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2020-12-03 11:59

127.おたより「高い服を長く着るvs安い服を短期間で買い換える」どちらがよい?前編 from Radiotalk

リスナーさんからの質問に回答!この前編では、高い服を買って長く着るのと、安い服を短期間で買い換えるパターンとを、具体的に計算式(!)に当てはめてコスパ比較してみました。

質問全文はこちらから https://marshmallow-qa.com/messages/e4b012a6-a487-4837-975d-8a03a049c4bd

こういう風に理論的に解説されるとわかりやすい!って人には、絶対向いてるオンラインファッションコミュニティ「服装心理lab.」https://community.camp-fire.jp/projects/view/208757



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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:00
今日はですね、日中にちょっと収録ができなかったので、ちょっと遅い時間に今、配信直前に収録をしてまして、
うちの4歳の息子が、いつ乱入してくるかわからないという、なかなかスジリングな状況での収録でございますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今日は、またね、最近結構マシュマロからね、本当にいろいろお便りいただいておりまして、
今日は、なかなかこれね、短いながら、小粒ながらピリリと辛いって感じでね、短いながら、これ回答にはなかなかね、
大変というかね、熱が入る、奥が深いご質問をいただいておりますので、早速読んでいきたいと思います。読みます。
はじめまして、こんばんは。早速質問させてください。
服を買うときに、高い服を少数制で買って長く着るのと、安い服を買って1、2年で買い替えるのと、どちらがいいですか。
どうでしょう。短いですけど、これなかなかね、いろんな問題をね、含んでいるんですよね。
なので、あらかじめ言っておきましょう。今回も前後編になります。多分ね、1回じゃ終わらないと思うんだ。
それぐらいね、結構これね、奥が深い問題なんですよ。で、また、個人情報的なものが一切書いてないというね、これもなかなかね、またね、
あの回答がね、幅広くなりがちなんですよね。でもね、これ面白いと思いますよ。早速ちょっと回答いく前に音楽スタート。
はい、ということで本日127回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いします。なんか今日、音楽かけるときのテンション、私おかしかったよね。
いつもこの音楽スタートとか言わないですよね。なんかちょっとバグっちゃった。すいませんね。
えーと、で、この質問ですよ。短いけど奥深いよ、これね。
これね、どんな方でもどうでしょう。一度は悩んだことあるんじゃないですかね、この問題。もう老若男女問わず悩んだことあるんじゃないですかね。
服を買う時に高い服を少なく買って、少なくそして長く着るのがいいのか。
それとも安い服をバシバシ買って、どんどん捨てて、どんどん買ってって買い換えるのがいいのか。
難しいですよね、これね。で、このね、どちらがいいでしょうかっていう質問をするときって、
いいですよね。いい方はどちらかという問いじゃないですか。
この問いに答えるには、良い。この質問者さんにとって、そしてこのラジオを聴いてくださっているリスナーさんにとっての良いは何だというですね、
03:06
このね、価値観をベースにしないと実は的確な回答ってできないんですよね。
どちらがいいかっていうその良いの意味が、やっぱり価値観によって変わってくるわけですよ。
でね、この質問の直接的な回答をする前に、そもそもこういった人生相談的なこと。
うちはね、基本的にはファッションの質問に限らせて、限ってないんだけど、ファッションの質問が専門なのでね、
メインですけれども、古今東西、古くから人生相談的なコンテンツはたくさんありますわね。
古くは新聞から、そしてラジオ、そしてテレビ、雑誌、あるじゃないですか、いろいろね、人生相談。
ウェブなんかでも最近ありますよね、よくね。
この人生相談の回答者、私もその回答者の一人なわけですが、その回答者のスタイルっていろいろあれど、
この価値観によって答えが変わるようなお悩みの相談に関しては、
例えば結構有名回答者、人気がある回答者さんだと、その回答者さん自身の価値観をベースに回答するわけですよ。
っていうのはやっぱりね、人生相談の回答ってエンターテイメントなんですよ。
人気回答者の回答が人気が出るっていうのは、あれ価値観エンタメなんですね。価値観のエンターテイメント。
その人の回答者の価値観が面白いから、それで人気が出てるようなものなわけですよ。
だから正直その回答自体がすごくためになるかっていうと、そうではないケースもまあまああるということですよね。
なんですけど、私その価値観エンタメの職業ではないんですよね、本来は。
本来はカウンセラー、心理職の知識を生かして、おしゃれ回りのお悩みごとに相談を持っているカウンセラーなので、
カウンセラーは価値観エンタメではないんですよ。
あくまでその方が、その相談者さんの価値観に合った回答を引き出すことが仕事なんですよね。
難しいんですけど、でも顔が見えない媒体でも、やっぱり質問者さんの価値観はどこにあるんだろうっていうのをやっぱり探りながらどうしても回答してしまうんですよね。
