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2019-07-23 19:48

ポッドキャスト・Run the World #003 丹羽薫・いいのわたる、Andorra Ultra Trailの233km 20,000mD+・Eufòriaを終えて #runtheworldpodcast

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第三回のエピソードは7月16日火曜日〜21日日曜日に行われたAndorra Ultra Trailを終えたばかりの丹羽薫 Kaori Niwaさん、いいのわたる Wataru Iinoさんにお話しを聞きました。今年で3回目となる233km 20,000mD+を二人一組で走るユーフォリア Eufòriaに参加して、75時間42分22秒で4組目のフィニッシャーとなりました。丹羽さんは2017年のUTMB®︎での4位をはじめとする活躍で知られる長距離トレイルの女王。いいのさんはレースでの活躍に加えて砂漠やジャングルなど世界各地のユニークなレースに挑戦していることで知られ、テレビ番組でご覧になった方も多いはず。
今回の挑戦は昨年の夏にふとしたきっかけでアンドラを走ろうと思ったいいのさんが、2017年のAndorra Ultra Trailの100マイル(Ronda dels Cims)で2位になっている丹羽さんを誘ったことで始まりました。インタビューではレース中の出来事、100マイルのRonda dels Cimsともちょっと違うコースの面白さについて話を聞きました。さらに今年はトル・デ・ジアン Tor des Geantsに参加する丹羽さんの抱負、最近転職したいいのさんのこの夏の予定といった話題へ。
今回の丹羽さん、いいのさんの233kmのEufòriaへの挑戦についてのさらに詳しいお話が聞けるトークイベントが8月に東京都内で予定されているそうです。気になる方はお見逃しなく。
ポッドキャスト番組・”Run the World”の今回のエピソードはこの記事の下の再生ボタンを押すとお聞きいただけます。このほか、iTunesAndroidでチャンネル登録しておけば、新しいエピソードも既に公開済みのエピソードも見逃すことがありません。ぜひチャンネル登録してみてください。

* 写真・いいのわたる
* 音楽・未来向きトライアド / Audiostock、da ta 3 / Audiostock



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DogsorCaravan presents, Run the World!
路上で遭難者のように寝てましたよね。
本当に難易度が高い、山ばかりがプラスされている感じ。
DogsorCaravanのポッドキャスト、Run the World!の、Iwasa Koichiです。
今回は、アンドラウルトラトレイルをお送りいたしたいと思います。
今年のアンドラウルトラトレイルの、230kmを超えるスーパーロングディスタンスの、2人1組で走るイベントがあったんですけれども、
日本のトレイルランニング界のクイーン岩香里さんと、日本のトレイルランニング界のアドベンチャラ、いろんなチャレンジをしていらっしゃる飯野渡さん、この2人がコンビを組んで参加されました。
75時間という長時間にわたるレースだったんですけれども、それを終えられて、
まだアンドラにいらっしゃるお二人とインタビューすることができました。
というわけで、アンドラウルトラトレイルのユーフォリアを終えられたばっかりの岩香里さんと飯野渡さんです。
お疲れ様です。今日はありがとうございます。
まだアンドラウルトラトレイルにいらっしゃるお二人にお話を伺っています。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
まず飯野さんに伺いましょうかね。
アンドラウルトラトレイルのユーフォリアはどういうコースだったか、簡単にご印象を教えてください。
距離は233キロで、累積標高が2万メートルというので、トレイルレースなんですけれども、
その中でも結構アップダウンの激しいレースで、他のトレイルレースに比べるとかなりテクニカルだったり過酷だったりします。
それがまず一つの特徴で、もう一つアンドラでのこのレースでいろんなカテゴリーがあって、
このユーフォリアというのはペア、二人で一緒にレースをするというレースです。それが二つ目の特徴ですね。
お二人が男女のペアを組んで、二人一組での参加ということなんですよね。
三浦さんに伺えればと思うんですけど、お二人のレースは順調に進みましたでしょうか。
そうですね。実際、計画はほとんど私が立てて、なぜなら私の方が走力がないので、絶対的に合わせてもらうことになるので、
私のペースに、私が井野さんのペースで走ることは絶対無理なんで、私がタイムチャートを絶対的に作って、
私の方がこっちに早く入れるので試走して、ここは思ったより時間がかかりそうだなとか、
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ここは思ったより早く走れるなというので微調整して計画立てたんですけども、
順調すぎるぐらい順調にいきまして、想定していたより実は10時間ぐらい早くゴールしました。
タイムは75時間台でしたね。
全体の中では4番目にフィニッシュしたペアということですので、男子だけのペアとかもたくさんいる中で、
男女のペアが前線した、その前にフィニッシュしたのも男女のペアだったと思うんですけどね。
大いに前線したってすごいことなんですけども、
私も途中経過を何度か見ていたんですけども、やっぱり75時間となると、
やっぱり途中、仮眠とか休憩とかがかなり1時間2時間という段位で取られたりもしました。
そういうのもある程度、2人で相談して計画した通りにいった感じなんですか?
