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2021-12-19 59:42

#32 読書完走文『走ることについて語るときに僕の語ること』

Podcast 「Run LAB(ランラボ)ワラーチとマフェトンと」へようこそ!

この番組は大阪の普通のおっさん、けんたろーのランニングブログです。

第32回のテーマは「読書完走文『走ることについて語るときに僕の語ること』」ということで、走る小説家、村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』を久しぶりに読んだ感想をべらべらしゃべってます。

みなさんのおすすめのランニング本や映画、ドイツのおすすめランスポット&大会情報等、コメント・ご質問、チカラコトバも随時お待ちしていまーす!

forms.gle/kaU7iPbhkZ7BinUW7

【今回の内容】

1. オープニングトーク「暦の上ではDecember」

2.「『走ることについて語るときに僕の語ること』」いつにも増してだらだらと...もっとうまいことしゃべりたい!!

3.「チカラコトバ」(日本が世界に誇るあの小説家の言葉より)

ランニング中や通勤・通学中などに聴いてみてください!

番組では、同じようにサンダルor裸足ランやマフェトン理論、ファットアダプテーション、BCエクササイズを実践している方や、ZWIFTやってる方、これからやってみたい方からのご意見やご質問をどしどしお待ちしております。 Zoomでの番組参加も大歓迎です!

番組へのご質問・コメント、参加希望はこちらのフォームからお願いします。 forms.gle/kaU7iPbhkZ7BinUW7


『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹

https://www.amazon.co.jp/dp/B012ESRDI2/ref=cm_sw_r_tw_dp_8EYASDSKSJ56Z76XJ60A


【MAF】

あのマフェトン先生のウェブサイト。記事やポッドキャスト、レシピもあります!最新のマフェトン理論はこちらで要チェック! https://philmaffetone.com/

【駒川あづまや】

ぼくの親父の経営している大阪の昆布屋(つくだ煮屋)です。お歳暮はぜひ駒川あづまやで!

