-
-
スピーカー 1
で、特に僕は梱包が気になる。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかすごいさ、電池1個買ったらでかい段ボールで来たりしますけど。
うんうん。
っていう人いるんじゃないかな、経験ある人。
スピーカー 2
いや、みんなあるんじゃないですか。なんか箱大きいと思ってさ、ワクワクして開けたらさ、なんか8割ぐらい干渉剤だったみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。ああいうのもなんか見てて、これ文字なんとかならないのかなとか、梱包自体がちょっと気になってきたよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
どうやってこの今の梱包のスタイルにたどり着いたんだみたいな。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
素材とかさ、今段ボールがメインですけど、昔って木箱だったりしたわけよね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
そこから段ボール発明されてみたいな話とかも結構面白いなと思って。
そうかそうか。
そう。干渉剤のプチプチとかもね。
うんうん。
あれ偶然見つかったんで。
うん。
どうやって見つかったのかなとか。そういうね、梱包の話いろいろ面白いんで、今回そういう2024年問題と梱包をちょっと話してみたいなと。
はい。
そしてなんでこの話をするのかというと、今年も相変わらずというか、科学系ポッドキャストの日。
おー。
今回ホストは奏でる細胞っていう番組なんですけど、テーマは予言。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
予言っていうとなんかね、ちょっとスピリチュアル感あるけど。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあそれにちなんで2024年起こるだろう問題というか、まあもう起こると言われている問題の。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ことと、まあこんな解決法もしかしたらあるかもねっていう予言をしてみようみたいな。
スピーカー 2
うんうんうんうんうん。
スピーカー 1
まあそういう話かなっていう。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
じゃあ最初に、とりあえず2024年問題とはっていうのはもうちょっとちゃんと言っとくと。
うん。
これに関してはもう全然サイエントっぽくないんだけど。
スピーカー 2
社会問題だよね。
スピーカー 1
社会問題です。
うんうんうん。
まああの知っといて損ないよみたいな話ですけど。
うんうんうん。
まあこれ働き方改革って言われて久しいですけども。
うんうんうん。
最近ね。
うん。
これもう2019年の4月から大企業とかは、まあもう働き方改革として時間外労働上限作りましょうみたいな。
うんうんうん。
残業のマックスね、作りましょうとかやってますけど、それがまあトラックドライバーとか、まああとお医者さんとかはいきなりそれやっちゃうと回らなくなっちゃうから、5年間延期しましょうっていう。
うんうんうんうん。
で、それが始まって、この5年延期された後がことで。
うんうんうん。
あとが今年2024年の4月。
4月か。
スピーカー 2
うん。
じゃああんま時間ないね、もう。
スピーカー 1
そうなんですよ。もう結構すぐ来ますね。
スピーカー 2
え、じゃあその2019年からの5年間で、なんかちゃんと対策とかしてたの?
スピーカー 1
んとね、さっきの再配達減らそうみたいなやつも、その対策の一つだと思うんだよね。
ああ。
業務効率化しましょうとか。
スピーカー 2
じゃあ一応いろいろやられてきたわけか。
スピーカー 1
やられてはいる。
うんうんうん。
でもそれでも、
うん。
2022年とかに取ったアンケートだと。
うん。
これトラックドライバーだけど、高速時間が年で3300時間っていうのが上限になると。
うん。
今後ね。
うん。
だけど、現時点でそれもうオーバーしちゃってるよねっていうのが、全体の20%くらいはまだいる。
スピーカー 2
ああ、2022年の段階で?
