2023-10-08 30:03

#14 成功する起業家の時間の使い方とは?

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今回のテーマは「#14 成功する起業家の時間の使い方とは?」です!

番組への感想は、「#RoadToIPO」でtweetしていただけると、番組パーソナリティが喜んで読まさせていただきます!

番組へのご要望・ご相談は、古野光太朗(twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)までお願いします。

▼今回のトーク内容

アクセラプログラムにてメンバー離脱/反省をする時はタイムマシンに乗ろう/尖っている子供は面白い/すべきことは”常に考える”のみ/みんながしていることをしない/新規事業は時代の先読み/マス層に浸透するのは時間がかかる

▼パーソナリティ紹介

山本敏行(twitter:https://twitter.com/SEVEN_Founder)

  • SEVEN Founder(Chatwork創業者)
  • 昭和54年3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。
  • 中央大学商学部在学中の2000年、留学先のロサンゼルスでEC studio(2012年にChatWork株式会社に社名変更)を創業。
  • 2012年に米国法人をシリコンバレーに設立し、自身が移住して5年間経営した後に帰国。
  • 2018年Chatwork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証グロースへ550億円超の時価総額で上場。
  • 現在はエンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティの「SEVEN」に注力している。
  • 著書に「投資家と起業家」、「放課後は高校生起業家」がある。

古野光太朗 (twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)

  • 早稲田大学商学部3年生
  • ビジコン審査員賞受賞・VCアクセラレーションプログラム採択
  • HRSaaSで3度目の起業を準備
  • 150名参加している起業サークルの代表


サマリー

この回では、山本敏行さんは成功する起業家の時間の使い方についてアドバイスしています。起業家の時間の使い方について話しています。起業家にとって重要なことは、ネットワーキングやユーザーインタビューなど、マストハブなアクティビティに時間をかけて取り組むことです。スタートアップ業界では、情報収集や経済動向の予測が重要であり、新たな文化を作るには時間とリソースがかかることがわかりました。