http://www.komagawa-azumaya.show-buy.jp/

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00:07
フォトキャスト、Run LAB 、ワラーチとマフェトンと、みなさんこんにちは、けんたろーです。
お久しぶりです。今日はですね、12月19日、日曜日ですね。
今日は朝6時ですね。
今日は休息日にしようかなと思って、朝から収録しています。
ブイツは、今週は結構あったかかったですね。10度ぐらい。
その前が一桁台3度とか4度だったんで、急にあったかなったんですけど、霧が出てきて、毎日霧で運転怖いし。
雨降ってへんねんけど、霧のせいで車のフロントガラスが湿ってくるみたいな感じでしたね。
そんな感じのドイツなんですけども。
初めて聞いてくださる方、どうも初めまして。いつも聞いてくださっている方ありがとうございます。
この番組は大阪の普通のおっさんのランギングブログです。
ランギング好きのけんたろーがですね、歳とっても毛がなく、毎日走れるように持続可能な、今流行りのSDGs的な。
持続可能なランギングを目指して、日々サンダルランギングとかマフェットの技能、それからパッドアダプテーションなどを、BCXXを実践している。
その様子をですね、それをランギングブログ的に紹介しています。
始めはちょっとこう、最近のオープニングで、最近のことをいつも話しているんですけども。
いやーもうね、小読みの上ではディスセンバーですよ。知っているこれ。
アマちゃんの中で出てきた、なんかアイドルグループが歌ってた歌なんですけどね。小読みの上ではディスセンバー。
よくわからないタイトルですが、くどかんが考えそうなネタですけれども、12月ですよ。
あと10日、12時ぐらいしたら、今年もなんか知らんけど、知らん間に終わってしまうという。
いやー早かったな、今年。と思うんだけど、皆さんいかがでしょうか。
03:05
今ドイツのドゥステルドルフという所に住んでいて、ケルンで働いているんですけど、クリスマスなんですね。
クリスマスムード真っ盛りなんですけど、近所の家もどこもかしこも飾り付けしたり、クリスマスツリーを飾ったりしてですね。
街中もクリスマスムード一色です。
クリスマスマーケットですね、ドイツはあって、ヨーロッパは色んな所にあるけど、特にケルンなんかは。
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットがすごい有名で、
クリスマスマーケットね、今コロナがちょっとすごい、ドイツは広がっているんですけど、それでもクリスマスマーケットやってて、
うちもちょっとだけ家族で行きましたけど、人が多くてコロナやのにっていう感じですが、
入り口で2Gチェックというのをやっていて、コロナから回復したかワクチン打ってたら入れてもらえる。
そういうチェックはあります。
真っ白になって緩いんですけど。
この間、ケルンマーケット、僕は車の運転があったので覗いて軽く食べただけなんですけど、
ヌセルドルフも行ってきて、ヌセルドルフのクリスマスマーケットでは定番のグリブワインを飲んで、温かいホットワインね。
スパイスが入ってて、やっぱ美味いですね。久しぶりに飲んだけど。
嫁さんが卵ワイン、卵の黄身とキュールとスパイスが入った、めっちゃ甘い。
これ絶対酔うやろみたいなのをホットのワインと言って、
それを飲んでましたけど、一口もらえましたけど、すごかったですね。
子供用もちゃんと、アルコールの入ってない飲み物もあって、
うちの息子もそれ飲んで、
息子と妻は何軒か行ったみたい。
知らん間にクリスマスマーケットマスターみたいになってましたけど。
ただやっぱりね、コロナもあるし、結構みんな酔っ払って飲み食いしてるとかもあるので、
06:02
あんま長いせず、サッと行ってサッと出てくる感じですね。
マッチはそんな感じでクリスマスマーケットやってるんですけど、
家の中は最近クリスマスツリーを買いまして、
こっちはクリスマスツリーはゴミの木を生の木、普通の木を買って、
それを家の中でフリースタンドっていうのがあるんで、
そこに挿して水をやって、それを飾り付けする。
だからね、初めて買ったんですけど、匂いが香りがすごくて、
うちはホームセンターみたいなコーナーみたいなのがあって、
そこ行って、そこでツリーがね、まっすぐの辺にドサーって網に包まれ、山積みされて、
ディスプレイを網外して、高さと木の種類によって立ててるんですよね。
その中から自分の好みのやつをみんながわっさわっさツリーを立てて、
この枝ぶりはあんまりやなとか、こっぺいはちょっと高すぎるなみたいな感じで、
みんな品定めして、気に入ったやつがあったら店員さんのとこ持って行って、
ちょっと包んでんかみたいな感じで、
モテネットをかける機会があるんで、
食べて包んで、レジでお金貼るで持って帰るっていうパターンなんですけど、
うちはね、嫁さんは150センチくらい、うちより背高いくらいのデータ並びてたのに、
なぜか急降下2メートル、僕より高いからっていう、
それを貼ってから、これ車詰めんのかという話をしてたんですけど、
ギリギリ席倒して、
なんかね、うちの松田出身は、
フランクを開けて、後ろからニューっと突っ込んで、
助手席ですね、僕運転手って助手席にこう、
ツリーの先端がわさーって、フロントガラスぶつかってるみたいな感じで、
なんとか入りましたけど、ちゃんとね、車に乗るの確認してから買わんと、
09:00
ちょっとね、車乗せるまでの間、僕すげー覚悟してたんか、
イエス・キリストみたいに、