スピーカー 1
段階で、そう。
うんうんうんうん。
まあだから、5分の1くらいは、このままいっちゃうと、足りなくなっちゃう、労働時間が。
スピーカー 2
うん。
うん。
まあでも、もしかしたら2022年から、その2024年の4月まで。
うん。
2024年の4月までの間に、さらに対策立てられてるかもしんないよね。
スピーカー 1
うん、かもしんないね。
うん。
まあでも、現状大丈夫ですっていう状況ではないみたいなね。
なるほどね。
トラックドライバーの数とかもそうだし。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
っていうのがまず、これ2024年問題としてあると。
うん。
で、まあもちろん、解決策として、そのドライバー確保するために給料を上げましょうとか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあさっき言った、なんとか効率化しましょう。例えば、そのシフトとかの管理とかをもっとデジタル化しましょうとか。
スピーカー 2
ああ。
なんかやるとかあるよね、なんか。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
どこに配達してみたいな、回り方とかね。
スピーカー 1
うんうん。とか、まああと、わかりやすいのは宅配ボックス増やしましょうとか。
スピーカー 2
ああ。確かに確かに。
スピーカー 1
そしたら再配達減るし、ちょっと業務が減るわけですよ。まあっていうのはやられてきてはいるんだけど、まあもっともっと必要だよねっていうのが、もう今の段階。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあざっくりこんな感じですね、2024年問題は。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
で、まあこれをテクノロジーで解決しようみたいな人は、もちろん。
もちろんいっぱいいて、さっきのAIとかもそうだし。
うん。
まあもうちょっと長い目で見ると、自動運転とかが普及したら、そもそもドライバーいらなくなったりするかもしれないんで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これはね、実証実験やられてる地域もあったりするみたいですけど。
スピーカー 2
でもさ、なんか運ぶところまでは想像できるけど、そこからなんか必要なものを取り出して、で、玄関の先まで持ってきて、で、受け渡ししてみたいなさ、そういうところも無人ってできるわけ?
スピーカー 1
ああ。
で、実証実験のやつは、たぶん玄関前まで来て、たぶんあの通知が来て、で、自分でそこから取り出すっていう感じ。
スピーカー 2
へえ。
ああ、なるほどね。
あ、じゃあさ、それはさ、一軒家だったら結構いいかもしれないけどさ、マンションの10階に住んでる人とかはさ、いちいち下まで降りていかなきゃいけないから。
スピーカー 1
ああ、そうだね。それは大変かもしれん。
スピーカー 2
それはちょっと大変だね。
うん。
うーん。まあでも、一軒家だけだったとしても、無人になったらだいぶ効率化するね。
スピーカー 1
そう。
っていうのは、いろいろやられつつ。
うん。
だから僕が気になったのは、そもそも最初に言った、そう、段ボールめっちゃでかいので入ってるとか。
うん。
そういうのがあっただけでさ、トラックに乗せれる上限もさ、ひっ迫しちゃったりして。
スピーカー 2
そうだね。いっぱい乗せられないね。
スピーカー 1
そうそうそう。いくらルートを効率化しても限界あるみたいな。
うんうんうん。
だから、梱包がちょっと気になったよ。
うんうん。
で、調べてみたんですけど、梱包がね、奥が深いんですよ。
おお。
っていうのもさ、紙とかで輸送されてること増えたような気がしてて。
たぶん。
で、配管、緩衝材とかで。なんかでっかいもの買ったときに、
うん。
発泡ステロールみちみちっていうのも、まあなくはないけど、なんか紙でできてるやつ多い気がしてて。
スピーカー 2
そうだね。紙とか、なんか空気入れたビニールみたいな。
スピーカー 1
あ、そうそうそう。
うん。
みたいな、まあ変化は起きてると思うんですよね。僕らが生きてるくらいの単位でも。
スピーカー 2
うん。発泡ステロールでも、なんかさ、あの外側のイメージだけどね、緩衝材っていうイメージじゃないけど。
スピーカー 1
外側?
スピーカー 2
うん。
外側の代わりみたいな、その。
スピーカー 1
あー、そういうのもある。
箱?
スピーカー 2
発泡ステロールが緩衝材になってたっけ?昔。
スピーカー 1
で、歴史的にそもそも発泡ステロールみたいな合成樹脂が使われたものが、すごい普及したりして。
で、結局今段ボールが結構リサイクルもしやすくて、加工もしやすくてっていうので、結構使われてる率としては高くなってきてるっていう感じではあるんだけど。
スピーカー 2
組み合わせなんだけどね。
だから、初めは段ボールが多くて、その後発泡ステロールとかが多くなって、また段ボールみたいな感じ?
