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2024-07-14 00:00

193. 2024/07/14 生成AIの現在地とH3ロケット打ち上げ成功 ほか

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以下のようなトピックについて話をしました。

枕: FlexScan EV3450XC

1: 生成AIの現在地

2: セキュリティ対策の今際

3: 福井市の衛星災害把握システム

4: H3ロケット打ち上げ成功

5: アリアン6打ち上げ成功


本ラジオはあくまで個人の見解であり現実のいかなる団体を代表するものではありません
ご理解頂ますようよろしくおねがいします

00:03
スピーカー 2
まだ平面のモニター使ってるんですか? 急にマウントから入りましたね。まだ2次元にいるんですか?という話ですか。
スピーカー 1
まだそんな世界にいるなんて、こんなVRやARやXRが流行っている時代に、まさか現実の世界で置いているモニターが2次元なことはないと思うんですけど。
はい。曲がってるだけで2次元じゃないかというのは置いておいて。
最近、ウルトラワイドのディスプレイに変えましたということで、結構な感動だったので紹介したいんですけど。
買ったのがエイズオさんのフレックスキャンのEV3450XCというやつで、6月末くらいに発売されたやつです。
もう他のレビューとか待たずに飛びついて使ってるんですけれども、スコブル良いです。
もともとどういう状態だったかというと、27インチのディスプレイ2枚に32インチのディスプレイのトリプルディスプレイ体制でやってましたと。
その時の課題感として、それぞれ複数ウィンドウ出したりとか横目に見ながらやることも多かったので、
3枚あることでそれぞれ役割を持って分散させてたんですけど、それぞれのディスプレイに集中するたびに結構首を動かさないといけないというので、
メインの正面にあるディスプレイにウィンドウを持ってこないと集中できないみたいなことが起きてました。
なので結局いろんなディスプレイをまたいで置いちゃうと、そっちのディスプレイで映っていることがちょっと気になって集中力に欠ける割に、
自分の作業性もあまり良くないというところで、解決策がないかというのを探しました。
で、ウルトラワイドの局面モニターってだいぶ前からある。8年くらい前からあるかな。結構歴史ある状態になっていたんですけど、
最初の頃は一部のゲームメーカーとか限られたモニターベンダーだけが出していて、ちょっとネタ的な要素もあるかなと思って見送り続けてきたんですけれども、
ビジネス向けのモニターを作っていらっしゃる映像さんが出してきたということで、ちょっとこれは買いかなと思って手を出したという感じです。
使ってみた感想としては、もう圧倒的に良い状態になりました。
まずもともと両脇に置いていたサブディスプレイはもう撤廃して、ウルトラワイドのディスプレイ1枚で運用しています。
一応使うことあるかなと思ってモニターだけは置いていたんですけれども、結論モニターを消しっぱなしで運用する感じになったので、結果はいらなかったなという感じですね。
03:10
スピーカー 1
もちろん3枚と比べてウィンドウをいつも大体2枚くらいに分割するような運用にはなっちゃうんですけれども、
一方で1枚の画面だけ見続ければいいので非常に集中力が上がって、その辺の体験も良いと。
あとは2枚に分割しても首をそんなに大きく動かすこともないですし、本当にどっちかに集中したかったら椅子の位置を若干ずらせばいいくらいになっているので、
集中力の向上という意味で非常に良いです。
もともとトリプルディスプレイとかいろいろ運用するにあたって、ドッキングステーションとかその辺もいっぱい買い足してUSB拡張しまくっていたんですけれども、
このディスプレイは背面のドッキング機能がいろいろ充実していて、今回私が必要なドッキングにあたってのUSBポートというのは十分揃っていたので、その辺も大変良かったです。
会社用のPCと自分のPCの切り替えといったところもあるんですけど、ディスプレイ自体にUSB入力とUSB-C入力の2つ受け付けられるようになっていて、
USB-Cは充電機能もあるということで、会社のノートPCはUSB-Cで繋いで、家のデスクトップPCはUSBで繋いで、
それぞれディスプレイの表示ポートを切り替えるだけでその辺のスイッチも機能してくれるというところですね。
別に私自身がこのディスプレイポートはどっちの入力だとか指定しているわけではないんですけれども、そこもシームレスに切り替わってくれるので、
モニターの入力切り替えのボタンをポチポチってやればそのUSB切り替えも済んでしまうというところで非常に重宝している感じです。
あと局面ディスプレイにした時にですね、その局面度合いがあまり合わないとか、逆に目が疲れるってことがないのかなというところだけが結構心配どころだったんですけど、
意外とそんなこともなくて、その辺はさすが映像さんというか、ディスプレイの傾きや高さの調整の柔軟性が非常に高いところもあって、
椅子の高さとかと合わせて調整できたのでそこら辺も大丈夫で、あとは集中している時にディスプレイに近づきすぎてしまうとか、
コーディングとかしているとよくあるんですけど、そういった時の負荷も大丈夫かなというのはあったんですけれども、
その辺も問題なくノングレアで、本当に画面反射が全然ない良いディスプレイになっていたので、良い感じに使えていますというところですかね。
06:00
スピーカー 2
はい。めっちゃ良さそうですねという感じですけど。
画面サイズ的には27インチ×2が1枚にぎゅっと収まったような感じですかね。
スピーカー 1
そうですね。普通に置いたら1メートル超えるところが87センチくらいに収まっている。
スピーカー 2
ぎゅっと収まっていて、一番良いところは先ほどもおっしゃっていた通り1枚2枚という感じではないので、
中心にでっかいウィンドウをドンと置いて、必要に応じて両端側に時々使うものをパッと仮展開しておく、
みたいな状況にできるというのがシームレスでできるというのがすごく良いのかなという感じですね。
スピーカー 1
そうですね。あと使っててめっちゃ気づいたんですけど、最近のIDEって統合開発環境とか開発用のツール関係って、
機能が充実しすぎてですね、左右のバーで結構作業領域が占有されるというか、
デバマめいられているなというのが気づいたところですね。
スピーカー 2
3ペインぐらいになっちゃうと結構厳しいものがあったりするんで。
スピーカー 1
そうそうそう。このウルトラワイドだとその両脇のペインを出した状態でも、
そのメインのコンテンツのエリアが十分確保されているので、非常に作業性が良いというか、
ちょっとメインコンテンツに集中したいから左右のペイン閉じようみたいなことをやってたことが一切なくなったのが非常に良いですね。
スピーカー 2
それは良いですね。作業性がすごく高い。