このツリー、2メートルのツリーを、
背負って家まで、
なんか3キロぐらい歩いてるけど、これ背負って歩いて帰らなあかんのか、
思ってて、目立つやろなーっていうのと、
家まで30分ぐらいだったら帰れるかなーっていう、なんか変な、
妄想しながら、カートをしてたんですけど、
なんとか車に詰めてよかったです。
そんなこんなで、ドイツでのクリスマスシーズンを楽しんでおります。
というわけで、今回も最後まで聞いていただけると嬉しいです。
では、今回のテーマはですね、久しぶりなんですけども、
読書感想文ということで、
久しぶり、懐かしい、めっちゃ古いんやけど、
村上春樹の走ることについて、語るときに僕の語ることについて、
喋ろうかと思います。
この読書感想文シリーズは、3回目?
1回目がBorn to Runで、2回目がノースやったかな、スコット・ジョリー。
今回、村上春樹さんの走ることについて語るときに僕の語ることということなんですけども、
これはめっちゃ古いんですね。2007年に書かれた本なんですけども、
僕も当時、出てすぐ買って読んでたんですけど、
最近ドイツに来て、紙の本ってなかなか手に入らないというか、買えないんで、
電子書籍で何か読もうかなと思ってたら、570円かな、出てたんで、
なんか懐かしいなと思って、何か読んじゃいました。
2、3日あれば読めるぐらいの、すごい読めやすい。
村上さんって言うと小説って感じですけど、エッセイもおもろいんですよ。
僕、村上春樹の小説ってあんまりめっちゃ好きというわけではないですけども、
もちろん大学生ぐらいの時は、ノルウェーの森とか読んで、すごい面白いなと思って読んでたんですけど、
今は40過ぎたおっさんが、というとこはあるんですけど、好みは人によって好みがあると思いますが、
12:06
ただ、村上春樹のエッセイは好きで、一番好きなのは、遠い太鼓っていうのがあって、
彼がイタリアとかギリシャとかをテンテンとしながら小説を書いてたときのエッセイなんですけど、
やっぱりなんかおもしろいんですよね。
旅行記っていうよりは、あの人すごい滞在。
ドカッと現地に根を張って、生活のリズムを作っていくっていうところが、
僕もそういうタイプなので、旅行は、どっちかというと僕は長期が好きで、
テンテンとするよりは滞在の方が好きなんですよね。
というのは自分のペースを作りたいので、
ドイツも来て当初とかはすごい嫌で、
やっと今3ヶ月半?もうすぐ4ヶ月かな?
明日で4ヶ月や。4ヶ月やけど、今やっと自分のペースができてきて、
朝起きたら、食洗機の皿片付けて、息子の弁当の米炊いて、
ビッシェエクササイズして走りに行く。
ダッシュで帰ってきて、シャワー浴びて、息子を日本人学校に送って、
車乗ってケルンに出勤。
出勤の途中でハルディっていうスーパーに行って、
朝ごはんのサラダ、缶詰のイワシかサーモンの生で食べるやつとか買ったり、
ヨーグルト買ったり。
それで職場に出勤して働く。
で、まずは朝ごはん食べてないんで水しか飲んでないんで、
バターコーヒー飲みながらメールチェックと車内連絡を確認して、
仕事を始める。
昼はサラダとスープと食べて、魚と。
また仕事をして、夕方かな、4時、5時くらいにヨーグルト食べて、蜂蜜入れる。
で、6時か7時くらいに車乗って帰る。
帰るときはポートキャスト聞く。
で、夜は帰ってまず晩ごはん食べて、
15:04
息子が寝るときに、今はドリトロ先生ですね、本の読み聞かせして、
で、夜は1時間くらいテレビを見たり、
マッサージというか、ストレッチポール的なやつで、
ローラーで筋肉ですね、
もも裏とかふくらはぎを緩めて、
で、もう10時頃に、10時半くらいに寝るとサクッと寝る。
そういうのを繰り返しですね、ひたすらそれを繰り返す。
別に動物じゃなくてもいいやっていう感じなんですけど、
そういうのがもう、ルーティーンが好きなので、海外に行ってもそういうのをしたい。
で、話がね、村上春樹ですけど、村上春樹のエッセンをそういう感じで説いたいことが特に、
そういうのが繰り返し繰り返し出てくるので、そういうところも好きだし、
今回のこの走ることについて語る時に、長いから省略するけど、
これもどちらかというと、村上さんの、
そうですね、ちょっと一回あれですね、この本について紹介すると、
Amazonで紹介されているのは、1982年秋、専業作家としての生活を開始した時、
彼は村上春樹は心を決めて路上を走り始めた。
それ以来25年にわたって世界各地でフルマラソンや100キロマラソン、
トライアスロンレースを休むことなく走り続けてきた。
ウルトラも出てるんですよ。旅行バッグの中にはいつもラーニングシューズがあった。
走ることは彼自身の生き方をどのように変え、
彼の書く小説をどのように変えてきたのだろう。
日々路上に流された汗は何をもたらしてくれたのか。大切だよな。
村上春樹が書き下ろす、走る小説家としての、
そして小説を書くランナーとしての一瞬。
ランナーとしての筆読のメモワールってAmazonで紹介されてますけど、
知る人ぞ知るで、村上春樹は走る小説家としても、
別に日本だけでも世界的に結構有名で、
アメリカのラーニング雑誌に走る小説家として取材されたんですね。
そういうこともあって、
ずっと25年というか、1982年から2007年、
今では40年ぐらいずっと走り続けているはずです。
18:04
最近はちょっと知らないですけども。
そんな本なんですけど、
もう少し噛み砕いて言うと、
作家の村上春樹さんがどんな本をやったかというと、
25年間走り続けていて、一時期理由があって、
マラソンから離れてたんですね。