古ちゃんと山本敏行さんの振り返り
スピーカー 2
ロードトゥIPO 〜 起業3回目でIPOを目指す古ちゃんに山本敏行がぶっちゃけメンタリング
この番組はチャットワークを創業したパワーエンジェルスの山本敏行さんから 起業3回目の古ちゃんが山本さんのIPOまでの知識や経験を引き出し
自ら上々へとチャレンジしていくポッドキャストです。
スピーカー 1
こんにちは、チャットワーク創業者でパワーエンジェルスの山本です。よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。パーソナリティを務めます。3度目の起業家古野光太朗です。
ロードトゥIPO第14回目となりました。山本さんよろしくお願いします。
スピーカー 1
お願いします。
じゃあ恒例の1週間の振り返り。古ちゃんは日本に帰ってきて何日か経ってると思うんですけど、時差ボケとかまだあるんじゃない?
スピーカー 2
そうですね。時差ボケめっちゃあって、今日も朝3時くらいから起きて活動しました。
スピーカー 1
日本からアメリカに行った時の時差の方が厳しくて、東回りにもあると厳しくて、西回りに。
アメリカから日本とか世界一周するときは、西回りに一周回った方が時差がきつくないって言われてて。
僕もだから昔アメリカにいるときにルクセンブルクの展示会に出展して、それ東回りに行って、さらにそこから香港のチャットワークの代理店をやりたいという香港人に会いに行った時に、
ルクセンブルクから香港に飛んで、完全に東回りに行ったらやっぱりめっちゃきつかったね。
スピーカー 2
そうなんですね。僕はじゃあ、帰ってきたのは西回りだからそんなにきつくないってことですよね?
スピーカー 1
今回西に帰ってきたら朝早く目覚めるけど、早起きしました。夜早く眠たくなるみたいな。ちょっと頑張って我慢すればいいけど。
反対、東回りは逆に夜中にめっちゃ目覚めちゃうとかね。
じゃあどうですか?最後の最終週のアメリカと日本帰ってきてからのこの1週間ですがどうでしょう?
スピーカー 2
そうですね。アメリカは意外に特に何もなかったなと思っていて。
そうなの?
最後は観光に寄ってたけど、最後の4日間くらいなんですけど、ロサンゼルスで行ってハワイに行ったんですけど、
大体観光して終わってしまったので、アメリカの楽しさは味わえたんですけど、ビジネス的なところはあんまり何もなかったんですけど、
古ちゃんのチームのトラブル
スピーカー 2
逆に今前言ってたジョブズキャンプっていう1週間に1回の起業家が来て、起業家の過去のサクセスストーリーみたいなのを話してくれるアクセラプログラムみたいなのに今参加してるんですけど、
そこの一緒に参加してるチームメンバーが1人抜けてしまって、ちょっとどうしようって悩んでた1週間とかここ3日間くらいでした。
スピーカー 1
チームメンバーが辞めちゃったとき?
スピーカー 2
そうですね。一応24人今参加していて、そのうち4×6で合計6チーム作られてて、僕のチーム4人なんですけど、
1人のチームメンバーがアクセラに参加するのを辞めたいっていうので、急に辞めることになって、そこって僕たちはもちろん責任でもあるし、
どういう声かけをしたらよかったんだろうかとか、もうちょっと考えてました。
スピーカー 1
なんか引き止めとかしたの?
スピーカー 2
引き止めは特にしてなくて、結構決意を持った上で僕たちの班に相談するというか、アクセラの代表、アクセラを運営してる人に直接言いに行ったそうで、
もう意識は固まってたので、なんか引き止める必要はなかったなと思って僕は引き止めなかったです。
スピーカー 1
なるほど。なんか兆候とかは?
スピーカー 2
兆候としてはほんの少しあったような気もしていて、基本的にそのアクセラってだいたいチームワークがあって、
だいたいチーム50分くらい与えるからこのアウトプットを出してくださいっていうのがあるんですけど、その時にやっぱ、
こうやって僕があんまり良くなかったのもあるんですけど、チームとして良くなかったのもあるんですけど、やっぱアウトプットを出すことに重きを置くので、
なんかチーム全体の仲を良くするとかはそこまで意識してなくて、できる人だけがボンボン意見を出して、結構アウトプットを出すっていうようなグループワークの仕方を多々してたので、
