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レイニー先生の今日から役立つ英会話。
私はですね、English Partnersという、教育からエンターテイメントまで、英語に関わる面白いことなら、何でもやってしまおう、という、女性だけのグループのリーダーをしています。
そして、3歳の娘のママでもあります。
短い時間ではありますが、楽しんでくださいね。
今回は、第4回目でですね、ちょっとガス抜きといいますか、これまでは結構文法であったり、英語のお勉強という形のエピソード、回が多かったんですけれども、
まず、私のちょっと経験とか、体験したことを、今回は皆さんにシェアしたいと思います。
名付けて、英会話、恥の数だけうまくなる、です。
何でも失敗してこそ、次への成長につながると言われてますけれども、英会話も全くその通りで、恥をかかないとうまくはならない。
恥って何なのかっていうと、結局、現地の方、ネイティブの方とお話しして通じない経験であったりとか、ちょっとクスッと笑われてしまう経験だったりとか、
自分にとって恥ずかしいと、もう肌で感じる経験をしてこそ、その単語を忘れないとか、もう二度と同じ間違いをしないというふうになるわけですよ。
私も7年半アメリカ生活があったわけなので、恥の数は数知れないわけですが、その中でも強烈な、もう鮮明に残っている恥ずかしかったエピソードを、今日は皆さんにお伝えしたいと思います。
そもそも、英語は小さい時から興味があって、とっても好きだったんですよね。それで中学生の頃にも、実は英語は全国スピーチコンテストで優勝した経験とかもあって、
でもこれは好きがゆえに、スピーチはあらかじめ準備するものですから、丸覚えして、でもちょっとだけ審査員との質疑、簡単な質疑、応答に応えるっていう程度だったので、言うならばスピーチを覚えてパフォーマンスをどれだけ上手にできたかっていうことだったから、
あまり英語が実際しゃべれるしゃべれないは関係なかったんですよね。
ここでのちょっと、これが第一の私の転機だったわけですけれども、その時のお話はまた別の機会にお話しするとして、そんななんか中途半端な経験もあったから、自分は英語結構いけるんじゃない?みたいな、そんな気持ちで、いざアメリカ留学生活が17歳の頃に始まったんですよね。
まあ、私別に英語いけるし、ぐらいの感じで行って、もうイミグレーションで全てが打ち砕かれるわけですよね。
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本当にイミグレーションであれだけなんですか?教科書やら何やらで、イミグレーション行ったらまずWhat's your purpose?だって言われてるのに、もう違う高校からボーンって責められて、もうスティーデントも言えなければ、学校の名前も言えなければ、何一つわからなくて、多分イエス・ノーだけで答えてたと思うんですけれども。
これ結構留学生とか帰国史上あるあるなのが、まだ英語がわからないときって、とりあえずイエスを8割ぐらいで返事して、ちょっと違うときにノーって2割答えるみたいな。
とりあえず返事をしなきゃいけないからですね。
そもそもじゃあまず何があったかと言いますと、忘れもしない17歳、初めてアメリカに着き、自分の高校、ボストンにあるウォールナッツヒルという芸術高校に着きました。
これからいざ生活が始まるというわけで、荷物もものすごく多いんですよね。
その荷物を先輩のアメリカ人たちが自分の部屋に運んでくれる、お手伝いをしてくれるリーダーシップスチューデンスっていうのがいるんですけれども、何人かが手伝ってくれるときに、すごいイケイケの女性の先輩がガムをかみながらドアにもたれかかって、こう言ったんです。
Need help?
え?と思って、もう一瞬パニックですよね。
それで繰り返すんですよ、それを。
Need help?
あー、わかんないけど、無理やりわかろうとするならば、彼女はきっと私のことを中国人だと思って、一生懸命彼女の知っている中国語のニーハオって言ってくれてるんだって思ったんですよ。
ニーハオ?ニーハオ?
あ、そっかそっか、ニーハオって挨拶してくれてるんだと思ったから、私は一生懸命、
No, I'm Japanese!
No, I'm Japanese!
いいえ、私は日本人です!