久しぶりにニューヨークシティマラソンに出るぞということで、
離れてたとしても、この人毎年1回は絶対マラソン走ってるんですけど、
冬はマラソン、夏はトライアスロンみたいなルーティーンで走ってるみたいですけど、
ニューヨークシティマラソンに本気でまた走って、
頑張るぞみたいな、それを目指す過程をですね。
それがこの本のメインストリームになってるんですけど、
大きな内容として、それを本筋にして、
小説家として、ランナーとして、
村上さんがどう歩んできたのかっていうのを振り返る。
そんな内容です。
面白いのが、村上さん忙しいんですよね。
舞台はハワイ、ハワイ島というところから始まるんですけど、
舞台はハワイ、それからボストン、東京、またボストン、ニューヨークというように、
あと新潟とかね、いろいろと舞台が移っていくんですけども、
それぞれの場所でのランキングの様子とかも見えるので、
すごいタビラン的な様子とか、
なかなか我々もいろんなところで走るっていうのはレース以外にないので、
そういう生活に目指して走った様子っていうのが見れるのも面白いなというところです。
あとは、走る小説家として知られる村上さんが、
走ることについて何を語るのかっていうのも、ぜひ楽しみに読んでもらったらなと。
あとはあれかな、小説を書くときにそれがランキングとどういう関連があったのかとか、
そういうことも書いてるので、
やっぱり自分の思ったことをきっちり表現できるっていいですよね。
僕もこういうポッドキャストやってると思うんですけど、
さっきからシドロモドルじゃないですか。
これ一応こんなこと喋ろうかなと思ってメモ書いてるけど、
21:01
そんな大読みじゃないし、
なかなか思ってることを上手い言葉でアウトプットできないんですけど、
いやー羨ましいなと思うのは、
走ることについてこんなに上手いことを表現できたら、
いやもう世話ないのになっていうのが、
読んでてすごく羨ましいなと思ったところですね。
前先も言いましたけど、電子書籍だったら570円で簡単に手に入りますし、
Amazonの金だったらな。
2007年に書かれたっていうので、
もう15年?14年前か。
14年前で古いんだけど、
読んでてもMDが出てきたりとかiPodが出てたりするんで、
時代は感じますけど、
それ以外はすごい今の僕らランナーと考えてることはほとんど変わらん、
やってることも変わらんことを、
ランナーの気持ちを村上春樹節で書いてくれてるっていうのがおもろいんで、
この冬休みっていうんですか、正月休みにぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
一遍読んだことある人も、
これめっちゃ古い14年も前の本やけど、
もう一遍読んでみると、また新たな感じ方するんちゃうかなと思います。
僕はこれ、当時28、20代後半のときにこうやって読んだんですけど、
あのときはマラソンっていうよりは毎日走ってただけなんで、
はいはい、トライアスロもそうやったな、自分も大学時代そうやったな、
みたいな感じで読んでたんですけど、
今読むと、43になって読むと、
今って毎日走ったりとか大会とかも出てるんで、
あのときと違ってウルトラも今は出てるので、
そういう内容を読むと、ウルトラに関して書かれてるとこもあるんですけど、
そこもああそやそやみたいなのが、
あとはこの村上さん自身がこれ書いてるの、40代後半か50ぐらいですよね。
そういうところで、今の自分、中年になった自分が感じてるランギング感と、
すごいなんかかぶるなーっていうような、
すごいなんかちょっと共感できるところにたどり着いたかなと思いながら読んでます。
はい、というわけでおすすめなんですね。
ちょっと内容、あんまり言うと怒られるんでネタバレなるだけですけど、
24:05
読んでて面白かったのは、村上さん自身がこれなんで書いたのかっていうと、
書いてるのが、あるときふと自分の感じてること、考えてることを、
頭からそのまま素直に僕なりの文章にしてみよう。
とにかくそこから始めるしかあるまいと思い立って、2005年の夏から書き出したそうです。
2006年の秋に書き終わったそうなんですけども、
ほとんどは自分の気持ちをそのまま書いてるということで、
ランギングという行為を軸にした一種のメモワールとして読んでいただいても、
差し支えないと思うということですね。
ちょっとすいません。すいません。
なんか喉がイガイガしてたんで、一回休憩を入れたんですけれども、
この村上さんの本について喋ってたんですけど、
この本はランギングという行為を軸にした一種のメモワールとして読んでいただいても、
差し支えないと思うと書いてますね。
ここには哲学とまではいかないにせよ、ある種の経験則のようなものはいくらか含まれていると思う。
大したものではないかもしれないが、
それは少なくとも僕が自分の体を実際に動かすことによって、
オプショナルとしての苦しみを通して、
極めて個人的に学んだものである。
汎用性はあまりないかもしれない。
でも何をともあれ、それが僕という人間なのだということで、
読んでて村上さんすごい謙虚に、
別にこれを見て学んでくれとか、参考にしろとか、
いわゆるハウトゥーではなく、
個人が何を通して何を考えているか、
もうタイトルの通りですよね。
走ることについて語るときに、
語ることは僕のってついているぐらいですから、
個人的にこう思っているよっていう話がひたすら書かれています。
でもそれがすごいあるあるっていう、
俺もそうそうっていうのに響くので、
そういうとこ面白いなと思いながら、