1枚の画面だとどうしても画面の端で切れちゃうんで、ちょっと厳しいなってところが1.5枚分を好きなように使えるみたいな。
なるほど。
スピーカー 1
そうですね。1枚のディスプレイとかだとあんまり使うことがなかった、
スピーカー 2
画面を3分の2と3分の1に分割するとか、Windows最近対応してくれた分割の自由度の高さみたいなのが結構重宝するようになってて、
スピーカー 1
その3分の2メイン作業用、3分の1参考にしているドキュメント用とか、
生成AIのチャットウィンドウとか、そういう形で分割してあげると非常に1枚の中ですっきりまとまってて見やすいとか、
本当に1枚の画面の工夫度合いが非常に上がっているので、
全体的には前よりも選択肢が広がったなと感じますね。
スピーカー 2
確かに、あの吸着システム半分半分にするやつしか使ってなかったですけど。
09:00
スピーカー 2
そうですね。3分割みたいなのがあって、これが非常に使いやすい。
Windowsもそれ分かってて作ったんかなみたいな感じがありますね。
スピーカー 1
そうですね。
Windows機能周りだと、Windows Helloと連携した顔認証対応のカメラがデフォルトで付いているとかも個人的には結構良くて、
そのカメラ別枠で置いたりとか、それだけでUSBポート1個専用したりとかもするので、そういうのがない時点で非常に有意ですね。
スピーカー 2
確かにそうですね。
そこら辺のWebカメラとか、さっき言ったUSBポート、それも結構多分実装をちゃんとしないとダメで、
USBポートを下手すると通信用じゃなくて充電用と認識されたりとか結構あるので、
そこら辺ちゃんとしているのはさすが映像さんという感じで安心ですねというところ。
スピーカー 1
そうですね。LANポートまで付いているのがさすがって感じかな。
スピーカー 2
分かっていらっしゃるという感じ。
分かっていらっしゃる。
スピーカー 1
実際組み立てている時にすごいよう綺麗に設計しているなと思ったのが、
ディスプレイの背面の中心部が窪んでいて、そこが行動としてまとめる部分ですよってなっているんですけど、
その窪んでいるところの内側に向かうようにそのポートが全部ずらっと並んでいて、
それが全部モニターへの入力系として並んでいます。
なのでモニターへの入力については全部そこでまとめて付属の行動束ねる機具とかできれいにまとめて全部隠せるようになっていて、
外側にするアウトプットだけ左側に出ているみたいな状態になっていて、
モニターってそうあるべきだよなってきれいにインターフェース設計されているのもさすがだなって感じですね。
スピーカー 2
ここら辺いいですね。どことは言わんけど、ベタ付けされてて後ろのホームに配線が飛び出すところとかありますからね。
スピーカー 1
下向きに出ているやつも多いんですけど、下向きに出ているやつで横並べにするとやっぱりどうしてもディスプレイの裏側が汚くなりがちなんで、
スピーカー 2
これやったらそうですね。横向きというか中心側に出して、柱に沿わせて下に下ろすっていうことができる。
スピーカー 1
そうそう、すごいきれいにまとめられましたし、いいですね。
スピーカー 2
非常にいいかなって思います。ちなみに、モニターアームにつなげてます?今。
スピーカー 1
いや、私は普通に装置でやってます。
スピーカー 2
結構分厚そうだなっていうところがありますけど、そこら辺はどうでしょう?
スピーカー 1
まあまあかな。ちょっと今パッと確認しますね。
そうですね。モニターの後ろから壁までがだいたい10センチから15センチくらいかかってる感じですね。
12:05
スピーカー 2
まあ結構そういう意味では分厚めではありますけど、まああれかな。広めの机を使っていれば別に気にならんくらいのサイズ感かな。
スピーカー 1
そうですね。ディスプレイを置いて手前にキーボードを置いて、手置き用の板を置いてみたいなことやってますけど、全然それでもスペースあって、さらにその手前にコップを置けるくらいにはスペースあるんで。
まあその辺はいいかな。ディスプレイの面から手前に出てないんですよね。
スピーカー 2
はいはい。足が。
スピーカー 1
足が。そうそう。から、モニターとツラーより下のところには確かにちょっと物を置きづらいとかはあると思いますけど、そんなに困ってないですね。
スピーカー 2
なるほど。そうですね。いいと思います。
あえて悪いところを挙げるとしたら、カメラのその逆光補正が弱いかな。
スピーカー 1
なんかWebカメとかだと最近はその逆光になってもいいことを前提にその高度補正というか、ちょっと明るくするみたいな補正機能がついてたりすると思うんですけど、
そういうのが特についてなくて、普通にWebカメラが写ったままを入力として渡してるっぽいので、結構逆光状態の作業環境だと顔が暗く見えがちかなっていうのはあります。
スピーカー 2
まあそこはそうですね、多分ハードウェア単品のいいやつに比べたらちょっと弱いかなっていうのはあると思いますけど、あれじゃないですか、ライト買ってもらってって感じじゃないですか。
スピーカー 1
またライトのために1インターフェースどっかに組み込むのもあれなんで、悩ましいんですが。
スピーカー 2
ただ本当に顔認証とかそのレベルでは全然問題ないので、いいんじゃないかなと思います。
顔認証問題なければいいかなって。なんかあれじゃないですか、ソフトウェア、補正するソフトウェアとか付属してないんですか。
スピーカー 1
付属はしてなかったですけど、調べたらあるかも。
かもしれない。
デフォルトの映像さん設定が優秀だから、あんまりメニュー深くまで追っかけてないっていうのはあるんだけど。
使いたくなってない機能がなんかあるかもしれない。
はい、十分いいと思います。
ぜひ皆さんも2Dから3Dへ進化してもらって。
はーい。
じゃあ枠はこんなところにして、メインの方いきたいと思います。
1点目。
生成AIの現在地というところで、
はじなブロックさんに上がっているラグのサーベイ論文からラグ関連技術を俯瞰するという記事について紹介したいと思います。
15:06
スピーカー 1
この記事自体は非常に長いので、
かいつまんで私の理解をまとめて説明していって、質問ベースで法則するくらいの流れでいこうかなと思います。
まず、ラグっていう言葉がこの記事でトップに出てきていて、
まずそのラグからいきたいんですけど、
今、生成AI、私たちのこのPodcastでも何度も登場させてきた生成AIですが、
生成AIに私たちの持っている知識を渡して、
より賢く回答してもらおうというときに登場する仕組みがラグですと。
Retrieval Augmented Generationの略称です。
このラグをすると何がいいことがあるかというと、
生成AIが学習していない別のデータをユーザーの質問と合わせて渡すことによって、
あたかも生成AIが別の情報も学習したかのように振る舞って、
回答を引き出すことができるというのがラグになります。
