だからこのセントラルドグマみたいなのがスタートしたのはまだちょっとよくわかんない。
だけどこれって3つとも有機物ではあるね。
この有機物っていうのがいろいろできてきたりしたのはいつかとかって、
いろいろ研究されてたり、
あとは最近DNAとかRNAの成分が隕石から見つかりましたとかニュースにもなってましたけど。
外から来た隕石?
そう。
その隕石にRNAの成分となるものがあったっていう、
その成分ってどれぐらいのもの?
拡散塩基ってやつかな。
拡散塩基があったの?
そうそう。RNAって糖と拡散塩基と磷酸でできますけど、
この拡散塩基ってやつ。
が隕石にあんの?
一応検出されましたみたいな。
宇宙から来た隕石に?
そうそう。
びっくりだね。
成分としてはありましたよ。
だからといって地球の生命が宇宙から来たぞみたいなことにはならないんだけどまだ。
最近の研究は結構ちゃんと隕石からわかったっていうんだけど、
ちょっと前の研究とかだと隕石の調べてる過程でコンタミしたんじゃないの?みたいな。
記事もどっかの論文で読んだことあって。
でもそういう発見が最近でもどんどん出てきてるという状況なんですね。
で、この中で一番研究されてるのって、今RNAとかの隕石の話しましたけど、
一番研究されてるのはこれタンパク質なんですよね、実は。
タンパク質、アミノ酸からできてるって言いましたけど、
そのアミノ酸が最初にできたのはいつなんだろうっていう議論が結構一番されてるかなと思ってて。
これは前回のそのビッグバンして地球ができたみたいな、その後ぐらいの時期の話なんですけど。
結構最近?
最近じゃない、その後じゃない、その後だから結構昔ってことか。
そう、46億年前に地球ができて、その後の話ですよね。
これ説としては、さっきも言ったけど、宇宙から来た説と地球でできた説ってあるアミノ酸って。
で、宇宙から来た説は、そもそもこの地球にいろんな原子がやってくるみたいなイベントってあって、
例えばH2O、水とかって、これも水星が降ってきて、そこから水やってきたんじゃないか仮説とかあって。
結構面白いんだけど。
確かに、なんか水がある星ってあんまりないもんね。
あんまりっていうか、いや、知らんけどさ、ほとんどないじゃん。
だから、水当たり前で初めからあったのかと思ってたけど、実はそうじゃないかもしれないのか。
そうそうそうそう。で、水が液体で存在してるっていうのがすごい重要なんだけど、宇宙でH2O自体はできたりするわけじゃん。
どこかしらで核融合とか起きて、H2O1個漁ってるっていうのは。
で、それって大体が太陽みたいな恒星みたいからすごい離れると氷として存在してるみたいな状況なんですよ。
だから、木星とかそれより離れた場所ぐらいで、すごい氷自体は昔あって太陽が誕生したぐらいの時期に。
それはできない、できてないけど。
実験でやるのに最大の電圧が6万ボルトだったか。
で、実際にそうやってやるとアミノ酸って定義自体はCO2Hってカルボン酸とNH2っていうアミンがくっついてるやつだけど、
そういう構造みたいのは無理やりやったらなんかできるっぽいけど、実際昔にちょっと予測されてる素性とはちょっとやっぱ違うみたいな感じだったらしくて。
だから必ずしもこれが正解っていうわけではないけど、そういう可能性もあるよねっていう話。
これ昔の地球再現しようっていうのはめっちゃ面白い実験だなと思って。
だから今雷だったけどそれが別に火山の中とかでもいいわけじゃないですか。
そうだね。
アモニアとか水素とか炭素とかはもうもともと宇宙にそこら辺にある材料。
だから材料自体はあったっていう状態で、あとはそこから何がきっかけだったんだろうねっていう研究が今でもされてるっていう感じですね。
面白いね。アミノ酸が雷とかでできたっぽいっていうのは分かったんだけど、そこからどうやってRNAできるの?
アミノ酸そうだけど、だからRNAとかも地球上とかあるいは宇宙上とかで、そういう化学反応みたいなのがもうランダムでいっぱい起きてるわけじゃん。
なるほどね。
そういう過程の中で、どっかで偶然できたっていうことだと思う。
なるほど、なるほど。
奇跡の連続ですよね、これ。
そうだね。
材料ができるっていうのも奇跡だし、それが単細胞生物みたいな一番最初の生き物になるっていうのもまた奇跡だし、これもまじでよく分かってない、まだ。
だからこれを聞いてる人がもしかしたらね、その研究をやって発見するかもしれないし。
そういう単細胞生物が最初はだからすごいシンプルな形だったと思うよ。
一番初めのってさ、RNAワールド仮説が正しいとしたら、もうRNAだけがいいのかな?RNAと膜だけがいいのかな?