ずっとどうしてさーっと読める。
27:02
すごいスラスラ読める本ですね。
特にランナーとして読んでておもろかったのが、
ニューヨークシティマラソンを目指すんだけど、
その直前ぐらいに、
村上さん急に走ることに対する情熱が冷めるんですよ。
そのきっかけが、これも面白いんだけど、
ウルトラマラソンに出たんですよ、サローマラソン。
で、なんとかかんとか初めてのウルトラマラソンを完走するんやけど、
その後急になんかランニングブルーって書いてるんやけど、
なんか走ることに身が入らなくなるっていうか、
フルマラソンで毎年1回はフルマラソン出てて、
世界各地のとか日本各地の出てて、
記録を積み上げていくんですけど、
急にウルトラマラソン後に、
あんまり真面目に走りたくなくなって、
トライアスロとかスカッシュに軸を移していくんですね。
フルマラソンも一応出るは出るけど、
あんまり記録が出ないからますますやられてなくなって、
トライアスロにハマっていくみたいな話が書いてて、
記録が出ないのは年齢によるものなのかどうなのかっていう、
そこで新規一転、いやもう一回やってみようってことで、
計画的に、ランニングに取り組み直すんですね。
それが始まりがハワイのカウワイ島ぐらいから始まってくるんやけど、
そんな話がずっと書かれてて、
なんかそういうのもすごく大会を目指してるし、
ここを目指して走っていくぞっていう、
我々ランナー、一般ランナーとすごい似てんなっていうのがあって、
すごく面白くて、でも仕事忙しいから、
ずっとここはなかなか距離を詰めなかったとかですね、
そういうことも書いてるんですよね。
この本のネタバレになるからあんまり詳しく言わないけど、
面白いとこは、
すごい美しいフィナーレじゃないんですよ。
ニューヨークシティマラソン目指して頑張るぞ、ニューヨークシティマラソンでやった、
すげー結果が出たぞって、
なんのかっていうと、
そこはどうなんでしょうねっていうところが、
実はこの本の現実感っていうんですかね、
やらせっぽくないとこがすごく出てて、
やっぱそうだよなっていう風に、
より村上春樹に対して、ランナー村上春樹に対して、
30:01
共感できるというか、より彼が近くなるみたいな、
そんな風に感じて読んでました。
あらら、ちゃーちゃちゃーみたいな感じで、
ちょっと一緒に苦笑しちゃうみたいな、
そんな内容なんですけども、
走ることについても、
ほんまにこんなに上手に書けたらいいなと思うんだけど、
例えば、今は我慢強く距離を積み上げていく時期なので、
今のところタイムはさほど問題にはならない。
黙々と時間をかけて距離を走る。
早く走りたいと感じればそれなりにスピードも出すが、
たとえペースを上げてもその時間を短くし、
体が今感じている気持ちの良さを、
そのまま明日に持ち越すように心がけると。
そういう走ってくる中で、大事やなっていうようなことが、
我々も仕事あるからこの辺にしとくかなみたいな、
気持ちいいところでやめとこう、無理はせんとこう、
みたいな気持ちと共感するところがあるんですけど、
ただそこがやっぱり小説家だなと思うのが、
長編小説を書いてるときと同じ要領だと書いてあるんですよね。
もっと書き続けられそうなところで思い切って筆を置く。
そうすれば翌日の作業の取り掛かりが楽になる。
その走ることと小説書くことのリンクする部分とかいうのも書かれてて、
そのあたりは我々小説家ではないんで、
あ、そういうもんなんや小説書くんっていうのが感じられて、
読んでてね、小説書くのがちょっと身近に感じられるというか、
僕は教師ですけど、
小説書くなんてそんなに異次元な世界に感じましたけど、
ランギングに例えて言ってもらえると、
あ、そうなんやっていうのでね、
読みながらすごい好感を持てました。
村上さん、いろいろ走ることについていっぱいいろんなこと書いてるんですけど、
その中で僕が気に入った部分をいくつか拾っていきたいと思います。
例えば走ることですね。
走ることは僕にとって有益なエクササイズであると同時に、
有効なメタファーでもあった。
僕は日々走りながら、あるいはレースを積み重ねながら、
達成基準のバーを少しずつ高く上げて、
それをクリアすることによって自分を高めていった。
少なくとも高めようと志し、
そのために日々勤めていった。
僕はもちろん大したランナーではない。
その辺の謙虚さがすごい面白いですけどね。
走り手としては極めて平凡な、むしろ凡庸というべきだろうレベルだ。
33:03
しかしそれは全く重要な問題ではない。
機能の自分をわずかにでも乗り越えていくこと。
それがより重要なのだ。
長距離走において勝つべき相手がいるとすれば、
それは過去の自分自身なのだから。
やっぱりいいことを言っているんですよ。
そうそう、僕もそんな風に思っていますみたいな。
これね、たぶん20代の後半の時、読んでいた時、
こういうことを読んでも、はーっと思っていたと思うんですけど、
今読むと、そうやねんって。
今そんな風に思っている。僕もそう思って走っているよみたいな。
思いますね。
とか、すごく共感できたところをいくつか言っていきますけれども、
40代の半ばを迎えてから、
そういう自己査定システムが少しずつ変化を見せ始めた。
簡単に言えば、レースのタイムが伸びなくなってきたのだ。
年齢を考えれば、これはある程度仕方のないことだ。
はい。
いや、そうなんですよ。
練習してもね、あんま早ならんとか、記録伸びひんっていう、
こういうなんか葛藤も出てくる。
とか、そうですね、
あ、そうそう。
トライアスロンをやっているんですけど、