このラグというものを使うにあたっては、一般的にもともとのドキュメントですね、
例えば検索してもらいたいもともとの使用書だったりとか、マニュアルだったりとか、
そういったドキュメントのテキスト情報を生成AIに渡すという形で実現されることが一般的なんですけれども、
それだけでは関連する情報を引き出しづらいという問題があります。
もちろんその渡した情報については正しく答えられるんですけれども、
ユーザーの質問と渡した情報の関連性というのが必ずしも一致しないといったようなこともあって、
なかなかラグというのでも最適解ではないよねというのが言われてきました。
それがこの記事の中で言われているナイブラグという位置づけにあります。
このナイブラグというのは本当に今言った通り、
単純に持っていたデータを渡してみて、それでどういう回答が引き出せるかなというレベル感でした。
その後、ラグというのはアドバンストラグ、モジュラーラグという形で進化しようとしていて、
まだこの記事ではもうアドバンストラグ、モジュラーラグが出来上がっているかのように言われていますが、
世の中的にはまだナイブラグが大半で、
みんな頑張ってアドバンストラグ、モジュラーラグに移行しようとしているというのが現在地にはなるんですけれども、
その辺のロードマップというのは明確に決まっていて、
アドバンストラグ、モジュラーラグに進化していきます。
アドバンストラグになると何が進化するのかというと、
18:00
スピーカー 1
これまでは単純にドキュメントを渡していたといったところから、
よりそのドキュメントを生成AIが解釈しやすくなるように、
いろんな前処理とか後処理を加えてあげるというのがアドバンストラグになっています。
AIは例えば、現在の日本の総理大臣について教えてくださいと言われたときに、
総理大臣は誰だよですという情報があればもちろん良いんですけれども、
日本語とかそういうどこの文脈の言葉かというのが、
日本語であれば日本国の話でしょうとか、
そういうのは頑張って引き出そうとするんですけれども、
それが特定の会社となるとなかなかピンとこないと。
その会社の情報なのかどうか、
この人はどういうところから問い合わせてきているのかといったようなユーザーの情報だったりとか、
会社の組織図の中で、組織図が釣り所になっているときに、
組織長はここの位置づけにあってこの人ですというような形で、
単なるテキストを処理するんじゃなくて、
役職と人の名前みたいな形で情報を紐付けていく作業だったりとか、
あとは議事録とかにあるような時系列編成ですね。
会議の第1回ではこんな感じでした、第2回ではこんな感じでした、
第3回結論としてはこんな感じでした、みたいな議事録が3枚あったときに、
それが時系列的な変化として生成案にいかに認識させるのかとか、
そういった形でデータをいかに前処理後処理して、
より良い回答を引き出すことができるかというのがAdvanced RAGになってきます。
今最新の状態としてはこれらをさらに進化させて、
Modular RAGという適用性と汎用性を高めたものを構築するようになってきています。
Modular RAGというのは先ほどから言っているRAGの手法をいくつかモジュールという単位に分離して、
そのモジュール単位でどんどんいろんな手法を拡張していこうというものになっています。
RAGというのが今までAIが学習していないデータを参照して回答するものという形で説明しましたけれども、
その中には私たちが持っているデータという新たなドキュメント類を渡すだけではなくて、
インターネットから検索するものもあれば、
そのユーザーと生成愛の間で取り交わされてきた過去の会話履歴やその人個人の情報など、
そういった記憶系の情報ですね。
あとはルーティング関係でユーザーから求められた質問がどういうデータソースに存在するのかっていうのを探索的に調査して、
21:07
スピーカー 1
適切なデータ源から引っ張ってくるような話。
あとはPredictモジュールというのがちょっと技術的に専門的すぎるんですけど、
情報と情報の関連性の中で被っているものとか、
そのユーザーから聞きたいこととは無関係な情報っていうのをきれいに削った状態でAIに渡すみたいな、
そういう技術とかもあります。
そういった新たなAIに渡すべき情報の単位っていうのがモジュールという形で表現されていて、
そのモジュール群を様々にいろんなインフラを駆使しながら組み合わせられるようになっているラグの世界っていうのが、
現状の最新のラグとしてモジュラーラグと定義されている状態になっています。
これらというのは話の中で差し据えられたかもしれませんが、
基本的にAI本体の機能アップデートというよりは、
AIをいかにより良い形で使っていくのかという周辺技術の進化という形になってくるので、
もちろん生成AIが進化して新たなできるようになったことが増えていけば、
この辺のアドバンストラグやモジュラーラグの定義というのも変わっていくでしょうし、
下手すると内部ラグとかアドバンストラグみたいな比較的分かりやすい部分については、
AI本体の進化で吸収されていくこともあるのかもしれませんが、
現状私たちは生成AIをうまく使おうとしている時に、
こういう周辺技術と共にAIと向き合っているということを、
ちょっと共有しておこうかなと思っての紹介です。
スピーカー 2
はい。なかなかちょっと専門的ですね。
感じですけど、
ラグというものは、
個別カスタマイズみたいな感じで、それにもバージョンがいっぱいありますよというお話。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ですけれど、これはどうなんでしょうね。
最後に紹介されたモジュラーラグでしたっけ?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それを組めると望ましい。
24:02
スピーカー 1
生成AIを単純に呼び出して、いい感じの回答を引き出すという、
現状の内部ラグについても、
この1年くらいでようやくアーキテクチャが固まり出したくらいの世界観なので、
そこからモジュラーラグに進化していくときには、
世の中に事例がないですと。
構想としてはいろいろあって、
それを実現しているサービスとかもあると思うんですけども、
具体的なアーキテクチャ、どう実装するべきかというベストプラクティスみたいなところが、
まだ一般化されていないし、
みんな今、あれがいいかな、これがいいかなって悩んでいるところなので、
技術研究的にチャレンジする、
技術検証から始めるんだという心持ちの人たちにとっては、
今取り組むべきはモジュラーラグであるというのはイエスなんですけども、
まずは社内に実装してラグみたいなことをしたいという人であれば、
内部ラグのほうが世の中ですでにあるものが多くあるので、
スピーカー 2
そういった技術を取り組みやすいでしょうねっていう感じです。
内部ラグは、実装も簡単とかそういう話ではなくて、
実装事例があるから楽っていう感じ?