それもあって、あんまり混ざれてなかったなっていう、発言量がみんなと比べて多くなかったなっていうのはあったので、それはもう一つの原因なのかなっていう。
スピーカー 1
その目的によると思うけど、どんどん奮い落とされて落ちていくんやったら全然抜けてもらっていいかもしれないけど、
このグループでこの人数で成果を出していくんだ、みたいな感じだったら抜けられると痛いということであれば。
その辺ももしかしたら、いつもこういうことがあると、タイムマシンに乗ってアクセラスタートした時に戻ったらどういう違う動きするかって考えたら、
今回の件はもう終わってしまったけど、次回同じようなケースを防ぐことができる?
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
どうする?タイムマシンでスタート地面を戻ったら。
スピーカー 2
それで言うと、まずはやっぱり心理的安全性を作った上で議論をするっていうところだと思っていて、議論で成果物に対して一番すべきことをするっていうスタンスは変わらないと思っていて、
ただそれをする前にやっぱりグループでゆったり自己紹介とかして話し合う機会とか、そもそもアクセラが週に1回しかないんでそれ以外の時間でちょっと仲を深めたりして、
みんなが意見しやすいような環境を作っておくっていう、前準備に時間を割くのかなと思いました。
スピーカー 1
そうだね。たぶん週1のミーティングだけだと、毎回Zoomのみでも年報だったらやってもいいかもしれない。
リーダーとかは決まってたの?
スピーカー 2
リーダーとかは決まってないんですけど、結構僕がファシリテーターみたいな形で回しててやってましたので、結構より責任感を感じてるっていう状況です。
スピーカー 1
やっぱりそういうグループだったらね、リーダー的な人は役割みたいなのをちょっと明確にしといて、っていうのも次回やってもいいかもしれないな。
スピーカー 2
そうですね、確かに。目的志向すぎたっていうのがあります。ただOutputの成果はワークが2回あったんですけど、2回とも一番いいって褒められたんで、目的は結構達成できてるんですけど。
スピーカー 1
3人で達成できてるんやったら、そもそもじゃあいらんかったかな?その方は。
スピーカー 2
いや、それは多分違うというか、能力的なところで言うと、なんかうまく活かしきれなかった感じはあるんですけど、まあそうですね、難しいですね。
スピーカー 1
まあそういうことで、なんかあったときにはタイムマシンになるということで。
スピーカー 2
そうですね、振り返りをするような。
子供の話と起業家の時間の使い方
スピーカー 2
逆に山本さんはどんな1週間でしたか?
スピーカー 1
僕の1週間としては、そうですね、ちょうど、あんまり子供の話とかしないんですけど、ちょうどこの1週間は前菜のとこにいる2人の子供に月1くらいだったようで、その会うタイミングだったんで、ちょっと会ってきて。
いろいろおじいちゃんおばあちゃんかな、子供たちからしたらと一緒にご飯行ったりとか、ちょっと買い物したりとか、いろいろ充実した1日だったんだけど、なんか面白いなと思ったのは、ちょっとしわ争えないなじゃないけど、なんか面白いなと思ったのが、やっぱり小学生なんで2人とも。
普通だったら習い事とか、スポーツとか、なんかわかりやすいところでね、みんな頑張ったりするような、サッカー頑張ってますみたいな、習い事でコンクール出ましたみたいな。
そういうところに興味持ったりするところだと思うんだけど、ちょっと早い段階で僕もパソコンとかもMacBook Airとかを持たせたりとかして、スマホは持ってないよ。スマホはだからね、いろいろ悪影響もあるかもしれないけど、スマホは持ってないけど、パソコンはもう小学校1年生2年生くらいから持たせて。
チャットGPTを教えたり、今回はパープレキシティを教えて、調べ物はパープレキシティ、考え事はチャットGPTに使い分けてやるようにっていうのをちょっと指導してたんやけど、なんかそうしたら、将来なりたい夢ができたみたいな。
それ何やと思って聞いたら、ホワイトハッカーになりたいみたいな。ホワイトハッカー、大人たちがホワイトハッカーって言葉、え、ホワイトハッカーって調べて、ああ、正義の味方のホワイトハッカーかみたいな、なんかそんな感じに大人が調べないとわからないみたいな。