そうだね、だからRNAワールド仮説がもし本当に正しいんだったら、一番最初はそのRNAだけでできてる生き物っぽいやつがいたんじゃないかなとか。
それがさ、また何かの表紙でさ、今のセントラルドグモの形になってるっていうことだから。
なってるか別で生まれてきたかはちょっと分かんないけど。
どの仮説が正しいか分かんないもんね。
うんうん。
当時、今ってさ、だから細胞って、最初呼吸っていう話もあったけど、酸素、昔全然なくって、地球には。
だからこの一番最初のさ、すっごいシンプルな細胞が、例えばこれ突然変異してシアノバクテリアとか卵巣とか言われるやつになるんだけど、
そいつが高剛性めっちゃして、で、二酸化炭素と水分解して酸素作るってやつで、ちょっとずつ地球の酸素の濃度が上がってきてみたいなのが起きたり。
はいはい。
その酸素が大気圏の方、上の方に上がっていったらさ、オゾンになるんだけど、太陽こうぶつかって。
で、そのオゾン層ができたら、紫外線からさ、地球を守ってくれたりするわけじゃん。
なるほどね。そっか。じゃあ、生命が誕生する方が、酸素がいっぱいになるよりも先だったんだ。
右と左っていう言い方はしないんだけど、L対D対っていうアミノ酸の場合言い方するんだけど、
その右手と左手型あったら今自分たちの生物にあるのってほぼほぼ全部左手型。
それが選択されてるのもまた不思議じゃん。
逆でもいいわけで。
それもさ、たぶん偶然なんだろうけど。
そうだね、不思議だね、不思議なことだけどな。
セントラルドグマ以外のシステムどころかこの、例えば今左手型けど右手型みたいな生物もさ、別にまだ作れてもないしさ。
全部さ、右左変えちゃったら成り立ちそうなのにね。
でもね、実際そういうのを作ろうとしてる人いるんだよ。
それが合成生物学っていう分野だけど。
逆の手型のDNAとRNAとタンパク質全部揃えて、逆セントラル、逆って言ったやつじゃない。
反転セントラルドグマ作ろうぜみたいな。
面白い。
確かね、転写とかはできてるはずだな。
すげえって感じだけど。
でもさ、そういう生物って生まれてもさ、逆向きの食べ物を食べてもさ、たぶん体に取り込まれなかったりするから生きていけないと思うね。
一度左手型がもう主流になっちゃったらもう右手型はあんまり生きていけないか。
じゃないかな。
だってこれ別に人間だけじゃなくて、もうあらゆる食べ物とかもさ、そういう感じだから。
そうだね。
こういう話考えるのめっちゃ面白いんだよな、やっぱ。
それにさ、そもそも今私たちが考えてる生物の定義はさっき言った3つの定義だけどさ、
もしも別の材料でできてる生物っぽい、物じゃないような自分の意思で動くようなのがいたら、
それって別に今の生物の定義の3つである必要もなかったりするかもしれないじゃん。
そうだね。
全く今私たちは生物以外って考えてるけど、それ以外にもちょっと生物っぽいけど生物じゃないものみたいなのも、
もしかしたら地球、地球じゃない、宇宙にあったりしたら面白いよね。
あったりするかもしれないよね。
うん。
完全に地球の環境と隔離されてる状況でだったらね、それは面白いよな。
だけど考え方によってはさ、何十億年?138億年経ってるけど、宇宙できてから。
それだけの期間あって選抜されて、選抜されてみたいな。
もしかしたらその過程でさ、ちょっと生物っぽいやつが生まれてたりしたかもしれないじゃん。
あー、そうね。
だけど結果的に最後まで残ったのが今のシステムって考えるともうできないかもなとか。
そういう考え方もできる?
それか、今もしかしたら私たちは今の私たちの生物しかいないって思ってるけど、
実は自分たちが認識できてないような6次元とかに生物はすでにいて、気づいてないだけとかないかな。
高次元の存在みたいな。