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2022-07-11 11:58

502.負の感情を無理に解決しようとしない from Radiotalk

衝撃的な事件があり、メディアはその報道一色。そのせいで、気持ちが落ち込んで仕方ない人、多いのでは?
そんな「落ち込み」「恐怖」のような負の感情にもしっかり向き合って解決しよう…とするのもよいですが、向き合いすぎるとあまりよい結果は生まれません。マイナスな気持ちとの付き合い方について語りました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で502回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の久野梨沙です。今週もよろしくお願いいたします。
先週末はね、ちょっと衝撃的な事件があったので、ニュースもそれ一色になってしまったので、
日曜日選挙もありましたけれどもね、やっぱりそれでもね、その衝撃的な事件の方のニュースの時間がどうしても多くて、
気持ち的にちょっと引っ張られてしまっている方も多いんじゃないでしょうかね。
たまたまその事件があった当日の金曜日は、私がやっているファッションオンラインサロン服装心理ラボの月1回のライブ配信の日で、
もちろん予定通り、Zoomで参加できる会員さんには参加いただいて予定通りやったんですけれども、
ちょうどね、テーマもちょうどいいって言ったらあれですけどね、その日の講義テーマも不安を不安な感情を抑える、
その心理的な療法、セルフカウンセリングみたいなワークを学んでいただくっていう内容だったので、
そういう意味ではちょうど良かった応急措置というのかな、ちょうど良かったのかなって思うんですけれども、
やっぱりこういうの個人差がありますけれども、全然自分に関係ない事件でもやっぱり悲惨な事件、
悲惨な事件があると、ちょっと気持ちが引っ張られて落ち込んでしまうっていう方は結構いらっしゃるんですよね。
やっぱり、服装心理ラボのメンバーさんにもそういう方結構いらっしゃって、
でも爽快なそのライブ配信をやっている最中だけは、メディアから見ずに違う話題に集中できるので、
最後はちょっと元気になりましたなんて声もいただけたので良かったかなと思うんですけどね。
その次の日も、今度は4スタイルパーソナルスタイルとスクールの授業でして、
そこの中にも、そういう悲惨なニュースとかに気持ちが引っ張られやすい性格の方が生徒さんがいらっしゃって、結構つらそうでしたけどね。
結構いろんなSNSで同じように発信している方いらっしゃいますが、やっぱりこういう事件っていうのは、
例えば台風とか地震、津波みたいな災害であれば、
地区一ニュースに貼り付いて、テレビとかラジオに貼り付いて、
地区一新しい情報収集することが自分の生存に助けになる、自分のためになることなので、
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貼り付いているのもいいと思うんですが、この事件はそうではないじゃないですか。
地区一情報収集したところで、どんどんどんどん新しい事実が出てくるわけではないですし、
それを収集したところで、自分が脅かされている状態が解消されるような類のものではないわけで、
そういうものに関しては、つらくなるぐらいだったら一回遮断する、見ないようにするっていうのが、
やっぱり有効な方法なんじゃないかなと、そうした方がいいんじゃないかなっていうのはすごく思いますね。
うちも小さい息子がいるので、結構ショッキングな場面をテレビで流していないですか。
あれもちょっと考えてもらいたいなと思うんですけど、それも子どもに今見せる必要はない。
将来歴史を学ぶときに絶対に知ることになるので、今見せる必要はないと思って一切見せてないんですけどもね。
そういう感じで自衛をしていただく。ついつい情報収集をしていないと、自分が取り残されるんじゃないかとか、
身に危険が及ぶんじゃないか、損するんじゃないかって思って、そういう恐怖に駆られてつい見ちゃう方がいらっしゃるんですけど、
今回の事件はそうではないので、見ずに心を守るっていう手段も考えてもらいたいなというふうに思います。
この事件に関してに限らずなんですけど、そういう負の感情っていうのかな、恐怖心とか、
なんか嫌な気持ち、怖いとか悔しいとか悲しいとか焦りとか、いろんな種類のマイナスの感情ってありますよね、負の感情。
そういう感情が浮かんできたときに、例えば今回の事件で見てると恐怖心を感じますよね。
これから日本どうなっちゃうんだろうっていう恐怖心を感じる。
その恐怖心を感じてつらいのに、それでもなおテレビを見続けるってある種、自傷行為的な側面があるんじゃないかなって、
やめたほうがいいのにやっちゃうっていうケースも結構あるんじゃないかと思うんですよね。
この事件に限らずそういう負の感情が浮かんできたときに、ついついそれを掘り下げちゃうっていう人多いと思うんですよ。
特にこのポッドキャストを聞いてくださっている方は、自分の心、心理状態に関心がある方が多いので、
余計に負の感情をしっかり見つめて向き合って掘り下げていくっていう方も多いと思うんです。
もちろん前にもラジオで結構感情を言語化しようみたいなことはお話ししてると思うんですけどね。
それはもちろん感情、プラスの感情だけでなくマイナスの感情を言語化することで掘り下げることで得るものもあると思うんですよ。
