2022-06-02 55:03

#112 ネタバレあり 読書感想回 「A-A'」 萩尾望都

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【注意】 からがっつりネタバレしています!

【今回の内容】
前置き
読み始めたきっかけ
昔の作品だなーって思った点
萩尾望都さんについて
A-A’ あらすじ (ここからネタバレ)
クローン
一角獣種/感情
最後にグッと来た
カトルカースあらすじ
博士が不快
X+Yのグッと来たポイント
X+Y あらすじ & 感想
「ユニコーンの夢」はあまりピンと来なかった
6月の声 あらすじ/あまりよくわからなかった
きみは美しい瞳 あらすじ & 感想
ショッキング!/ドロヘドロのジョンソン
全体の感想/締め/記録魔

【今回読んだ本】
A-A’ | 萩尾望都 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784091913852

【今回言及したコンテンツ】
牛を忘れる By Muro de Muralla • A podcast on Anchor https://anchor.fm/bougyuzonjin
のらじお By かえ/Muro de Muralla • A podcast on Anchor https://anchor.fm/noradio
天地創造デザイン部|モーニング公式サイト - 講談社の青年漫画誌 https://morning.kodansha.co.jp/c/tendebu.html
『ドロヘドロ』 林田球 | ゲッサンWEB https://gekkansunday.net/work/477/

【今回言及した過去回】
#22 性別の無い世界 その1 https://anchor.fm/ramengyozahanchaos/episodes/22--1-e11sqhk
#23 性別の無い世界 その2 https://anchor.fm/ramengyozahanchaos/episodes/23--2-e11ur3t

【8番による他のポッドキャストもよろしくお願いします】
"Ramen, gyoza and a bit of chaos" By 8番(Hachiban) https://anchor.fm/hachiban-chaos
「8番のうろ覚え昔話」 By 8番(Hachiban) https://anchor.fm/urobana

【ご意見ご感想お待ちしております】
Twitter: https://twitter.com/Hachiban5
Eメール: 8ban.hanchaos@gmail.com
お便り投稿フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4wkQ8hMo6ez98M5fxApFCxFbg6zvZtvp4ERhnOhjvZPcC1Q/viewform?usp=sf_link                                                                         

収録日: 2022年4月29日(金)

#樋口塾  #半カオス #読書感想回

00:01
はい、どうも、こんにちは。8番のポッドキャスト、ラーメン、餃子、半カオスのお時間でございます。
今日は2022年4月29日、金曜日です。
寝かしつけした後というか、寝かしつけしている途中に私も寝落ちしてしまったんですが、
しばらくしてから目が覚めて、その後赤ちゃんも微妙に起きてしまいましたが、
なんとか、なんとか寝そうです。
その横で、私が何かしら喋っていたら安心するようなので、赤ちゃんの横で収録しております。
今回は、萩尾本さんの「えいえいだし」という短編集の読書感想会です。
これまずね、読み始めたきっかけなんですけども、
今月、その2022年4月の上旬だと思うんですが、
牛を忘れるとか野良状とかやってらっしゃる室さんと対談させていただいたんですよね。
で、室さんに紙作品、室さんの紙作品を聞いたら、
その中に萩尾本さんの作品があったような気がして、
それで、それのタイトルは忘れたんですが、
100億の夜、1000億の昼、どっちだったっけ?
100億の昼、1000億の夜かな?
それを名前すんごいウロ覚えなので、多分間違っていると思われますが、
それはね、他の樋口塾の、私樋口塾の、樋口塾の?
樋口塾というポッドキャスト配信者のコミュニティに所属しておりまして、
その樋口塾の他の塾生の方で結構、
萩尾本さんの作品を推してらっしゃる人がいるので、
前々から何かしら読みたいなぁとは思ってましたが、あまりきっかけがなく、
今回読みたいなと思ったんですけど、その押された作品をね。
しかし、それ、絶版になっていたのかな?
