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はい、ウチワサキャスト第110回ということで今回もゲストにたくさんお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大ニュースということではないんですが、昨日8月とかから2人の協調のリビジョンが、金ドル夏のビッグセールとかに選ばれて半額になっております。
大ニュースじゃないですか。
大ニュースですね。大ニュースって6月の月替えセールにも選ばれてたんですが、何をこんなに連続に選ばれそうになるという話なんですけども。
ねえ。
まあ、こう30年考えると、Amazonのアルゴリズムでこの本はプッシュできる本にあって、たぶん選択されているということだとは思うんですけども。
なんでしょうね、きっと。
おそらくは連続でセールになっていて、今回のセールはたくさんの青本もセール対象になっているということで。
書くためのアウトラインプロセッシングですね。
いくらになっていましたっけ、あれって。
300円。
300円でやってます。
その他のニュースなんですが、エヴァノートが10.42.7というのになりまして、番号はどうでもいいんですけど、すごい細かい新機能が追加されまして、ノートを書くと、本文を書くと。
本文を書いた後に、タイトルフィールド、タイトル欄にフィールドにフォーカスを移すと、本文の1行目が仮タイトルとしてタイトルに入力されるという機能を追加しまして。
これはもう昔からエヴァノートのサードアプリ系ではよくあって、1行目をノートでタイトルにするというのがあったんですけど、
それが基本的に全クライアントで実装されたということで、激し派手な機能ではないんですけど、地味ないい機能かなと思います。
大事な機能じゃないですかね。
こういうのを積み重ねていったときに、多分いいツールが待ってると僕は個人的に思うんで。
ほんとそうですよ。
今後こういう方向性は期待できるかなということで、今後のエヴァノートにも注目したいというところで、
もう1個、kakao.app新機能が追加されて、新機能というか、結構新しく変わったに近いんですけども、
大きく2つの機能が目につくんですが、
これまで覚えてないんですけど、左のノートブックリストみたいなところ、スタック欄が、
任意でドラッグ&ドロップで移動配置できるようになったというのがまず注目の機能で、
いわゆるアウトライナー的な使い方ができるようになったと。
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これまでユリシーズが似たようなことができたんですが、それに近いことができるようになって、
使い勝手はこれを確実に上がっていると思います。
もう1個、これがさっきのがスタックなんですが、もう1個ね、スレッドというのはちょっとややこしいんですけど、
ページにスレッドを追加する機能というのがあって、簡単に言うと、ページを分割するという。
言葉にしづらいですよね、あれ。
ズームした状態のページを繋げられるみたいな。余計分からないですね、こんな言い方したら。
例えばあるページAで入力しているときに、コントロール、アルト、ナイス、オプション、エンターで、
その今開いているページのスタック上で、その下に新規項目的に新しいページが追加されると。
それは新しいページなんだけども、上のページと連続していると。
意味的に連続しているだけじゃなくて、機能的にも連続している。
最初のページがAで、次のページがBとすると、ページBの一番上の行でカーソルを上押すと、ページAの一番下に飛ぶんですね。
だから、いわゆる回ページみたいな機能。ワードとかにある回ページみたいな機能があって、
単純にページを回転しているだけじゃなくて、そのページがちゃんと操作単位として左のサイドバーのところにも出てくる。
だから、回ページスタートで順番を入れ替えることもできるという機能になっている。
これは動画でないとちょっと分からないですね。
今、説明してても心もとないですから。
ある入力したものをまるっとひとまとめにして、ズーム状態にすることができ、そのズーム状態の順番を入れ替えることができるようになった。
だからかなり可動域が増えた感じがしますね。
ちょっとこれ類似機能を見たことはない気がします。
ないですね。そもそも価格のファイルフォルダー概念が結構独特なので、
だから、Dynamistでいうと、新しいファイルと今作っているファイルが操作的にシームレスに連続で表示できるというイメージとしては近いと思います。
なのでこれは大きいものを書いてて、それを小さく分割するとか、ある項目だけズームして考えるときとかに便利だというのがそのスレッド機能。
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そのスレッドとは別に、最近スレッド操作は開ページをして、今操作しているページを下に付け加えるんですけど、
別のショートカットキーを押すと、今の位置とは関係なしにただ一番上に新しいページを作ってくれるというショートカットキーもあります。
これは使い方とか用途によって新しいページを作ってほしい場所が違うよねっていうことだと思うんですが、
全く新しい話題は大体上にしたいけど、連続的な新しいものは下にしたいっていう用途があって、それによって使い分けましょうということだと思います。
文脈と全く違うことを思いついたりしたときに上にこう、ということですよね。
これは非常にユーザーのどうやって実際使っているかというところに注目しているので、非常に素晴らしいと思うんですが、
だんだん操作がややこしくなっているというのは気にはなっています。
難しいところですね。
ちょっと覚えられなかったところが多いようなところは、ちょっと今のところ思っています。
その上、言葉で説明しづらい機能が多いから、でもなぁ、素晴らしいですよね。
こうやって色々できるようになれば、ショートカットキーとかを覚えなければならないものが増えてくるので、
右の方にショートカットキーリストみたいなヘルプを表示させるボタンがあるので、それを随時参照しながら使っていかれるとよろしいかと思うんですが、
インサートニューコラムって書いてあったりしても、それが一体何をするのかが案外わからないんですよね。
カカウ時代が新思想、新設計なので、既存の文脈に置き換えられないんですよね。
そこのハードルの高さを新規ユーザーが乗り越えられるのかどうかが、カカウの一つの課題かなというふうには感じます。
そうですね。ただそのメタファーから切り離されているところが多分一番すごいところでもありますしね。
ある程度ユーザーが覚えやすいように動画とかサポートするページとかでマニュアルとか作って慣れてもらうという。
慣れた人は多分と違う風景を見ることができるので、試す価値は絶対あると思うんですが、
甘やかされたユーザーにとってはハードルは高いかなと思って、だんだん表現力とか稼働域とかが広がってきているツールなので、今後もよくチェックというところでございます。
8月11日、本日、ゴリゴ.com内施「ゴリュウゴキャスト」のゴリゴさんが新刊KDPの本を出版されまして、
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「アトミックシンキング。書いて考えるノートと思考の成立」という本を出されました。
値段は確かに900何倍だったかな。一応僕買ったのかと思うんですが、まだ読んでなくて。
健康の方は、下読みとして2,3回かな、段階段階で読ませていただいたんですが、「アトミックシンキング」というタイトルですが、思考法というよりは、どちらかというと、
「書いて考える」と書いてある、その副題が示す通りなんですけど、書くために考える、考えながら書くみたいな、
その「書く」と「考える」の引用模様みたいな、ぐるぐる回って色になるみたいな感じの「書いて」と「書く」と「考える」のことを用法とするんですけど、主には「書く」ことについて書いてある、そのノウハウが示されている本です。
軽く内容を紹介すると、3部立てで「アトミックシンキング」とはどういうものかということと、第2部が「アトミックなノートの書き方」で、第3部が「アトミックノートをまとめるトピックノート」ということで、
小さいところから練習を決めに始めて、それを書いたものを活かそうという大きな流れになっております。この「アトミック」というのが、1つ大きな本書のポイントなんですけど、アトミック原始的なということですが、
このネーミングという概念を広めたのは、多分「エバーグリーノーツ」というノート術、これは難しいな、情報生物の手法で、ノートをアトミックに書こうという基本コンセプトが、そのエバーグリーノートの1原則としてあるんですが、
エバーグリーノートで検索したら、おそらく作者が書いたページが見つかると思うんですけど、
「エバーグリーノート should be atomic」というのが第1テーゼかな、最初に掲げられてて、
この「原位」が難しいかなと思うんですけど、アトミック原始的であるというのはどういうことかというと、まず、限りなく小さい、一番小さいと。
物理学的に言えば、それよりさらに小さいものがあるわけですが、領主の話は一旦置いておいて、物理の世界で一番小さい体がアトミック原始である。
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だから、ノートを記述するときには、一番小さいようにしようというのがまず第1の「原位」で、
原始というのは、基本的に原始だけでこのように存在していることはなく、分子以上で物質と形成している。
そのアトミックなものを組み合わせて、より大きなものを作るという、アトミックから分子的なものへ、
何でしたっけね?
