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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、視界やナレーションを通じて、日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から発信しています。
今日は27日です。
毎月27日は、インタビュー記事が発行されるその日です。
今日午前9時に、今月のインタビューが公開されます。
今月は、翻訳家の方に登場してもらいます。
パリジェン聖絵さんという方で、日本生まれなんですが、現在はアメリカのオレゴン州にお住まいです。
パリジェンさんって、パリジェンヌみたいでかっこいいですよね。
パリジェンヌとかパリジャンとか、よく間違えられるそうなんですが、パリジェンさんという方です。
翻訳家の方は、非常に言葉ということを大事にしていて、やはり英語と日本語では、1対1で訳せないものもたくさんあるんですよね。
対応しているわけではないです。
それは文化が違いますので、それはもうどうしようもないんですよね。
その時に、どの言葉を持ってきたら一番ふさわしいのか。
そうやって、言葉を探し続けることであるというお話をしているんです。
ずっと考えているうちに、いろんな選択肢が頭の中をぐるぐるしちゃって、結局自分なりの答えを出していくっていうことになるんですが、
考えている途中がものすごく好きなんですって。
最終的にこの言葉にしようって決断をしていくんですが、そのプロセスがたまらなく好きだというお話だったんです。
これは苦しい作業なんじゃないかなと思ったんですけど、とにかく楽しいというお話でした。
翻訳をする時に、固い言葉がいいのか、柔らかい言葉がいいのか、あるいは漢字とひらがなのバランスであったりとか、
全体のバランスを見て、
この言葉を活かしたいと思った時に、その周りの言葉を平坦にしていくとか、いろんなバランスもあるんですということだったんですよね。
そうやって翻訳の質を上げるために、この言葉がいいのか、さらにいい言葉はないのか、ずっとずっと言葉を探す旅に出るというような、そんな作業をしていくそうです。
レベルは全然違いますし、また分野も全く違いますけれども、
私も台本を書く時には、一番皆さんに伝わりやすい言葉を探し続けます。
ステージ視界もそうですし、宴会場の視界もそうなんですけど、
閉じられた空間の中でお客様の顔が見えるような視界をする時、
この時は特にそうなんですけれど、ちゃんとお客様が迷わずに動けるように進行する言葉を選びます。
周りくどくいろんなことを言ってしまうと、
え、じゃあ結局何をするの?今私たち何をするんだっけ?っていう風になるんですよね。
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例えば、携帯電話の電源をお切りくださいという指示があったとします。
そういうご案内をしたいなと思った時に、これをスラスラと携帯電話の電源をお切りくださいって言うと、
お切りくださいって言い終わるまで、視界が言い終わるのを待って、その後ちょっと間が空いてからゴソゴソしだすんです、お客様は。
そうじゃなくて、ご案内をする時には、携帯電話、時計のアラームなど、音が出ないようご配慮をくださいと言って、
携帯電話とか時計のアラームというのを際立たせるようにそこに間を置きます。
間を置くことで、一言、携帯電話とお話しした瞬間にお客様が動き出せます。
時計のアラームなど音が出ないようご配慮をください。
と言い終わるまでには、皆さんがちゃんと配慮する行動を取り終えるような、そんな行動につながります。
例えばそういうことなんですが、言葉をどういうふうに順番を組み立てるか、お話をする時にはどんなふうに間を取るのか。
もちろんこれをニュース原稿に置き換えてみると、こんなふうに間を取ったらおかしな話なんですが、
司会をする時には、どうやって言葉の順番を入れ替えるか、そしてどの単語を強調してお話をするのかによって、お客様の行動が変わるんですよね。
翻訳家のパリジェンさんのお話を聞きながら、言葉を最後まで諦めずにとことん追求するっていうところは、なんか似ているなぁと思いました。
翻訳家のパリジェン・キウエさんの記事は、
翻訳家のパリジェンさんの記事は、今日午前9時に公開されます。
概要欄にリンクを貼っておきますが、午前9時より前ですと、クイーンワークスプロジェクトのトップページに飛ぶだけになっています。
時間を過ぎますと、記事に直接飛ぶことができますので、ぜひご覧ください。
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鶴岡恵子でした。