03:07
とりあえず、私はオーストラリアに住んでおりますので、
漫画はね、電子書籍じゃないと買えないんですよね、基本。
で、電子書籍では出ていない。
しかし、オーストラリアの図書館で微妙に日本語の本が借りれたりするので、
萩尾本さんの作者名で、こちらの図書館カタログを検索しましたところ、
このAA出しはあったので、じゃあ読んでみようかなということになりました。
それがきっかけでございます。
それで、これ多分ネタバレしないとまともに感想を語れないので、
ネタバレをしていきますが、
すでに読んだよという人とネタバレ大丈夫ですよという人だけ聞いていただければ良いかと思います。
それで、明日図書館に行ってこの本を返そうと思っているので、
読書感想会を早めに収録しておきたいぜということで、今やっている感じです。
例によってね、なかなか本を読む時間がなくてね、
2週間か3週間ぐらいかけてゆっくりチビチビ読んでいて、
ようやく読み終わりました。
だいたい全部SA風ものの短編集みたいな感じで、
表題作のAダッシュを含めて6作品収録されているんですかね。
その中の1つは前後編なので、話の数的には7つあるようです。
それでは掲載されている順番に書く作品についての感想を述べようと思います。
その前に全体を通してのちょっと面白いなと思ったポイントなんですけども、
これ、私が生まれる前の何年頃、1983年とかに発表された作品が主に収録されていまして、
設定的には近未来的な感じで、銀河系のいろいろな惑星に人間が住んでいるみたいな、
06:13
宇宙間の旅行が結構盛んであるみたいな感じなんですけど、
やはり昔に書かれた作品だなぁと思ってしまうポイントがね、まず1つ目が、
惑星間の交流に手紙が出てくるんですよね。
誰かが他の惑星に行くっていう話になったら、手紙を送るよとか登場人物が言うんで、
あ、手紙使ってるんだ、まだ、みたいな、このすごい未来っぽい時代に手紙使ってるんだっていう、
やはり昔の作品だよなぁって。
当時は手紙が主流な連絡手段でしたから、
それに代わるものをあまり思い浮かばなかったのかなとか、
いや、むずいですよね。
スマホの登場を予知した人はそんなにいなかっただろう、その時代に。
むずいなぁという話ですよね、そういう。
全くないものを想像する。
今現在一切存在してないものを想像するのは難しい。
でもね、電話するよのことをテルするよって言ってるのが面白かったです。
テルするよって言ってたんだ、昔、どうなんだ、言ってたんでしょうか、どうなんでしょうか。
その時代を生きていた人に聞いてみたいですけどね。
ググればいいんですけど。
カセット的なものというか、フロッピーディスク的なものが出てきて、めっちゃ容量少なそうっていうのがありました。
今現在ですと、そもそも外付けハードドライブとかあんま使わなくなってきましたよね。
クラウドあるから。
そういうところが、やはり昔の作品だってなる。
興味深い。
そこが一番気になった点ですかね。
最初読み始めた時、それがすごい面白くて、そのことを夫に喋りました。
09:01
私はめっちゃ漫画好きキャラみたいな感じに捉えられておりますけども、
少女漫画にあんまり触れてこなかったんですよね。
だから萩尾本さんでめちゃくちゃ少女漫画の神様みたいな立ち位置なんですかね、知らないんですけど。
ググレを言う話なんですけど、一切読んでこなかったんですよね、今までね。
だから初萩尾本作品ですよ、これが。
絵柄は、めっちゃ私が少女漫画的だなと思う絵柄のお手本みたいな感じですね。
昔の少女漫画的だなって感じ。
あ、ベルサイユのバラはなぜか家にあったかもしれない。
そう、母がね、ちょっとだけ少女漫画を持ってたかもしれなくて、それを読んだかもしれない。
しかしベルサイユのバラはね、全巻はなかった気がするんですよね。
一巻、一巻というか、一つあったような、どうだったんだろうか、その辺。
お母さん、というか母とか、弟の大成さんあたりに聞いてみたいところですね。
話を萩尾本さんの絵ダッシュに戻しましょう。
それではまず表題作の絵ダッシュ。
これは、主人公がアデラド・リーという女性、というか少女ですね。
年齢的に16歳だから。
18歳のアデラド・リーというかアディさん?