接続するという小さいものを組み合わせることで、ネットワークを形成することでより大きなものを作ろうというのが、エバーグリーノートの一番のコンセプト。
原始といったら、地球が誕生してから、この地球にある原始そのものは変わっていないわけじゃないですか。
物質は変わっているけど、原始そのものが結合する状態とかを変えて存在している。
だから、アトミックというのは、さらに言うと、パーマネントな、半永久的に作り続けるというような原意もあると思います。
そのエバーグリーノートというので検索したら出てくるページが、まさにそのエバーグリーノートの思想で作られている、ウィキともなんとも言えないページなんですけども、
リンクベースでたどっていく読み物になっている。
本でもないし、ウィキでもないような、非常に新しいタイプのウェブサイトで、
デジタルガーデンとかも呼ばれていますし、PKM、パーソナルナレッジマネジメントの一緒としても、そのエバーグリーノートは扱われている。
その遡ると、いわゆるテッテルカステンというルーマンのカード法があると。そのルーマンのカードは手書きで数万枚のカードを書いていたわけですけど、さすがにそれを現代でカードでやるのはちょっと違うだろうということで、
デジタルナイズされたものの一種がエバーグリーノートであるというコンセプトが何年前かに流行っていたんですが、
それより噛み砕いて、しかもエバーグリーノートのように雑誌的生産という感じではなくて、もうちょっと日常的な考えるというのに結びつけたのが五両さんの本かなというところです。
なるほど。
問題はこのアトミックなんですね。今回のテーマなんですけど、アトミックとナウトライトの説明はしたんですが、たとえばですけども、メモ、たぶんたくさんが普通に思いついたことをメモする時とか、
これはいいなという本の読書、メモを作ったりする時とかって、アトミックにしようみたいな意識ってあります?
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ないです。
まあないんだろうなと思ってきてるけど。
想像はつくと思うんですけど、ないですね。
あんまりこだわらない、むしろアトミックというよりはリニア、あるいはストリームみたいな流れを意識して取られる感じですかね。
そうですね、アトミックよりももっと流動的な感覚があって、アトミックにしようとしてもなかなかうまくできないというところもあるし、
アトミックというからにはたぶん最小単位だと思うんですけど、やっぱりそのアウトライナー使っていると簡単にその最小単位がさらに細かくなっちゃうというか。
確かに。
確かにね、はい、わかります。
たぶん正確に言うとタイトルがつけられる最小単位だと思うんですよね、アトミックのノートっていうときは。
常にタイトルがつけられている範囲も常に変わっちゃったりするし、非常に流動的なので、あんまり自分にはそのアトミックの感覚が合わない感じがしていて、
ただ逆に言えばアウトライナーがしっくりこない人がアトミックのノートっていう考え方でスパッとはまるということもおそらくあると思うんで、なんですけど、自分の場合はそうですね、
流動的な、あんまり範囲が限定されない流動的な、でも大体アトミックなものよりもっと細かい流動的な単位で、しかもリニアに並んでいるという感じですかね。
リニアと流動的というのが組み合わさっているところが多分ポイントだと思うんですけど、
そうですね。
この流動的ということで示される、その性質、まあそんなに具体的に記述はできないんですけど、
流動的っていうのは、分解されるということを強く意味するのか、別の場所に行くということが意味されているのか。
多分分解されて組み直される可能性が常にあるというか。
なるほどなるほど。
だから例えば読書ノートを取るとしたら、本に書かれた順番で多分書かれるんですよね。
で、多分すごく気に入った本だとしたら、一旦本に書かれた順番で書いた後で、多分バラバラに分解して組み立て直しちゃうと思う。
はい、はい。
なので、リニアに並んだものが解体されて別のリニアな形に並ぶという順番で流れると思うんですけど、
だからまあ、そうですよね、リニア性と流動性っていうと多分そういうことだと思うんですよね。
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組み替えることが常にある、変形することが常にあるということと、しかしながらある場面は常に上から下のどこかの順列に配置されていることがあると。
そうですね。
アトミックはその逆っていうことなんですね、要するに。
逆なんでしょうね。
多分逆です。部品そのもの、アトミックになったものは基本的にはもう姿形は最低単位としてそのまま残り続けるし、順列には置かない。
置くにしても、それは仮置きであって、あるいは一時的に置いただけであって、それが順番ではない。
違うな、アドレスではないか。
そうですね、それが一番近いときですね。
近いところがあるから、この方式、アウトライナー方式とアトミック方式、違うな。
スクラップボックスとアウトライナーの顕著な違いがそれですよね、そこの違い。
そうですよね。
アトミック的にノードを取るんであれば、スクラップボックス内側、オブシリアンあたりが多分フィットするんかなと。
逆にその辺のツールでアウトライナーが扱っているようなものを扱おうとするとどうもギブシャクしてしまう。
特にオブシリアンはファイルという単位が最小単位としてもあるんですね、物理的に。
物理的じゃないけど、情報、物理的にあるので、そこが大きな違いですね。
そうですよね。だからオブシリアンの場合はそのアトミックなノートっていったときにそれはファイルと対応する。
一番小さいものがファイルになるんですね。
そうですよね。
だから僕は逆にアトミック、最小単位のタイトルがついたノートっていうのがうまく作れないんでしょうね、きっと僕は。
ここはなぜ作れないのか、必要と感じていないのかな。
そこがどっちが先だかわかんないけど、アウトライナーになれちゃったからそうなっちゃったのか、もともとそれができない人間だからアウトライナーを使うのかっていうのがわかんない。
そうですよね。リニアに並ぶっていうところとアトミックを対比したときに一番個人的な違いとしては分脈性の有無というところがあって、情報は常にそれが生きるとき、生きるっていうのは三隅の方ですけど、生きるときは必ず分脈の中にあるんですよね。
だからアトミックの個別、一個一個はもちろん情報としては完結してますけど、分脈は形成していない。
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コンテンツは分脈を形成するものであると。
アトミックなノートを5個10個並べてもコンテンツにはならないと。なので、コンテンツ思考で情報を管理するとやっぱりリニアな流れにならざるめない。