スピーカー 1
段ボールはね、できたのは古いんだけど。
うんうん。
一時期は、それこそ1900年代の半ばとかは、そういう合成樹脂がいっぱいジャンジャン作れるみたいな。で、プラスチックもバンバン使って。
うん。
緩衝材とかも。
うん。
使いまくって守りましょうっていうのが結構主流になってたんだけど。
スピーカー 2
うんうんうん。なんかそんなイメージあるわ。
スピーカー 1
そうそうそう。
で、今は、そこから始まって。
今は、そこから環境問題とかの話が出てきたじゃないですか、どんどん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、段ボールに移行してきてるというか、そこから。
スピーカー 2
うんうんうん。なんかさ、めっちゃ段ボールあるよね。家に。
スピーカー 1
めっちゃあるね。
スピーカー 2
っていうことは、めちゃくちゃ使うってことだよね。
スピーカー 1
めっちゃ使ってる。
うんうんうん。
で、それぞれね、どうやって作られたのっていう話もチラッとしたいんだけど。
うん。
これまず発泡ステロールって、ステロールってなんすかっていう。
スピーカー 2
なんだっけ?何?ステロールって。
うん。
スピーカー 1
ステロールは、スチレンっていうものの別名。
うん。
これ化学物質の名前ですね。
うんうん。
ポリスチレンっていう。
言ったら鉱分子とかも言うんだけど、ポリマーっていうね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
同じ構造がバーって続いてるような化学構造を持ってて。
スピーカー 2
スチレンってどういう構造なんですか?
スピーカー 1
スチレンは、これどうやって口で説明したらいいかな。
ほんとね、ベンゼン管にエチレンがくっついてるみたいな構造なんだけど、それがずっと続いてるみたいな。
うんうん。
で、身近なものだと、カップ麺の容器とか。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
あとは、肉買った時のトレーとか。
スピーカー 2
ああ。
スピーカー 1
ああいうのはポリスチレンですね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、これが言ったら合成樹脂みたいなやつの、結構初期からずっと研究されてるもので。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
こういうものができるきっかけになったのは、シュタウディンガーっていう科学者がいるんですけど、この人超有名な人で。
うん。
1953年にノーベル科学賞もとってるんだけど。
うん。
この人がポリマーの研究とかをやって、ノーベル賞取ったっていう人で。
うん。
1930年ぐらいから、こうポリスチレンっていうのの合成法はもう確立されて、
うん。
バンバン使われてたと。
スピーカー 2
うーん。
ちなみにさ、発泡だから、なんかさ、作る過程でさ、めっちゃ泡がブクブクブクってなって発泡スチロールになるの。
スピーカー 1
そう。これ作り方的なとこだよね。
うん。
発泡剤みたいなのは入れてるんですよ。
これ、ブタンとかペンタンみたいな、まあガス。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
みたいなのを入れると、それが気化して泡になると。
スピーカー 2
あ、じゃあさ、ポリスチレンとさ、発泡スチロールまた違うの?
スピーカー 1
発泡スチロールの材料がポリスチレンって感じ。
スピーカー 2
で、ポリスチレンになんか発泡する材みたいな、混ぜたら発泡スチロールになるの?
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、作り方は、なんか水に、さっき言ったスチレンをちょっと混ぜて、ぐるぐるかき混ぜると。
うん。
そしたら、まあ油の粒みたいになるわけよね。
うん。
スピーカー 2
浮いてくんのかな?油の粒。
スピーカー 1
いや、めっちゃ客観してるから、水中で油の粒がぐるぐる回ってるみたいな状態。
うん。
で、そこに発泡剤を入れると。
うん。
すると、まあそのスチレンのところに発泡剤が入って、それが空気になって膨らむと。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、スチレンが重合する、まあいっぱいスチレンがずらっとくっつく反応が起きて、
うん。
その状態で固まるわけよね。
うん。
膨らんだ状態で。
で、発泡スチロールって98%ぐらいは空気。
スピーカー 2
え、なんの空気が出てくるの?
スピーカー 1
え、ブタンとか。
ブタン。
ガスか。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。
スピーカー 1
で、そこでちょっと膨らんだやつができるの。
スピーカー 1
うん。
で、なんつーの、まあ穴ぼこがいっぱいあるみたいなやつ。
うん。
で、そこからさらに、今度蒸気を当てて、さらに膨らませるっていう、これ予備発泡と呼ばれるんだけど。
うーん。
二段階あるんだよね。
スピーカー 2
ふんふんふん。なんかパンみたいなね、一次発酵と二次発酵みたいな。
スピーカー 1
まあ確かに。
うん。
そんな感じかもしれん。
うん。
で、膨らんだらでっかいつぶつぶがいっぱいできてくると。
うん。
そのつぶつぶを型に入れて、で、さらにもう一回蒸気を当てると、そのつぶつぶ同士がちょっとくっついて、その形の発泡スチロールになるっていう感じ。
うーん。
スピーカー 2
え、でさ、発泡スチロール出来上がった時にはもうそういうガス抜けてるよね。
スピーカー 1
まあまあ空気はでも含んでますよ、形として。まあ網々構造があるんで。
スピーカー 2
あー、じゃあ発泡スチロールの中にそのブタンとかそういうガスが今でも閉じ込まってるってこと?