あだ名がアディさん?が働いているどこやらの月かな。
どこやらの事故が、どこやらで事故がありまして死亡するんですけど、
でもその時代ではクローン技術が一般化されており、
そのアディさんは16歳の時点で自分の情報をコピーしており、
死んだからクローンで補充しようぜということで、
16歳時点のクローン隊のアディさんが職場にやってくる。
12:01
クローンとして作られて職場にやってくる。
このクローン隊の方がA'と呼ばれているみたいな。
だから兄弟…兄弟じゃねえ、タイトルがA'なんかね。
という感じで、その職場には男性がおりまして、
名前は忘れたが、今暗くて読めないんだよな。
名前はレグさんだ。
レグさん、職場にいるんですが、レグさんはオリジナルのアディと恋仲だったのだが、
そのクローンのアディに対しては、
あんなもん別人だぜみたいな感じで最初は冷たく接するが、
今ちょっと見返したら分かりましたが、好きではありませんでした。
岸間第五惑星のムンゼルが舞台です。
そしてこのレグさんは徐々に心を開いていたんだったかな。
その後、その惑星内の何かしらの作業をしていたら、
オリジナルのアディの死体を発見してしまったんですよね。
何らかの作業をしていたのかどうなんだ。
それでどこかクレバスに落ちたんだったかな。
まあいいや。
死体を発見して、
その時点ではそのクローンのアディに割と好意を抱き始めていた感じだが、
そのオリジナルを見て、
もうその惑星でのミッションに参加するの無理だわーみたいになって、
他のところに転属する。
しかし2年後かな。
違う、半年か1年したら戻ってくるって書いてあるから、
その後レグさんは乗っていた宇宙コロニーが爆発して死亡してしまった。
15:03
そしてこのレグさんが話の終盤で、
またオリジナルは死んでしまったが、
クローン体として配属されてきて、
このクローン体のアディと出会うという。
あらすじを説明するのにめっちゃ時間がかかってしまった。
で、クローンモノですねこれは。
クローンモノはSFにはよくある話ですけども、
このクローン体のアディ・ラドリーが職場に初めてやってきた時、
ほぼみんなが、やったーアディが帰ってきたぜーみたいな感じで、
お祝いムードなのか、
なのだが、このかつての恋人のレグだけ、
あんなのは違うぜーみたいなのが、なんかね、
よかった。よかったのか。
もしクローンを使うことが一般化されていたら、
私はどういう反応をするのだろうか。
現時点での私の知識では、
知識というか、今の私からすると、
やはりクローンはクローンであって別の人だよなーみたいな感じがします。
とりあえず、記憶とかもコピーされてるんですよね。
記憶、私の全く同じクローン、記憶も持ったクローンがいたら、
それは何なんだ、その2年前とかじゃなくて、
この時点でのクローンを作れたとしたら、
それは私なのか、作中ではその2年前とか3年前とか、
そんな感じになってますけど、
それだったら違うよな、違う人ですよ。
現在の私とは全く違う、全くじゃないな。
記憶はその3年前までの時点まで一緒だが、
記憶が一緒でも、それを経験したことによって感じたこととかもコピーできるのでしょうか。
18:06
記憶は感情とリンクしている。
その時感じたことも記憶として記録される。
どうなんでしょうね。
そしてこの話とそれに続く数話の中で、
一角獣種というタイプの人間が出てくるんですよね。
これが興味深い設定でした。
この作中、このAA雑誌の中では、
登場人物が21世紀初頭に作られた遺伝子変異種って言ってますね。
特徴としては赤い縦髪と言われているが、
髪の毛が全体的には金髪っぽいが、
おでこの上の、おでこにかかる一筋の髪が赤くなっているというのが特徴で、
このアディとX3、XプラスYに出てくるタクトというキャラは、
めっちゃ感情の起伏があまりなく、
合理的、遺伝子操作によって感情を排除されたんだったかな。
悪く言うとロボットみたいな感じ。
いやこれは悪いのか。
どうなんだ。
合理的な判断をして感情をなるべく抑えるみたいな。
なんとなく、かつての私はそれが良いことのように感じていましたけど、
感情ってたまに邪魔だよなって思ってるんですけど。
だからちょっと羨ましいところがありますね、そういうのに。