カードを書くときは徹底的に機械的にやらないといけないっていうのは僕の中で感じてる。機械的っておかしいですけど、コンテンツを作る気持ちとは別のモードでやらなければなかなかうまくいかない。それもスラッグボックスでうまくいかないパターンだと思うんですね。
ある種記事を書くようにページを書いてしまう。
それ僕ですね。
そうすると前後の文脈が必ず必要になってきて、そうすると非常にボツボツとしたコンテンツが素人がうっとそばみたいな歯ごたえの文章になってしまう。
だから脱文脈的に書くってことは練習しないとできないんじゃないですか。僕らは日常的には文脈的に文章を書くことが多いんで。
そうか。でもコンテンツ思考だから、もしくは文章思考だからっていうのはありそうですね。
これは結構意識して、辞書を作る人の気持ちで文章を書かないとなかなかアトミックにはならないですね。
なるほど。
そこの気持ち悪さ、そういうのを書いてどうなんやみたいな気持ち悪さがいくらかはあると思いますね。
なんかあんまり意味がないように感じますし、脱文脈的に書くっていうのは。
もちろん場面というか目的によるんでしょうけれども、逆に僕はだから文脈的に書く必要がないところでも文脈的になっちゃうところはありますよね。
なんでなんだろうな。
書くっていうこういった文脈っていうのが脳内で強くリンクしてるんでしょうね。だから自分が言葉を書くっていうときはそのゲートを通らないとなかなか書けないから文脈的になる。
でまぁ実際結局そのアトミックノートっていうのは遠回りしてるんですね。文章そのものを書いてなくて、その将来の文章の素材を貯めてるわけでもないんで、いくらアトミックカードを増やしたところで文章がそれが育って文章になるっていうことは直接はないので、そういう意味でもあんまり不自然なことをちょっとしてる感はありますね。
でもその不自然なことをするメリットっていうのは当然感じるからやるわけですね。
脱文脈的することによって、どういうかな、冷凍保存できるみたいな。つまり文脈が意味を失ってもそのコンテンツの言いたいことが残り続けるっていうことが価値があるんですね。
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いわゆるアイデアメモを書き付けていくのとはちょっと違うんですね、そのイメージされる行為が。
その辺分離してない人もいそうですよね。アイデアメモ的なものを書いちゃってる人もいるかもしれないし。
でもそこの区別って案外されてないというか、テイクノートを読んでもそこまで名言はされてなかったと思います。
脱文脈性についてはあんまり記述されてなかったような気がしますね。
記述されてた印象はないですね。
「着想を書きましょう」ということだけと「それだけで読める文章にしましょう」みたいなニュアンスはあったと思いますけど、それがどういう意味なのかはもう一段掘り下げて検討されてなかった気がしますね。
だからその文脈といっても、それもたぶんアウトライナーになれちゃったせいだと思うんですけど、文脈も全部仮なんですよね。
はいはい、わかりました。
その時の仮に生じる文脈に沿って並んでいて、その必要性が変わったら別の文脈で並び替えちゃうみたいなことがあって、それが当然の前提みたいになっちゃっていて、それができないと発狂しそうになっちゃうことがあったんですね。
そうか。僕なんかわかるし、実際そうなんですけど、でもやっぱ僕の中で2つあるんですね、結局。カードボックスとアウトラインが2つあって、なぜかそれが別に競合していない感じが今はしてるんですけど。
やっぱりそれ別のものですよね、カードボックスとアウトライン。
完全に別のものです。
別ですよね。
自分の情報を扱った情報なんで、重複する内容が含まれていることはあるにせよ、冷蔵庫と洗濯機くらいは違うもんですね。
点であるというぐらいの。
まあかなか同じ地域生産機械装置であることは間違いないですが、やろうとしていることもやっていることも違う。
やっぱりスクラップボックスの場合は、例えば4000とか5000のカードがあったとして、それらに対して全て仮であっても分脈を与えることは無理だと思うんですね。
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でしょうね。
だからあるスケールを超えるためには脱分脈をしなければならない。
それは多分地球の外に出るには第二宇宙速度を得なければならないみたいな感じで一定のエネルギーがいると思うんですけど、それを超えたら結構幅広く使っていけるし、数が多くなっても大丈夫というのがある。
でもそれは結局何もまとめてないんですよ。
分脈を生成もしないし、育ててもしないし、脱光地区もしないんですよ。
分脈そのものを扱ってないから。
だから文章を書くということにコミットしてない。
例えば自分の1日のスケジュールで文章を書く作業を1時間割り当てたとしたら、そこの中にはスクラップボックスを操作する時間は1秒も入らないんですね。
それは加害活動みたいなものなんですよ。
だから今まで僕はその2つを一緒にまとめようとしていたというか、カードを増やしながらそのカードを増やすことである分脈を豊かにする。
ないしは企画案を育てるみたいなことを同時にしようとしてたんですけど、それは違うことなんですね。
カードはカードで脱分脈的に、非分脈的にただ増やしていく。そのカードをどこかの時点で分脈に引き寄せて使うことは可能。
その時に例えば企画案って倉下さんが言ってるものは分脈側にあるわけですね。
分脈側ですね。分脈を否定するものとしての企画案があったとして、例えばスクラップボックスを使った知的生産を考えようという時に、例えばスクラップボックスとかあるいは知的生産というキーワードでカードを探して、これ使いそうだなって引っ張り抜くことはできますけど、
それはスクラップボックスにカードを増やしていく行為とは別のプロジェクトというか、別の知的栄誉であって、たまたま役に立ってるけど、その企画案を育てるためにカードを増やせるわけではないっていう。
企画案を育てるためにカードを増やそうとすると、絶対に分脈的にかかざるを得なくなってきて、破綻するんですね。
だから分脈的に育てたかったら、むしろアウトラインとかコンテキスト制御するものに集めた方がいいし、そうじゃない発散的に増やしていきたい場合はカードとかアトミックとか、アトミックであろうが何でも結局、分脈的に情報を残していくっていうやり方をする方がいいっていう。
これはね、統合できない感じがね、すごいしますね。
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なるほど。
ヘプタベースっていうの以前紹介しまして、それが統合できるツールになるかなと思ったんですけど、やっぱちょっと違う感じでしますね。
カードの書き方そのものが、例えば今書いてるチャプター6用のカードを書いたとして、やっぱそれはチャプター6用のカードであって、他には使えないなんで。
分脈的なのですか?