スピーカー 1
そうですね。
モジュラーラグはいっぱいいろんなものが組み合わされるんで、
複雑だと単純に上がっているから、難しいのは難しいです。
スピーカー 2
なるほど。了解しました。
モジュラーラグさんは、ここ1年とかで出てきたって認識?
スピーカー 1
モジュラーラグここ2ヶ月くらいです。
AIの進化早いから、市販機レベルで結構新しいものが出てきちゃうんで、
なかなかついていくのも大変なんですけど。
スピーカー 2
大変ですけど、ここ2ヶ月くらいだったら、
2ヶ月後に次のやつが出ててもおかしくないですねという感じ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なので、機能というか精度が許すのであれば、
内部ラグくらいの方が知見もあるし、
全くダメって採定が崩されたわけでもないし、
安定してていいかなっていう感じかもしれないですねという印象ですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
うちが一番の性能を出したいって言ったら、
モジュラーラグ一択でしょうけど。
スピーカー 1
なるほど。
そうですね。
スピーカー 2
分かりやすい他の例えないかなとか色々考えてたんですけど、
スピーカー 1
内部ラグが単純機能で、アドバンスドラグでちょっと処理を加えるようにしました。
27:09
スピーカー 2
モジュラーラグでその機能を分解して部品単位で組み立てられるようにしましたくらいの理解で多分十分です。
モジュラーラグの方が細かく分かれてる。
そうです。
スピーカー 1
ファインチューニングしやすいという話。
ラグをやる上で、
SAIにどうやってデータを渡すと最も良いかということがゴールにある中で、
結論、銀の弾丸ないよねっていう話なんですよね。
こう渡せばめちゃくちゃいい回答が引き出せるっていうベストプラクティスなくて、
ユースケースがこんな時にはこう、こんな時にはこう、こんな時にはこうっていうのがめっちゃあるよねっていうのが分かりましたっていうのがこの1年の結果で、
じゃあそういうユースケースごとにAIに働き方を変えてもらおうと思ったら、
どういう風にインフラを構築しようけばAIにいい感じに渡してくれるだろうかっていうのを考えると、
ユースケースごとにそのモジュールをうまく使ってもらうだったりとか、
モジュールを組み立て直せる状態で実装されているのがベストだよねっていうことで、
スピーカー 2
モジュラーみたいな感じの表現になってきているって感じですかね。
なるほど、はい。
スピーカー 1
世の中でラグっていう言葉を聞いた時に、ラグの内訳としても結構レベル感がある。
自動運転のレベルと似たような話ですけど。
なので、今後ラグ対応しました、車内データ扱えるようになりましたっていうのは、
今でもかなり多く、いろんな会社やサービスニュースで出ていると思いますが、
その実態がこの3つのどこにいるかで、結構言っていることのレベル感が違うので、
そういう意味でニュースの参考になったらいいかなと思います。
スピーカー 2
了解しました。
はい。
スピーカー 1
では次。
セキュリティ脆弱性に対するやつで、
トゲッターから拾ってこの場で紹介するのどうなんだとかあるんですけど、
共感値が高すぎて色あざるを得なかった感じなんですが、
最近セキュリティ脆弱性に関するニュースが凄まじく多いですねっていうところで、
トゲッターの中では、セキュリティ脆弱性に対するサイバー犯罪については、
もう心情的に白肌を上げてしまい、技術的には対策が打てたとしても運用が追いつかない、
というコメントがあり、まあ、分かり身しかないなという話です。
はい。
まあ、色んなニュースが飛び交っている中、
30:00
スピーカー 1
最近めちゃくちゃ大きかったのが二つあります。
一つが、角川のニコニコ動画とかで有名な角川さんが、
ランサムウェアを食らって情報を公開されてしまったという問題ですね。
もう一つが直近にあったOpenSSHの脆弱性の話。
こっちの講者の方はあまり詳しくないかもしれないので補足しておくと、
OpenSSHというLinux系のものにログインするときに、
一般的に使われているプロトコルとサービスがあります。
そのSSH機能っていうのは、ユーザー名やパスワードでログインすることもできれば、
公開確認書でログインすることもできるというもので、
そこでユーザー名やパスワードをデフォルトだったり分かりやすいもので立てることによって、
セキュリティーインシデントの入り口になってしまうということが世の中でよく言われていて、
業界の人たちはその問題に対して援助をするために何とか対応していくというのを繰り返してきたという背景があります。
そういったOpenSSHですが、ようやく業界としては使い方がこなれてきて、
OpenSSHに入るための22番ポート、SSHの一般的なポート22番ポートがちゃんと防がれているとか、
ログインはできるけど認証設定がしっかりしているとか、
そういった形でセキュリティ対策が十分取られるものがほとんどになりつつあった中で、
OpenSSHの自体の脆弱性によって外部から普通に入れてしまうと、
任意のコードを実行できてしまうというようなすごいデカい脆弱性が見つかって、
インフラの人たちは全員泣いて必死に対応しているという状態です。
門川の方はニュースの通りなんでも割愛しますけど。
そんな中でセキュリティ対策チームというのが何に困っているのかという話なんですけど、
あまりにもセキュリティインシデントの速報が多すぎる問題ですね。
Windowsとかを社内で管理されていると、Windows Defenderからいろんなデータが集中されてきて、
中央集権的に管理者のもとにどういうことが起きてそうだとか、何が見つかったとかいう情報がどんどんどしどし上がってきて、
それが重要度に分類されてセキュリティチームに連絡が飛ぶという仕組みが運用されていたりします。
33:03
スピーカー 1
あとは実際に自社で運用しているシステム群だったりとか、外部サービス公開しているようなシステム群というのを各管理者を立てて、
その人たちに最近起きているこういうセキュリティな問題とか、社内で取り決めているセキュリティ運用ルールを改訂して、
指示を出して、是正させるということをやっているわけですけれども、
それを取り扱っているチームとしては、Windowsの中央集権に上がってくるものからは、
とりあえず危なそうだったら緊急とか重大とかラベル付けて飛んでくるので、
まず本当に重大なのかどうかを見分けるだけですごいコストがかかると。
そのものが本当に重大かどうかっていうのを見分け終わった後で、