なので今回もね、すごく短いマシュマロで言う産業の、マシュマロでね今ね産業なんですよねこれね、産業の質問なので、
この産業だけでは当然この質問者さんの価値観は測れないわけで、
そうすると、こういう価値観の可能性があるかなっていう可能性をベースに何パターンかお話しするっていうことになりますよね。
で、それをまず前提に、すごい言い訳みたいな前向きでしたけれども、そういう前提にねお話をしていくと、
この今回の場合には、そのどちらがいいですか、何を良しとしているかなんですが、
06:05
まずこういう内容質問をしてくるということは、まず考えられるのは、どちらがコスパとしていいですかっていう意味でのいいですかって聞いてるんじゃなかろうかということが、
まず第一として上がってきますよね。想像できますよね。ピンポーンってなっちゃった。ピンポーンだって。
はい、お届けもんですね。誰か出てくるでしょう。でね、どちらのコスパが良いのか問題ですけど、
それはね、高い服がどんな服なのかによって実は変わってくるわけですよ。
で、その大体やっぱり高い服が仮にねすごく長持ちして痛まなかったとしても、でも流行が移り変わってしまって、あまりに古臭くなって着れなくなってしまうっていうリスクもあるわけで、
で、そうすると大体ねやっぱり流行って5年ぐらいで結構移り変わっていっちゃうんです。本当にダサくなっちゃうのは10年ぐらいだけれども、
だいたい5年ぐらいでなんかおかしいなと、新しく買った服と組み合わせづらいなって感じ始めちゃうのが、まあ5年ぐらいなんですよ。
なので、仮にそのね5年としましょう。高い服、長く着る、その長い期間はどれくらいかっていうと、仮に5年と設定しましょうか。
そうした時に、例えばその期間、まあ飽きずに着られる、そして痛まずに着られると仮定すると、計算問題でしょ。算数の話いきますよ。
コスパで考えると、どっちが安く済むのかじゃないですか。
なので計算すると、例えば安い服1枚分×5年分。安い服を1年で買い換えるとすると、5年で5枚買うことになりますよね。
安い服1枚分×5年の値段と同じ値段の服でちょうどトントンなわけですよね。
それよりも安く抑えられれば高いとはいえ、安い服の5枚分よりも安く抑えられるようであればコスパが良いってことになるじゃないですか。
その上、さらに今回条件として、高い服を少数制で買うって書いてあるので、安い服を買う時よりも量も減らすと考えると、
安い服を2枚買うところを1枚で済ませる。かつそれを5年着るってことにしましょうか。
分かる?ついてきてます?
そうすると、計算式としては、安い服を1年で2枚買う。それを5年だから5回買うってことになりますよね。
それよりも値段が1枚当たり抑えられて、そして5年回せればコスパが良くなると。
考えると、例えば安い服5000円としましょうか。
そうすると、5000円の服を2枚買うことを5年繰り返す。つまり5回やるということは、5000×2×5になりますから、答えは5万円。
09:02
なので、高い服1枚当たり5万円出した段階でトントンです。
なので、5万円以下になった時に高い服を買った方が得だったねっていう話になるわけですよ。
これをまずは自分の予算感覚で計算してみてください。
この質問者さんにとって、そしてこれを聞いているリスナーさんにとって、安い服って1枚当たりいくらぐらいなのか。
それを仮に1年当たり2枚買うとして、それを買い換える5年。
安い服1枚当たりの値段×2枚×5年分。
なので、安い服の値段を10倍した値段出してみましょう。
1枚当たり5万円。さすがに高いって言っても5万円出さないわ。
だったら、その高い服を買った方が基本的にはまずはこの計算式上では安く抑えられるってことになりますよね。
こんな計算するのかって思った方います?
ファースナルスタリストはここまでやる仕事です。
予算計画も、私の場合は仕事の時なのでここまでします。
なので、まずはあなたにとって安いってどれくらい?あなたにとって高いってどれくらい?
ってところからまずはしっかり計算する。
これね、ファイナンシアのプランナーさんも、みんな言いますよ。
将来どれくらい貯めればいいですか?っていうのはしっかり積み上げ式で計算して出しましょう。
計算がまず大事なので、まず計算して出してみてください。
ただ、この先に実は問題があるんです。
この計算式、実は前提があって、その高い服で少数性でやりくりできるっていう前提があるんですが、
実はその高い服をちゃんと選べなければ意味がないんです。
つまり、高い服を少数性で買って長く着られるっていうことが前提になってるんだけど、
でもあなたが果たして値段が高いとはいえ、長く着られる服、少数性で回せる服を選べるかどうか、
ここにも実は問題がかかってくるわけなんですよ。
これができないと、結局この計算式でいくら高い服を買った方がコスパがいいねってなったとしても、
結局長く着られなかったとか、少数性で回らなかったってなってしまうと、
この計算式上は安くても、そもそも着回しが成り立たないってことになるわけです。
なので、そのあたりの高い服でやりくりするのに必要なスキルがそもそもあるのか、
これも考えなければいけないので、そこの話を次回後編でお伝えしていきたいと思います。
こんな感じで、かなり厚く、厚苦しく質問には回答しますので、どんどんご質問をお寄せください。
番組概要欄にありますマシュマロからお送りいただくか、
もしくはラジオトークでお聞きの方はお便り機能からお送りください。
ぜひラジオネームつけていただけると、結構話しかけやすかったりしますので、
ラジオネームもよろしければお書き添えの上お送りください。
それではまた次回。
11:59

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