分脈的になっちゃうんです。
だから他では使えないんで、他で使うときは結局カードのリライトが必要やと。で、本来アトミックノートが目指すものっていうのは、そのリライトの元になる記述なんですよね。
つまり、例えば概念Aについてこの本ではこういう例えを使って書くっていうのがあると。で、別の本Aとその概念Aをこの切り口で書くっていうのが複数のカードの可能性があるときに、アトミックノートはそのAであるっていう、ただ書くっていう。
Aであるっていうのがあれば、それはどんな切り口でどんな分脈でも、あとは調理次第で出せますよという形になるんですけど。
ヘプタベースでボードを作って書いてしまうと、だいたいそのAを実際使う記述になってしまうんで。そうすると、大きなカードボックスに収納するときにはやっぱり記述をAであるに戻さないと。
使用できないし、ということはあんまり合致しないかなと。
なるほど。
ヘプタベースが悪いとかじゃなくて、デジタルカードシステム、巨大なシステムとヘプタベースを使っていくときには、意図的にそういう書き方をしないと使いにくいということなんですね。
その辺を意識しとかないといけないということですね。
そうしないと、結局保管あるボードからは、あるボードでしか使えないカードしか生まれないということは、それが結局他のツールを使っているという意味がないので。
だからこのアトミックであるということを脱分脈的であるから、いろんなところに使えるけども、脱分脈的であるからそのままでは使えないっていう、このジレンマが常に。
いろんなところで使えるけれども、そのままでは使えない。
使えないっていうジレンマを引き受けるのがカードシステムであるなっていうのは感じています。
だから、いつも不思議だなと思うのが、デジタルなカードシステムみたいなものがあるじゃないですか。
あります。
あるんですけど、カードっていうのはそもそもアナログの制約を回避するための便利的なものだったような気もするので。
入れ替えができないとかね、そういうアナログの制約があって、それを超えるためのカードシステムっていうのは確かにそうです。
そうですよね。で、そのカードという存在をまたデジタルの中で再現してするということにどういう意味があるのかっていうのが昔からわかんないんですけど、
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わかんないんだけど、意味がないとも思えなくて、だいまだにわかんないんですけど、カードってなんなん?カードって考えだすとね、すごいわかんなくなるんですよね。
デジタルシステムにおけるカードについて、ここ2週間ぐらいずっと考えてたんですけど、
今、バニラックなことを考えてた。
僕の中の2つの考えがありまして、今ちょっと画面共有させていただいたんですけど、
これは僕が作ったシステムなんですけどね、いわゆるカードを表示してて、1個のボタンを押すとカードが動いていくと。
パラパラとめくられてると。
で、これはシャッフル機能がオンになってるんで、もともとはこれ1枚のテキストファイルがあるんですよ。
ただこれがずっと書いてあるだけのテキストファイル、何行ぐらいいったかな?4000行ぐらいか、忘れましたけど、
テキストファイルがあって、それを区切ってカード風にしてランダムに入れ替えて表示するっていうことができるツールであると。
こういうのは今のところデジタルツールにはほとんどないんですが、この方式ではっきりわかるのが、まずカードはズームであるということですね。
これは非常に重要なところで、特に昨今のツールはいろんなものを表示させてくるので、
単一のものだけ、しかも一番小さいコンテンツだけを出すということがまずカードの主要な役割で、スクラップボックスも同じことをしてますね。
やっぱりアナログのカードでいうと、入れ替えられる、シャッフルできるというところ。
もともとの順列に縛られないというところがカードのカードたらゆえんであるなと。
案外自分がもともと1個にやってるのをランダムに並べてくれるのってないんですよね、ほとんど。
スクラップボックスにはランダムボタンが標準でありますけど、それ以外のツールでランダムに出てくるのってほとんどない。
このランダムっていうのは、これ一つのMDファイルのわけですよね。
MDファイルですね、はい。
で、そのMDファイルの見出しごとにカード形式に表示して、それをMDファイルにテキストファイルに書かれてる順番とは別のランダムな順番で表示してるっていうことですか?
