どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きの海のダイチと通常巡るカフェのミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
お互いの紹介に関しては、2021年最初の回で話しているので、そちらをお聞きください。
本編に入る前に1点お知らせがあります。
こちらがですね、5月の10日配信だと思うんですけれども、来月6月ですね、このラジオは1周年を迎えます。
で、それにあたって、これまで紹介した本の中から課題本を選んで読書会をやってみようかなと思っております。
この課題本なんですが、リスナー投票でちょっと決めてみたいと思ってますので、この収録段階、7月25の段階ではまだちょっといろいろ決めたいんですけれども、何かしらの方法で告知していき、やろうと思っているので、我々のSNSを注目していただければなと思いますので、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
じゃあ、今日ご紹介するのは、マーサーウェルズのマーダーポッドダイアリーという本なんですけれども、こちらも日本翻訳大賞の最終選考対象作品でございます。
5作あるうちの4作目、対象作品は5月18日に発表予定でございます。
で、今回はですね、ちょっと書店で表紙とか見れば、見ていただくともしかしたらわかるかもしれないですけど、ドエンタメですね。
めちゃめちゃ読みやすいSF作品でございました。
正直、3体脱出した人にめっちゃオススメなんですよね。
SFダメだと思った人にめちゃめちゃオススメな本です。
シリアスな展開もあるけど、笑える展開も結構あって、めちゃくちゃいいエンタメ作品です。
そうですね。なんかSFですけど、結構人間味のところがやっぱり見やすくて良かったですよね。
紹介しちゃいましょうか。
今回紹介するのが、マーサーウェルズのマーダーポッドダイアリーになります。
中原直屋さん役で草原SF文庫から、これは2019年12月に出版されています。
なるほど。2019年12月はギリギリだったんですね。選考期間の。
そうですね。19年もOKだったんですね。
2019年12月から2020年12月の13ヶ月間。
そうなったんですね。
だから、かぶるんですよ。
なるほど。
余談ですけど、オーバーストーリーとか去年広報員になってたけど、今年も広報員になり得た作品になったんですよね。
そうかね。12月に出すとちょっと有利なんですよね。
別に翻訳対象を狙って、皆さん動いてるわけじゃないとかあるでしょうけど。
ちょっと余談でした。
じゃあちょっと私の方からあらすじを。
ある意味、Murderbotも今年ベストになりそうな感じですね。
翻訳大賞、最終候補、選ばれている作品ってやっぱすごいんやなって、なんか思いましたね。
そうですよね。失われたいくつかのものの目力は、私、去年読んじゃってるんで、今年のベストにはできないんですけど。
このMurderbot Diaryと、1984年に生まれてはだいぶ来そうですね。
フライデブラックもすごくよかったんですけどね。
Murderbot Diaryは、誰でもサクサク読める本なんで、すげーいろんな人に読んでもらいたいなと思ってるんで、ちょっと頑張って今日説明します。
気合い入れてますね。
まず、どんな風に話しておこうかなって話をしたいんですけど、ネタバレありで下巻まで最後まで話しちゃうとだいぶもったいないなと思うので、
一番最初の第1話、システムの機体っていう話があるんですけど。
機体の、機器の機に、受胎の胎で、機体って読ませてるんですけど、ちょっとここが役者の方がいろんな意味を込めてるんだろうなと思いつつあるんですけれども、
システムの機体という話をだけちょっと話して、今日は終わりたいと思ってます。
なので第1話のみって感じです。ここはちょっとネタバレありでいこうと思ってます。
その前に、世界観がすごい面白いんで、あの世界観の話とか、この主人公の設定ですね。
をちょっとお話ししていきたいと思っております。
ここは結構この本の魅力を語る部分になってくるかなと思っているので、
ここを理解してもらって、あとはもう第1話以降ネタバレなしにしておくんで、
読んで楽しんでいただけたらなと思っております。