ポイントがえらいなと思うのが、
水泳を自己流で普通に泳げるからやっていたのを、
個人コーチについて習うんですよね。
そこの部分なんですけど、
個人コーチについて水泳のフォームを基本から作り直し、
以前よりも楽に早く泳げるようになった。
筋肉も新しい環境を進んで受け入れ、体型も目に見えて変化した。
上手に書きますよね。
しかし一方で、フルマラソンのタイムは塩が引いていくみたいに、
ゆっくりとではあるけれど、着実に交代を続ける。
走ることが以前みたいに、手放しで楽しいと思えなくなった。
僕と走ることの間には、そのような緩やかな倦怠期が訪れていた。
夫婦。そこには払っただけの努力が報われないという失望感があり、
開いているべきドアがいつの間にか閉ざされてしまったような閉塞感があった。
それを僕はランナーズブルーと名付けた。
さっきランニングブルーと言いましたけど、嘘でしたね。
ランナーズブルーですね。
これ分かるわ。
今のとおり、倦怠期はないけど、
でもやっぱり、払っただけの努力が報われないという失望感。
開いているべきドアがいつの間にか閉ざされてしまったような閉塞感。
いやー、お前こそ用意を言ってくれました。
というところで、すごいマークしてますね。
36:03
それから、あとは、
走っているときにどんなことを考えるのかとしばしば質問される。
そういう質問をするのは大体において、長い時間走った経験を持たない人の人だ。
そして、そのような質問をされる度、僕は深く考え込んでしまう。
さて、一体僕は走りながら何を考えているのだろう。
正直なところ、自分がこれまで走りながら何を考えてきたのか、
ろくすっぽ思い出せない。
ここがあるね。
走っていない人って絶対聞くよね。
そんな長いこと走っていてさ、何を考えているの?って言われるけど、
何を考えて走っているの?って言われるけど、
いや、そんな物理哲学者ちゃうから、
世界平和とか、条例論みたいなことを考えて走っていない。
ただ、ただ走っているっていうところがあるわけですよね。
ほんでから、
走ってくる時に考えていることについて、もうちょっと書いてみますね。
確かに寒い日にはある程度寒さについて考える。
暑い日にはある程度暑さについて考える。
悲しい時にはある程度悲しさについて考える。
村上春樹という書き方ですよね。
楽しい時にはある程度楽しさについて考える。
前にも書いたように、昔起こった出来事を目が暗くなく思い出すこともある。
時々小説のちょっとしたアイディアが頭にふと浮かぶこともある。
でもそれにもかかわらず、実際にはまともなことはほとんど何も考えていない。
そうやろうなーっていううまいことを書きますよね。
原則的には空白の中を走っている。
すごいメタファーというか例えを使って書いてますけど、
こういうふうに自分でうまく走っている時に何を考えているかみたいなことを
うまく表現できたらいいんですけどね。
いろいろみたいなしか答えられないので、
そのいろいろっていうのを深掘りして文にできるっていうのはすごいいいなと思いました。
あとは、これもいいですね。
誰かにゆえのないと少なくとも僕には思える非難を受けた時、
あるいは当然受け入れてもらえると期待していた誰かに受け入れてもらえなかったような時、
僕はいつもより少しだけ長い距離を走ることにしている。
いつもより長い距離を走ることによってその分自分を肉体的に消耗させる。
39:05
そして自分が能力に限りのある弱い人間だということを改めて認識する。
一番底の部分でフィジカルに認識する。
そしていつもより長い距離を走った分、
結果的には自分の肉体をほんのわずかではあるけれど強化したことになる。
腹が立ったらその分自分に当たればいい。
悲しい思いをしたらその分自分を磨けばいい。
そう考えてきてきた。
黙って飲み込めるものはそっくりそのまま自分の中に飲み込み、
それを小説という入れ物の中に物語の一部として放出するように努めてきた。
いやーわかります。もうイライラしたりね。
嫌なことあったらストレス溜まってたもんね。
とりあえずね、何するか。走る。
走ったらアホらしになって全部忘れるというか、
どうでもよくなるんで忘れはせへんけどね。
そういうところもすごくようこんなにうまく描けるなあ。
村上さん自身はいつから走り出したのかというと、
本格的に走るようになったのは「羊を巡る冒険」。
昔読みましたけど、これを描いた後だそうですね。
それまではひたすらタバコ吸いまくって、
この人大学中退?どっちだったっけ。
大学時代から自分のお店やってたんですよね。喫茶店。
夜はバーみたいなのやってて、ジャズバーやった。
朝まで、大学出てから朝までずっとバーでやって、
昼間で寝てみたいな生活してたらしいんですよね。
それを小説書こうと急に思い立って、書き出してから、
もうそのジャズバーやめて、タバコもやめて運動し始めたっていう。
走り出したっていう。その辺もすごく詳しく書いてるんで、
村上春樹ファンの人はぜひ読むと、
ファンの人はみんな知ってることだと思うんですけど、
ちょっと村上春樹好きなランナーの人は読むと面白いかもしれません。
あとは小説についてもいろいろ小説家として、
どんなふうに思いながら小説を書いてるかとか、
小説家という職業はどんなものなのかってことも書いてるんですけど、
そこは読んでください。
あとは走ることについて書いてて面白かったのは、
なんでこの人走り続けてるかっていうところで、
毎日走り続けてるというと、そのことに関心してくれる人がいる。
随分意思が強いんですねと時々言われる。
42:03
褒めてもらえればもちろん嬉しい。