っていうことですね。
なるほど、なるほど。
並んだものをわざとバラバラの順番に表示させてる。
そういうことですね。
中身がね、これなんですよ。
こうか。
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こういうふうにただ見出しと本文があって、見出しと本文があってっていうのが、
これは一応何とか記入順とか、ある程度中身近いものがグルーピングされてるぐらいで並んでるんですけど、
MDファイルですね、これはね。
これをここのツールで取り込む、この選択でファイルで取り込むと、こういうふうに切り分けられると。
順番を、選択読み込むたびにシャフルの順番が変わるんで、毎回変わると。
これだからカード的な使い方ができると。
逆にこういうカード的な使い方ができるツールはあまりいなくて、
しかもカード的な使い方するツールって大体さっきのMDファイルのような形じゃなくて、
一個一個入力を要求するんですよ。
そうですね。
だいぶざるいですよね。
で、このツールは自作ツールなんですけど、自分の中でおっきい発見やったのは、
元々をMDファイルにしていても、こうやって構造化できるっていうことに気がついたんですよね。
で、Outlinerって、例えば、行を書いて、インデントを入れたら本文っていう感じじゃないですか。
そうですね。いわゆるスロービみたいな。
そうですけど、まあ別に何でもいいですけど。そうすると、このインデントによって情報が構造化されるんですよね。
行の下に最要素に本文があるっていう風にちゃんと処理できるわけじゃないですか。
でも、MDファイルって見出しの次に本文がありますけど、情報を持ってないんで構造化されてないんですよね。
そういうことに見出しっていうスタイルが当たってるだけっていう状況なんですか。
で、実際これをHTMLにしても、これがH3であって、次がPじゃないですか。PかDか。
そうなりますね。
で、またPやから子供になってないんですよね。
まあ、強いて言えば、その直上の見出しの子供になると言えないことはないですよね。
ちょっと待ってね。例えば、このH3とPは兄弟じゃないですか。普通にMDファイルと。
はい。
例えば、HTMLで子供って言ったら、ULとLIの関係じゃないですか。
ああ、はいはいはい。
あれが子供で、あれは実際、例えば、ああいう構造をプログラミングで扱ったら、子供のノードとしてやっぱりDは扱われるんですよ。
でも、普通にやると見出しとPは並列なんですよ。親子になってない。
なってないんですか、あれは。
これはなってないんですから。だから、これを親子にするためには、Divでくくらないとダメですね。
ああ、そういうことか。はいはいはい。
Divにして、ここの中にH3を入れ、その中にDivを作って本文を入れるっていうことにしたら、こうか。
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子供になりますけど、Pか。で、Divが2回閉じる。
そうか、これHTMLの場合は、論理構造上…
兄弟項目なんですね、見出しと本文が。普通に並ぶと。
はいはいはい。
Pは、そうか、その上の見出しの…
次にあるから、僕らは視覚的にそれをこれの見出しだと認定してますけど。
ああ、そういう意味で、はいはいはい。データ上は全然繋がってないってことね。
だから、ずっと、アウトライナーのように扱えなかったんですよ。
ずーっと、このMDファイルの場合では扱えなかったんですね。
親子の関係、例えばカード方式で表告しようと思ったら、絶対に親と子っていう分離がいいじゃないですか。
このひとまとまりが。
それで、僕はこの個別、アトミックなものを扱うときには、アウトライナーっていう考えだったんですけど、
よくよく考えたら、これ自分でアルゴリズムを書いて、ここからここまでを1セットとする。
そしてこれを見出しとするっていうのを、全行操作して、認識して振り分けるっていうコードを書いたらいいってことに思いついて、
それを書いて、これ実装してるんですよ。
だから、MDファイルを構造化できるようになったんですよ。
構造化できるようになったら、こういう操作するときにアウトライナーを使う必要はないなと。
これは結構大きな発見で、今回の話の主テーマには関係ないんですけど、MDファイルの使い方が結構広がった感じですね。
なるほど。そうか、僕ね、これが構造化されてないという感覚が全くなかったですね、HTMLの。
っていうのは、例えばワードのアウトラインごとだと、見出し設定された段落の次に普通の本文段落が来ると、
アウトラインの個項目として操作できちゃう。
それは自動的に感覚として、直上の見出しの下に含まれる感覚になったんですよね、頭の中で。
あと、よく、例えばAWGモードとか、秀丸とかについてるアウトラインモードだと、
やっぱり見出しに、MDじゃないけど、 periodとか#とかつけて見出しにして、
そうすると次の見出しじゃないところとセットで扱えるようになるので、
なんとなく論理的にそうなってるような気がしてましたけど、単にそれはそう動作させてるだけであって、技術上はそうなってないという。
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僕と同じように新たに構造解析をしてるっていうだけのことで。
なるほど、その辺がプログラミング能じゃないですね。
それができるようになって、ようやく広範囲に使えるようになったなと。
VS Codeの場合も、例えばH3でタイトル書いて、その下に本文書いて、またH3があってっていう時に、
そのH3の行に、項目を隠すボタンが出てくるんですね。
それを押すと、本文が丸っきり隠れて見出しだけになるっていうのがあるんですけど、
あれも普通には実装できないんですね。
どこまでを閉じるかっていうのは、結局、プログラムに判断させないといけないんで。
地名じゃないんですね。
地名じゃないんですね。
Outlineの場合は、インデントがある業までを閉じたらいいじゃないですか。
インデントがあるところまでを閉じたらいいっていうのがあるんですけど、それがないので。
だから、例えばH3構造でいうと、H2の次は終わりですよね。
でもH4は本文の中に入るじゃないですか。
だからそこは閉じてこまらないといけない。
そういうことがあるんですよ。
ちょっと考えるほど簡単じゃないんですね。
それができるようになったおかげで、一つのファイルに全部追記して、
かつ、それを部分的に分割的に扱えるようになったのが一つ大きな原因になった。
もう一個、それを考えていて、これでアウトライナーをこういう部品的な管理に使わなくて済むようになったなと思ったんですけど、
そこで逆に、アマノジャックなんですけど、アウトライナーでこれをやるとしたらどうなるかなっていうのを考えたんですよね。
考えた。
アウトライナーとカードって、僕は大体両方使うんですけど、
特にバザール執筆法ではアウトライン+カードっていうのが補助ツールとして出てくるんですけどね。
今2冊目の本をバザール執筆法で進めてて、
面倒くさかったかしらないとカードを飛ばしてたんですよね。
アウトラインのから本部にしてたんですけど、やっぱりうまくいかないなということで途中からカードを使ったんですけど、
やっぱりカードを使った方がいいなと思いいたった。
別にカードでもアウトラインでも一緒やなと思ったんですけど、何が違うかなって思ったんですけど、やっぱりズームなんですね。
今チャプター6について考えようとするときに、チャプター6って項目を作るじゃないですか。
もしかしたらチャプター6にズームすることもあるかもしれませんよね。
大体このチャプター6が見出しのままで、その下にアイデア出ししていくじゃないですか。
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アイデア1とかアイデア2とかこうやってリニアに並べますよね。
これが問題やったんですね、結局。
望ましい形はこうしなければならない。