いいえ、私は日本人です!って答えてたんですよね。
で、彼女があれ?っていう顔をして、またニーハオ?ニーハオ?って続けるから、これ絶対に私の答え間違ってるなと。
でも、彼女が何を言っているのかが本当にわからない。
で、この会話、実際3往復くらいあったんですよね。
そしたら、どんどん周りが笑い始めて、もうその瞬間、私自分の顔から火が吹いているのがわかるくらい顔が熱くなって、恥ずかしくて恥ずかしくて、その場から逃げたかったんですけど、でもわからない。
わからないとどうしようもないから、もうその場にいるしかなくて、結果、呆れた彼女がゆっくりとニーデヘルプ?って聞いてきたんです。
ニーデヘルプ?
何か手伝おうか?ですよ。
いやいや、待て待てと。教科書では、Do you need help?としかならってないぞと。ニーデヘルプで会話が通じるなんて、もう知らないし、ニーデヘルプなんてテストで書いたら罰だし、そもそもそんなこと言っていいのかとか、もういろんなことが頭をかけめぐり。
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そして、思い出してください。ニーデヘルプと聞かれているのに対して、私、I'm Japaneseって答えてたんですよ。
何か手伝おうか?
いえ、私、日本人です。
何か手伝おうか?
いえ、私、日本人です。
このやりとり、どうですか?
超恥ずかしいですよね。
こんなこともあるんだと思って、そんな初日でしたね。
でももう二度と忘れない。ニーデヘルプ使っていいんだって。
英語ってこんなシンプルでいいんだ。
教科書通りじゃなくていいんだって、もうその短時間のうちに一気に学んだ出来事でした。
どうですか?みなさん。
今でこそ、英語は話せているようにはなっていますが、もちろん私はネイティブではないので、いまだに勉強中です。
日々学び中です。
毎日生徒さんとレッスンをしながら、生徒さんから学ぶこともあるし、生徒さんから聞かれる質問によって、また調べなきゃっていう日々の繰り返しなわけで、
いつまで経ってもゴールはない。これからもずっと勉強はし続けなきゃいけないわけですが、
ある程度の喋れるようになるというところに達している人たちというのは、きっとみんなそれぞれの恥をかいたエピソードがあるんだと思うんです。
恥をかくためには、結局は喋らなくてはいけないんですよ。
喋らないで聞いているだけということもできます。
そうすると、リスニング力というのは養われるかもしれない。
だけど、そうすると一向に話すようにはなれないんですよ。
だから、一生懸命自分から思いを伝えて喋ってみて、たくさん恥をかいて、そしてその都度新しいことを学んでいただけたらと思います。
どうでしたか?私のエピソードに対して。
面白いですよね。
こんなこともありました。
ということで、英会話。恥の数だけ上手くなる。
私はいろいろな経験、恥をかいたエピソードがある中でも、これが強烈だったので、皆さんに今日お伝えしたわけですけれども、
同じような経験をした方とか、違ったことで英会話だけじゃなくて、ご自分が努力されていることで恥をかいたエピソードがあったら、ぜひ番組ホームページにお声を寄せてください。聞いてみたいです。
ということで、今回は以上となります。
配信を聞き逃さないためにも、各ポッドキャストで登録やフォローをお願いします。
さあ、ここでレイニー先生の活動をご紹介させてください。
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まずは、イングリッシュパートナーズの出張英会話スクールでは、私たちと楽しく英語を身につけたいという生徒さんを随時募集中。
オンライン英会話レッスンもやっていますよ。
そしてアプリレイニー先生の動画で簡単英会話がアップストアより配信中。声優気分で英会話を学習できる動画学習アプリです。
またイングリッシュパートナーズが出演している1分で見る英語辞書動画あれこれイングリッシュ。
こちらはインスタグラム、ツイッター、フェイスブック、そしてYouTubeで毎日配信していますのでチェックしてくださいね。
最後に私のYouTubeチャンネルレイニー先生の必ず役立つ英会話も要チェック。
そしてこのポッドキャストと全方向から攻めていけば常に英語に触れられますね。
ということでまた来週お相手はレイニーでした。