もともと忍者とかが好きやったから、忍者って言ったら忍びで隠れながらミッションをクリアして、ミッションをやっていくと思うけど、それも現代版、じゃあ現代版かなみたいな感じで思ったりして、まあおもろいなって思ったりとか。
あとは知り合いの奥さん、結構有名な方の奥さんが、なんか突然お坊さんになったらしくて。
スピーカー 2
え、奥さんがですか?
スピーカー 1
うん、奥さんがすごいマダムみたいな人やったのに、お坊さんになって、だから頭も坊主?そってる?で、だからそこにちょっと遊びに行か、お寺に遊びに行かせてもらって。
今はちょっと般若心経にハマってるらしくて、YouTube見ながら般若心経を唱えてるって言って。ちょっと普通の小学3年生とちょっと違うなと思いながらも。
僕はめちゃくちゃ他の大人から見たらね、作家とかピアノとか、こうやったらいいのにと思うかもしれないけど、僕は逆にいよいよめちゃめちゃおもろい方向で育ってるやんみたいな感じでちょっと思ったという。
スピーカー 2
もうその変なところ、変なこだわりみたいなところを逆に伸ばしてあげたいなみたいな感じでちょっと思った1日でした。
やっぱりそういうのって親の影響で結構強く子供にも受け継がれるんですかね。
スピーカー 1
そうやね、それでやめときなさいとか多分何考えてんのとかね、でまたそんな変なこと言ってとかってなるかもしれんけど、僕からしたらめちゃめちゃおもろいやんみたいな。
ちょっと反応神経を唱えてみてみたいな、ちょっと唱え始めるみたいな。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
なんか悪かったわ。
スピーカー 2
確かにちょっと変わった。一般的に見たら確かに変わってます。
スピーカー 1
まあね、そもそも僕も変わってるから、変わってる人の方が絶対おもしろいと思うので。
スピーカー 2
いや、間違いないです。
スピーカー 1
どんどん変人を僕の周りで見出していきたいなと思ってます。
スピーカー 2
なるほどです。了解です。
本コンテンツの方に入っていこうと思います。
今回のテーマは起業したい人、特に創業前あたりもしくは創業直後あたりの人がどこに時間を使うべきなのかっていうところについて議論したいです。
マストハブなアクティビティ
スピーカー 2
で、世間一般的にはこれをした方がいいって言われることは結構自分の中で多いと思っていて、
例えばSNSで発信した方がいいよとか、ネットワーキングに参加した方がいいよとか、またユーザーにインタビューしまくった方がいいよとか、
した方がいいって言われたりとか結構多い中で時間をかけられているので、
じゃあ本当に起業して事業をしていく上において、実際にこれをする必要があるっていう、いわゆるマストハブなことは何なのかっていうところを山本さんに聞いてみたいです。
スピーカー 1
なるほど。
はい。
そうだね。例えばイベント参加するとか、講座受けるとか、ユーザーインタビューするとか、
まあこれをやった方がいいよっていう手前に24時間事業のことを考え続ける。
その事業を成功させるために必要なものを考え続けてる。考えたら出てくる。今これ必要なんじゃないかとか。
例えばイベントばっかり行ってたら、イベント参加したから満足してる、それって自己満で考えてないよね。
このイベントって本当に行くべきだったんだろうか、このイベントで何得られたんだろう、みたいな。
このイベントにはまた次回も参加すべきなのかとか、今回でどんだけ自分の事業に繋がったんやろうかとか、
とにかく自分の事業を最優先にすべての物事を考えてたら、
例えば僕がこれでSNSをこういう風に発信したらいいよって言われたら、なるほどって言って、じゃあSNS発信しようって言って、
そしたらやってる感になって、あのさんも言ってたし、それやってたからうまくいくはずだと思ってたのに、
なんかあんまりうまくいかなかった、なんでだろう、あの人の言ってたことは嘘だ、じゃなくて、
まあケースバイケースだし、事業の悩みもあるし、あなたがやりたい事業はあなたが一番考えてて、
どんな人から質問されても、それはこうですね、ああですね、みたいな感じで答えられるぐらいまでリサーチしたり考えたり行動していれば、