うん。
閉じ込まってる?閉じ込められてる?
スピーカー 1
あ、それは抜けてるかな。
スピーカー 2
それは抜けてるけど、あのそのブタンがいたところに空気がいるっていう感じ。
スピーカー 1
そうそうそう。
うーん。
発泡剤は液体として入って、で、まあ熱が加わるとそれが気化して、空気になって、ブクブクって泡になるんで、まあそこで抜けてってるけど穴はできるみたいな感じ。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
で、わかるかな。
うん。
まあっていう感じで作られてる発泡スチロールなんですけど、まあ98%空気とはいえ、まあこのポリスチロールの中に含まれてる。
まあこのポリスチレンっていうやつは、環境に置いといても別に分解しない。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんか問題あるわけですよね。プラスチックの問題としてありますけど。
うんうんうん。
なんていうの。言うたらゴミとしてもうどうしようもなくなっちゃうというか。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
っていうので、こういうポリマーみたいなやつは、最近はもうちょっと違うもので置き換えませんかとか、もっと体積あたりの空気を増やすような工夫をして、ゴミの量を減らしましょう。
うんうんうん。
なんで、流れとしてはこれが使われた後に、
うんうんうんうん。
プチプチができるの。
スピーカー 2
うんうん。プチプチはいつ頃できるの。
スピーカー 1
これプチプチは1957年ぐらいに。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあちょっと後にできてるんですけど。
スピーカー 2
プチプチ自体はさ、構成するのはビニールみたいな感じじゃん。
うんうんうん。
だからそれ自体は環境によるけど、空気の割合が多いからよりちょっとエコだよねっていうこと。
スピーカー 1
そうそうそう。っていうのもあるし、あとは干渉効果もプチプチの方が大きい。
スピーカー 2
あー確かに。
うん、あのー。
スピーカー 1
ふわふわだもんね。
そう。言っても発泡スチロールって固体じゃん。
うん。
スピーカー 2
固体だから、衝撃が来たときにそのまま伝えちゃうけど、空気だとなかなか伝わりにくいと、衝撃が。
スピーカー 1
うんうんうん。
だから干渉効果も高いんで、プチプチの方がどんどん人気になるんですけど、これって作ろうと思ってできたわけじゃないというか。
ほう。たまたまできたの?
スピーカー 2
これたまたまできてるんですけど、
うん。
スピーカー 1
ほんとね、もともとあの、
うん。
もともとあの、ホテルとかにさ、シャワーカーテンついてたりするじゃないですか。
うんうん。
あれを2枚貼り合わせて、新しい壁紙を作ろうとした人がいたっていうのがまずあって。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
ちょっと特殊なんだけど、壁紙を作ろうとしてたのよ、もともと。
うんうん。
だけど、シャワーカーテン合わせたときに、ちょっと気泡が入っちゃったと。
うん。
だから、結果として壁紙としては失敗してる。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だけど、これなんか気泡入ってるやつ使えないから。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
開発者の人がね。
で、その無理くり考えたのが、これでなんか断熱性があるような、
うん。
ものなんじゃないっていうのを最初に言ってて、
言ったら、温室用の断熱シートみたいな。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
のになるっていうのは、が、そのプチプチの始まりだったらしい。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
空気を含んでるから、熱遮断するっていうので、
スピーカー 2
あー、空気の層ができて?