じゃあまず世界観の話からいきましょうか。
まず世界設定なんですけど、これ明確に何年とか時代は書かれてないんですけれども、
もう宇宙に人間が進出している時代の話ですね。
なんていうか、様々な惑星で既に移住していて、活動している世界ですね。
人間以外に知的生命体を発見しているかどうかはちょっと定かではないんですが、
まあいろんな惑星にも移動していると。
国っていう概念がなくなっていて、なんか企業がめちゃくちゃ強い世界ですね。
軍というものはないんですけれども、代わりに警備会社とか保険会社が、
なんか結構兵器とかを保有したりとかしてて、力を持っている世界です。
そんな感じですかね。なんか補足があります。ざっくり言っちゃったけど。
そうですね。
これぐらいでいいのかな。
一応なんかロボットの説明と言いますか、企業が、軍備会社とか保険会社が力を持っているんですけど、
何が武器になるかっていうと、結構ロボットが武器になってくるんですよね。
戦闘ロボットっていうのが一番ピラミッドの強くて、その次に警備ロボットかな、があったりとか、
あとなんかいろいろペットロボットとか、なんかいろんなのがあるんですけども、
そういうロボットをどれだけ持っているか、どれだけ強いロボットを持っているかっていうことが軍事力にも反映されていたりとかで、
人プラス人よりさらに強いロボットあって、その間に強化人間っていうのもあって、
これも小説の登場人物でも出てくるんですけど、なんか人をちょっと強化していて、
それで身体的プラス知性の部分もそうなんですかね。なんか結構人間ではできないようなことができる。
あとはすごいハイテク社会で、世界中のあちこちにカメラ、ドローンが飛んでたりして、
カメラで監視できていたりとか、あとなんか通信手段も、なんかノーとノーであったりかな。
おだしょー フィードって表現ができますけどね。
三沢 そうですね。もうスマホとかじゃなくて、テレパシーみたいな感じで、
もう個人とかチームでそういうコミュニケーションが取れてしまうっていう、すごい便利な。
おだしょー そうですよね。三人いたとして、2人だけが会話その場でできるみたいな状況も作れたりとかして、
情報交換できるみたいな、もう一人にバレないように。
三沢 なんかそのチャンネルを複数作れるんですね。2人だけのチャンネルもできれば、そういう複数のチャンネルもできれば。
そういったところでは、人よりもさらに強い存在としてロボットというのがいて、そこで主人公の出番なんですけども、主人公もそのロボットであると。
おだしょー この主人公についてなんですけど、主人公はある保険会社が所有している人型警備ユニット、AIですね、AIロボットですね。
この警備ユニットとかっていうのは、小説の中で統制モジュールと呼ばれるものの支配下にあるんですけれども、
これが多分、命令を下す機関システムみたいな感じなのかな、なんだと思うんですけども、
この統制モジュールっていうのに基本的には従わなきゃいけないんですけども、
というか命令下ったらもう従うのは普通なんですけども、主人公はそれを自らハッキングして自由になっているんですね。
支配下から間抜かれていると。
これ、基本的にはこうなっちゃっていると、暴走ユニットとして認識されてしまうので、処分されてしまうんですけれども、
主人公がうまく統制モジュールに支配されているフリ、命令を来たら基本的にはそれに従って、
統制モジュールに支配されているフリを続けているという状況ですね。
もともとこれなんで自分をハッキングして自由になったかっていうと、
この主人公はもともと統制モジュールの命令のせいだと思うんですけど、
ある現場で大量殺戮を起こしてしまったことがあるかと思っています。
これは会社としてはこのデータとか記憶を消しているので、
もうこいつには分からないという感じで使っているんですけど、
主人公が統制モジュールをハッキングしているので、その記憶を失っていない。
この第1話で関わるメンサーっていう方々の調査隊がいるんですけど、
彼らは結構温かい人間たちで、表情を見たがるんですよね。
だからちょっとフェイスシールドを透明にしてよとかいう要望が来たりとかして、
答えたり答えなかったりしながらやってますね。
この兵器も見た目は人間なんですよね。
一緒に行動するメンサーというチームの人たちは、
結構ロボットとしてじゃなくて、