これをした方がいいっていう、おのずと、今までやってたけどやめた方がいいっていうことも自分でやっぱり考えられるようにならないといけないので、
スピーカー 2
うーん、考えることやね、答えに全然このテーマと関係ないかもしれないけど、
考え続けることの重要性
スピーカー 1
有名な企業で、もともともうちょっと社長なくなっちゃったけど、未来工業っていう会社があって、
未来工業で検索して、たぶん画像検索とかで検索したらその工場が出てくると思うんだけど、
残業なし、上場企業だけど、地方だけどめちゃくちゃ稼いでめちゃくちゃ利益出してる製造業が、製造業だったかな、ちょっとよくわかんないけど、
その創業者の僕、すごい好きなのは、壁にバーンってね、張り紙が貼ってあるわけ。
その張り紙が何かっていうと、常に考えるっていうのを思いっきり考えてある。
常に考える。
未来工業を常に考えるって検索したら、工場のあちこちに常に考えるっていうのがいっぱい出てくるので、
ぜひ検索してもらいたいんだけど、僕はチャットワークを経営した時にもずっと言ってて、
常に考えるんやと。自分の事業のこと、自分の業務とか成果を出すために。
考えてなくて流れ作業でやってたら、そんなんもうロボットと一緒なんで。
ロボットっていうか繰り返しやることで。
人間がやるべきことは、付加価値を生み出すことなんだと。
AIでもできないことは付加価値を生み出すことなんだと。
それは何かというと、考えて生み出すことなんだ。
なので、常に考えるっていうのはね、すっごい重要やなと思ってます。
スピーカー 2
大前提、そういう手段の話をするよりかは、そもそもコンタウンとして常に考え、
自分の事業について常に考え続けることが大事っていうことですね。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
なるほど、確かに。
スピーカー 1
で、しっかりと思いついたことはメモをする。
常に考えて忘れてしまったら意味がないんで。
考えた時間無駄になるんで。
とにかくメモマンになることやね。
常に考えてちょっとでも面白い情報、アイディアあったらメモする。
寝て起きて夢の中で考えてたこともメモする。
スピーカー 2
っていうのがすごい僕は重要だと思ってるんで。
スピーカー 1
そんなこと言うとちょっとテーマと違う?
常に一歩先を見据える
スピーカー 2
いや、テーマとは合ってるんですけど、確かに大前提すぎて、
議論する内容が若干、今から何議論しようかなって。
逆に、確かにするべきことは常に考えるとして、
なんかみんなが落ち入りやすい、これしてるけど無駄じゃないみたいなところとかってあったりしますね。
スピーカー 1
うーんとね、僕は常に考える価値は思っているのは、
周りの人が既にやってるようなことはやらない。
スピーカー 2
うーん、なるほど。
スピーカー 1
だから、そこで差別化するってすごい難しいんで。
みんながやってることをみんなと同じようにやってたら、
そこで戦わないといけないんで。
スピーカー 2
みんながやってるんだったら僕はやらないって決めてて。
スピーカー 1
で、人が知らない、気づいていない、一歩先、二歩先のことを意識してやる。
はいはい。
スピーカー 2
なるほど。
確かに。
僕も若干それっぽいこと意識してて、
最近AIがめちゃくちゃ流行ってて、
一時期なんかAIについてめっちゃ調べてたんですけど、
AIには専門家レベルの人がいて、なかなか厳しいと思ったんで、
中長期で来てるマクロトレンドを追う事業について最近めちゃくちゃ深掘りしてるので、
確かに競争が加熱しすぎてるところは避けた方がいいなっていうのは、
自分もAIに飛び込んでみて結構強く感じました。
スピーカー 1
だから今AIって言ってる人は既に出遅れてるんだよね。
みんながやってるから。
スピーカー 2
うん、間違いないです。
スピーカー 1
なので常に情報収集を常にアンテナ張っておくと、
もちろん必ず新しいものって生まれてくるんで、
じゃあ次生まれてくる潮流って何だろうみたいなところを常に意識しておいて、
海外の情報も意識しながら、別に英語でもなくても翻訳ツール使ってても何でもいいから、