もともとは大きいエイドで2時間ずつ寝る計画にしてたんですけど、
やっぱりレースになるとお互い落ち着かなくて、2時間も寝れなかったですね。
トータルで僕ら、今おっしゃったように2時間×3回で6時間だったんですけど、
追予定になったってことですか?
はい、そういう計画だったんですけれども、
結果的に寝たのは全部合わせて1時間半から2時間くらいでお互いレース中話したんですけど、
2時間寝るのって怖いよねっていう話ですね。
怖いっていうのはその間に抜かれてしまうっていうのが怖い。
もちろん寝たいですけれども。
じゃあ寝てるうちに騒がしくなってきたから飛び起きるなんてことも。
マッサージとか受けられるので、そういうとことかしてもらうとストンって寝てしまうんですね。
そうすると周りの音が疲労もあるんでシャットアウトされるんで騒がしくて起きるってことはなかったですね。
なのでサポートで来てくれた方は起こしてもらってやっとこそ起きるって感じです。
当然そうやって走りながらの75時間のお腹からですから、そこですぐに寝るくらいの疲労は当然あるじゃないですかね。
大きな江戸とかそういう休めるところで睡眠を取ったっていうのと、あともう一つで睡眠時間を削っていったんで、
途中の道、コース上でやっぱりどうしても眠くなって、2回か3回くらい寝ましたね。
野蛮の中で。何もない野蛮の中で。
写真をテップしたいんですけれども、本当に路上で遭難者のように寝てました。野蛮の中で。
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昼間ですか?
夜です。
それは夜はそんなに危険なく寝れた感じなんですか?
いろんなところがありましたね。岩場があって吹き荒らしのところとか、基本はわりかし低いところ、低いといっても2000メートルとか1500メートルくらいのところなんですけど、そこは快適に暑かったりしましたけど、乾燥してたからそこは大丈夫でしたね。
おおむね今年はコンディションというかレース中の使用条件とかはかなり恵まれた状況では?
まあまあそれなりに高い山ですから、いろんなリスクも当然あると思いますけれども。
井野さんはアンドラは今回が初めて出らっしゃると。
2018年の夏にモンゴルの砂漠マラソンに出たときにアンドラはもっとすごいぞと言われて、これはやってみないと思われたという話があった記憶があるんですけれども、モンゴル以上に手応えがあったと思いました?
