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2020-12-24 10:43

#89 Googleが求めるリーダーシップ、Emergent Leadershipについて

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Googleの採用要件としてリーダーシップがありますが、特にEmergent Leadershipという考え方を大切にしています。
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皆さんこんにちは、Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
年末近づいてきましたね。大掃除などされる家庭、家の掃除される家庭もいると思うんですけれども、
うちにある洗剤、いろんな洗剤とかクリーナーってあると思うんですけども、
なるべく減らして、なるべく少なく洗剤の種類はしたいなと思っていて、
いろんな洗剤、用途別になるじゃないですか。バスとかトイレとか水回りとか、
実は、あれってそこまで使い分ける必要ってないなというふうに思っていて、
僕が使っているクリーナーは、うたまろクリーナーっていうクリーナーなんですね。
ちょっとうたまろって、あんまり綺麗にならなさそうな、ネーミングはちょっとどうかなっていうのと、
容器もそんなに洗練されているわけではないんですけれども、結構便利なんですね。
キッチンとかお風呂とかトイレとか窓ガラスとか、いろんな玄関のタイルもそうですし、
ベランダもそうですし、床の汚れ、本当にあらゆるところで使える、
お風呂とか、トイレとか窓ガラスとか、いろんな玄関のタイルもそうですし、ベランダもそうですし、床の汚れ、本当にあらゆるところで使える、
クリーナーになっていて、住宅用の中性洗剤なんですけれども、クリーナーになっていて、住宅用の中性洗剤なんですけれども、
油汚れも水垢とかも取れたりして、本当に便利なんですよね。油汚れも水垢とかも取れたりして、本当に便利なんですよね。
なので、これをぜひお勧めしたいなと思っています。
そうすることで、本当にいろんな洗剤用意する必要がないので、
結構気軽に掃除もできるかなっていうふうに思っています。
本日のお題なんですけれども、
リーダーシップについてです。
リーダーシップ論って結構いろいろ複雑なんですけれども、
最近思うのが、GoogleとかAmazonとかの採用要件を見ていると、
リーダーシップっていう項目が必ず入っているんですね。
Googleの採用要件を見ていると、
イマージェントリーダーシップっていう表現があって、
状況によってリーダーシップが出現するみたいな、
そういう捉え方なんですけれども、
いわゆる会社の中で正式に任命されて、
あなたはリーダーですとか、あなたはマネージャーですという形で、
役割として任命されるようなリーダーシップではなくて、
その場その場の状況に合わせてリーダーシップが発揮されるっていうような、
そういったことをイマージェントリーダーシップと呼び、
そういったイマージェントリーダーシップを発揮できる人というものを、
どんな職種であれ採用要件としてGoogleでは定めていました
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イマージェントリーダーシップに関する細かい定義というところは
僕もそこまで詳しくはないんですけれども
概念としてはシェアドリーダーシップというのがあるんですけれども
そこに近いなというところも思っています
シェアドリーダーシップというのも同じような形で
誰か一人がリーダーシップを発揮するというよりは
イメージとしてはシェアする
みんなでシェアしましょうみたいな分担しましょうというイメージですね
状況によってAさんがリーダーシップを発揮したり
状況によってはBさんがリーダーシップを発揮する
リーダーシップの種類というのもいくつかあった場合に
その状況によってリーダーシップの発揮のされ方というのは異なるので
その人に合ったリーダーシップというところがあると思うんですけれども
危機を回避するような緊急事態であれば
割とトップダウンアプローチでやっていくような
リーダーシップが求められるような
そうではなくて中長期的な観点でどうあるべきかというのを議論するような場では
少しサーバントリーダーシップあるいはコーチング的なアプローチになると思うので
それぞれのアプローチが得意な人がリーダーシップを発揮すればいいという考えですね
これは意思決定プロセスというところと
役割分担というところが大きな肝になっていくというふうに考えています
意思決定プロセスが
人が行うもの
役職
人に役職が割り当てられて
役職に権限が割り当てられているという構造の場合
どうしても最終的に人というものが意思決定をすることになるので
なかなかこのイマージェントリーダーシップあるいはシェアドリーダーシップというのが
実現発揮されにくいんですね
イマージェントリーダーシップの中でも述べられているんですけれども
チームで意思決定をしていきましょうというところがポイントになっていきます
なので例えばマネージャーの人が現場に権限を委ねるときも
誰々さんに権限を委ねますという形で
人に割り当てるのではなくて