それを連絡できるかどうか、どういうふうに案内するかどうか、どういう指示を出すのかっていうのも結構問われますと。
例えば、極端なことで言えば、Windowsのリモートデストップのポートから何か不正な侵入があったかもしれない、
危なそうだっていうのが上がって止めなきゃいけないってなったときに、
全社員のリモートデストップポートを強制的に塞ぐなんてことをしたら、
たぶん仕事が成り立たないので、そこをどういうふうな運用が現実的に可能でみたいなところの検討の上、
案内を出さないといけないと。
さっき言っていた現場でシステム運用を任せているケースについては、
その人たちに対して、こういうセキュリティルールになったからこんなふうに運用してくださいね、
こんなふうに守ってくださいねっていうのを伝えるわけですけれども、
セキュリティ対策チーム以外のリテラシーというか危機感の違い等々によって、
そのルールが確実に守られてなかったりとか、例外的な処理ですね。
こういうことをやるだけだと、だったので一時的にガバガバな状態にしちゃいましたとか、
そういったことも往々にして起きる状態の中で、攻撃側はどんどんどんどん加速度的に能力が上がっていっていると。
AWSとかでは、そういう危ないものが仮に立ち上がった場合に、
どれくらいで攻撃されるのかっていう評価をされてたりして、
それがだいたい5分、一昔前には5分くらいでもうハッキングされだすっていうのが分かってたんですけども、
今はもうその辺の攻撃ツールとかもどんどん強化されているので、
もっと早くハッキングされるでしょうし、
個人のアカウントとかも最近のパスワード流出等々によってですね、
ログイン検証のアタックっていうのが、
1時間に数件は個人レベルでも発生するというような世界観になってきている中で、
36:04
スピーカー 1
どうやってそのセキュリティ対策をし続けるのかというのが、
現実的な落とし所としては、
ここまでかなというのがあるんですけど、
それで守れる世界ではなくなりつつある中でどうしていくのか。
昔からずっと言われているのが、セキュリティはマイナスをゼロにする話であって、
プラスになって何か儲けられる話ではないので、
予算をつけるにしたって限界があると。
会社の運用規模とそこで避ける経費の割合っていうのは当然限界があるので、
そこを超えてでも守るべきなのか守れないんだったら、
いかにリスクを下げるのかみたいな話に突き詰めていって、
結果的にDXから遠ざかる方向の選択肢しか残ってないみたいなことも
往々にしてきたりするので、
この辺りがすごくニュースの危機感ほど現場が動けないのがもどかしいっていうのが
非常によくわかる内容だったので紹介でした。
スピーカー 2
はい。あるしあるあるだなという感じですけども。
うーん。
まあ、何ですかね。
まあ、最後に言われたDXから遠ざかる方向にならざるを得ないとか言ってましたけど、
そここそDXだよなという気もするけど、
そのDXなんやねんって言われたらちょっと答えは持ってないんですけども。
そうですね。緊急分類が多すぎるっていうのはそれはそうでしょうけれど、
それをより分けるっていう業界標準みたいなのも多分ないんやなーというか、
まあ業界標準がその重大とかなのかもしれへんけど、
それが来た時の影響範囲を分析しきれてないとかあると思うんですよ。
分析してる場合じゃねえっていう時間の進み方だと思うんですけれど、
そここそ何か機械的な判定をしないとちょっとインシデントのスピード感に対応できないと思うので、
そういうところで何かしら仕組みを作る必要があるのかなと聞いてては思いました。難しいと思いますけど。
そうですね。
あとはその流度感に関しても難しいですね。
ディスクを背負ってやってるという認識は必要なのかなとは思いますね。
39:05
スピーカー 2
っていうのは企業レベルでそのツールを使う時に全社員への教育を施す。
それは工場でいうヘリハート体験みたいなやつですとか、ちょっと泥臭いですけど、
そういうところから始めていくしかねえのかなという気持ちがあります。
スピーカー 1
まさにそれはおっしゃる通りで、それを目的にしてちょっとずつリテラ指導を上げていくしかないということが結構な現場でその結論になっていて、
セキュリティ教育みたいなのって頻度としては業界全体として増えてると思うんですよ。
パソコンではこんなことしないでくださいとか、メールこんなの来たら危ないですよとか、
そういう頻度は確実に増えてるし、そういう研修の数も間違いなく増えてるんですけど、
明らかにその攻撃が成功した際のリスクの大きくなり方、
この増加具合に追従しきれてないっていうのがちょっとつらいところですかね。
スピーカー 2
それつらいですけど、じゃあそのツール使えませんっていう市場じゃないですから。
スピーカー 1
間違いないね。
スピーカー 2
そしたら、従業員の規模を減らすっていう言い方があるんだけど、
手に届く範囲で尖ったプロジェクトにするとかしかないけど、
それもそれで本当にそんなお金になるのかって話になるだろうし、
特定の人だけが特定のツールを使って実行する。展開性がないですから。
そうなった場合に追いついてないというのを前提とした上で、
運用するしかない?そのリスクに目をつむるわけではないけれど、
それが企業の選択であれば、そのリスクを背負った状態で運用しているということを知りつつ
仕事するしかないかなという気はしますけど。
スピーカー 1
そうですね。
それはもう正論でしかないんで、言い終わらないんだけど。
角川みたいなことが起きたときに、そのリスクって見積もった状況に私たちいるんですかって
自分に問いかけると、たぶんあれが起きたら、もう事業を止めるしかないなっていう感覚があるので、
その事業を止めるリスクって積まれてる気は全くしてないなっていうぐらいかな。
42:01
スピーカー 2
そこは何だろうな、会社レベルじゃなくて業界レベルの意識の醸成というか、
が必要なんじゃないのかなとは思いますけど、
ほんまにそのリスクってどのくらいのリスクなんですかみたいなの、
うまい例えが見つからんけど、
スピーカー 1
放射線災害のランク付けみたいなのがあって、
PL法とかで訴えられる数がどんどん増えてくるまではPL法制定から実際に実装されるまでに、
結構タイムラグがあったというか、
あれも法整備ができてからもかなり中小企業まで浸透するようなものだったんで。
スピーカー 2
でもそれが現在の世の中では必要なんですよという意識を持ってやるしかないんじゃないのかな。
そっちから攻めていかないとお金使って、そんな短期的に使うのはそれはそうだね、
どこの部署もそうだねっていう気はせんぜんもないので。
直近ではできる範囲でやる。
将来的にはこのままだったらリスクの方が課題になっている状態を低減するための施策を打っていくしかないかなとは思いますけど。
