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どうも、ボブです。今日は、【親への虐待、娘の劣等感】というお話です。
弊社、虐待防止法においては、疑わしき、でも報告義務があります。
実際に事実はわからないとしても、報告しないといけません。
ケアマネージャーは、地域包括支援センターに、例サービスであざがあった、娘に叩かれたと言っていたら、
これは本当に虐待なのかわからないとしても、報告しないといけないんですね。
本当に虐待じゃなかったとしても、早い段階で対応ができるようになるということで、
対応を普段から何かあったら相談するようにしています。
現在、虐待の疑いということで、地域包括支援センターと一緒に関わっている家族があります。
昨日、本人がずっとデイサービスで泣いていました。娘が本当にひどいの。
以前、叩かれたことがあって、あざもあったんですね。
その後はずっと泣く。娘さんともずっとお話をしながら、
認証のある親なので、イライラすることももちろんたくさんあるんです。
一生懸命介護をしているんです。
たまたま、ちょっとグッと腕をつかんだときにあざができてしまったんですね。
ただ、娘としても気をつけてはいる。そんな状況でした。
ずっと本人が昨日デイサービスで泣いているもんだから、
自宅に行って、本人と二人きりで何があったのとか、どんなことを言われたとか、いろいろ聞きました。
本人のためてあったことをたくさん話してもらった後に、
娘さんへの昔からの本人としての思いをいろいろ話してくれたんですが、
それがちょっと気になったんです。
その介護をしている娘さんというのは次女なんですね。
次女の方。長女も別居で別のところに住んでいます。
今一緒に住んでいる次女は、あの子は昔から頭も良くなくて、成績も悪くて、
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父親に似て乱暴で感触持ちなの。
それに比べて長女は頭も良くて、人からも好かれて優しくて、
今もいろいろ話を相談に乗ってくれるの。
そういうことをずっと言っているんですね。
あの子は仕事をしていると言いながら遊んでいる。悪い男に捕まっているとか言っているんですけど、
よくよくいろいろ娘さんから話を聞くと、一生懸命仕事をしているんです。
もう夜も遅く帰ってきて、ヘトヘトな時にお母さんからそういったこともまた言われているんですよね。
いまだにあんたは長女と比べて出来が悪いじゃないですけどね、
そういったニュアンスのことを今も言っているようなんですよね。
ちょっと認知症もあるものだから、言ったことを忘れたりしています。
果たして虐待事例として、お母さんがかわいそうということで、
どうにかお母さんを助けないといけない、そういった方向で話が進んでいるんですけど、
本当は一緒に同居で住んでいる次女さんを助けないといけないんじゃないかな、そういう気もします。
そして次女さんとお話をいろいろしてもですね、
感触持ち、いろいろ自分は怒ってしまうということも自覚してあります。
しかも優しい気持ちをとっても持っているんですね。
なんとかお母さんと一緒に過ごしていきたい、できることはやっている。
その中でいまだにお母さんから事情は出来が悪いとか、
そんなことを言われるとですね、いっぱいいっぱいになっちゃう。
そういう気持ちもやっぱり抑えきれなくなってですね、
叩く、そういったことに繋がってしまうな。
じゃあ、今のままだと虐待事例と捉えられて、
この二人は引き離す、施設にお母さん行くとかですね、
この娘さんをどうにかしないとっていうような話になりがちなんですけれども、
もしこの認知症のお母さんが娘に優しい言葉かけをしたらどうなるでしょうか?
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認知症だからわからない。本当にそうなのか?
お母さんにですね、娘さん一生懸命お母さんのこと気にかけてますよ。
お母さんとなんとか一緒に過ごしたいって、施設なんか入れたくない。
そんな風に言ってましたよ。
もうちょっとお母さんも娘さんにご飯作ってくれてありがとうね、洗濯掃除してくれてありがとうね、そういうこと言ってますか?
言ってない。あの子にはもっと厳しくせないか。
まあ、でも今まで自宅で生活できてきたのもやっぱり娘さんがおったからことですよ。
感謝してありがとう、ありがとうって言葉かけていきましょうよ。
ずっとそういった話をしてました。娘さんの優しいところをたくさん本人に話しました。
本人も徐々に徐々にですね、まあ私も親だからって言ってましたね。
親だから娘に少しはそういったことを言ってやらないかんね。
今まで長女と比べてばっかりでいたからあの子もこういう風にひねくれてしまったのかねってそういう表現をしましたけどね。
そういう風に言ってました。
子供の頃に兄弟で比べられてお姉ちゃんの方が全部自分よりも上で劣等感をずっと持ちながら今まで生活してきた。
とっても辛いことだったんじゃないかなと。
もしかしたら親への虐待という事例で今なっていたとしても今まで長い年月この次女さんが親に虐待されてた。
そういう風に捉えることもできるんじゃないかなと。
言葉の虐待、精神的な虐待ですよね。
暴力じゃないんです。
それが次女さんを暴力への虐待、言葉の虐待に今つなげてしまってるんじゃないかなと。
実はもっと長い年月お母さんたちからの虐待があってたんじゃないかなと。
そういう捉え方をしたらもうちょっと次女さんを大事にすることも大事かなと。
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認知症のお母さんにも考えてもらうことが大事じゃないかと思います。
どんなに認知症だとしても親は親ですもんね。
そして考える力がちゃんとあります。
家族関係の再構築をどうにかできないかな。
一、一ケアマネージャー。ただの赤の他人です。
赤の他人ですけれどもこの家族このままだと施設にこのままお母さんが行くとしたら
関係はこのまま変わらないままになるかもしれない。
その前に何かできることないかなと思うんですよね。
もしずっと長い年月父さん苦しんできたのであれば
今どうにかお母さんの言葉かけ変わるだけでも違ってくるかもしれない。
なのでお母さんへのアプローチを変えてみているところです。
お母さんに娘さんに今日ありがとうって言いました。
今日わざわざ仕事前に起きて準備してくれてありがとうって言いましょうね。
娘さんのためにそうしましょう。
基本活用支援センターの一緒に関わっている方は認知症があるからですねって言うんです。
いやいやわからないじゃないですか。
本当はこのお母さんと父女さんが仲良くなってくれたら
虐待なんてなくお家でそのまま施設行くこともなく過ごすことができるはずです。
父女さんのいいところをたくさんお母さんにももう一度知ってもらって
旗から見たら娘さんこんなに優しくていい人なんですよ。
それをたくさん本人にも知ってもらって
家族関係をもう一度取り戻して
いい最後を迎えられるように
みんな関わっていけたらいいなと思っているところです。
今日は虐待事例と劣等感についてのお話でした。
ご視聴ありがとうございます。
これからどうなっていくか何かあればまた放送したいと思います。
今日の話は個人情報とかの兼ね合いもあるので
話はところどころ変えています。
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たぶん聞いても本人と特定できないような内容になっています。
長女次女とかそこら辺もいじくって架空の話と思って聞いてください。
ご視聴ありがとうございました。