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今日は、マシュマロにお寄せいただいたファッションのご質問に回答していきたいと思います。
こちらも多分17日前ぐらいにいただいたご質問で、すいません。
回答が遅くなりましたが、早速読んでいきたいと思います。
久野さんのパーソナルスタイリングでは、男装のスタイリングをお願いしても差し支えないでしょうか?
私は、ボーイッシュの域を超えたメンズライクファッションが好きです。
男装っぽさというより、男性らしさを出したいのですが、
低身長と痩せ方で雰囲気に違和感が出そうで、挑戦できていません。
加えてロングヘアだと難しいでしょうか?
今までは見るだけで満足していたつもりですが、
ラジオでの久野さんのロジカルなアドバイスを聞き、
自分が着れる方法を見つけられるかなと思いきたい気持ちが湧いてきました。
BS、いつもラジオで楽しい時間をありがとうございます。
こちらこそ、いつも聴いてくださってありがとうございます。
男装ですね。男装。男の装いとか男装ですね。
こちらについて、今日は回答していきたいと思います。
それではスタートです。
始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。
本日で364回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、
イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、
自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、
日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
本日もよろしくお願いします。
なんか昨日祝日だったんで、調子狂っちゃったというか、
なんか昨日の夜寝る前とか、
あー日曜日が終わったなーなんて思っちゃって、
いやいや違う違う、まだ週半ばだと思って。
昨日はお客様のお買い物同行でして、
昨日は男性のお客様だったんですけど、
銀座に行きましたら、
いやー久々にあんなに賑わっている銀座を見ましたね。
商業施設も結構混んでて、
混んでるんですけど、
緊急事態宣言上げたばっかりで、
まだそんなに緊急事態宣言中とあんまり変わらないスタッフさんの人数で、
結構皆さん天山やないと大変だなと思いながら見てましたけどね。
いやーあれですよね、2年近くアパレル店の店頭もさ、
そんなに正直忙しくなかったじゃないですか。
ここへ来て急に忙しくなっちゃうと、体ついていかないですよね。
結構大変だろうなと思いました、見てて。
その間に新人さんが入っているわけで、
なかなかこう実践教育ができないまま2年という感じだと思うので、
大変でしょうねと思いながら、
まあでも嬉しかったですね。
本当に賑わっている店頭を見るのは何より私も嬉しいし、
賑わいが賑わうほどいろんな洋服が増え、
いろんな洋服が増えるほど私もスタイリングしやすいと、
本当にありがたいなと思いましたね。
皆さんどうですかね。
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秋物を買い物されているでしょうか。
さあそんな中、ご質問いただきましてありがとうございます。
男装、男性の装いを女性がしてもいいですか、
ということだと思うんですけどもね。
これね実は私のお客様のご要望として全然珍しくないんですよね、正直。
かなりやってますので、
答えとしては差し支えのないどころか全然ウェルカムですという感じなんですけど、
他のスタイリストさんが異性の装いをどれほどやっているかというのは、
ちょっと聞いたことないのでわからないんですけども、
だから他と比べて多いかどうかはちょっと言えないんですが、
本当に珍しくないぐらいやっているので、
そういう意味では結構多い方なんじゃないかなと思うんですけども、
申し込んでくださった方に、
なんで私を選んでくださったんですかって、
正直私、男装とか女装のスタイリングやってますよって別に、
アピールしてるわけじゃないので、
なんで申し込んでくださったんですか?みたいなことを聞くと、
大体心理学を謳っているので、
こういう要望を言ってもびっくりせずに対応してくれるだろうと思ったので、
っていうお答えがいただけることが多いですね。
なので非常によくやってますので、
差し支えないですし全然珍しくもありませんので、
珍しくもありませんって言い方おかしいけど、
ウェルカムでございますよということなんですけど、
これまで申し込んでくださったお客様は、
理由としては本当にトランスジェンダーで、
自分の性物的に持って生まれた性と自分が感じている性が違うので、
自分が感じている性の方の洋服を着たいっていう方ももちろんいらっしゃいましたし、
性自認は自分で思っている自分の性は持って生まれた性別なんだけど、
洋服として異性の服が着たいっていう方もいたし、
いろんな理由の方がいらっしゃいましたね。
なので基本的にはどういう感じでスタイリングしていくかというと、
その方がなんでその異性の服を着たいのか、
なんで異性の服を着たいのかって言い方もしないんですよね。
別に異性の服とかじゃなくて、
私にとってはスタイリング申し込んでくれるお客様って、
大きく2パターンいらっしゃって、
1パターンは全然着たい服が決まってなくて、
似合う服とか、何らかの私からのお勧めの服を教えてほしい。
似合う服が多いかな、教えてほしい。
まずそれを着てみたいっていう方が多いんですけど、
もう1パターンは明確にこういう服が着たいって決めていらっしゃる方がいて、
男装とか女装とかもその中の種類の1つだと思っているので、
別にそれを特別と思ってないんですよね。
なので男装女装の話に限ったことではないんですけど、
