00:06
スピーカー 1
こんにちは、パリのアポルトマンからお届けします、フリーランスのSAKIです。
スピーカー 2
このラジオは、私SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを、毎朝10分配信しています。
皆様お元気でしょうか?
スピーカー 1
こちらパリではですね、今大規模なストライキが行われてて、
交通機関がほとんど、あの、やってないんですよ。
はい、あの、おらゆごとじゃないんですけども。
あの、まあ、電車で、普段は5分に1回ぐらい通ってる電車の線が、まあいっぱいあるんですけども、
それが1日0本なってたりとか、まあ線によっては1日数本とか出てるものもあるんですけども、
えー、まあそんな感じで、結構使えないんですね、交通機関が。
だから、いつもだったらメトロで15分で行けるところも、バスで1時間半かかるみたいな感じなんで、
結構ね、あの、地獄絵図って感じです。
はい、私も週末行くところがあったんで、で、いつもみたいに電車乗れないんで、ちょっとバスに乗ったんですけども、
もう、みんなやっぱりその、乗れる交通機関が限られてるから、そこに集中するんですよ。
で、バスも、もうなんか、すし詰めという言葉がすごいふさわしい状況で、
すし詰めちょっとご飯こぼれてるぐらいの、もう詰め詰め具合で、
なんかもう、なんかあの、あれ思い出しました、私。
えっと、ノアの箱舟っていうシーンはあるじゃないですか。
あれを思い出すぐらい、なんかちょっと、あの雰囲気がやばかったですね。
なんかあの、ノアの箱舟って、えっと、神話でね、大洪水が起こって、この世が滅びるみたいな時に、
その箱舟、船を作って、全部の動物の継がいを、1継がいずつこう乗せて、
なんか、生き物が途絶えないようにしたみたいな、で洪水を避けたみたいな感じだった、だったと思うんですけど、
あの、それを思い出すぐらい、なんかみんなもう、こうなんとか移動しようと、
え、あの、移動手段のものに詰め込んで乗って、なんとかしのいでるみたいな感じで、
スピーカー 2
ね、結構、そうですね、あの、やばいなと思いました。
で、結構、まあ、あの、みんなストレス溜まってる感じだったんで、早く終わったらいいなと思いつつ、
はい、週末を過ごしました。
スピーカー 1
で、まあ、このストライキに関連して、今日のテーマを話せたらと思うんですけど、
03:04
スピーカー 2
今日は、本当、まあ、権利の自由について、ちょっと話したいなと思ってます。
スピーカー 1
このストライキも、あの、国民が、えっと、自分のその権利を主張するために始まったんですけども、
今回のストライキに関して、まずどういうことで、どういうきっかけで、どういう理由で始まってるかっていうのを、まず説明しますと、
まあ、あの、5日、12月の5日から始まってて、
で、これはエマニュエル・マクロン大統領が年金制度を改革する案を出したんですね。
で、それに抗議しようっていうことで、まあ始まったストライキで、主にその交通機関をストップさせるっていうことですね。
スピーカー 2
で、まあ無期限なんですよ。いつ終わるか決まってなくて、わからない状態です。
スピーカー 1
で、あの、近年ではすごい大規模で、その結構昔、1995年のこの同じ12月5日に10日ぐらいに渡って、大規模なストが行われたんですね。昔も。
で、このストライキによって、その時の社会政策の案が180度変わったみたいな、そういう事例があって、
今回もそれに、まあ、あの、のっとってじゃないですけど、同じ日に始まって、で、まあいつまで終わるかわかんないですけど、
だいたいみんなその1995年思い出して、2週間とか3週間ぐらいで終わるかな、どうかな、みたいな感じで今いるんですよ。
スピーカー 2
で、これについてどう思うかっていう話を、この前その週末にする機会があったんで、
それがストライキをするという、権利の自由に関しての話だったんで、まあ興味深いなと思ったんで、このラジオでも取り上げようと思いました。
スピーカー 1
ストライキってとか、でもフランスでいっぱいあるんですけど、すぐストライキとかやりがちなんで、よくあります。
それはまあいろんなこう社会政策に対しての反対だとか、自分はこう思うみたいな抗議の意味を込めてストライキをするんですね。
スピーカー 2
だから自分のその権利を主張している年金制度が、えっとに反対だっていう主張ですとか、そういうことでまあやってるんですよね。
スピーカー 1
で、まあ日本だったら、あんまり頻繁にはないと思うんですよ。
まああのね、地震の後とかちょこちょこありましたけど、あの10年前の時に、えっとまああの原発とかのね関係のでもありましたけど、
06:15
スピーカー 2
頻繁にあったりとか交通機関を麻痺させたりみたいなことは、普段そんなにね、そんなにというかないと思います。
消費税10%当たった時とかも、特に大規模な生活に困るような反対運動とかはなかったと思うんですよ。
スピーカー 1
でフランスでは結構いっぱいあって、国民が自分の主張したい権利の自由のためにやるんですけども、
スピーカー 2
まあその週末ね、日本人とかフランス人とか10人ぐらい集まって話してた時に、いろんな意見がありました。
スピーカー 1
でまずまあ一つは、そのストライクをするということは、自分たちの権利を主張するということなので、