ってなされるよりはずっといい。
しかし思うのだけれど、意思が強ければ何でもできてしまうというものではないはずだ。
世の中はそれほど単純にはできていない。
というか正直なところ、日々走り続けることと意思の強弱との間には、
相関関係はそれほどないんじゃないかという記載です。
僕がこうして20年以上走り続けられているのは、
結局は走ることが性にあっていたからだろう。
少なくともそれほど苦痛ではなかったからだろう。
人間というのは好きなことは自然に続けられるし、
好きではないことは続けられないようにできている。
そこには意思みたいなものも少しくらいは関係しているだろう。
っていうような感じで、なんで走り続けられているのかっていうことを書いてるんですけど、
村上さんは自分に大手だから走ってるんだと。
だから他の人にあんまり勧めない。
積極的にあなたも走ったらっていうようなことは言わないようにしてるそうですね。
というのは自分は大手だから走ってるけど、
他の人に合うかどうかわからないので積極的には進めないということで、
そういうのもあるじゃないですか。
ランナーへと絶対にあなたも走れよ、お前も走れよ、
引き込みたくなりますけど、
その辺さすがに大人やなと思いながら動かしたのが面白かったです。
読みながらあるある俺もそこそこみたいなところとか、
そうなんやみたいな個人的なランナーの気持ちが書かれてて、
俺はどうやろうみたいな、自分はどうなんやろうっていうのを考えながら読めるので、
今回なんかすごいひたすら本の中身を読み上げてコメントするスタイルになってますけど、
そうなんですよ。
今回なんでこれ紹介しようと思ったかっていうと、
何回もさっきから言ってるけど、共感できた部分がいっぱいあったんで、
皆さんもぜひもう一回読んでもらって、
特にこのPodcastのリスナーさん、固定客大体200人ぐらいなんですけど、
その中でも30代40代の男性がメインで、女性もいらっしゃるんですけども、
大体30代40代の方がほとんど聞いてくれているので、
そういった人にこそこの本読んでもらいたいなと思って紹介してます。
ランナーあるあるなんですよね。
ランナーあるあるをここまで村上武士で書いてくれてるっていうのが面白いですね。
45:10
これも面白かったな。
毎日そんなに走ってて、そんな長生きしたいんかお前はみたいな言われることがあるんですって、
なんでそんな走ってんだみたいなことを言われて、
そんなにそこまでして長生きしたいかねと言われることがあるらしいんですけど、
それに対しても、長生きをしたいと思っている人は実際にそれほどいないのではないか。
むしろ、たとえ長く生きなくてもいいから、
少なくとも生きているうちは十全な人生を送りたい。
十全というのは数字の十に、完全の全。
と思って走っている人の方が数としてはずっと多いのではないかという気がする。
同じ10年でももんやりと生きる10年よりは、
しっかりと目的を持って生き生きと生きる10年の方が当然のことながらはるかに好ましいし、
走ることは確実にそれを助けてくれると僕は考えている。
与えられた個々人の限界の中で、少しでも有効に自分を燃焼させていくこと、
それがランギングというものの本質だし、
それはまた生きることのメタファーでもあるのだというね、
このような意見にはおそらく多くのランナーが賛同してくれるはずだとします。
まさにそうです。
そんなに健康でいたいですかとかね、
元気ですねとか、
走らない人はよく言いますけど、
いや、じゃなくて、
路線を生きていくんやったら、そこを変えてくれている通りですよ、ほんまに。
充実した人生を送りたい、それだけです。
あとはね、
ウルトラマラソンについて、
一回だけ走ったらしいんですけど、
その時の初ウルトラマラソンの時の感想が、
これまた面白いんで、ここでは言いませんけど、
ぜひ呼んでみなさんはどうやったかっていうのを比べてもらうと、
面白いかなと思います。
よくこんなにうまいこと書くなというとこかな。
あんまり誰々がずっと本の内容をしゃべってても、
そのうち怒られると思うので、
この辺にしたいと思いますが、
何が言いたいかというと、
こういうのを読むと、
48:00
自分はどうかなっていうので、
人の走っている時のランニング感みたいなのを、
読みながらとか聞きながら、
自分はどうやろうというのを考えるんですね。
それで、自分はでも怖いなというので、
なんで走っているのかなというのを、
普段あまり深く考えないことを考えられるので、
そういう振り返りになるなと僕は思いました。
実際、自分の子を呼んでいて、
ああ、そうやなという部分と、
自分の子やなという部分があったので、
皆さんにぜひ呼んでもらいたいなと。
その感想もぜひ、
全然聞けへんけど、
メッセージフォームに送ってもらえると嬉しいです。
何やろな。
すごいこの本の何回も言うけど、面白いのは、
ほんまに普通のランナーなんですよね、村上さん。
別になんかすごい小説家としての村上春樹みたいな、
超人的なところではなくて、
小説家としての村上春樹ってすごいじゃないですか。
日本で一番有名っていうといいぐらい、
世界的にね、そんな小説家ですけど、
ドイツでも結構人気ありますしね。
でもランナーとしては、
まあまあ、
普通のランナーだと思うんですけど、
村上さんがどう思ってるかみたいなものを書いてる。
それを我々は、
覗き見じゃないけど読める。
よくあるのは、
本屋さんに並んでるのってだいたいあるじゃないですか。
超人の名選手とかの、
本がいっぱい並んでますけど、
みんながね、名選手になれるわけちゃうし、