そういうポジティブな気持ちで出たというか、むしろちょっとネガティブというか、モンゴルは簡単だろうと、でもアンドラは難しいだろうと言われて、ちょっと悔しくて出たというのがあるので、これは絶対ゴールしてやるぞと思いましたね。
やっぱりモンゴルとは違って、テクニカルだし走れないところも多かったんで。
二羽さんが過去に出てたりしていて、気分がかなり寒いっていうのも聞いてたんで、今年はかなりラッキーだったのかなと。
この大会、満月に合わせて大会を行うみたいなんですね。
今回はすごい毎日夜に満月が見えてきて、それだけ天気が良くてコンディションは良かったと思います。
ロンダンデルレスに100マイルのレースの方、2017年でしたですかね。女子で2位になられているということですよね。
その時のコースも大変だったと思いますが、今回のコースというのは100マイルで走るコースに加えて、さらに他のレースでしか走らないようなテクニカルなコース。
全部入りというか、アンドラのモナッタや全部回るみたいな、そういうコースだと思うんですけれども、新しい発見というか、アンドラについて何か新しい面が見えてきましたか。
ロンダのコース以外の場所、ユーフォリアでプラスになっている場所というのは、
沖並み全部ロンダよりかなり激しい、手とか使って登るような岩場だったり、
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リーノさんが動画撮ってくれてるんですけど、ガラガラガラガラって石を崩しながら下るようなところだったりとか、
チェーンないの?みたいな、ここにチェーン必要ですよね?みたいなところとか、
ここファイカーの人来るのかな?みたいなところとか結構あって、難易度が高い山ばっかりがプラスされてる感じ。
ロンダもロードとか少ないんですけど、それ以上に極力本当に町の中でもロードを通さないようにという意図が随所に見られる感じで、
街の中でよくこんなトレイル見つけたな、みたいな川のあぜ道みたいなところとか、
ちょっとだけでもトレイルに入らせてロードを走らせないようにするみたいなので、
トータルでも大してロードを走ってないと思いますね。
このニューフォリアの一つの特徴が道のマーキングがないので、
ここで前後の選手がいる最初の方は助かったんですけれども、後半とかは、
エイドからエイドの間誰もいなかったりがちょっと難しかったですね。
ナイトが大変でしたね。
夜が特に、ルートっていうのはGPホームページですか大会のそこからGPXで入れられたりするんですけども、
その通りに行ったりするといきなり崖だったり、
あと湿地とかでなんか変ないろんな運行が混ざってるところ踏んだりとか行かなくちゃいけないんで、
ルートをあえて外していかないと進めないところもあったりする。
上で見たことを重視しないといけない。
たぶんあれなんですよ、GPXファイルがちょっと簡略化されてるんですよね。
1秒オートとかじゃないってことですよね。
そうですね。
前後に選手がいると勝手に、例えばオレンジの上屋来てる人がいたら、
オレンジ先生って名付けてその人についていったりして。
何度も出ていらっしゃる人もいるだろうから。
そうですね。
スペイン人だったりフランス人だったり、
思想してホーム選手についていたりしてましたね。
今回は2人のチャレンジは見事大成功と。
最後にお2人の近況というか今後予定というかちょっと言われればと思うんですけど、
12:03
にわさんは今年の夏はこのほかとどんな予定されてるところですか。
この後9月にトルデジアンがあります。
なるほど。
10周年記念でしたよね、今年。
そうです。
今回リサって、私は前回ロンドンに出たときに1位になった女のイタリア人。
もうロンドンに出てて、今回ちょっと体調悪くて途中でリタイアしてたんですけど、
レースがあってそしたらリサもトルデジアン出るらしくて、
リサ過去に優勝してるんでトルデジアン。
なんでまたバトルになるなと思って。
それに向けていろんな準備とかが始まるってことになりますかね。
今回いいのさん長いの、私よりも100マイル以上のレースいっぱい走ってるんで、
いろいろすごく教えてもらって同時走りながら、
勉強になったし、これでしっかりトルデジアンに向けて準備していこうかなと思ってます。
今回のレース75時間かかるんですね。
多分トルデジアンがもうちょっと長いのかな。
そうですね。
全体的にはトルデジアンの方がまだ走れると思うんで、
ニワさんとか見てたら結構後半やっぱり辛い時でもロードとか走れるところでしっかり走れてるんで、
そこが強いかなと思いますね。
そのアップダウンのところは着々と進めれば優勝できるんじゃないですか。
ヒロさんはもうトルデジアンは経験積みですよね。
そうですね。
前に出て、レースが途中で終わってしまったんで、最後まで行けなかったんですけど。
あと伊野さんなんですけれども、