明確にこういう服が着たいんだってイメージを持っていらっしゃる方の場合には、
なんでそういう服が着たいのかっていう理由とか、
その服のどのあたりに魅力を感じているのかっていうのを掘り下げて伺うっていうのが、
カウンセリングの主題になってくるっていう感じですよね。
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私のパーソナルスタイリングは必ずカウンセリングをやるので、
カウンセリングでそこを掘り下げていくと。
そうすると例えば一口に男装って言っても、
男装だろうが仕事ができるように見える服だろうが、
パンクファッションだろうが何でもいいんですけど、
一口に男装って言っても、
私が思い描く男装と質問者さんが思い描く男装とか、
男性らしさっていうのは違う可能性もありますよね。
なのでそのあたりをちゃんと擦り合わせをしていくということですし、
あとは心理学的に世間一般的に男性らしさっていうのは、
どういう要素から感じるものなのかっていう印象学というか、
その辺の話もこちらから提案させてもらうし。
なので質問者さんが自分が思う男性らしい感じになればいいんだってことであれば、
質問者さんの抱いている男性のイメージをお伺いするし、
そうじゃなくて人から見ても男性っぽく見えたりになっている場合には、
世間一般的な男性ってイメージはどういうところから来るのかっていうのを、
細かく分解してお話しするっていう感じになりますね。
その上で、例えば体的に男性っぽさを出していきたいということであれば、
やっぱり靴着はどうしても性別が違うと、
やっぱり体つきがそもそも違ってくるっていうところがあるので、
男装女装っていうのは一番そこがキーポイントになってくることが多いんですけれども、
質問者さんがおっしゃる通り、やっぱり女性らしいさっていうのは、
華奢さであったり小ささであったりはするので、
その辺低身長と痩せ方っていうところで、
すごく大丈夫かなって不安に思われていると思うんですけれども、
そこをどうカバーしていくかっていうところを考えていくと。
低身長と痩せ方っていうのも正直な話、
ないものを増やしてみせることの方が簡単なんですよ。
わかりますかね。あるものを減らす方が大変で、
ちょっとぽっちゃりしてきちゃったのを細く見せる方が大変って言ったら、
実感ある方多いと思うんですけど、私も含めてね。
なんですけど、ないものを増やすのはそこまで大変ではないかなと思います。
なので、そういう意味では女装の方、男性の方の女装の方が、
ちょっと難易度が上がるかなっていう印象はあったりはするんですけどね。
なので、あとは目の錯覚を使ったり、バランスの問題だったりもするので、
その辺はいかようにも利用があるので、
じっくり体型を観察させていただいて、どうやったら一番いいのかっていうのを
お伝えしながら進めていくという感じですよね。
特に最近はファッション自体が結構ジェンダーレスなので、
じゃあそのメンズのブランドを着たら男装になるかっていうと、
そういう問題でもなかったりするんですよね。
だからそういう意味では難しくもある反面、逆に女性のブランドでも、
これ使ったら男装っぽくなるよというか、男性らしさが出るよっていうものも
売ってたりするので、そういう意味で買い物はしやすい、
行きやすいんですよね。
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やっぱり女性がメンズのブランドに入るっていうのは最近結構よくあるので、
そんなに行きづらいっていうことはないと思うんですけど、
逆のバージョン、生物学的に男性の人が女性のブランドに行って試着するっていうのは
結構ハードルが高かったりするので、
メンズとレディースの両方あるブランドを選んだりとかっていうことで、
結構工夫しなきゃいけない部分あるんですけども、
でも最近はファッション自体がジェンダーレスなので、
そのメンズブランドでもスカートがあったりとか、
フリルがついていたりとか、
あとはパール、パールなんかすごい良好ですよね。
パール使ったりとかがあったりするので、
そういう意味ではメンズブランドを選んだからって、
いつもおじさんが思う男性っぽくなると限らないっていう意味では難しいけど、
でも無理にメンズブランドに行かなくても実現できるかもしれないっていう意味では
やりやすい時代とも言えるし、
なのでその辺をちょっといろいろ情報をお伝えしながら
進めていく感じになるかなというふうには思いますね。
やっぱりファッションって、
なりたい自分を実現できるっていう意味でもすごく素晴らしいツールだと思うので、
それの力を味わえるのが男装とか女装だなって思うので、
非常に素晴らしい体験になると思いますよ。
大歓迎ですのでぜひいらしてください。
あんまり私自分のパーソナルスタイリングのホームページのURLは貼らないんですけど、
今日は貼っておきますので、よろしければ見てみてください。
あとね、今月の私がやってるオンラインサロンの服装心理学の
毎月1回のライブ配信の講義テーマが、
今月はジェンダーレスファッションということで、
男装がテーマってわけじゃないんですけども、
いかにファッションのジャンルでのジェンダーがレスになってきたかということですね。
ジェンダーの境目がなくなってきたかっていうお話をするので、
この辺もいろいろ質問者さんにとってのヒントになりそうかなと思いますので、
ジェンダーレスのブランドもいろいろ紹介する予定ですので、
今月は11月10日がライブ配信の日ですので、
ぜひご入会いただければ面白いコンテンツ聞けると思いますので、
そちらも検討なさってみてください。
ということで、まだまだこの番組では皆さんからのご質問お悩みお待ちしております。
ファッションのことでも真理のことでも何でも結構です。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