スピーカー 1
そうですね。
それくらい今セキュリティ界隈って危機感だけ募ってて動きが取れないんだということだけ理解しておいてもらったら全然いいと思います。
明日いろんな会社の中でこの脆弱性の風害とか何かしらが見つかって侵入されてました、ランサムウェアに侵入されました、パスワード流出しましたという情報が今後もどんどんどんどん増えていくと思いますけど、
それを見て一言にもならない理解と、それ自体がやるべきことをやってなくてそうなったっていう捉え方ではなくなりつつあるってことだけ分かってもらえればと思います。
スピーカー 2
そこね。新しい事象が起こりすぎてて、会社としてもその実行力が追いついてないっていう戦場で戦ってますよというお話はそれはそうですねと思いますけど。
45:01
スピーカー 1
自己防衛的にはもうデータ流出っていうのは日常的に起こることだという位置づけで自己防衛してくださいっていう感覚もあります。
パスワードの使い回しとかもそうっちゃそうなんですけど、自分が管理してるものはいつでも外部攻撃を受け売るものなので最低限多要素認証は必須にしておいてもらいたいし、
そういう不正アクセスが見たらパスワードの変更を自主的にかけるとかそういう動性は常に持っておかないともう会社が守ってくれる世界ではなくなりつつあるので頑張りましょうね。
個人レベルと会社レベルはまた法則が違う気もするけどね。個人レベルだと情報収集能力にも限界があるからやっぱり信頼できるツールが勝手に設定してくれるところまで持っていかないといけないかなと思ってて。
そういう意味だとまず第一歩、Androidを使っている人たちはちょうど最近Googleが高度なセキュリティ設定のプレビューを始めましたと。
パスキー含めて今最新のセキュリティ設定を導入するためのプレビュー機能がすぐに使い始められますという奴らですね。
そういう自分が一番守るべき大きなアカウントに対してそういうアップデートは常々来ているので、そういうのはぜひキャッチアップしてもらいたいですね。
全部のサイトの状態を見るのはもちろん無理なので、まずは一番大きいところだけでもそういうアンテナを張ってもらえたらと思います。
スピーカー 2
そうですね。まあそうですねって言いましたけど、なかなか難しいですねという感じもあるけど。
そういうのなんだろうな。なんかパッとやって消しちゃったりしたら出てこなかったりするからって感じは。
スピーカー 1
はい。そういうセキュリティ海外からの悩みどころでした。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
以上です。
スピーカー 2
では次は私の方からNHKニュースさんです。
衛星活用し被害状況を把握するシステム、福井市が運用開始とる大体の記事になります。
福井市などは3年前に打ち上げられた県民衛星を活用して、土砂崩れが起きた場所などを速やかに把握できるシステムの運用を8日から始めました。
48:09
スピーカー 2
大雨による土砂災害などが発生した際、災害の情報が住民にいち早く伝わることが期待されています。
福井市は3年前に打ち上げに成功した県民衛星推薦を運用する県内企業と、大雨の際に土砂崩れが起きた場所や地形の変化などを撮影した衛星の画像データを基に、
現場に出向いた担当者から伝えられる被害状況をリアルタイムで共有できるシステムを開発しました。
本格運用が始まった8日は、市や企業の担当者が林道沿いの斜面が崩れた現場に向かい、被害の状況が速やかに市役所に届いているか確認する作業に当たりました。
職員たちは、10メートル以上にわたって崩落している斜面の状況をタブレット端末に入力すると、情報が着実に共有できているか確かめていました。
県民衛星を運用する企業によりますと、衛星から撮影した画像を防災分野のパトロールに活用する仕組みは県内で初めてで、被害の情報が住民にいち早く伝わることで、安全な避難行動などにつながると期待されています。
福井市林業水産課の佐々木主査は、被害現場の情報収集を効率よく行うことで、いち早い情報発信につなげ、市民の安全安心を守れるようにしたいと話していました。
ということで、福井市が衛星を運用していますという驚きのニュース、ちょっと読んでて福井県って言いそうになっちゃうんですけど、市のレベルで運用していて、これちょっとホームページ見に行ったら、10年前ぐらいから立ち上がって、2015年に立ち上がっている福井宇宙産業創出研究会というところのもと運用していて、
スピーカー 1
地元企業という感じですかね。衛星データ利活用グループとか富士通とかも入っているんですけども、そういうところと連携して市の衛星を打ち上げて、今観測していて、やっと運用することに成功しているという感じですかね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
もう、まずはそれだけ長期的な目線で衛星活用を踏み切ろうとした福井市が、はっぱれすぎる。
スピーカー 2
そうですね、はい。
スピーカー 1
本当にすごい。当たり前ですけど、任期超えてるじゃないですか。
はいはい。
まだまだこれからだから、もう発案の時点で10年、15年くらいの長期計画だったと思うんですけど、それを実際に日本全体を観測するこの前の第一次とか、ああいう衛星もある中で、あえて自分たちでやるんだっていうその意思決定が本当に素晴らしいなと思った上で、
51:19
スピーカー 1
それを着実に進展させてきて、ここまで来ているのは本当にすごいことで、今、今回のこのニュースだけ聞くと、ほぼ最終検証段階じゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
実際の衛星から撮られてきた映像を、まずは市民に一方伝えて、実情把握確認を踏まえた上で、角度の高い情報を採放するっていう流れが基本運用だと思うんですけど、
それの市民に伝えずに、まずは現場レベルで実運用テストをやってみましたくらいのニュースだと思うので、こういうのが本当に市単位で現実実装できる時代になったんだということに、本当に感動するとともに、これ続く他の地方自治体ってあるんだろうかっていう懸念すら持ってしまうすごいニュースだなと思いました。
スピーカー 2
そうですね。他続いて欲しいなぁという希望はありますね。
何というか、こういう小さい自治体レベルというか、言ってしまうと大学とかでも、小さい衛星とか打ち上げたりはボチボチしてるんですけど昔から。
災害運用に組み込むような長期連続運用を前提とした衛星というのはあんまりほとんどなくて。
あとは力持っている体力のある企業が独自で衛星を打ち上げて、市場に保留するとかいう感じだったんですけども、こういう専任で衛星を持てるっていうのはやっぱりいいことだなと思っていて。