結構人として扱ってくれるというか見てくれていて、
人と同じようなコミュニケーションを取ろうとしてくれる。
逆にそれがこの兵器、主人公にとってはちょっと苦手な部分であった。
これでストレスを食べてまたメディアに逃げちゃったりするし。
なんか小説の中でめっちゃ愚痴言ったりとか。
この小説は主人公が兵器でその一人称で書かれてるんですけども、
やっぱりその兵器の語りっていうのが小説の最大の魅力かなとはちょっと思っていて、
心理描写とかも書かれていて、
それが結構自分勝手なことが多いというか、
愚痴であったりとかわがままとか、
そういう心の声が結構心理描写の中で書かれていたりして、
結構それが笑かせてくれて面白くて。
プラス言葉遣い、語り口がやっぱりロボットだけあるのがすごく丁寧っていうところもあって、
そこのアンバランスのところも非常にいいなって思ったんですよね。
口調が穏やかだけど言ってることに毒があったりとかするから。
そうそう。この小説の面白さってストーリーの部分もあると思うんですけども、
やっぱりこの兵器の語りの部分が、文章、兵器の語りを読むっていうところがやっぱりめっちゃ面白くて。
どうなんですかね、これ。英語だとどういうふうに。
丁寧語みたいなのって日本にしかないからね。ちょっと気になるところでは。
原文どうなのか。
気になりますね。
確かにさっき第3文言ってたんですけど、このロボットなんて兵器ってマルチタスクができるんですけど、
人間たちのチームと一緒に調査に出かけていて、その調査行ってたら惑星から戻ってきたときとか、
その後人間たちが頑張ってデータ分析に取り掛かるんですね。
で、兵器は危険がないから警備に就くんですけど、警備するときもキュービックル、
イメージで言うとベンチみたいなものかもしれないですけど、
例えばベッドで横になって、
娯楽メディアに浸っているっていう、監視しながら実際はもうほぼ連続ドラマばっかり見てるとか、
横になって、だからそういう描写が、その絵がめっちゃ浮かんできて面白いんですけども。
これはやっぱり一緒に行動しているチームの人が、
強い敵とやり合うっていうことになったときにですね、
このことでですね、他の惑星の調査隊と連絡を取ろうとするんですけれども、
連絡は取れなくなって、あ、連絡は取れるか。取れるけれども、
その次取ろうとしたら取れなくなってるんですよね。
なんでだと思って調べに行くと、割と大きな30名ぐらいの調査隊なんですけど、
全滅してました。全員殺されました。
で、殺したのがどうやら警備ユニットらしいんですよ。
これがですね、すげーこの話飛ばしてますけど、警備ユニットがうちらを全滅させたんですけども、
これはこの惑星に来たときに警備ユニット側に送られてきたアップデートデータかな、
をダウンロードしてしまった結果、そういう命令が下ったと。
で、兵器はそのアップデートデータが来たときにめんどくさいからダウンロードしなかったんですよね。
なんでその命令、まあ自分はハッキングしてるから命令が来ても従わなかったと思うんですけど、
それに従わずにメンサーたちを殺せずに攻撃せずに済んだと。
で、調査隊の警備ユニットたちと戦って、また命があらから戻ってきて、
なんでこうなってしまったんだっていうときに、あの命令が下ったんだけどアップデートしなかったと。
で、なんでアップデートしなかったかっていう理由を言わなきゃいけなくて、
もうそこで、いやすいません、実はハッキングしてていい、自分は自由な身なんですっていうことをメンサーたちに言うことになってしまうと。
でも、もうメンサーたちも今ですね、自分たちを殺そうとしている人たちがこの惑星にいるってことはわかったので、
もう結果的にはかなり危機的な状況なので、この兵器を頼るしかないっていう状況にはなってきますね。
で、もともとこの惑星には文明があったってことがわかるんですね。
で、文明があった惑星っていうのは、もう今やその文明がなくなってしまって、
なんか人は知的生命体を住んでないっぽいんですけれども、文明があった惑星っていうのは、
この法律があって扱い方が変わってくるんですね。文明があった星からは資源を勝手に採取してはいけないということになってます。
これを開発しようとしている企業があって、その事実を隠したくて、この惑星に来ている調査隊を全員殺そうとしているという流れですね。