向こうの情報を薄くでもいいから入れておいて、
なんか急にトレンドが変わってきたなみたいな。
でもまだ誰も何も気づいてないなみたいな時に着手し始めるっていうのはすごいいいかなと思ってて、
もうここまでAI来てた時とかしたら今から参戦したらもう何か、
今からそんなことやるんですか?みたいな感じしか見えないんで。
スピーカー 2
間違いないです。
確かに。それで言うと、逆にAIは波が来すぎてると思うんですけど、
逆に波が来すぎてなくて、もうその間がダメになっちゃうというパターンもちょいちょい聞くんですけど、
そのちょうど間のいいタイミングみたいなのってどうやって測ったらいいんですか?
スピーカー 1
うーん、ニッチすぎて来なかったみたいなってこと?
スピーカー 2
そうですね。ニッチすぎるパターンもあるし、
逆にちょっと早すぎるパターンもちらほら聞いて、
例えばリモートワークの授業をしてる人がZoomとか来る前にずっとやってて、
でもZoomはちょっと大きい環境変化、コロナって大きい環境変化があったから流行ったっていうのもあると思うんですけど、
時代がちょっと先読みしすぎてニーズがあんまりなくて流行らずに閉じたけど、
そのサービスが実は後から流行ってきたみたいな、っていうのもちらほら聞いたんで。
スピーカー 1
僕らがいつもそういう状態だったのね、20代とか30代経営してた時にやろうとしてることが大体一般の人たちがやろうとする10年前ぐらいのことをやろうとしてて、
チャットワークも2011年だから、5,6年、7,8年は早かったんだけど、
5年10年先の意識をして情報収集を常に意識をしておいて、サービスとしてリリースするのは1,2年前ぐらいのちょっと一歩先、二歩先ぐらいを提供すると儲かり始める。
時代が追いついてくると超劣等者になるんで、そこはもう金で金を、血で血を洗うような戦いになるんで、僕はそういうところで戦うのは嫌いだから、
そういう時になったら誰かにあげたりやめたりする?例えば例で言うと今で言うとGoogleワークスペース、その前はG Suiteっていう名前で、その前はGoogle Appsっていう名前だったんだけども、
Google Appsは2008年に日本でリリースされたのね。2008年にリリースされたんだけど、僕たちはもうクラウドだけで仕事をするみたいなことは2004年5年ぐらいからやってて、
そういうツールがなかったけどGoogleが個人GメールでGoogleカレンダーとかGメールとかドキュメントとか出してきてて、共有する形で個人のやつでもGメールでも全部仕事版として僕たちは活用してたんだけど、
組織版が出てこないなーなんて思ってたんだけど、出てきた初日に全社員導入して、初日にGoogleにこれ日本で俺らに売らせてくれっていうのを言いに行って、それでUSと交渉しろって言われてUSと交渉して、
分厚い契約書の冊子を持ってこられて、内容は何があってもお前が全部悪いっていう契約書だけど、これを広めるためには頑張ってリスク追ってても代理店になろうと思って代理店になったと。
その時にGoogleで全部クラウドで仕事するなんてほぼ誰も分かってない思ってない時代で僕らはもうそこを手をつけて、それでいろんなウェブマーケティングばーっとやって日本にGoogle Appsを広めて、そしたら1,2年後ぐらいからソフトバンクとかが代理店になり始めて、
クラウドの波が来て、ソフトバンクとか入ってきたらもう彼らはレッドオーシャンの申し子みたいな人たちなんで、あんな人らみたいな荒くれ者と営業で戦ったら損しかしないんで、僕らはもうGoogle Appsの販売はもうやめて、もう次の授業の方に入っていったりするんだけど。
僕はいつもちょっと先をやる。今のエンジェル投資もそうだね。エンジェル投資って日本で全然まだまだ来てない時に取り組んでいてみたいな感じで。全然少ないからね。
情報収集と経済動向
スピーカー 1
3年ぐらいやってきて、だいぶエンジェル投資が一般的になった気がするけど、僕からしたらまだまだアーリーアダプターしかやってないんで、今のうちに仕組み、プラットフォームを作っちゃって、あとはもうチャットワークみたいに作っちゃえば、あとはもうストックでなるんで。
1回使い始めたらもう手放せなくなるっていうところまで、今持っていくために頑張ってるけどね。