台中の話もありましたけど、やっぱりああいうのって2週間に1回しか写真撮れないとか、あとはどこまで高解像度で撮るかというところもあったりして、福井市レベルがここ撮ってほしいって言ったとしても、
あんまりそれがいつ来るのみたいな状態になったりするとかも無くはないんですよね。運用次第だと思いますけど。そういう時に福井県の下の下で県とか市のレベルで自分の欲しい時に欲しいデータを取れるっていうのはすごく良いことだと思うし、
防災面でもやっぱり、どこの県とかも力入れてると思いますけど、やっぱり協力だと思うので、こういうのはいいなという感じですね。
54:13
スピーカー 1
これには期待しかなくて、さっき東田さんがおっしゃった、日本がやってることが地方自治体レベルの要望をいかに組んでもらえるのかっていうことが懐疑的であるっていうのが、本当に本筋をついてると思ってて、福井市とか各地方自治体によってやっぱりできる運用も違うし期待する流度も違えば、
土地柄というか注目度合いだったりとか、画像の解析ポイントだったりとか、全部違うと思うんですよね。なので、本当にこういう衛星が実運用足りえるのかっていうことを考えると、この選択肢しかなかったと思うんですけど、
ただ、案を並べたときの費用費、予算費みたいなところで並べたらすっごい差額あったと思うんですよね。そこを、これやらないと意味ないだろって言えた人誰なのかわからんけど、その人がマジですごいなっていう。
スピーカー 2
まあ、そこら辺は何と言うんだろう、政治手腕だなぁと思ってて、当然その産業所喪失というか、官民一体みたいなところも含め含めての話だとは思うんですけど、すごい上手いことやったなという感じですし、ちゃんと10年スパンプロジェクトで進めていきますよという話ができたのは素晴らしいですね。
スピーカー 1
こういうのが進んだら、もしかしたら防災目的以外でも同じ画像の点用が使えるかもっていうのは、当然すぐ発想として生まれるでしょうから、福井市内の山間状況の把握とか河川状態だったりとか土砂の滞留状態の把握だったりとか、
そんな様々な福井市全体の現状把握っていう形へどんどんどんどん価値を高めていける世界観だと思うので、これを見習えるかどうか本当にはほんまにわかんないですけど、他自治体で広がることを切に願ってますね。
スピーカー 2
高速に期待ですというところでした。
次、H-IIIですかね。
これは南日本新聞社の記事で、新型ロケットH-III3号機打ち上げ成功、地球観測衛星第14号を起動投入というタイトルになります。
弱さは、7月1日午後0時6分42秒、新型機関ロケットH-III3号機を鹿児島県南種町の種ヶ島宇宙センターから打ち上げました。
57:16
スピーカー 2
搭載していた宇宙観測衛星第14号を高度約600キロの予定軌道に投入し、打ち上げは2回連続で成功した。
1号機の失敗を受けて、2号機には模擬衛星などを乗せていたため、H-IIIとしては初の種衛星の起動投入となった。
第14号は有川プロジェクトマネージャーが開発責任者を務めた。
夜間や悪天候でも地表を観測できるレーダーアンテナを備える。
災害時の被害把握状況や地殻変動の観測による減災などへの活用を期待されている。
無事に打ち上がりました。
第14号の話も嬉しいですし、H-IIIとしても商業運用というか、使うものをちゃんと打ち上げる段階になってきましたという話で、嬉しさ2倍という話です。
スピーカー 1
おめでとうございます。ようやくスタートですね。
スピーカー 2
1号機が大変だったので、遅れに遅れてはいますけど、これからも機会してほしいですね。
予定が詰まっているので、H-IIIはどんどん打ち上げていくでしょうけど、第14号ですね。
現状だとクリティカル運用は終わったんだったかな。最初の初期展開は完了して、現状はちょっとずつ測定をしていく段階になっていたはずですけども、
そこを含めて、さっき国レベルのトレンデータもあるとか言っちゃいましたけど、こいつはこいつでだいぶ高性能ですし、前任となる第12号も結構お年ですし、
スピーカー 1
どっちよりもすごくきめ細かく早いデータを取得できるという、純粋にめちゃくちゃ性能アップしているので、今後に行きたいですねという感じかな。
スピーカー 2
本当に、1号機の時の第13号がいろいろあった中で、ようやく第14号を乗せて飛び立てたってことで、H-IIIの時代がようやく始まった感がありますね。
というところで、今後も成功していってほしいですねというところまでかな。
1:00:01
スピーカー 1
そうですね。まだ第14号の詳細についてはどこかで1回話したような気がするし、改めて言うほどではないですが、これでどういう変化が生まれるのかっていうのも、
実際取れたデータがどういうふうに活かせるって分かってからだと思うから、実際私たちが感じるのは2年後とかくらいですかね。3年後とか。
スピーカー 2
まあ、ポロポロデータは出てくるとは思いますけど。
スピーカー 1
データが出てきた後に、それが例えばNHKの適応報のニュースで使われるとか、そういうふうに私たちが感じられる世界まで下りてくるのは2、3年後かなって。
スピーカー 2
一番活躍するのは災害が起きた時ですけど、そういうことがないほうがいいので。
そうですね。
そういう面で言うと、定時観測、経過観察による地面で流気の変化とか、そういうところが大きいと思います。
そういう意味では数年後とかかもしれませんね。
スピーカー 1
来年の地質学会のYouTubeとかで紹介あるかもしれないですね。
スピーカー 2
かもしれませんね。
はい、って感じです。
はい、じゃあ次最後いっちゃいます。
これはソライさんの記事で、欧州の新型ロケットアリアン6の初打ち上げ、軌道到達と超小型衛星放出に成功というタイトルになります。
欧州宇宙機関ESAは日本時間2024年7月10日にアリアン6ロケット初号機の打ち上げを実施しました。
ロケット2段目の軌道到達と搭載されていたペイロードの軌道投入に成功したことがESAから発表されています。
アリアン6は2023年7月まで運用されていたアリアン5の後継にあたるロケットです。
1段目にはバルカンエンジン1機、2段目にはヴィンチエンジン1機を搭載。
機体構成は固体燃料ブースターP120を1段目の側面に2機備えたアリアン62と4機備えたアリアン64の2種類が用意されています。
地球定軌道への打ち上げ能力は、アリアン62が10.3トン、アリアン64が21.6トン、
接種トランスファー軌道への打ち上げ能力は、アリアン62が4.5トン、アリアン64が11.5トンとされています。
