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2023-03-13 11:35

619.ブラッシュアップライフを見て感じた、文脈の愛しさ from Radiotalk

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大団円を迎えた日テレのドラマ「ブラッシュアップライフ」。私も慌てて追いついて見たクチですが、このドラマを見ながら、これからのファッションを含めた「文化」のあり方、行き着く先、そしてもっとファッションが幅広い人に楽しんでもらえるモノになるには…とあれこれ思索を巡らせてみました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で619回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、わざわざ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野里沙です。
本日も、そして今週も、よろしくお願いいたします。
さあ早速ですね、前回ちょっと間開いちゃって、金曜日でしたっけ?聞いてもわかんないよね。金曜日だったかな?
結構前だ、4日前に配信した前回のね、第618回目の更新で、タイトルはお便り。
今の自分に一切自信が持てない自分が、今の容姿に一切自信が持てない自分が、カウンセリングに行ってもいいですか?
という回にご質問をされていただいた山田さんから、早速ご感想メッセージいただいてます。
山田さんありがとうございます。お忙しいのにね、嬉しいです。
私の投稿にお返事をいただき、恐縮するとともに、嬉しい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
山田さんのような人にこそ利用してほしいと言っていただけたことは、とても心強かったです。
個人的なことですが、4月で異動になり、現在の所属よりも比較的業務負担の少ない部署に行けます。
頭と心に余裕ができた頃に、サービスの利用を検討します。
改めまして、この度は本当にありがとうございました。
ちょっとね、余裕ができて、新しいものが入る隙間ができたら、来ていただくのがいいかなと思うので、お待ちしておりますよ。
あれ、配信終わってからいろいろ思い出したんだよね。
今年の4月でね、うちの息子が小学校に入るんです。個人的なことながら。
やっぱりいろいろ振り返ることが多いタイミングで、私も。
山田さんはね、私と違ってお二人もいらっしゃるから、ある種、上野子さんは私と一緒だけど、先輩というかさ、しっかり育ってやってらっしゃるだろうから、私が言うまでもないことだと思うんですけど、
私も、産んだばっかりの時に、これまでの自分ってもう無くなっちゃうんだなって、冷めた目で泣いたんですよ。
なんか、これまでやってきたフラット飲みに行くとか、もう気が済むまで仕事するとか、好きな時にご飯食べて好きな時に寝るみたいなこともできなくなるんだと思って、
これまでの私はもういないんだ、みたいな感じで冷め冷めと泣いたんですけど、でもあれから6年経って、これまでの私が徐々に戻りつつあるんですよね。
早いなっていう、あの涙の別れ、根性の別れは何だったんだっていう。
まあでも、もちろんね、3000のペースに戻るタイミングなんて人それぞれだし、戻らなくていいやって人もいるでしょうと思いますよ。
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でも、意外と早く帰ってくるんだなっていうか、やっぱり子どもって、よく言いますけど、世界からの預かり者で、今一時期お預かりして育てさせていただいているだけなので、
私の感覚としては、なのでやっぱり旅立っていくじゃないですか。
自分の元から育っていった時に、やっぱり私に戻る時が絶対あるので、その時に、
あ、私って亡くなっちゃったってならないようにしとかなきゃいけなかったんだなって、私はもう無理っくり仕事を続けているので、
それが結果的にできていることになったんですけど。
そういう意味でもね、時間を見つけて、自分を取り戻すっていうか、自分のための時間を使ってほしいなっていうのはすごい思うんですよね。
それの時間としてうちのサービスを選んでもらうのはすごい嬉しいなって思います。
今日はそんな話もしつつ、全然違う話してもいいですか。
もう全然台本的なものも、箇条書きすら書いてないので、あと8分しかないのに話しがまとまるか全然わかんないんですけど、
これはもう私感じたままで喋った方がいいかなと思って、つらつら話すんですけど。
見ました?ブラッシュアップライフ。やばかったですよね。やばかったよね。
私鎌倉殿を越えるドラマはもう5年はないだろうと思ったら、別角度でありましたねっていうぐらい。
初回から見てなくて慌ててティーバーですごい話題だったから追いついて、
昨日の最終回は初めてリアルタイムで見たんですよ。
すごいなーって思ったのは、結局ドラマ見ても何しても私自分の仕事に引き立てさせちゃうんですけど、
ドラマもファッションも広い意味で文化じゃないですか。
どういう文化が今受け入れられるんだろうなってどうしても見ちゃうんですけど、
ブラッシュアップライフってネタバレしない程度にまだティーバーで配信してるので、
最終回見てない人絶対見た方がいいし、感想を教えてほしいいろんな人の感じ方が聞きたいんですけど、
結局生まれ変わって今世やり直すっていう話なので、
結局生まれ変わって今世やり直してるっていう設定だけがすごく突飛でSFなんですけど、
でもその生き直してる世界、生き直してる人生っていうのは日常そのものなんですよ。