なるほど、1個1個のアイデアにズームした状態で。
チャプター6という項目を作り、その下にアイデア1という項目を作ったら、さらにアイデア1にズームして何かを書く。
このズームした状態でやらない限り、結局リニアに頭がなってしまうんです。
上と下の項目に縛る。
これは結局カードを書いてるのとは全く別の知的作業なのかなということに初めて思いだったんですね。
ワークフローリーの場合は非常に強くて、コマンドシフト0キューやったかな。
コマンド0でズーム状態の兄弟に飛べる。
次の兄弟に飛べる。あるいは戻れる。
ただ、こういうアイデア出しの場合って、例えば今1書きましたと、次2書きますと、3書きたくなった時にどうするかが難しいんですよ。
なぜなら次の項目はないから、シフトコマンド0では次に行けないんですね。
次に行くためには1回ズームを戻って、1回上の項目に戻り、アイデア3としてさらにズームする。これ馬鹿らしい手順ですよね。
この機能がないから、カード型のアイデア出しができないんだと思いだったんですよ。
僕の中でショートカードを作りまして、今オプションコマンドGを押したんですけど、こうすると兄弟項目が作られてるんですね。
同じレベルの次にない時は、こう作られるっていうこと。これをすると初めてアウトライナーでカード型のアイデア出しができるようになったんですよ。
結局ビューと操作の問題なんですね。
前後の文脈と切り離した形で考えたい。
入れてしまうとどうしても前後を踏まえた上で解脳が動いてしまうから。だから1回上にも戻りたくない。カードを作るときに。
こうやっていくとカードっぽく見えます。カードかカードじゃないかっていうのは、ラインが見えるかどうか。ラインを意識するかどうか。
48:00
だって実際、このアイデア1、2、3、4が1つのラインに並んでますけど、これが1つのラインであると僕らが認識してるのは、こうやって縦に並んでるからですよね。
データ上は、例えばこれが1つの配列になってるとしても、これが自由にバラバラに配置されてたら、僕たちはこれをラインだとは多分認識しないと思うんですよ。
だから全てはビュー次第。僕らがどう見ているか次第で、背後の構造をどう認識するかが決定されてしまう。
カードスタイルでやると脱分脈的なりしは非リニア的に、あるいはアトミック的に考えることができるようになるし、
僕の場合はアウトラインを作る前に、何か作った後に1回カードによって考えたい。考える方がアイデアが広がるっていうのが徐々に分かってきた感じですね。
アイデアが広がるんですね。
つまり、失筆中に起こる脱線ってあるじゃないですか。それを先回りしてやってるような感じじゃないですかね。
リニアに変えてしまうとこれは違うなっていうものでも、このカードと繋がりあるから変えておこうみたいなことが僕の場合出やすいですね。
カードやるとある程度自分が意識している順番は並べておけば順番を意識できるわけで、カードの方が自由度は高いですけど、
でもワークフローリーでもズームして使えばカード型のアイデア出しはできるようになるし、これは別にショートカット機を上書きしてるだけなので、ワークフローリーの方を使っている方であれば誰でも追加で実装できるという素晴らしいものになってます。
だからやっぱりね、JavaScriptで上書きできるってすごい可能性があるなと思いました。
そうですね。
一旦解除して。
これはでも話を戻すと、アトミックとは関係ないですよね。今の話は。
アトミックとは関係ない。
アトミックではないですね、あのカード。
書かれるのはアトミックじゃないですけど、非文脈性という点では共通してますね。文脈とは距離感かな。
文脈と切り離したい時がいろんな場面であるということですよね。
そういう時に普通にアウトライナーを使っているとどうしても引きずられてしまうというのがあるのが今までは問題だったということですね。
文脈の奴隷みたいな感じになってますよね。
だからそれは良い面も悪い面も当然あるんでしょうけど。
例えばカードを使おうと試みたことがあるんですけど、紙のカードを書くじゃないですか。紙のアナログのカード。
51:00
書くと次の1枚で完結しなくて、次のカードがどんどんスレッドになっちゃう。
その中に時々脱線して全く関係ないカードができたりするんですけど、
結局スレッドになっちゃったカードの扱いに困っているというカードの扱いがある。
もちろん01020303みたいな番号が付いちゃったりするんですけど、
それは多分カードの使い方としては正しくないよなっていつも思うんですけど、書き始めるとそうなっちゃうんですよ。
僕らはカードを目にした時は、文章というよりはもっとアイテム的というかフレーズ的なものにとどまることが多いですね。
そういうふうに多分モードが切り替えられるってことでしょうね。
この辺も一切に使ってやっていくとそういうふうに脳が聴響されていくのかもしれないですけど、こういう作業がそもそも必要なのかっていうのも人によって違いますから。
僕がやってる情報カードの書き出しっていうのはさっき言ったアトミックな、いわゆる梅沢のカードとは別で、どっちかっていうと小種方に近いものなので、これはまた別の役割なんですけど、
でもどちらにおいても元々そこにある文脈を一回オフにして、内緒は結構距離をとって考えていくっていうことによって得られる力があると。
それは評価してもいいかなと思いますね。
梅沢のカードはアトミックですか?
基本的にアトミックですね。
ミニ論文という言い方をしていたもの。あれアトミックと同じことだと。
僕は解釈できると思いますね。
アトミックにカードを作りましょうっていうのは再利用の可能性を高めるためだと思うんですけど、でもそのままでは再利用できないみたいな話だったんですか?
ここもゴリゴさんと喋ってたんですけど、再利用っていう言葉のイメージが違うんですね。
再利用のイメージだとAの場所に使ったものをBの場所に使いましょうみたいな感じじゃないですか。
これは違うんですね。
さっき言ったAですっていう記述。
どこにでも使えるけどそのままでは使えない記述っていうもの。
この場合は例えばプロジェクトαで使ってもプロジェクトβにもそれを参照できる。これを再利用という風に言われている。
再利用は日本語にされているんで、多分英語の文脈では再利用じゃなかったんじゃないかなと思うんですけど。
僕の言葉なんでしょうね。
54:01
使いますということじゃなくて、いつでも参照できるパーマネントな概念を作ろうと。
GTDはあらゆる場面で参照される概念である。1回使ったから使わなくなるもんではない。
別の言い方は自分の語彙っていうんですかね。
辞書の言葉は何回でも使いますよねっていうのと同じようなものを作ろうというのがアトミックであり、再利用っていう言葉が涵意されているものなので。
そこの解釈がずれてると作るコードも変わってきますし、運用の仕方も変わってくると思うんで、ここの辺は注意したほうがいいですね。
意外にアトミックなカードを作っておくと、それを必要なものを取り出して並べるとアウトプットになりますよ的なことが書かれているものが多いんですよね。
堀郷さんもこないだ言ってましたけど、本当そう思うんですよね。でも多分そうはならないよなって思いますよね。
完成されるものが文脈で良いなら辞書だったらいいんですけどね。もちろんそういうことは可能ですけど、それ根本的にない話ですね。辞書にするにしても多分表現の流度を揃えなければならないんで、結局そのままではあり得ないと思いますけど。
それはやっぱり歌っているフレーズというか、大げさに言っているというか、何しろ書いている人が執筆活動をちょっと舐めてるかな。
そんなに簡単にいくんやったらちょっと苦労はしないでという話なんですけど、たくさんやったら、例えば発想のタイムラインというタイトルのカードを作ると。
書いたら、例えば発想の方を変えたカードも色々作れるし、逆にタイムラインの方を変えた方も色々作れると。そういうカードをたくさん作っておけば、発想のタイムラインについて書くときに画然楽やと。もう概念の整理はできてるからっていうぐらいの役立ち方しかしない。