でも感情が一切ないわけではないんだが、ほとんどないみたいなのってどうなんだろうねっていう。
人間は感情があるからこそ反映したのかもしれないし、
いや感情的であることがむしろ動物的であるのか。
しかし昆虫とか感情なさそうよね。
21:04
むしろ人間に近い動物の方が感情があるのか。
そうするとやはり感情を大事にした方が良いのではないかみたいな。
何の話をしているんだ私は。
この話はね、最後がグッときました。
このクローン隊のアディがめっちゃ覚えてるというか、
心の拠り所にしてるっぽい記憶があって、
それは大事にしていたポニーがクレバスに落ちて死んだみたいな話だったかしら。
その時にアディは肩の方に傷をついた。
肩に傷がついたんだが、ある時このクローン隊のアディは自分にはその傷がない。
しかしこの記憶がある。
なんだこれはみたいな感じになる。
そしてクローン隊は生まれた、オリジナルが生まれた後の傷は再現されないと言われる。
その時の傷はもうないのに、アディはその悲しい記憶の夢をよく見ていて、
これなんかすげえなと思いました。
言語化できない。だめだ。
このペースでやっていたらめっちゃ時間がかかりすぎてしまう。
だめだ。
とにかく最後にグッときたことを言いたい。
次の作品は4分の4と書いてカトルカースって読むタイトル。
あらすじはもっとざっくりにしよう。さっきのは5分くらいかかってしまった。
どういうことなんだ。
この話では一角獣種のトリルという女の子と、テレキネシス的能力があるけどコントロールできない森という少年が出会って、森がトリルに恋をするみたいな感じ。
ですが、このトリルちゃんはある博士によって保護されていて、実験されていて、そこから森がトリルをさらおうとしたみたいな話だったかな。
24:15
めんどくさいのでうろ覚えて話していますけど。
これはA出しほど、どんでん返しでもないけど、ひねりとかもなかったような気がする。
結局トリルが死んでしまうんですよね。
そして博士に、私は博士がめっちゃ不快だった。
この博士がさ、最低でも40歳くらいはいってそうなんですけど、トリルちゃんが15、6くらいの感じで見た目で、実際の年齢は書いてあったかどうかわからないんですけど。
そういうめっちゃ年上の女性、女性じゃない、めっちゃ年上の男性、めっちゃ年上の大人が若い子供に性的感情を覚えるのはまあ、しゃあないかもしれませんが、それを行動に移すのは嫌だなと思います。
そしてこの養父的な立場からそれをするっていうのがめっちゃ嫌だなって、すごい不快でした。
あと私はハッピーエンドになれすぎているところがあるから、なんとなくハッピーエンドになるんかなと思ってましたが、そんなことはなくて非常だなと思いました。
今思ったんですけど、なんで4分の4でカトルかわす?
カトル。
クワトロみたいな、クワトロかな?
カトル。
4ですけど。
え、なんで4なん?
最後に犯人前同士共鳴を起こしているというのは書いてあるが、
犯人前が一緒になったら1になるけど。
それ?
でも4、4はどっから来たんだ?
どっかいにょう、どっかいにょうって言ってしまったけど、どっかい能力が、自分のどっかい能力がなさすぎてダメですね、これは。
27:08
そういうわけでカトルかわすはこんな感じですね。
こんな感じって言ってから思い出したけど、トリルちゃんが知的障害者っぽい言動をするから、余計にその博士が気持ち悪いなってなってしまうんですよね。
そういうの嫌だな。
現実世界にも知的障害を患っている女性が性的被害に遭うことあるじゃないですか。
そういうのめっちゃ嫌だなと思います。
その次がXプラスYか。
これは前後編になってて。
この短編集の中では前後編ということで一番ボリュームがあるし、その分設定をより詳しく見るというか、説明することができるということもあって、
私はこの作品がこの短編集の中では一番好きですね。
一番グッときた。
この中にもその一角獣種のタクト君というのが出てきます。
これの一番グッときたのが性別に関わる話なんですけど、
タクト君は幼い時に女性になったり男性になったりしてたっていうのがいいなと思って。
それいいなって。
私は常々言うわけでもないんですけど、自分が女性であるということに違和感とか行き通りとかをちょいちょい感じることがあるので、