全然そんなにすごい大事件が起こるわけでもなく、ちょっとだけあの最後に仕掛けというかミッションはあったんですけど、
なんだけどそのなんでもない例えばカラオケに行くシーンとか、
女友達4人で地元のイタリアン食べながら喋るみたいななんでもないシーンなのに、
もちろんなんでもないシーンの作り込みのリアルさはあるんですよ。
あるし女優さんたちの演技の上手さはあるんだけど、
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それにしてもあんなになんでもないシーンがなんでこんなに泣けたり感動したりするのかっていうと、
これって何回目の人生なんだよなっていう設定があるから。
つまり人間って文脈があるかないかで一つの物事の感じ方がこんなにも変わっちゃうんだなって思ったんですよね。
これはすごいなって。
やっぱり音楽もドラマも映画もファッションもそうなんですけど、
これまでにないものを生み出してそのもの自体で、
こんなの見たことない素晴らしいって人々を感動させることってもはや難しいと思うんですよね。
もう出尽くしちゃったんだと思うんです。
なんだけど、だからそのものの面白さ、そのものだけの素晴らしさで勝負するっていうか、
勝負じゃないんだろうけど、訴えていくっていうのはなかなか難しくなってきたなと思うんですよね。
ドラマも多分誰も見たことない展開を思い浮かべるのって難しくて、
例えばこの間のオーストラリアの朝の戦いも見たらなんか不穏な展開になるのかなとか、
普通人生生き直したらこうなるよねとか、そろそろこの辺誰か死ぬんじゃないとか思っちゃうんですよ。
それはもうみんなの教養ができちゃったから、みんなも見たこと、たくさんのことを知ってるんですよね。
特に現代って知る窓口が多いから、みんな知ってるから、
だから全く新しいもので驚かせるのが無理って考えると、
みんなが知ってることを逆手に取るっていうか、みんなの共通認識が逆に育ってるからこそ、
新しいものを生み出して驚かせることは無理だけど、みんな目が超えちゃってるし、
だけどそれを知ってるからこれ楽しめるよね、みたいな。
ほらほら、これこうこうこう、あー来ると思ったでしょ、違うんだよ、みたいな。
なんかそういう作り方なんだなーって思って、
そう考えていくとやっぱりファッションもなんか全くこれまでなかった機能とか、
例えば洗濯して干して乾いたら勝手にこの洋服は自分で畳まれます、みたいな。
そんな機能なんてできたら素晴らしいけど、まず無理じゃないですか。
できるのかな将来、無理じゃないですか。
この洋服はあなたが着た頃に違う色に勝手に変わりますとか無理じゃないですか。
そういうのができたら多分機能とかデザインだけで洋服を人々を驚かせるものになるんでしょうけど、
まあ無理なわけで。
そうするとやっぱり文脈で楽しむっていうことをもっと伝えていかないと、
ファッションって服を着た以外は楽しいものじゃなくなっちゃうんだなと思うんですよ。
そもそも服を着た自体が文脈で楽しんでるんですよ、すでに。
あのブランドはこのデザインが変わってどうたらこうたらとか、
このデザインは本当はこういうミニタリーのデザインから着てて、みたいなのも全部文脈じゃないですか。
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そもそも服を立って文脈で楽しんでるんだけど、
それをもうちょっと広げるっていうか、文脈のジャンルも広げる、
そのファッションの知識っていう文脈だけじゃなくって、
私の生まれ故郷の素材を使ったものを着ようとか、
あとはそれこそ冒頭にご紹介した山田さんの話じゃないですけど、
そういうふうに何でもない服なんだけど、
実はこれは私が独身時代によく着ていたブランドを、
今再び子供から少し手が離れて着れるようになったんだっていうこの喜びとか、
そういう自分の人生も踏まえた楽しみ方だったりっていうのを提案していかないと、
単にこれが何とか診断のタイプ、何タイプ、何タイプ、何タイプ向けの服です、みたいなところも
文脈の一つなのかもしれないけど、そういうふうな単純な機能性だけじゃなくって、
やっぱりストーリーとか、その人の人生の今のテーマに合った服だったり、
そのブランドのストーリーと自分の人生のストーリーが重なるだったり、
そういうことをもっと提案していかないといけないんじゃないかなって、
ファッションを楽しむ人がどんどん減っちゃうというか、
ファッションが一部の人物だけになっちゃうんじゃないかなっていう気がしていて、
それをやりたいんですよね。だからこんなにカウンセリング、カウンセリングって言ってるのは、
結局その人の人生の文脈を知りたいんですよ、私は。
で、その人生の中での今の位置づけ、そこにふさわしい服みたいなのを選べたいんだなと思って、
なんかそんなことまでちょっと発想がいろいろ浮かんだというか、
そういうことなんだなと思うし、いっぱいそういう私のやってることが、
これからますます喜んでもらえるんじゃないかっていう風に感じて思えて、
そういう意味でもすごい嬉しかったドラマだったんですよね。
まだ見てない方は見てほしいな、感想でもいいのでメッセージを送ってください。
番組概要欄にありますマシュマロからブラッシャーブログの感想は、
ただいま大募集中ですけれども、それ以外にもファッションに関する質問とか、
あとは心理関係の悩みでも結構ですのでお気軽にお寄せください。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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