まあ要するに自分の、それが自分のマーチ、まあナレッジですよね。ナレッジになるけれども、直接使える部品にはならないということ。
パーツではないんですね。そういうコンテンツのパーツを作っているわけではない。でも自分の巨大なナレッジを構成するパーツではあるという意味で、解釈が違ってくるんですけど。
57:04
なるほどなるほど。
だから、たくさん発想のタイムラインをどの曲目でどんな風に思いついたかは全然わからないですけど。
例えば歩いてて、ふと発想のタイムラインっていいよなって思ったとしたら、発想のタイムラインっていうタイトルのカードを作って、その下に発想のタイムラインとは何かっていうのだけを書く。
でも、大抵の場合、僕も含めて、その思いつきは、どういう本の中でどう位置づけるかをもう同時に考えてしまっていることが多い。僕の場合多いです。
具体的な例を思いつきにくいですけど、何か、さっきの例えばデジタルのカードをシャッフルして並べ替えるのって便利よって思いついたら、必ず頭の中にデジタルカード法みたいな大きな企画案があって、そこの中の一根鉄に位置づけることが多いですね。
思いつきとしては。だから、僕は最近減ってきてますけど、そういうのが。昔は絶対にそんな感じで思ってましたね。文脈に位置づけたいし、位置づけないと気持ち悪いみたいな感じがずっとありましたし、そういう管理ではやっぱりアウトライナーが一番いいかなと思いますけど。
ただ今思ったのは、文脈から自由に切り離せた方が多分アウトプットの量は明らかに増えます。
それはまあそうでしょうね。
すごい当たり前のことをものすごく重要な発見のように言いましたけど、増えますよね。
おそらく増えると思います。
増えたらいいかということはあるんですけども、これはもう単純に生産性云々よりも、やっぱり先にそのことについて考えておけるという点はだいぶ大きいですね。
記述するときに「だ」になって考える。これよくあるんですけど、企画案とかでそれっぽい項目をだーっと書き集めておいて、フレーズとか概念のラベルとかは書いてあるけど、中身はこんなもんやろぐらいのモヤモヤした感じで執筆を始めたら、そんなもんじゃ全然済まないと。
これは普通に文章、いわゆるアイトラインを立ててその通りに書くというときでも起こるんですけど、その問題解決がやっぱり、最近に書いてることによって概念についてはちゃんと書けると。
あとはそのときの表現とか順番に注意を向けられるようになると。だから負荷がだいぶ小さくなる。
でも逆に、その執筆でないと出なかった突っ切な発想は逆に出にくくなるかもしれないですね。そこはちょっと新規判断できないですけど、やっぱり先に考えておくというのは先に制約を作ってしまうことに等しいので、必ずしも良い効果があるかどうかはわからないですけど、書くときのスムーズさは増えるんじゃないかなと思います。
1:00:18
なるほどね。
さっきの発想のタイムラインという言葉がどうやって出てきたのかって思い出してたんですけど、あれは完全に文脈の中で脱線ですよね。
たぶんアウトライナーの中でフリーライティングをする話を書いてて、これはアウトライナーだけど、このフリーライティングした内容というのはアウトラインではないって書いてあるんですよね。
その流れで言わばタイムラインですって書いてあるんですよ。アウトラインに対してタイムラインですって書いてあるんですよね。出てきた順番に時系列に書いてあるから。というところで、たぶんそのまんま単なる例え話で終わった後でしばらくして、タイムラインという言葉を使いたくなったんですよ。
アウトラインと対して。それでたぶんそれがだんだん回想上がっていったんですよね。
だから、あれは文脈から切り離すと出てこないんじゃないかと思いますね。
だから必ずしもカード法が優れてるとは言いませんけども、使うだけのメリットもあって、そこは見極めていただける。話を聞いてたものが、たくさんあらゆることが文脈思考というか、アウトライナーで文章を書くことが発想法やっていうのもやっぱり素行なんですよね。
たくさんの中で、文脈において思考を展開させることがほとんどデフォルトになっていると。だから逆にカードに書き出すことが発想法になる人もいるんですね。
そういうふうに自分が何思考なのかっていうところは気をつけた方がいいかもしれないですね。
そう。それを見極めないと、自分に向かない方法をやってできないってなっちゃう。
カードについて書かれたときに、メインサイズのカードにこれから考えることを書いて、考え始めるっていう。その時に、このカード、他の何とも繋がってないんだって、非関連性について言及されてたんですよ。
知ってました知ってました。
そういう人は確かにカードを使った方がいいですよね。当然の方がいい。
そうでしょうね。
違うし、人に言って違うってことは適切なツールとか運用方法も違うので、たくさんに憧れている人がいたとしてもたくさんの方法がそのまま使えるわけではないんで、アウトラインと別の時にはカードとかを使ってみるっていうのも、合う合わないをそれで知ってみるのもいいかなと思いますけども。
1:03:20
それは間違いなくありますよね。アウ合わない。できるできないじゃないんですよね。アウ合わないなんですよね。
そうか。僕もその文脈による発想っていうのは、ほんのしっぴ筋は結構多いですけど、それはそれと並行してカード的な思いつきもあるんですよね。これ不思議なことに。ハイブリッドなのかな。
ただ、最近はカード的に書き留めるもの、日常的な思いつきとかをそのまま本に使おうっていうのはだいぶやめましたね。
そうなんですか。
うん。なんか、本、しっぴ筋前にそれらを見てアウトラインを立てるとかカードを書くとかをしても、結局文章を書くときは全て書き下ろしっていうことにしてるんで、あとつまり出たところを任せですね、そこは。
そこはすごい文脈的じゃないですかね。
うん。だからそこの文脈的、そこそのものは文脈的で、昔から文脈的に書いてたんですよ、要するに。
カード法を使って、カード的に蓄積していったものをそのまま本部に、企画案にして本部に組み込むことを試行錯誤してたんですけど、それは結局身動きが取れないなと。
でも、かといって、何も普段準備しません。さあ書きましょうって書こうっていうのは、たぶん僕の力では圧倒的力不足になると思うんですよ。
なので、素材は集めると。素材集めっていうことはどういうことかっていうと、日頃小さなことについて考えておくってことですよね。
はいはいはい。
例えば今僕はデジタルに置けるカードについて、2週間前考えたと。
いつか考えたこと、その考えたという経験が、例えば将来何か本を書くときに生きることはあるだろうし、
それは文章を書き下ろしてるうちに、根っこを引っ張り出されるように、荷物式に連想が出てくることもあるだろうと。
でも、だからといって、普段日常的に書き留めたメモをペタペタと組み合わせて本にするっていうことはしないと。
なぜならそれは結局過去の自分が考えたことの部品でしかないからですね。
はいはいはい。
だから、並行して走ってる素材集めとしてではなく、日常の思考、トレーニングとしてカードとかページを書きながら、
文章を書くときは、そのときの文脈に任せて書くようにするっていう、かなり非効率に見えることをしてますけど、
最高のパフォーマンスがそれに出てるような気がしますね。
1:06:02
日常的にメモを取らないとかはやっぱりダメだと僕は思うんですよ。
はいはい。
だといって、その書いたメモに縛られると、今度は執筆のパフォーマンスが落ちてしまうっていう、文脈任せの書き方ができなくなってしまうというので、
だから、並行して走る、特に直接関係しない知的営みを2つやってるっていう感じが最近のついですね。
だから逆にそれは分けて考えるべきものだということですかね。
僕の中では、考えた方がいい。
ある項目について考えるときも、極力、それがどの企画案で役立てられるかってなるべく考えないようにしてますね。
で、それをやるときはやっぱり、本題に戻るとアトビックを意識してます?