その表現の自由としてありだという、あの支持するみたいな意見もあったりですとか、
スピーカー 2
あとまあその、ストライクって言って、すごいこう何でしょうね、一部の人がやるみたいなイメージにも捉えうるかなと思うんですけど、結構私も参加するみたいな、
スピーカー 1
割とそのカジュアルに言ったらおかしいですけど、例えばその道、自分がカフェに行って道の外でデモをやってる人がいたら、そこにパッて参加したりすることもできるので、
なんかすごく特別なことではないんですけども、まあその権利の主張っていうのをする自由として、まあありだという話があったりですとか、
あとまあもう一方では、そのまあ主張するのはいいけれども、例えばそのストライクをするから交通機関が麻痺してたので、
スピーカー 2
先週とか学校が結構休みになったんですよね、小学校とか中学校とか、行けないから、
スピーカー 1
で、まあその権利を主張することで、まあ裏を返せばというか、他の面から見れば別の人、まあ子供とかの教育の機会を奪ってるんじゃないかみたいな話があったり、
自分の権利を主張することで、また別の人の勉強する自由が奪われてるっていう意見もあったりですとか、
あともしくは、まあそのストライクをしても意味がないから、何のためにやってるのかみたいな、結果出るんかなみたいなことで、
スピーカー 2
なんかやらずに、そのね、政治が変わるまで待ってばいいんじゃないの?みたいな意見もあったりとか、
いろんな話がありましたね。
09:02
スピーカー 1
みんな一人ずつ、まあ違う意見を持ってましたけども、
そう、あと何があったかな、
あ、そうそう、そのストライクって交通機関が麻痺したりですとか、
あとそのストライクは交通機関をストップさせたりすることなんですよ。
デモっていうのはまた別の意味で、
デモは更新、人がこう集まってね、更新とかして、何々反対みたいなすることですけども、
その時に、フランスでよく行われる黄色いベストのデモとかだったら、なんか壊したりするんですよ。
スピーカー 2
あのショーウィンドウとか、車とか、
で、なんかストライクはまあその困るけれども、
スピーカー 1
そのデモは店が壊れたりして、店のオーナーとかが困るし、
スピーカー 2
明確に被害者が出るから、そっちは良くないみたいな、特に良くないみたいな話があったりとか、
スピーカー 1
いろんな意見がありましたね。
スピーカー 2
だから、なんか一概にこう言い悪いでは言い切れなくって、
スピーカー 1
いろんな側面があると思うんですよ。
いろんな人の立場に立って、それは良いのか、
だから年金掲載制度に反対して、
スピーカー 2
で、なんて言うんですかね、
スピーカー 1
制度に反対して、その自分が望む制度に変えた別案が出てくれば、
その人はその権利を受け入れられ、受け止められるし、
逆にこうね、学校に数日行けなくて、
子供たちは勉強の機会を失ったということにはなりますよね。
子供にとってはね、ラッキー休みみたいな感じだと思いますけども。
とか、いろんな、それぞれの人の立場に立ったら、それぞれの人の権利の自由があって、
社会にはいろんな人がいるので、
全部良くっていうのは、すごく難しいことではあるんですけども、
だからまあいろんな意見が出てるとは思うんですね。
けどまあそういう議論の場を持つことで、
そういう意見もあるんだとか、裏を返せばそれはいいなとか悪いなとか、
スピーカー 2
っていうことがわかるので、
スピーカー 1
なんかすごく考える機会になりましたね。
スピーカー 2
権利を主張するとはどういうことなのかっていう。
スピーカー 1
今回そのストライキー、終わってもらえたらありがたいですけども、
あの移動大変なんでね。
そういうこういろんなみんなの思いがあって、
スピーカー 2
こう社会が動いてるなっていうのは感じました。
スピーカー 1
で、このラジオで今回その話を取り上げたんですけども、
若干その政治的な話も入ってると思うんですよ。
12:03
スピーカー 1
で、やっぱりその政治的な話とかを取り扱うのは、
結構取り扱いづらいとかタブーみたいな雰囲気もあるかもしれないんですけども、
なるべくその1個の視点だけじゃなくて何個かの視点を入れて、
なるべくニュートラルに話せたらいいなと思ってたりしながら話してます。
スピーカー 2
困りますみたいなことは言ってますけどね。もちろん。
スピーカー 1
とかあと1個私は思うのは、なんか政治の話とかって言うとすごくこう特別な感じに感じるかもしれないんですけど、
なんか左だとか右だとかすごく政治に傾倒してるみたいな。
スピーカー 2
ただ政治って暮らしの延長というか、普通に暮らしを決めることだから、なんか普通の話だと思うんですよね。
スピーカー 1
なんか一部の人だけが話すべき話とかじゃなくて、普通の話だと思うんですよ。
明日カフェ行くとか、なんか食べ物何買うみたいなのと密接に関係してるから、
スピーカー 2
その特別な話じゃないっていうのを伝えたいという側面も今日の話ではあります。
皆様はこういうストライキとかね、権利を自由、権利の自由を主張することに関してどんなふうに思いますでしょうか。
スピーカー 1
じゃあ今日はこの辺でお開きということで、また明日お会いしましょう。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
スピーカー 2
それでは。