ペイロードとして5つの実験装置、9つの超小型衛星、2つの再突入カプセルを搭載したアリアン6初号機は、フランス領ギアナのギアナ宇宙センターから打ち上げました。
ブースターの分離、1段目と2段目の分離、2段目エンジン1回目の点火と順調に飛行、
発射18分後には2段目エンジンの1回目の燃焼が終了し、高度700kmの楕円軌道に投入されたことで、アリアン6初の軌道投入に成功しました。
1:03:13
スピーカー 2
続いて打ち上げミッションの第2段階として、発射56分後に2段目エンジン2回目の燃焼が実施され、
高度580kmの楕円軌道に遷移、発射1時間6分後には搭載されていた超小型衛星9機の放出にも成功しています。
一方で打ち上げミッション第3段階の技術デモストレーションとして、発射2時間37分後に計画されていた2段目エンジン3回目の燃焼と、それに続く再突入カプセル2機の分離は実施されませんでした。
2段目のベンチエンジンを再添加するには、アリアン6用に開発された補助推進装置が必要です。
アリアン6を製造したアリアングループによると、この補助推進装置の主な役割は推進材タンクの加圧ですが、
浮遊する推進材をベンチエンジンの再添加時にタンクの底へ集めるために加速動作を実施したり、必要に応じて水力を追加させたりする役割もあります。
この装置は超小型放出衛星時に一旦は再起動したものの何らかの問題が生じて水病後に停止し、
その後の2段目は計画通りの起動から外れていったことが打ち上げミッションライブ配信で報告されています。
ということで、ちょっと詳細に読み上げましたけど、ESA、オーシュのロケットが成功しました。
オーシュのH3版みたいな感じですね、新型のロケットで。
打ち上げに成功かな。
そして、荷物の大半も投入できたということで非常に嬉しいことですねという感じですけど、
その後、なかなかやらんのですけど、2段目エンジン3回目の燃焼とか、
そういう他の軌道に遷移する段階の動作がうまくいかなくて、100%成功ではなかったようという記事です。
小型衛星打ち上げまでいけたので、かなり初回にしては素晴らしいんじゃないでしょうかという感じですけども、
このエンジン再展開用の処理っていうのは結構難しいっぽくて、
SpaceXとかも失敗したので、1段目エンジンを孵化しながら2段目エンジンを点火するみたいな行動に切り替えたとかもあるので、
今後、アリアンシックスがそういう対策をしてくるのか、この補助装置の分析をして強化してくるのかとか、
スピーカー 1
そこら辺の対策が取られていくのではないかなと思います。
1:06:03
スピーカー 1
H3と比較しちゃうとちょっともどかしい気持ちが混ざっちゃいますけど、まずは成功おめでとうございますっていうのが一番で、
スピーカー 2
ロケットとしても非常にシンプルで綺麗な形してますね。
そうですね、H3と似たといえば似た感じかな。太い1本があって、固体燃料ブースター、小さいブースターが2つ付いている形で、
主機っていうと違うか、メインのエンジンはでっかいのが1つだけ付いているという感じ。
スペースXとかあれもあれで伝統の歴史はあるんですけど、結構見慣れた形状ですね、アリアンさんは。
動画の方を見ていて一番驚いたのが、途中までですけど映像が付いてるんですね、ロケットから。
スピーカー 1
そうですね、やっぱり重要ですね、ジャックさんの方を見ながら言いますけど。
確かに飛んでいくにつれて、その分離のタイミングとか、当然衛星を離すタイミングとか、
そのところの状態まで行ってしまうと、地上局では全然受け取れないので、映像は途中からないんですけれども、
ただ途中打ち上がるところまでの仮定の映像と、打ち上げ成功判定の軌道まで到達するかどうか、
そこの拍手が起きるまでっていうのはちゃんとカメラが追従できていたので、そこまでリアルタイムで終えるだけでも十分価値あったなと思いますね、このカメラ。
スピーカー 2
そうですね、やっぱりカメラがあると非常に状況が分かりやすいですし、見てる側としてもテンションが上がるので。
テレビを見て状態が分かるなんていうのはどこぞの妖怪ぐらいなので。
スピーカー 1
そうですね。それ以外はやっぱりCGベースになっちゃうよねっていうのはその通りだし、
テレビの出し方とか計画の出し方等々を含めてJAXAとそんなに変わらないかなとは思ったので、
JAXAも別に世界からやり方がすごく遅れてるってわけでは全然なさそうだなって感じはあって。
はい。
スピーカー 1
新たなライバルと言えるほどじゃないのかもしれないですけど、
スピーカー 2
みんな会いながらJAXAのH-3ロケットもどんどん改良を重ねていってもらえたらなとか思いながら動画を見てました。
1:09:02
スピーカー 2
そうですね。ライバルという意味では結構ライバルなのかなと思ってまして。
搭載規模とか。
スピーカー 1
そうですね。搭載規模とか狙ってる市場っていうのがおそらく同等だレベルだと思うんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
なんていうんですか。JAXAとESAがこれを開発してるうちにSpaceXがえぐいことしてるんで、
なかなか商用ラインに乗せる担当とは頭が痛いと思うんですけど。
頭が痛いなんてもんじゃないかもしれない。頭が割れちゃってるかもしれないですけど。
スピーカー 1
ただそうですね。欧州と日本で打ち上げるロケットということで、ラインダップが増えてきたのはすごくいいことだなと思いますね。
そうですね。単純にこういうのが世界中で増えれば増えるほど、人類全体で見た宇宙開発っていうのが加速するんでしょうから。
スピーカー 2
そうですね。今回みたいに超小型衛星相乗りになるにしても、相乗りする予定がどうのこうの、優先順位がどうのこうのとかもあったりするし、
今後地域同での商用利用、ポストISSみたいなのが活発化した時に、
日本のコウノトリみたいな物資を打ち上げるだけでも十分選択肢が増えて、どこを選ぼうかなってできるのはかなり幸せなんじゃないかなと思うので。
そうですね。当たり前ですけど、当然打ち上げ時期とかタイムスケジュールがそれぞれにあってそれぞれずれてあるんでしょうから。
スピーカー 1
事業目線とかで選択肢が単純に広がれば、国防的な国としての重要衛星とかを上げるわけでなければ、その辺柔軟に事業としては選択できるでしょうから、衛星事業側としてもやりやすくなるでしょうし。
スピーカー 2
そうですね。っていう感じなので、業界上全体として非常に良いのかなというところで、今後に期待ですというところで、本日は以上ですからね。
スピーカー 1
じゃあお疲れさんでしょう。
スピーカー 2
お疲れ様でした。
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