メンサーたちが生き残っているのを知っているので、このメンサーたちを殺そうとして動いている企業側の舞台というか、人間たちがいます。
でも、この惑星から何とか脱出しなきゃいけないので、兵器は作戦を立てて、メンサーたちと共々に脱出を図り、無事に脱出します。
メンサーたちは自分たちを救ってくれたこの兵器を仲間として受け入れたいと思い、所有権を保険会社から買い取って、自分たちの惑星に一緒に帰ろうということを持ちかけて、一緒に行きますが、
ここが結構、これも第1話の最後なんですけど、めちゃくちゃ熱いなと思ったのが、兵器が自由になったと思う。
自分でもハッキングできているので、自分の意思で動けるし、でもそれには統制モジュールの命令を従っているふりをしなきゃいけなかったんだけど、それもなくなってめちゃくちゃ自由になったと。
メンサーたちに、惑星でも警備じゃなくて、何をしてもいいのよと言われたんですが、兵器はここである決断をするんですよね。
自分が何をやりたいのかわからないけれども、やりたいことを誰かに教えてもらったり、勝手に決められたりするのは嫌だと思って、メンサーたちの元にメッセージを残して旅に出ます。
ここで第1話が終わると、自分の意思で動き出していく辺りがめっちゃかっこよくて。
なんかちょっと人間らしい意思みたいなのがすごい。
いいですよね。ここでもうだいぶテンション上がりましたね。
それで第1話が終わって、第2話以降は彼が、彼か彼女かわからないけど、兵器が宇宙を旅していく話になりますね。
なんか補足あります?第1話。ちょっとだいぶざっくり。戦闘シーンとかだいぶ熱いんだけど。
全部省いちゃったけど。
第2話なんですけど、もう第2話以降も熱い展開が続くんですけど。
主人公は警備ユニットであるってことは、人間の顔をしてるので強化人間のふりはできるんですけど、
でも警備ユニットからもし見られてしまったら、警備ユニットとバレるぐらいの偽装しかできてないので、
とはいえなかなかちょっと移動したいので、移動を続けてるんですけれども、
移動するときにこのARTという調査船に乗ることになるんですよ。
めちゃくちゃハイテクな調査船で、ARTって読んでいいのかな?
ARTって言ってますね。
このARTという調査船なんですけど、この船を管理しているAIがですね、めちゃくちゃハイスペックで、
そんなハイスペックな船だと知らずに、兵器を乗って、無人の船でやったぜみたいな感じで乗って、
ある部屋でメディアを連続ドローンを向いて到着まで時間を潰そうとするんだけど、
このARTがめっちゃ話しかけてくるんですよね。
何してんのあんたみたいな感じで、話を始めると全然自分のスペックよりもすごいから、
もうハッキングすることもできずに、ARTはなんか口調が女性っぽいんですよね。
そのARTと交流が始まるんですけど、最初すげえ警戒してるんだけど、
なぜか一緒に連続ドローンを飛び出して仲良くなっていくっていう。
しかも力の差が歴然すぎて、ARTの方が遥かに強いんで、逆らうとかできないんですよね。
言われたことを従うしかないというか、でも仲良くなっていくっていう。
私個人的にめちゃくちゃARTが好きですね。
船だからロボットみたいにちょっと捉えにくいんですけど、でっかい宇宙船なんで。
どっちもロボットなんで、合理的というか論理的な考え方をしてるはずなのに、
ARTと兵器が会話をすると、なぜか兵器がめっちゃ非論理的な言葉を言うんです。
感情論が多くて。
そこで自分が考えたくないこととか、人間のこととかあったりとかして、
それをちょっと意識しだすっていう、すげー人間らしい兵器なんですね。
ちょっとだけ話すと、このARTの協力によって警備ユニットにもピンを打たれたっていう、
詳しく調べられちゃったらわかっちゃうんだけど、
パッとした見た目では、見た目のスキャンだけでわからないように、
ARTの船の中で改造してもらうんですよね。より人間に近づくように。
警備ユニットの規格が決まってるんですけど、それからちょっと腕とか足の長さを変えてもらって、
まずスキャンに引っかからないようにしたりとか。
あとARTの助言で、より人間らしいシグザをするように勉強させられたりとかして、
ちょっと人間らしく振る舞えるようになってきますね。
そんな感じで旅が続いて、いろんなことをしてきて、