その性別のない世界という回で話した通り、性別なんかなければいいのになぁと思ってるんで、そういうのめっちゃいいですね。
この話ではカトルカースのモリ君が出てきて、カトルカースの後の話となっておりますね。
30:03
このモリ君がタクト君と恋に落ちるんだが、
タクト君はその話が始まった時点では男性として描かれているが、その後、実は染色体的には女性なのだということが判明するんですよね。
見た感じめっちゃ可愛いし、小さいし、女性的なんですけど、しかし描かれ方としては美少年的な感じなんで、
一見BLだがそうではないんだよなみたいなのがいいですね。
このタクト君の親もまた博士で、染色体の研究をしていて、性別が変わる薬を開発しちゃって、
一時期それで自分も女性になってた、グラマーな女性になってたっていうのが面白くて、
その友人も男性だったんだが、その薬を飲んで最初は何も起こらなかったが、その後女性になってしまい、なかなか戻らず、
そこで博士とその女性になった友人がセックスしてできた子供がタクト君ということで、
面白いなあって、いいなあそれって思ったんですけど、その後その友人はまた男性に戻ってしまい、
しかしその薬に抗体ができてしまって、もう男性じゃない女性には戻れなくなってしまったんですよね。
博士は、それはもう友人が男性になっちゃったから、その時点では妻というかパートナーなんですが、
男性に戻っちゃったから、女性として愛せないですよね。
だから他の女の人たちと遊び回ったりして、このパートナーは病んでしまって、自殺したんかな?
33:09
今その箇所を読み返しましたが、この友人というかパートナーの名前はマーブルですね。
マーブルはタクト出産の1年後男に戻ってしまったのか。
女に戻りたかったけどできなくて、絶望してアルコール中毒になり、ヘロイン中毒になり、タクトが6歳の時に自殺したのか。
なるほど。これはきっついなぁ。
で、そのマーブルが博士の恨み事を言いながら死んでいくところをタクトが見ていた。
怖い。これはきつい。これはトラウマになる。
しかし、このめっちゃ未来的な時にヘロインが流通していたのか。
ヘロインすげえ。とちょっと思ってしまいました。
もともとタクト君はメルメという女の子。この人は女性か?年齢は知らない。
この女性は有名人と結婚したいという夢があったから、タクト君は有名人になるかもしれなかったから、結婚しようと言ってたんですけど、
でも結局タクト君はモリ君と一緒になって、カトルカースでは悲劇で終わったんですが、
このXプラスYではタクト君とモリ君が一緒になって幸せそうになってよかったです。
このまま幸せに生きていってほしいなと思いました。
次の話がユニコーンの夢っていうやつなんですけど、最初の語り口が童話っぽい感じで、あんまりよくわかんねえなと思いながら読んでて、
この短編集の中では一番よくわかんねえなと思いました。あんまり好みではない。
ユニコーンが出てくるんですけど、ユニコーンは人に未来の夢を見せる、予知夢みたいなのを見せるという設定があり、
ただユニコーンが出てきたら、数年前に読んだ漫画で天地創造デザイン部っていうのがあるんですけど、
36:13
この漫画ではいろいろとこの実在する動物やばくねみたいなのとか、実在しない動物はなんで無理なのかみたいなのについて学べるんですけど、
ユニコーンは無理なんですよね、いろいろと。
日本、日本じゃない、地球、現在の地球ではおおよそ無理、だいぶ無理な生命体なので、
なんかそれが気になって、ユニコーンいるんやみたいな、ユニコーン実在する世界なんだ、すげえみたいな、どうやってるんだろうっていうのが気になって、あんまり話に集中できなかったんですよね。
そういうこともある、あんまりよくわからなかった。
そしてまた悲劇的な終わり方やしな、悲劇は基本そこまで好きじゃない。
そりゃうん、自分が悲劇にあったらやだもんね。
次の作品は六月の声というやつでして、
この作品ではルセルという少年とそのいとこ、年上のいとこのエディリーヌという女性が出てきて、
さらにエディリーヌには婚約者のロードという男性がおるが、
エディリーヌは他の男性に実は恋をしていたんですね。
この男性は事故で死んだんだったか。
この事故で死んだ男性は惑星移動プロジェクトみたいなのに参加する予定だったが死んでしまったので、
