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2022-01-11 12:00

392.おたより「トップスが後ろに下がってしまい苦しい・・・骨格の問題?」 from Radiotalk

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リスナーさんのお悩みに回答!トップスが勝手に後ろに下がっていって「抜き襟」状態になってしまうという質問者さん。その原因は、肩の位置にあり!洋服の構造から解説します。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、では今日はマシュマロからいただいたお悩みに回答していきたいと思います。読みます。
骨格の悩みです。私はトップスが勝手に背中側に下がっていってしまい、のど元が苦しくなってしまいます。
特にフード付きのお洋服を着ていると、数分に1回襟元を手前に引っ張らないといけない感じです。
服が後ろに下がっていってしまう原因は何が考えられますか?改善する方法はありますでしょうか?
あまり聞かない悩みなのですが、もともとのど元に物が当たるのが苦手な私が過敏なのでしょうか?
ということで、ラジオネームなかったので、質問者さんということで呼びかけさせていただきますが、
そんなに珍しいお悩みでもないと思いますよ。たぶん同じお悩みを持っている方は結構いらっしゃるんじゃないかと思いますので、
今日はこのお悩みに回答していきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりましたおしゃれの呪いトークラジオ、本日で392回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙でございます。本日もよろしくお願いいたします。
いやー3連休でしたがね、もうずっと仕事でしたね。
なんかね、今週ちょっとね、ある大学での講演とか、
あとはね、服装心理だぼ、オンラインサロン服装心理だぼの月1回のライブ配信も今週あったりとか、
結構ね、いろいろ人前で話す機会が多くてですね、ちょっとその資料作りに追われておりまして、
はい、もうなんかね、ずっと仕事してますね。なんか年末年始休みすぎたツケをね、頑張って払っておりますよ皆さん。
どんな3連休でしたでしょうか。さあ今日はね、あの久々にかな、久々にあのがっつりファッション系の回答。
今日はちょっとね、心理に関する話は特になく、もうこれはがっつりファッションのお悩みなので、がっつりちょっとファッションね、
知識をお話ししていきたいなと思うんですけれども、まずね、あの私が過敏なんでしょうかって、それはそう、それを考える必要はないというか、
あのこの方はたまたまね、そのトップスが背中の方に、なんか自然に引っ張られていっちゃう感じですよね。
で、首が上がってきて首がグエッてこうしまっちゃうようなね、感じってことですよね。そういうお悩みでしたけど、
あの結構、例えばタートルネックとかハイネックがすごく苦手、とにかくもう首周りに物が当たるのが苦手っていう人も結構多くて、
特にほら秋冬の洋服ってタートルネック、ハイネック多いじゃないですか。だからどうしてもあれが着られなくて困ってるんですよっていうお悩みもすごくよくいただくので、
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まああの後ろ身頃、後ろトップスがね、背中に後ろ身頃側に引っ張られちゃうことだけじゃなくても、
何にせよこの首周りにね、何か物が当たるのが苦手って人は結構多いなーって私印象ありますけどね。
なんかね、あのオンラインサロンの服装診療の会員さんの中にも結構いらっしゃって、ある方が、もう本当に首に物が当たるのが苦手だから、
前世で首絞められて死んだんだと思うって言ってる人がいて、すごい言い得てみようっていうか、なんかそれぐらいの癒さかけになるんだろうなーっていうね、
そういう感じかーってすごいよくわかった例えがあったんですけど、たぶんこう、前世で首交主計にあって死んだ人ぐらい、
たぶん首に物が当たるとゾワゾワゾワってね、なっちゃうんだなっていうのがすごいわかりやすくて、なんて素晴らしい表現力だとした思えたことがあったんですけど、
まあそういう人はたくさんいますよね。で、あとは花瓶じゃなくてもね、やっぱりだんだん首が動いてたって言ったらそれは辛いですよね。
これは質問者さんご本人が冒頭で骨格の悩みですって書いてらっしゃる通り、骨格というか体型に原因があると思われますね。
どういう原因かというと一言で言うと、標準的な肩の位置より、たぶん質問者さん自体の肩の位置が前にあるんだと思います。
横から見た時に、だいたいは耳の位置ぐらいに肩が来るのが、まあだいたい標準なんですけど、それちょっと前にあるんじゃないかというふうに思うんですね。
で、じゃあなんで前にあるのかっていうと、もともとの体格で前にある人もいます。前肩とかって言うんですけどね。
もともと肩が前についている人ももちろんいます。人間の体格はね、本当に洋服はね、標準に合わせて作らなきゃいけないというかね、
大多数の人に合わせて作っていますけれども、実際には住人トイロですから、その大多数に平均値とって作った肩の位置に自分の肩が合わないことはやっぱり当然ありますよねっていう感じで、
標準的な位置よりも肩がもともと前についているパターン。
もしくは、姿勢の問題で、もともと前についたわけじゃないんだけど、姿勢の問題で肩が前に行っちゃってるパターン。
これ巻き方なんて言ったりしますけども、肩がぐるっと前方向にくるんと巻いちゃってるような感じで、前に行っちゃってる姿勢になってるってことですね。
大体これの場合には猫背もついてくる。猫背になっちゃって巻き方になっちゃったのか、巻き方が先だったのか、それは人それぞれですけども、