2話、3話、4話とあって、いい感じに終わってきます、この話は。
むちゃくちゃ興奮しっぱなしで、超エンタメですね。
そうですね、エンタメで特に1話で、さっきの第3話なんですけど、
主人公が最後、ちょっと旅に出るんですけど、
すごいそこが人間らしい決断というか、かっこよく旅に出てくるんですけど、
たぶんね、2話、3話、4話と。
それが実はとんでもないコメディ要素に繋がっている。
なんか良かれと思ったことがね、結構裏目裏目に出ちゃうっていう。
危機的な状況を招いてくっていう。
その流れは面白いですね。
そう、なんか偉い重大事件が起きたなと思ったら、
まさかの現況が自分だった。
ニュース見たら、え、なんでこんなことになってんの?みたいになって、
過去のニュースを調べると、あれ、自分が原因じゃんみたいな。
これはまずいとかなるんだよ。
そんな感じで結構話は繋がってきますね。
で、他にちょっと面白いところは、さっき言った他のAIとのやり取りとか、
下巻の最初の第3話に出てくるロボットとかのやり取りとかいろいろあるんですけど、
結構他のロボットとのやり取りが面白かったりしますね。
あと戦闘シーンが熱いですよね。
すごい、めちゃめちゃ漫画ですね。
すごい熱く、アクション漫画を読んでるような感じですね。
主人公が警備ロボットで、また戦闘のプロではないんですよね。
戦闘ロボットっていうプロのロボットが敵にいるんで、
そういうのと戦うときの知能戦というか、結構そういうのが面白いですよね。
読み合いとかね。
ハッキングの試合とかもあったりとかして、
ハッキングしながら相手のドローンをハッキングして攻撃させたりとか、
そのあたりもね、兵器は基本的にもう孤立無縁なんで、
そこが面白さではあったんですけど、結構下巻の方になっていくと、
やっぱりそうですね、今の大地さんに言われていただいたみたいに、
なんか人間的なところで成長しているところとか、
今まで避けて通っていた人と向き合うみたいなところとかもあったりして、
そういったところではだんだん人間になっていく感覚っていうのは読んでて、
すごい感情がちょっと動いてくるところではありましたね。
そんな感じで、上巻の一番最初の半分しか話しないんですけど、
4分の1しかこの本について話しないんですけど、
あと4分の3はですね、実際にマジで読んでもらいたいなので、本屋さんで。
ちょっとね、ライトノベルチックな表紙ではあるんですけど、
読んでもらえたらなと思いますので、よろしくお願いします。
最後、感想とどんな人に読んでもらいたいか話して終わりにしましょうか。
私の方から行きますが、単的に繰り返しますが、最高のエンタメでした。
話の内容も面白いし、設定も面白いし、主人公の語りも面白ければ、
ロボットなのに感情の流れがすごく良くて面白くて、展開も熱いし、
90の脱出の仕方とかも結構熱いんですよ。
本当にめちゃくちゃ面白い作品なので、ぜひ読んでいただけたらなと思っています。
完全に私、すごい仕事が忙しい時に読んだんだけど、
現実逃避って行為だったんで、ぜひぜひエンタメてる人にはおすすめですね。
冒頭でも話しましたけど、本当これSFの設定難しくないので、
誰にでも読める作品だと思っているので、3体通した人はぜひ読んでいただけたらなと思います。
僕もやっぱり本当にすごい面白くて、最高のエンタメっていうところはもうそうやなと思っています。
今回の紹介では結構主人公の兵器のキャラクターに焦点を当てていた部分はあるんですけど、
ゲーカー含めて読むとトータルでやっぱりエンタメとしてすごいよくできていると思って、
本当トータルとしての面白さっていうのもぜひ読んで味わってもらえたらなと思っています。
あと一つですね、主人公の兵器が任務中にサボってドラマを見たりとか、
人とのコミュニケーションのところで、ドラマのセリフをそのまま言ってしまったりするところ、
結構気持ちがわかるなっていうところがあって、意外と自分とか今の世の中の人たちにも、
この兵器と重なるところはあるんじゃないかなと思ったりしました。
やっぱりちょっと何か真面目な場面でちょっとサボっていたりとか、人とのやり取りのところで、
自分じゃない映画のキャラクターを当てはめてしまうというのはね、
疲れる人結構いるんじゃないかなと思ってしまいましたね。
本当面白いので、すごく気持ちが楽になれる小説かなと思っていますので、