そのメンバーを補充するのにエディリーヌが志願したのか選ばれたのかで、
でもそのプロジェクトに参加するということはロケットに乗って一生を終えるみたいな感じですよね。
何だろうね。
うろ覚えで適当に言っているので違っていたらすみませんが、
惑星の間を移動するには長い時間がかかるから、
39:04
自分の世代だけじゃなくて、自分の世代、次の世代、その次の世代とかにようやく死んでしまうというのが、
知らんけど、到着するみたいなね。目的地に到着するみたいな感じなんですかね。
そんなのに行くのかよーみたいな。
なんで行くんだい。ルセル的にはそんな心情なんですけど。
これもあんまりよくわからなかった気がしますね、私は。
あんまり覚えていないということもあるけど。
一気に読んで一気に感想を収録すりゃ、記憶が新鮮なままできたんですけどね。
2週間か3週間かけて読んだからさ、最初の方のやつあんま、
いやこれだいぶ後の方のやつだけどな。最後から2番目の話ですよ。
あんまりなんか覚えていないな。
あんまり話すことがない。
もう一回読めば、もっと感想も出てくるものだろうが。
記憶力がダメすぎる、私の記憶力が。
で、この中にだいぶ前に述べたカセット的なものが出てくるんですよね。
それでカセット多いなぁと思って、
クラウドとかハードドライブとかに入れればいいのになぁみたいな。
しかしこれは昔の作品だから、という感じになりました。
最後の作品が君は美しい瞳っていうやつですね。
XプラスYが言うたらBLみたいな感じで、
これも男性同士の恋愛を描くもので、どうなんですかね。
その当時はそういうのどうだったんですかね。
今はまあだいぶ受け入れられてきた感がありますけど、
特に日本と比べてオーストラリアの方が受け入れられている感はあるが、
42:01
その当時はだいぶ尖っていたんじゃないだろうか。
特にXプラスYは尖っていたんじゃないだろうか。
そのレトもそういうのは結構あったんだろうかどうなんだろうか。
その辺は室さんあたりに聞いてみたいですね。
みたらしさんとか、てきりゅうざんさんとか。
話をこの作品に戻しまして、君は美しい瞳に戻しまして、
出てくるキャラが、主なキャラがハプトっていう男性と、
メールデールっていうめっちゃ綺麗な美しい男性。心も優しいみたいな。
でもハプトは何なんすかね、この人は。
天の弱なのだろうか。
私はあんまりこういう行動を取る人は理解できないなと思う。
理解はできるかもしれないが、自分はやらないなと思いながら読んでいた。
ような気がします。
メールデールはひたすら清らかで痛いみたいな人だったのだろうか。
そして鳥人間みたいなのが出てくる。
で、こういう鳥人間めっちゃ人間みたいな見た目なんですけど、
でも耳みたいなところに羽が生えてる感じで、一応空も飛べるっぽいぞ。
これをハプトはペットとして囲っているが、ちょいちょい虐待をしているみたいな描写がある。
可哀想だ。この鳥が可哀想だ。鳥人間が。
で、それなんなんみたいな。
人間、見た目がめっちゃ人間な人、人間な人、人間な動物にできるだろうか、それを。
しかし、白人が黒人に酷いことを歴史的にしていたり、アボリジニー人を虐殺したり、ネイティブアメリカンを虐殺したりしているので、
45:03
まあ、価値観の違いか。
この世界ではそれが、いやメールデールはあかんよって言ってるけど、ハプト的にはまだいけそうなノリなんだろうか。
話とは全然関係ないけどね。やめてって思う。
この鳥は他の人に夢を見せるんだが、ハプトがこの鳥を、鳥にひどい執著しているからメールデールがこの鳥を引き取って、
その鳥の出身地みたいなところに返してあげようと思うクロムが、それに向かう途中で夢を見せられて、その夢が恐ろしすぎて、
夢、寝ている時にこの鳥をぶち殺してしまうという、これはきつい。
メールデール的にはこれはめっちゃきついよなーってなるんですけど。
ハプトはメールデールと幼馴染かなんかで、ずっとメールデールのことが好きなんだけども、それを言えない。
しかし、この鳥が死んだ後、メールデールは自分の耳を切り落とすんですよ。
この穢れ、自分が穢れているのはたまらなく嫌なんですよね。
ハプトはこのメールデールの美しい瞳が大好きなんだが、メールデールは耳を切り落としたし、目も潰そうとしている。
