってつついても、
中がまだ成熟してなかったら死んでしまうんです。
それと同じでですね、今焦ってこちらがいろいろするのではなくて、
本人の気づくタイミングやきっかけをたくさんこちらから伝えていく、
06:05
気づいてもらうためにですね、
なんかこうふとそういった言葉が出てきたときに、
それってなんでっていうのをこう話していく、
攻めるわけじゃなくてですね、
それをずっと今やっていっているところです。
この考え方としてはアドラー心理学にのっとってやってはいるんですけど、
子育ての本にもいろいろ同じようなこと書いてます。
やっぱり大事なことは共通していると思うので、今実践中です。
なので結論としては、ガミガミいう教育もあるかもしれないけれども、
実はそっちの方が教える側も教えられる側も楽なことだったんだと僕は思いました。
そして寄り添いながら時間をかけて自分で成長してもらうという教育は、
これは何が大変かというと、
弱い自分に向き合うということからスタートする。
これがなかなか人間にはできないことなんだ。
いろんな今までの経験やプライド、価値観、いろいろあるので、
それを自分の中で変換していく、そういう作業が必要なんだ。
そのためにはどっしりと教える側は焦らず時間をかけて、
タイミングを見計らいながらやっていかないといけないんだなと、
今、新人教育をしながら思っているところでした。
ではご視聴ありがとうございます。
07:59

コメント

スクロール