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こんにちは、フリーランスデザイナーのさいかです。 この番組は、30代からの学び直しや、
会社員を辞めフリーランスになった私の日常の気づきや学びを緩く発信する番組です。 少しでも役に立ちましたら、フォローやいいね、コメントをお待ちしております。
今日は私が最近読んだ本についてお話ししたいと思います。 私は禅の本が好きで、きっかけは禅相。
庭園デザイナーの松野修明さんという方が書いた禅の本なんですが、 最近読んだ本は松原まさきさんというアメリカで活躍されている禅相の方の本です。
この松原さんは、Googleの本社で禅や茶道の講義をされたり、マインドフルネス界からも注目を集めていられる方で、
アメリカと日本を行き来しながら、禅とマインドフルネスの橋渡し的存在として、 宗教や人種を問わず様々な人々の心の救済にあたっている方です。
皆さんは心配事って今心の中にありますか? 私は常に心配事があって、眠れなくなったり、
気になって、目の前のことに手がつかなくなったりすることがあるので、 読み終わった後、心がスーッと軽くなったような、
ベッドの横に置いて、いつでもまた開きたくなったら開きたいなと思えるような本でした。 中でもとても気に入ったフレーズがあって、
私たちの心は泥水の入ったコップ。 静かに置けば自然と視界が広がり、答えが見つかるという章です。
松原さんは、日本以外の方に禅の考えをお伝えするときに、いろいろな表現をされるそうなんですが、
透明なコップに水と土を入れて、箸でぐるぐるとかき混ぜた様子をイメージしてみてください。
ぐるぐるってかき混ぜると、途端にコップの中の水の透明度は失われ、茶色い水になると思います。
その渦を巻いていた泥水が、心配や不安、焦りや悲しみ、嫉妬や怒りなどで、
ここで一度平らな場所にコップを静かに置いてみましょうと例えられています。 濁っていた泥水は、少し待っていると少しずつ波が収まって、
そして時間が経つとともに、重たいものが舌へと沈んでいき、水はもっとの透明な綺麗な水に戻っていきます。
このコップを置くという動作こそが、座禅のイメージだそうです。 私たちの日常はいつ何時も感情が渦巻いて、
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手放すにしろ執着にしろ、また箸でぐるぐるってかき混ぜられて、怒りや嫉妬などの感情がぐちゃぐちゃになって、混沌とした気持ちになってしまいます。
私はこの章を読んで、とても不利落ちたというか、 気持ちが荒立っている時って、
大丈夫私は今泥水の中にいるだけなんだって思うようになれば、 すーっと心が落ち着くような気がしました。
コップの大きさは人それぞれ違うし、 泥水の土の分量、つまり負の感情ですね。
それが多い場合は、なかなか答えが見つからないかもしれないです。
また、みんなが心配と言っているのは、心を痛める心痛である。 本来心配とは、他者を気にかけて心を配ること。
そして著者は、もっと自分にも心を配っていい、 もっと自分を大切にしていいと言っています。
松原さんは本書ではこのメッセージを強く伝えたいと言っています。 私はまだ起こり得てない未来のことについてくよくよ悩みすぎたり、
他人のことを心配すぎて心を痛めてしまうことが多いので、 この本は手元に置いていつまでもめくりたい本だなと思いました。
今日はアメリカと日本で活躍されている松原政樹さん、禅僧の方の 心配事がすっと消える禅の習慣という本についてアウトプットしてみました。
今日もお聞きくださりありがとうございました。 ザイカでした。