しかし、ハプトはそれを止めようとするんだが、「目を潰さないでくれ、美しい瞳を。美しいメールデール。」って言って、
それを聞いたメールデールとハプトめっちゃ見つめ合って、大丈夫そうなのに次のページでメールデールが目を潰しやがるのが衝撃でした。
48:13
ハプトが、「なぜだ。今言ったばかりなのに。なぜだ。悪いのは私なのに。」って言ってるけど、本当はなぜだって思った。
今、「えー、どうして?」ってなったけど、メールデールは耐えられないんですよね。自分が穢れていることに。
メールデールが目を潰してしまったので、その死んだ鳥の目が移植されるんですよね、結果的に。
ハプトはそれをやめろという。殺した者の目を移植するんじゃねえ、みたいなことを言うんですよ。
結局移植されて、どうなるんだろう、みたいな感じなんですが、最後にそれをメールデールは受け入れているっぽい。
これ、この話の終盤、多分急いで読んだかなんかで、あんま覚えてなくて、最後のページを全然覚えていない。
どうしたんだ私は。その次の浦沢直樹さんのエッセイはある程度覚えている。どういうことなんだ。
この話もね、面白かったです。若干のショッキング。全体的にショッキングなことばっかり起きているな、この短編集。
大体ショッキングですね。ショッキングというとドロヘドロの、あのゴキブリの名前は何だっただろうか。
ジョンソンだ。ジョンソンのことを思い出してしまう。ショッキングってしか言えないんですよ、ジョンソン。
ジョンソンだったっけ。今確認しようとしてググったらジョンソンであってたんですけど、
ドロヘドロジョンソンの検索候補の3つ目ぐらいにドロヘドロジョンソンかわいいって書いてあって、
私はジョンソンのこと好きなんですけど、結構かわいいって思ってる人いるんやと思ってなんか安心しました。
巨大なゴキブリなんですけどね。かわいいんですよ。
AAダッシュの話していたのにドロヘドロの話をしてしまう。ドロヘドロ愛があふれているから。すいません。
51:03
そういうわけで初萩尾本作品を読みましたけど、いやすげーなーと思いましたよ。短編集なんですけど、
すごい設定を思いつくなーとか、すごい話を考えつくなーと思いました。
なので機会があったらね、他の作品もちょいちょい読んでみたい。
これめっちゃ長くなったけど、この間奏会めっちゃ長くなったけど何分ぐらい喋ったん?
今ね、チェックしたら50分ぐらい喋ってました。やべーな。
短編集やからねー。全部喋りたくなっちゃうんですよね。
最近感想ばっかり収録してるけど、感想ねー記録したいんですよねー。
そういうわけでゴールデンカムイの感想も記録しておきたいし。
こうやってね、ポッドキャストで収録しつつ記録するのが一番楽だなーと思っているので、
最近はこうやってポッドキャストでやっておりますね。
日々日記も付けとるんですけど、日記にこれ読みました感想は感想回を聞こうって書いておきます。
おい、何書いてるのって。
そして、私は弟の大成さんの影響でね、過去の同じ日の日記をその日の終わりに読むというのを最近の習慣にしていって、
だから何年後、1年後、2年後、何年後にその日記を読んだら、
あ、この漫画を読んだ感想回を収録したんだってなるからね。
あと過去の同じ月の自分のポッドキャストのエピソードを聞いたりもしております。
記録魔なのです、私は。
大成さんほどではないけどね、大成さんは異常なまでの記録魔なので、
すげーなーと思ってます。
これ言ったかわからんけど、私はね、できるならね、
54:00
その、見聞きするものを全部記録したいので、
理想は、メガネとかにカメラを押し込んでおいて、
全部、全部保存したい。その映像と音声を全部保存したいんですけど、
それは無理だから、こうして、ポッドキャストとか日記とかで記録しておりますね。
話が逸れましたけど。
そういうわけで今回、萩尾本さんのAAダッシュの感想回でございました。
めっちゃグダグダな1時間、どうでしたでしょうか?
1時間も、あなたの時間を無駄にしてしまいましたけどね。
これを最後まで聞いてくださって、ありがとうございました。さようなら。
55:03

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