だから立つ文脈的、非文脈的に記述しようとはしてますね。
うまくできてるかどうかはわからないですけど、少なくともそれまでのアイデアメモとかの扱い方に比べると、そうなってると思います。
なるほど。
今日の話は面白いですね。
なかなか難しいんです。
さっき見せた1枚ずつカードでシャッフルしていくやつは全部非文脈的に書かれていますし、そういうのは扱いやすいですよね。
当然、前後の文脈関係ないからシャッフルもできるしっていうので。
さっきみたいに、でもこれは素材にはならないよっていう割り切りができたおかげで、うまいことを付き合えるようになりましたね。
これを何とか使おうっていう下頃がまずかったっていうのはありますね。
結局中途半端なものになってしまうので、カードでも文章でもないものになってしまうというか。
だけど直接使わないけれども、それを作ったことが間接的に何かしらのアトプットにつながるってことはあると思います。
そこが間違いなくあるんだ。
日頃小さく対象について考え続けていくこと。考えるだけじゃなくて書いて考えるということをするということですね。
だから超超ミニブログみたいなもんですけど。
結局たくさん僕も一冊目とかの本ってブログを書いてきたことに影響を受けてるわけじゃないですか。
本文として使わなかったとしても日々ブログを書いて考えたという経験が生かされたわけで、
だからやっぱりその経験は何かの形にずっと続けていかなきゃなと思って、それが一つのカード法っていう感じですね。
そうやって書くと大体はアトミックになるんですけど、逆にアトミックじゃなくても毎日小さくそのことについて考えていればいいんですが、
1:09:02
文脈的にすると続けるのが難しくなるんかな。どうなるな。
構造的に整理するのが難しくはなると思うんですが。
だからその書き続けちゃうことは全然できるんですけど、どうしようもなくなるんですね。
どうしようもなくなるっていうか、整理はできなくなっちゃう。
完成したドキュメントはもう全然アトミックじゃないんで、当然のように。
そのまま保存するしかないんですよね。
それをどうこうしようと思ったら結局アウトライナーとかに入れて、かなりの組み替えを行って、
無理やり解体しちゃう。
アトミックなんとなくても解体しなくていいよっていう状態でしておくっていうのがポイントで、
やっぱり大量に集めるとならばその方が集めた後扱いやすいかと思いますが。
アトミックなものも解体しちゃうんですよね。
アトミックなものを解体し始めると多分終わらないんですよね。
ワンフレーズを取り出したくなっちゃったりするので。
どうやろな、でも。
アイデア出しするときに全部ズームしてみるっていうのはアウトライン的にアトミックに使える方法かなと思います。
そうですね。
だからズームってすごくいろんな、自分が思ってたよりもいろんな可能性を、
ズームという機能が秘めてるなと思いますね。
確かに。
今までやっぱり、結局一回戻らなあかんっていう不便さでズームあんまり使ってなかったんですけど、
なんか兄弟項目にジャンプできるとか新規項目作れるかっていうことがあると、
ズームだけで全て済むっていうことができるので、
それは結局どんな情報を表示するかを自分でコントロールできるっていうことですから、
結構ないんですよね。だからこの辺のツールでいうと。
だからこのビューをツール側が規定してて、このビューやったらこの情報が必ず見れますし、
それ以外は変更できませんみたいなのが多いので。
だから項目の階層を自由に移動できるっていうところはアウトラインは、
特にワークフロリーの一番強い点でしょうね。
そうですね。
だから結構デジタルツール&ビューの話ってまだまだ掘り下げられてないなというのは思います。
そうですね。でも結局アプリケーションってどういうビューを作るかっていうことだと思います。
すごくニアリー・イコールですよね。考えてみたら。
そこの哲学がまだ甘いというか、データそのものがシンプルでよくて、
1:12:02
さっきも言ってたように僕MDファイルでカード作ってるんで、シンプルでよくて、
それを表示するビューをどうデザインするかが、
知的精算においてほとんど究極じゃないかなという気がしますね。
なるほどね。面白いですね。
この辺のビュー問題をちょっとまた継続的に扱っていきたいんですが、
アトミックな考え方とか、その音の書き方について興味があるんやったら、
ゴリコさんの本をチェックしてみてください。
多分アンリミテッドにも対応していると思います。
今日はこんなところですかね。中たくさんお知らせしたいこととかありますかね。
特にワーライですね。
はい。
アウトナイダーライフは実践編に入ってるんで、興味がある方はそれも購読してください。
あれどう続いていくのか楽しみですけど。
そうなんですよ。あれはね、初めた途端に体調を崩して、
非常にちょっと個人的に悔しい思いをしたので。
はい。
そうなんですよ。
予定より2ヶ月ぐらい遅れてますね。
徐々に進んでいけばいいかなと思いますが。
まあそんなとこかな。
僕も特に知らせることないんで、
デビジョンよければ読んでくださいというところで、
どうしようかな。
アウトライナーでズームを僕を使ってるよっていう話とあれば、
ハッシュタグ打ち合わせキャスト、平仮名で打ち合わせ、アローベットキャストまでいただければ、
クラスタからチェックしたいと思います。
では今回はこれまでにしたいと思いますお疲れ様です