で、それを皆さん、
みんなね、
すごい選手の本とか、僕もいっぱい読みましたよ。
最近も山剣さんの山剣を笑う、読みましたけど、
筋トレでね、タダやったから読んだんですけど。
読んで、憧れて自分もやってみようとは思うけど、
実際、プロランナーじゃないし、
難しいところあるじゃないですか。
で、ほんまにそこを目指してんの?っていうところも、
僕、あると思うんですよね。
確かにすごい選手の練習法とか見て、
真似しようとか思うことはあるけど、
それで、例えば、
その練習したとして、
51:01
それ一生続けられるかっていう、
目指してるとこ一緒なんかなと思うんですよね。
プロの人って、そこの結果出すために、
その決まった期間だけ、
現役としての期間で結果出すために、
めっちゃ頑張ってるわけじゃないですか。
でも、僕らって、
少なくともこのポーズキャストを聞いてくれてる人って、
ずっと走り続けたいわけじゃないですか。
今だけじゃなくて。
2,3年やったらもう、
45歳になったら引退しようと思って走ってる人って、
あんまりいないと思うんですよね。
なので、そのあたりの目的が全然違うと思うから、
みんなはみんなトップ選手にならんでいいやって思ってて、
普通のポーズキャストやってんのも実はそういうとこがあって、
超人ばっかり出てくるポーズキャスト、
聞いててすごい面白いし憧れるけど、
でも普通の人のポーズキャストもあって、
いいやっていうのがあるので、
持続可能なというか、
死ぬまで走りたいなと思っている僕が、
それをどうやったらできるのかなっていうところで、
あとは家族とか仕事とかとの時間のバランスも取りつつ、
ライフワークのバランスも取りつつ、
そこにランゲンをずっと入れていく、
今どうしたらいいのかなというようなことを考えながら、
実は僕はやってます。
そういうのはでも20代のときなんで、
まさにこの、
20代の頃から20代の頃から20代の頃から20代の頃から20代の頃から
20代の頃から20代の頃から
まさにこの本を読んでいたとき、
一番初めに読んだときは、
そんなこと全く考えていなかったけど、
そのときは、
早く走りたいとそんなことばっかり考えていました。
今はそうじゃなくて、
ずっと走り続けたいからどうしようってことを考えて、
走っていて、
もちろん記録というか、
今よりも早くはなりたいけど、
一瞬だけ花火みたいにパーンって燃え上がるというか、
パーンって花火みたいに綺麗に見えて、
そこで終わりじゃなくて、
閃光花火みたいにずっと燃え続けていたり、
光り続けていたりというところがあるので、
その時に、
その時に、
その時に、
続けていたりというところがあるので、
例えば、
光が小さくても、
持続したいというのがあるので、
なのでこういう、
今回のような本、トップ選手ではない、
すげえ輝かしい本で、
輝かしい内容ではなくても、
読んでいてうんうんって思えるという本は、
読んでいました。すいません、だらだらと、
54:02
ようわからん話になりましたけども、
今回は村上春樹さんの走ることについて、
語るときに、僕の語ることについて、
だらだらと喋ってみました。
皆さんもぜひ読んでみてですね、
その感想をいろいろあざこざと考えながら、
言っていただけると面白いなと思います。
では今日はこのへんで、
力言葉のコーナーです。
このコーナーはですね、走っているときに、
もうしんどい、
あかん、やめようかなと思ったときに、
ググッグイッとですね、背中を押してくれる、
力みずならぬ力言葉を、
私、日本語教師権だろうが勝手に選んで、
ご紹介したいなというそういうコーナーです。
今回、
皆さんにご紹介した、
ご紹介したじゃない、ご紹介したいですね、力言葉は、
今回のテーマである、
走ることについて、
語るときに、僕の語ることの中で、
村上春樹さんが紹介している言葉なんですけれども、
村上春樹さんが紹介している言葉なんですけれども、
もうなんかね、
やっぱりうまいこと書くな、さすが小説家、
イエーイって言う、
思いました。
これ、まだ言わへんけどね、
これを27年、
初めて読んだとき、14年前に読んだときは、
多分あんま響かなかったんですよ、
今回紹介すること。
だけど、今回読んで、
これ一番グサッときた、すげーって、
思った言葉です。
ここまで言っといて、上げといてね、
大したことなかったらすみません。
今回の力言葉をご紹介します。
村上春樹さんの言葉なんですけれども、
我走る、ゆえに我あり。
哲学者の我を思う、ゆえに我ありを、
文字られたんですけど、
どうですか、僕はめちゃくちゃ響きました。
我走る、ゆえに我あり。
なんで毎日走ってんのかな、
でも別になんでって理由いらんや。
走ってるから、
走ってることこそが、
自分なんや。
走ってるから自分がおんねんで、
57:00
僕は上手いこと言えないですけど、
でもすごく、
特に僕も、
真面目に、ここ何年間かね、
真面目に走り出して、
5、6年かな、7年くらいになりますけど、
走ってんのが俺なんや、みたいなね。
そういうのがすごく感じられた言葉です。
皆さんはいかがですか?
これ聞いて何か感じるものがあったら嬉しいんですけども、
我走る、ゆえに我あり。
僕はすごく、
勇気と、ありがとうという感謝の気持ちを持てた言葉でした。
では、今回はこれで終わります。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ほなまた。
59:42

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