スピーカー 2
なんかそれで言うと結構疑問なのが、先を読めば読むほど結構当たりにくいと思ってて。AIとかだと結構来てるから、当たる可能性は、波が来る可能性はほぼ90%以上になってると思うんですけど、逆に5年後とかいうロングスパンであればなるほど、波が当たりにくい、来ない可能性の方が多分高くなると思ってて。
なんかその状況で、なんでチャットワークとかエンジェル投資家の波とかを当てられたのかっていうのがめっちゃ気になります。
スピーカー 1
うーんとね、スタートアップの業界にいたら結構情報収集とか、入ってくる情報、当たり前の情報が結構入ってくる。
シリコンバレーとかに行ったりすると、それが余計これから起きてくるような情報が入ってくるんだけど、実際その一番お金使う人たち、一番ユーザーが増えるタイミングまですっごいタイムラグがあるよね。
だからスタートアップの人たちからしたら、いやもうそれは遅いやろうみたいなことも意外と浸透するまでにはすごい時間がかかる。
だからキャッシュレスもね、ペイペイあんな気あってもまだ、なかなかまだ日本でも現金使う文化も残ってたりするけど。
結構ね、会社も大きくなってきたら10人20人ぐらいの時はね、もうこれはこれって言って感じでやったりすればすぐ浸透するけど、100人ぐらいになってきたら、いやいや俺たちITの会社だよねみたいな、変化に強い会社だよねって僕はずっと思うぐらい、図体が重たくなってきたりするんで。
だからサービスで言うと日本全体に広げるとか世界に広げていくってなったら変化ってめちゃくちゃ実は時間かかったりするんで、そこにやっぱりスタートアップとして切り込んでいくっていうのはいいんじゃないかなと思うけどね。
スピーカー 2
なるほどです。確かに。意外に思っているより時間かかるものなんですね。
スピーカー 1
かかる、めちゃくちゃかかる。だって2011年にシリコンバレー行った時にテスラ見て、「うわ、トヨタ終わった!」って思ったもんね。
で、「うわ、これを絶対語れへんし、日本の車業界終わってまーお!」って。今になってようやくEV、EV、やばいやばいってなってきてるけど。
いやいや、僕12年前にその光景見てしまって、トヨタ一瞬でこれ殺される、終わるわーって思ってたから、去年でトヨタが一番世界に売ってるわけよ。
いまだにこんなにEV、EVって言われて、あれ?みたいな。世の中変わんのえらい時間かかるなーみたいな。って思ったりするけどね。
スピーカー 2
あー確かに。そうですね。テスラも。そうですね。アメリカとかでは結構2割ぐらい、たぶん道端で走ってたんですけど、それでもほぼ日本車でしたもんね。トヨタとか、ニッサンとか。
スピーカー 1
もう終わったーって思いがちやねんけど、実は…みたいな。なるほどです。
だから逆に言えば、実はこう、変わんのも時間かかるってことは、変えていくのも時間かかるってことだよね。
古いものが変わんのも時間かかるけど、変えていくのも時間かかるからスタートアップとして、新しい文化を作るとすっごいこう、リソースがかかってお金もかかってしまうから、そこは慎重に気をつけながら考えないといけない。
結構長期性になるってことですよね。しばらく10年ぐらいかけて文化を作っていく。何やるかにもよるけどね。
新たな文化を作る時間とリソース
スピーカー 1
だからそういう潮流に乗っていくっていうのは、サーフィンで例えると大きな波が来てるなっていうのをしっかり読んでいって、その波に小回り聞きながら、聞かせながら波に乗るっていうのが重要だね。
うーん、なるほどです。ありがとうございます。
スピーカー 2
そろそろお時間きたので終わりたいと思います。
ロードトゥIPO、企業3回目でIPOを目指すフルちゃんに山本俊幸がぶっちゃけメンタリング。ここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組への感想は、ハッシュタグロードトゥIPOでツイートいただけると嬉しいです。
ロードトゥIPOに関してご意見ある方は概要欄にフルノのXのリンクがございますので、そちらからご連絡をお願いいたします。
それではまた来週。
30:03

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