スピーカー 1
そう。
うーん。
で、これバブルラップっていう名前が付けられて、会社までできたんだけど、
でもね、まあまあ、いまいちだったらしいんよ、効果としては。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
その、できるっていうので特許とかも出したんだけど。
うん。
で、じゃあどうしようってなるわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
っていうときに、これ干渉剤になるんじゃねっていうのを思いついたのね、その会社の人が。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、これ流行った理由が、これ当時、IBMっていうコンピューター会社、有名ですけど、
で、そのIBMがパソコンを作って、このパソコンを輸送したいってなったときに、いい干渉剤を探してたと。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
っていうときに、このバブルラップってやつが目に入って、これだったらコンピューター輸送しても壊れないんじゃねってなって、採用されて、そこからブームになったんだよ。
スピーカー 2
うーん、そうなんだ。
うん。
しかもさ、あの、ぶちぶち楽しいよね。
スピーカー 1
楽しい。
スピーカー 2
潰すの。
うん。
干渉剤としての能力も高いし。
うんうん。
子供たちが喜ぶ。
スピーカー 1
そう、なんかね、これ会社引き継いでる、今の社長なのかな、がいるんだけど、なんか僕が一番世の中で最初にプチプチで遊んだ子供だって言ってる。
スピーカー 2
やばそうだろうね。
スピーカー 1
そう、お父さんの会社でプチプチ潰して遊んでたって言ってる。
スピーカー 2
いや、プチプチで遊んだことない子供っていないんじゃない?
スピーカー 1
いないかもね。
スピーカー 2
現代っ子で。
スピーカー 1
確かにね。めっちゃ潰してたわ。
スピーカー 2
うんうんうん。
だからさ、プチプチをさ、こう、あの、絞ってさ、プチプチプチプチってやるの楽しくない?
スピーカー 1
いや、わかる。めっちゃやってたわ。
だから今でもやるわ、あったら。
スピーカー 2
あったらやる。
スピーカー 1
あったらやる。
潰し尽くしたくなるよね。
うん。
ま、あれ多分世界共通なんだろうね、こうやって言ってるってことは。
スピーカー 2
いや、まあ、そりゃそうだよね。もう、本能的に潰したくなるもん。
スピーカー 1
うん。
あ、ちなみに、
うん。
昔のテレビ番組で、2歳児の子供に何も言わずにプチプチ渡したら、何も教えない。
スピーカー 2
だから、何も教えてないのに潰し始めたっていうのがあって。
本能なんじゃない?
やっぱり本能だ。
っていうのと、あと、チンパンジーも熱中するらしい。
本能だ。
本能だ。
なんでなんだろう?不思議じゃない?それ考えると。
スピーカー 1
いや、やっぱ気持ちいいんじゃない?潰れる感覚は。
スピーカー 2
いや、気持ちいいのはわかるけどさ、感覚的に。それを、なんで本能なんだろう?本能っていうか、なんで潰したくなるんだろう?
スピーカー 1
わかんない。破壊衝動みたいなのあるんじゃないか?生物の。
スピーカー 2
楽しいから。
なんか、遊んだりするんじゃない?動物でもさ。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
そういう感じ?遊びたくなる?
スピーカー 1
じゃない?快感があるんじゃない?なんか。
スピーカー 2
快感あるよね。
スピーカー 1
ある。
スピーカー 2
なんか、ちょっと潰したくなってきたわ。プチプチないかな。
スピーカー 1
なんか、鳥とかもやったりするとかあるかな?わかんないけど。
スピーカー 2
あー、そう。なんか、カラスとかプチプチしてそう。
スピーカー 1
そう。あってもおかしくないよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あと、これプチプチって一応商標なんだよね。
へー。
同じものだよ。もともとだから、さっき言ったバブルラップっていうのが、
うん。
アメリカで生まれた時の正式名称。なんだけど、まあまあ日本に持ち込まれた時に、
うん。
プチプチっていう商品として作った会社とか、
うん。
まあ、エアパッキンとかエアクッションとか、
うん。
エアマットとか、いろんな名前はついてるけど、
うーん。
まあ、バブルラップが一番正式な名前らしい。
スピーカー 2
へー。じゃあ、プチプチっていう名前じゃないプチプチもあるわけ?
スピーカー 1
そう。
うーん。
スピーカー 2
なるほどね。プチプチだと思った。
まあ。
一般名かと思ったね。
スピーカー 1
一般名かと思った、俺も。
うん。
まあ、ほぼプチプチで浸透してると思うけどね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ていうか、そもそもプチプチができる前に、ちっちゃい会社が梱包する時に使ってたのって、新聞紙が結構多かったらしくて。
スピーカー 2
うーん。でも、新聞紙も今もたまにあるよね。新聞紙っていうか紙、さっき言ってたみたいに。
スピーカー 1
うん。まあ、でもね、当時は新聞紙使っちゃうと、インクついてるから、製品汚れちゃうとか普通にやったらしい。
あー。
まあ、でも、プチプチだとそういうことは起きないですっていう。
そうだね。
まあ、そんなの無理だったみたいだね。
うん。
で、まあ、プチプチはだからめちゃくちゃ普及するわけですよ。
うん。
まあ、戦後とかにね。
うん。
でも、これが今の過剰放送を生んでるっていうのもあって。
うん。
要は、スペースをめっちゃ食うと。
うんうんうん。
だから、どんどんどんどんプチプチを入れるから、サイズが大きくなっちゃう。
うんうんうん。
で、輸送費は上がるっていう。
うんうんうん。
で、今の問題に直面していくっていう感じだよね。
なるほどね。
スピーカー 2
うん。
じゃあ、コンパクトなプチプチが、
うん。
欲しいですね。
スピーカー 1
そうね。
うん。
でも、コンパクトなプチプチってどういうこと?