チームに割り当てるということが
イマージェントリーダーシップのポイントかなと思っています
そのときに結局投票であったりとか
合議という形で全員が納得しないと
意思決定ができないというような
同意
コンセントベースですね
同意ベースでやるというところだと
なかなか決まらない
民主的なようでなかなか決まらないので
チームで意思決定するときの意思決定プロセスとしても
明確に定める必要があるなと思っていて
イメミの場合はTL組織の助言プロセスというものを採用しているんですけれども
基本的には誰もが意思決定できる
ただし関係者に事前にアドバイスをもらいましょう
関係者に事前に相談してちょっていう
そういう話なんですね
こういった意思決定プロセスさえ明確にしておけば
チームで意思決定するというやり方は
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比較的実施が進むようになり
結果として
エマージェントリーダーシップのようなものが
出現するのかなというふうに思っています
またもう一つが役割分担かなというふうに思っていて
チームに意思決定を委ねる場合も
チームが意思決定する対象範囲が幅広い場合
種類が多い場合は
なかなか誰がどの役割を担おうっていうのが混乱しがちなので
その場合は役割を分担できるように
列挙したりですとか
担当範囲っていうのをスコープですね
明確にするっていうところも重要かなというふうに思っています
イメミの場合はですね
職能単位のグループがあるんですけれども
グループごとに委員会組織というものが
セットで設定されるようになっています
例えばデザイナーグループ
エンジニアグループでも
いくつか職能ごとに分かれていて
フロントエンドグループ
アンドロイドグループ
iOSグループとか
サーバーサイドグループとか
インフラグループとか
そういった形で分かれています
営業であればセールスグループとか
マーケティンググループですね
そういったグループごとに
委員会組織っていうのが設定されていて
委員会ではですね
目的としては組織の中期的な
成長成熟を担うような
そういったものを担当する
委員会組織なんですけれども
大きくはですね
業務改善であったりとか
教育であったりとか
あるいは採用ブランディングっていうような
目的に沿った役割っていうのがありまして
主に10個の役割に細分化されています
その10個の役割の中で
どれかの役割を必ず担いましょう
という形で
当番のような形になっていて
その中で自分に合った役割を担っていきましょう
例えば勉強会を開催する
面接面談したり外部で登壇をして
ブランディング採用候補につなげていく
あるいは業務改善という形で
現状の生産性を上げていくような
効率化を行っていく作業をする
あるいは新しい技術を調査して検証する
いろんな役割があるんですけれども
そういった役割を担うということを
業務標準としています
例えば稼働が空いたときとかは
そういった委員会業務を行うとか
そういう形で行動の原則ですね
優先順位を定めて動き方っていうのも
示しているんですけども
こういう形で明確な役割分担や
行動原則っていうのを定めておくことで
イマージェントリーダーシップですね
それぞれに合ったリーダーシップっていうのが
発揮されやすい状況っていうのが生まれてきて
いるなというふうに思っています
こういった役割分担っていうのがないと
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全部の業務改善も教育も
ブランディングとか採用みたいな
いわゆるエンジンになればエンジニアリングマネージャーが
やるような仕事を全部私できませんよ
みたいな形になってしまうので
どれか一つでもいいよ
一方でどれか一つをやってください
みたいな形のガイドラインやルールを決めることによって
じゃあ自分であればこれ考えて
安心あるからこれやろう
私はここが得意だからやろうっていう形で
手が自然に上がりやすい状況になるんですね
正式にあなたはエンジニアリングマネージャーだから
これをやってください
デザインマネージャーだからこれをやってください
っていう形で任命されるのではなくて
それぞれが手を挙げていく
自発的に手を挙げていくっていう状況って
結構重要かなと思っていて
やっぱり人から言われてやるっていうよりは
自ら決めて自分でやるっていうふうに決断した方が
やはりその後の動機づけっていう意味では
動機が形成されやすいので
そういった意味でも自ら手を挙げていくっていうのは
重要かなっていうふうに思っています
こういったイマージェントリーダーシップっていうものを
発揮させる上では
個人のリーダーシップを発揮してきた
過去の体験経験っていうところがあるかどうかっていうのも
もちろんGoogleのように採用面接で見極めるっていうのも
大切ではあるんですけれども
組織としての構造としても
意思決定プロセスや役割分担設計っていうのを
しっかりすることによって
こういったイマージェントリーダーシップが
発揮されやすい状況を作るっていうことにもつながるので
両面が大事かなというふうに思いました
本日はですね
イマージェントリーダーシップについてのお話でした
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