お仕事変わられて新しい環境の中でやってらっしゃるって聞いたんですけど、
それはお話で大丈夫なんですか。
もちろん、はい。
フィールドを回すっていう会社で、
いくつかいろいろ仕事があるんですけど、
大きな仕事の一つに、日本の選手を海外のトレールレースにアテンドしたり、
レースの中盤をサポートしたりとか、そういった仕事をしようとする仕事ですね。
やっぱり、今までの経験からもっと日本のランナー、あるいは海外のランナーに、
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インバウンド、アウトバウンドというか、来てもらって、
言ってもらってということをもっとしてもらえたらいいなという気持ちがあったということなんですかね。
はい、まさにおっしゃる通りで、僕は海外のレースをたくさん出てきて、
海外のレース、もちろん一番有名なUTMBっていうのがあるんですけれども、
もちろんレースとしては面白いレースだったり、
人のあったかさとか、いろんな食事があったり、
いろんな国でいろんなレースがあるので、そういったところに連れて行きたいのが一つと、
海外の選手流とか海外のハイカーさんを日本の山とかに連れて行ってあげたりとか、
そういうことをしたいなと思って買いました。
お仕事はいろんなところに行かれると思いますけど、
ご自身のこの夏は他にどんなことを予定されているとか考えたら。
今年はUTMBですね、行ってます。
これからレースに出られるってことですかね。
そうですね、レースに出る予定ですね。
その仕事の一つにUTMBが入っているので、
そのサポートとかにボリュームによっては出られないかもしれないですけれども、
そこはちょっと会社の先輩社員と相談します。
仮に出るとしたらトップ10狙っていきたいので、
もちろんトップ20とかトップ30とかすごいと思うんですけれども、
狙ってるところはやっぱりトップでいないで、
アンドラ今回出て、
トファン力っていうのは数ヶ月前にフランスのところにいて、
トレーニングしてたんで、
トファン力は心配ないかなと思うんですね。
僕の弱点って下りで全然下れないんですよ。
日本の選手は下りがどうしても、
海外の特にヨーロッパの選手は速いって言いますよね。
速いですね、下り。
もうしばらくそちらに留まられてという予定なんですか?
フィールド・オワンスの仕事って、
他にも自転車のレースでツルド・フランスの仕事もしています。
今やってるんですよね。
今やってるんで、そこを追っかけて、
これから山岳ステージに入ったりするので、
そこを追っかけて、
勝手にトレーニングしながら走っておかけようかなと思って。
2人とも、それぞれの夏の目標に向けて、
一歩ずつ踏み出されるということですよね。
今回のこの話、
U4リア2人で走った話って、
やっぱりすごい75時間もずっと2人で走ってたんで、
いろんな面白いエピソードとかもあったんですけど、
8月2日に都内の阪谷スポーツで、
18:02
報告会があるので、
もしよければ、皆さんそちらに来てくだされば、
詳しいお話がいろいろ聞けるので。
ありがとうございます。
リンクをポッドキャストの紹介文のところに貼っておきますので、
ぜひ見てください。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
詳しいお話は、そちらの阪谷さんでまた聞いていただければと思います。
アンドラのウルトラトレイルのU4リア、
フィニッシュされたばかりの岩香里さんと飯野渡さんにお話伺いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ドクターキャラバンプレゼンツのラン・ザ・ワールド。
今回は岩香里さんと飯野渡さんのお話伺いました。
アンドラのウルトラトレイルのU4リア、
超ロングディスタンスのレースなんですけれども、
75時間。
うち、江戸で休んで寝たのは1時間半とか2時間ということですので、
非常に厳しいレースでコースのそばで寝ちゃったということをおっしゃっていました。
そういう非常にタフなレースだったんですけれども、
やっぱりお二人は非常に楽しそうな話ぶりでしたよね。
それが非常に印象に残りました。
あと、阪谷スポーツで8月にイベントがあるそうですので、
興味のある方はぜひ行ってみていただければと思います。
ドクターキャラバンプレゼンツのラン・ザ・ワールド、
トレイルランニング、スカイランニング、ウルトラマラソンに関する
いろんな方の話題をお届けしてお話し聞いていきたいと思っています。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
お相手は、ドクターキャラバン岩澤豪一でした。
19:48

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