スピーカー 2
今は、結構容量食うプチプチだけど。
うん。
なんか、薄くても干渉効果があるような干渉剤。
スピーカー 1
ああ、そうだね。
うん。
まあ、でもそれがあって、髪に行き着いたのかもしんない。現代で。
うん。
結局、髪でクシャクシャってした髪が最強じゃねえみたいな。
うんうんうんうんうん。
本当に原点回帰してるというか。
スピーカー 2
でも、髪でもさ、結構ね。
髪でもさ、結構スペース必要じゃない。干渉効果狙おうと思ったらさ。
薄い1枚入るスペースとかあったら無理じゃん。
スピーカー 1
ああ、でもね。多分、どうなんだろう。
プチプチだと、そのサイズを合わせるとかが必要になってくるのかな。
うん。
空気が入ってる場所のサイズを合わせないといけないね、多分。
ああ、確かに確かに。
っていうのが、髪だといらないみたいな話はある。
ああ。
スピーカー 2
勝手にスペース埋めてくれるみたいな。
自由にね、スペース、形変えられるもんね。
スピーカー 1
そうそうそう。
まあ、なんで結局今、ダンボールでさらに髪を使うみたいなのが最強なんじゃないっていう結論に落ち着きつつあるんだけど。
うーん。
これ、ダンボールの使われ始めたのもまあ、面白いっちゃ面白くて。
発祥は一番古いよね。1856年にイギリスでできてんだけど。
うーん、結構昔だね。
これもね、さっきのプチプチ壁紙入れしたっていうのと一緒で、そもそも全然輸送目的じゃなくて。
うん。
あの、イギリスって紳士はさ、シルクハットかぶってる。
うん。
あれって、めっちゃ蒸れるんだよね。
ふんふんふん。
頭の上が。だから、紙をなみなみに折って、シルクハットの内側に貼り付けたら、蒸れないっていうのが、ダンボールの構造の最初らしい。
へぇー。
スピーカー 2
全然ちゃう。
そもそも、ダンボールって、なんか、あの、紙と紙の間に、なんかさらに紙で、なんか、くねくねくねくねしたやつを挟み込んでるみたいな構造だよね。
そうそうそう。
スピーカー 1
あれを、シルクハットでね。
スピーカー 2
うん。
シルクハットの中にあった。じゃあ、中のくねくねしてる紙を入れてたってこと?シルクハットの中に。
スピーカー 1
あ、そうそうそう。くねくねして、というか、まあ、その時は両面挟んでるわけじゃなくて、ただくねくねしてる厚紙を貼り付けてたみたいな。
スピーカー 2
じゃあ、ダンボールの中の厚紙を貼り付けてたってこと?
そうそうそうそう。
貼り付けてたってか、入れてた。
スピーカー 1
入れてて、したらちょっとふわっとするから、空気が通るっていう。
ふんふん。
っていうのが最初にあって、で、その後の時代で、あ、これ干渉効果があるわって。
うん。
ってなって、ダンボールとして使われるようになってくんだけど。
ふーん。
スピーカー 1
箱の大きさによってその入れる量とか変えなきゃいけないけど。
スピーカー 2
そうだね。頭使いそうだね。
スピーカー 1
そう。だけど紙だともうティッシュみたいにシャッて出して、それをボンボン入れていくと。
スピーカー 2
ふーん。あ、じゃあなんかその1枚の紙がもうすでにひだひだなの?