なんでこんなに嫌な気持ちしてるのかなって分からなかったのが、掘り下げて言語化していくことによって原因が分かったりとかね。
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っていうのももちろんあると思います。
ただ、負の感情を見つめて掘り下げる目的が、マイナスの感情、負の感情を一切合切なくしたいからっていう目的でやっていると、ちょっとおかしくなってくることがあるなって思うんですよ。
そもそもやっぱり心に一点の曇りもない状態というか、負の感情が全くない状態って少ないんじゃないかって思うし、
一点の曇りもない晴れやかな状態に心をしておきたいっていうのはなかなか難しいと思うんですよね。
これ前ラジオでお話したことあると思うんですけど、心理カウンセリングをね、私のカウンセリングを受けてくださる方もやっぱりスタートするときと一旦気持ちが整理されて終わるときと、
感想が違っていて、スタートするときはやっぱり悩みがすべてたちまち、カウンセリングを受けたら消えてなくなると思ってたけど、終わるときに感想を聞くと、そうじゃないんだっていうのが分かったと。
誰でも悩みは抱えていて、悩みがゼロなんていう状態はないけれども、それでも自分でそれでもいいよねとか、これでも生きていきそうだな、頑張れそうだなって思える状態になればOKなんだっていうのが分かったってよく言っていただけるんですけど、
そういう感じで、全く悩みのない状態、全く負の感情を持っていない状態には基本的に人間にならないんですよね。
ここのところ、スタリストスクールの方でも、卒業前の会業のお話をしたりとか、どうやってビジネスをやっていくかっていうお話を、卒業後のコンサルでやったりとか、そういう話をする機会が多かったんですけど、ここ数ヶ月。
ビジネスにおいても起業するのであれば、いつでもどの瞬間切り取っても楽しく仕事ができるようになるんじゃないかって思っちゃってる人多いんですけど、そんなわけはないんですよね。やっぱりどんなに自分が好きで始めた仕事でも、やっぱり辛いことは当然あるし、マイナスな感情になることもあるんですよね。
だけどトータルで楽しいからやっていると。だから瞬間瞬間を切り取って、負の感情が浮かんできちゃったから、なんかおかしいんじゃないか、この負の感情を消さなければいけないんじゃないかって思っちゃうと、ちょっとおかしなことになるなって思います。
だからそういう意味では、もちろんマイナスの感情、嫌な気持ちがわき起こったら、その原因を突き止めるのも大事なんだけど、原因を突き止めてもどうしようもないこともあるので、例えば今回の事件を見てしまった悲しみのように、原因は明らかにわかっていて、その悲しみはすぐに消せるわけではないじゃないですか。
そういうときにね、そういう感情をそのままにしておくこと、放っておけるようになるっていうことも大事なんじゃないかなと。直視して味わえば味わうほどやっぱり感情って感じ方が増幅していくっていうのかな。
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なので、あえて見ないようにするというか、消すことはできないけれども放っておくっていうことができるようになるのも大事なんじゃないかなって思いますね。そうじゃないと、このマイナスの感情を消したいって思ったら、今度はその先にこのマイナスの感情を消せなかったっていう新しい悩みが結局生まれてしまうことになるのでね、それともともともないですよね。
マイナスの感情は、決して人間にあっちゃいけないものでもないし、例えば幸せな人間だったら全くマイナスな感情がないはずだっていうのは嘘だし、そんなはずはないし、言うべきものでもないと。ただそのマイナスの感情ばかりになってしまって、それが自分の生活全般に著しく支障をきたすのであれば、何かマイナスの感情を減らせるように手を打つ必要はありますけれども、そうでもないのであればね。
生活に別に支障をきたさない。放っておけるのであれば放っておく。あえて見つめすぎずに気を紛らわすっていうのも、やっぱり大事なことなんじゃないかなと思います。今回の事件で引っ張られちゃってる方はね、特にそれを見つめて何か得られるっていうものでもないので、歌ってみるとかいいよ。
人間を歌いながら不機嫌にはあまり慣れないので、先に機嫌よくならなくてもさ、行動を先に何か機嫌いい時にやる行動を起こすと逆に気持ちってついてくるものなので、そういうちょっと脳を発掘というか、そういう形でね、気を紛らわすのもいいと思いますしね。
あとはやっぱり忙しくするっていうのも、いい気の紛らわせ方だと思うので、うちのスタリッドスクールの生徒さんなんかもね、課題がたくさん出てるので、それに没頭することでメディアからも離れられるしね。
プラス、学んで自分に知識が身につくっていうね、そういうメリットもあるので、勉強もいいですよね。忙しくするのにね。なので、今ちょうどね、FPSS14期、秋開講文ね、募集してまして、もう早くもね、1ヶ月ちょっとなんですが、席半分埋まりましてね、10月開講なんですが、この分だと早くお席埋まってしまうと思いますので、早めにご入荷いただければね、予習なんかもしながらね、ちょっと
気持ちを前向きに持っていくこともできると思いますので、自分を磨いたり学ぶのが好きな方は、そちらに一回没頭してみてもいいんじゃないかと思いますのでね。何かリスナーの皆さんなりの気持ちの紛らわし方とか、前向きになり方とか、もしあったらね、ぜひぜひマシュマロから投げてお聞かせください。
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