大体猫背で背中が丸くなって肩が前に巻いちゃう感じ。いずれにしても肩が標準的な位置よりも前についちゃってると。
そうなると何が起こるかというと、洋服の肩の線ってあるじゃないですか。前身頃、前の生地と後ろの生地を縫い付けてる肩のラインありますよね。
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あそこ肩線って言うんですけど、その肩の線が自分の肩に綺麗に乗っからないわけですよ。
その肩の位置は標準的な肩の位置に合わせて作られていますから、それよりも自分の肩が前にあると、その肩線が後ろに落っこちますわね。
そうすると後ろに落っこちることによって、どんどん後ろ身頃が後ろに引っ張られていって、前身頃がぐぐぐっと上がっていって、首がぐぎっと締まっちゃうということなんですよね。
さらに姿勢が猫背だと、後ろ身頃の幅も足りなくなるわけですよ。なので、余計に引っ張られちゃう。
背中って、そんなに丸まっていると想定されていないんですよね。
想定されていないで洋服が作られているのに、実際着る人の背中が丸まっていると、生地が足りないわけですよね。
そうすると、余計にどんどん後ろ身頃の方に生地が引っ張られていって、前身頃が上がっちゃって、首がぐぎっと締まると。
こんな原因なんじゃないかなと思います。
もしそうだとすると、根本解決をしようと思ったら、お直しするしかないんですよね。
肩の位置、肩線の位置を前にずらす。本来の自分の肩の位置にずらすしかないわけで、やろうと思えば、お直し屋さんに持っていけばできなくはないです。
ただ、肩のお直しってすごい大変なんですよ。肩って洋服の一番上にあるじゃないですか。
肩直したら、袖もおかしくなってくるから、袖も直さなきゃいけない。
それから首とか襟周りのバランスもおかしくなるということで、結構前後お直しになることが多くて、だいぶ大掛かりな工事になりますので、根本解決ではありますが、あまり現実的ではないなと。
そう考えると、今後買うときに、できるだけ試着したときに、自分の姿を横からしっかり見て、肩線の位置ができる限り自分の肩に乗っかっているものを選んでいく。
だいぶ標準的な位置よりも肩が前に行ってしまっている人は、なかなか見つけるのは難しいと思うんですけども、
でもね、いろんなパターンの洋服が世の中にはありますから、ちょっと試してみて、できる限り自分の肩に乗っかっているものを選ぶ。
そして難しいと思いますが、もし巻き方とかねこずだということであれば、姿勢も同時に直していく。
姿勢を矯正するバンドみたいなのありますよね。ああいうものをつけてみるとかして、ちょっと姿勢を矯正していくっていうのも同時にやっていくと、
姿勢の矯正は体のことを考えてもらった方がいいでしょうから、もし姿勢が悪くてということであれば、それも同時にやっていくといいのかなというふうに思います。
ただね、姿勢を直すって本当に難しいですよね。一応一時的に直るものでもないので。
そう考えると、本当に速攻性がある解決策、何かなっていうと、もう後ろに落ちてしまうのはしょうがないって考えると、前を引っ張るしかないですよね。
前裾を下方向に引っ張って引き戻していくしかないわけですよ。そうすると前裾に重しをつけるっていう方法、これが実は一番現実的なんじゃないかなと考えました。
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実はね、結構例えばスーツの裾、ジャケットの裾がひらひら開かないようにということで、裾にオーダースーツなんか作るときに金属製のチェーンを縫い付けてくれたりするサービスがあったりして、裾に重しをつけるって意外とやられてることではあるんですよ。
あと、学生服の時にミニスカート履いてる子がちょっと風邪でめくれないようにっていう、おばあちゃんの知恵袋的な感じで、スカートの裾に縫い代、ところに10円玉入れておきましょうみたいな、10円玉で重し入れておくと重くて風邪でスカートめくれてなくなりますよみたいな、そういう知恵袋もあったりするんですけど、
そんなイメージでパーカーだったりトップスだったりの裾にコインを縫い付けるとか、ちょっと重しをつけるというのも手ではあります。もちろん洋服重くなりますよ。洋服重くなるんですけど、前裾にだけそれをつけてあげて、後ろに体型の問題で引っ張られていく裾を重みで引っ張り戻すイメージ。
これどうかな?ちょっとやってみてください。コインをつけてもいいし、あとはテーブルクロスの端っこにテーブルクロスがめくれないようにつけるウェイト?重し?テーブルクロスウェイトとかっていうのがあるんですけど、それなんか元々結構重みがあって、ピンチ、はさみ、はさむ、パチンとはさむ部分もついてるので、それでかわいいのがあったら飾り的な感じつけてあげてもいいのかなって思ったんですけどね。
検索していろいろ探してみられるといいかもしれないですね。
洋服の形と自分の体の形って必ずしも合うものではないんですよね。なので、実は合ってなくて、その結果不具合が起こってしまうってことは結構あるんですよ。
実は体型診断とか骨格診断とか、体のシルエットをきれいに見せる診断よりも、大前提として自分の体の形に買った服の形が合ってるかどうかの方がまず重要なんですよね。
でもこっちを知っているスタイリストってすごく少ないので、なかなかこういう情報って得られないと思うんですけどね。
自分の肩の位置、腰の位置に、腕の長さに、そもそも洋服がちゃんと合ってるのかどうか、まずは買うときにこれをチェックしてみるっていうのがポイントかなと思います。
なので、うちの4スタイルパーソナルスタイリストスクールでは、一番初めの入門講座で実はこのパターンの授業ってやるぐらいに非常に重要なことなので、今後洋服を買うときにチェックしてみるといいかもしれません。参考にしてみてください。
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