そう。
あー、なるほどね。
スピーカー 1
だからティッシュみたいな感じでひだひだの紙が取り出せるみたいな感じ。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
で、それをどんどんどんどん箱の中に入れていったら、それだけで干渉剤になりますっていう商品が出てたりとか。
あとは、段ボールとプラスチックの薄いフィルムを組み合わせたっていうものもある。
ふんふん。
これね、僕受け取ったこと多分あるんですけど、段ボールにフィルムみたいなのがビタッて貼り付けられてるみたいなやつ。
スピーカー 2
ふーん。まあ、伝票とかは貼り付いてるけど、そういうのじゃないよね。
スピーカー 1
あ、違う違う違う。
プラスチックの袋に。そうじゃなくて、もう箱ごと?
あの、立体的なものを1枚の段ボールに乗せて、その上からフィルムでピタッて貼り付けられる。
スピーカー 2
ああ、あるかもしんない。見たことあるかも。
スピーカー 1
多分ある人多いんじゃないかな。化粧品とか結構これで送られてくることが最近増えているらしい。
あるあるある。
これが次世代干渉剤パッドのミナフィットっていうやつが商品としてあって、それも結構スペースもいらないというか、干渉剤他にもいらないんで、それだけで送れるっていうので、最近結構増えてるみたいですね。
ふーん。
とか、まあいろんな会社がね、そもそも梱包剤をなるべく減らそうとか、プラスチック減らしてもっとスペースを有効活用しようというか、まあまあそういった動きはいろんな会社がやってたりする。
で、もう一個ちょっと切り口違うんだけど、梱包の話で。
うん。
どの梱包剤を選ぶかとか、どの箱を選ぶかっていうのをAIに判断してもらうっていう、そういうのも最近出てきてる。
スピーカー 2
確かに。
うん。
スピーカー 1
そういうのによって、なんか得意な分野と不得意な分野みたいなありそうだし、多分あの箱の大きさとかさ、そういうことも考慮しなきゃいけないから、全部含めたらAIに任せて決めてもらうのがいいかもね。
そうそうそう。まあ封筒でいいのか、それとも段ボールの方がいいのかとか。
うんうんうん。
段ボールでもさ、どのサイズの段ボール使えばいいのかっていうのを、人が見て判断するのって、結構その職人技みたいな感じな。
スピーカー 2
え、今って逆にほとんど人がやってんの?
うん。
あの、ビニールの緩衝材を入れるの考えるの難しいとかも言ってたけどさ、ああいうのって全部今人がやってるってことなんだ。
スピーカー 1
結構まだね、人がやってるみたい。
そうなんだ。
スピーカー 2
手動。
あー、えー。だから工場とかでさ、機械がシャシャシャって入れてるイメージだったけど。
スピーカー 1
そういうのもあるけど、全然まだ手動のもあるみたいよ。
そうなんだ。
そう。まあこれAIを使おうって言ってるのは、今年出てるプレスリリースだったんですけど。
うんうん。
で、それに合ったコンポー材のサイズとかを画面で表示すると。
うん。
で、人がそれを見て、それに従って梱包するっていう。
うーん。
まあ人の手じゃないですか、どっちにしろ。
そうだね、結局最後は人なんだ。
スピーカー 2
そう。だけど、それがあるだけで、15%くらいはそもそも梱包のサイズが小さいものにできるっていうのが、AIによって判断できたと。
うんうん。
スピーカー 1
うんうん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
で、それは熟練度とかにも左右されないから、誰でも最適に梱包できますよっていう。そういう支援サービスっていうのを今やってるらしい。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあ確かになあと思うよね。だって、小っちゃいものでもさ、何も考えないででっかい段ボリンポンって入れてさ、梱包しちゃったほうが、やる側は楽だからさ。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
考えなくていいしね。
うん。
うん。
そうしたくなるだろうなっていうのは、なんかわかるなと思った。
スピーカー 2
そうだね、そっかあ。
だから今まで大きな段ボールの中に
ちっちゃな商品が入ってたんだ
スピーカー 1
っていうのもねあるかもしんない
スピーカー 2
そっかそっか
スピーカー 1
やっぱこういうの強いのはアマゾンなんですけど
アマゾンも似たようなこと
やってるんだけど
そもそもアマゾンって手作業で
全部やるの無理なレベルなんよね
スピーカー 2
多いもんね
スピーカー 1
注文数も多いから
商品数も膨大な量あるんで
スピーカー 2
しかも次の日とか届くしね
スピードも求められる
スピーカー 1
さらに考えてる時間ないみたいな
だから梱包タイプを決定するのが