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2024-12-07 05:01

【0918】2024/12/07 一段強い寒気 #大雪

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2024/12/07

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おはようございます。花火鑑賞士・気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 今日も最後までお付き合いください。
今日は12月7日、24世紀の一つ大雪です。大雪と書いて、これ大雪と読むんですね。
この時期、文字通り雪が降り始めて、本格的な冬が到来します。 そんな寒い季節だからこそ注意していただきたいのが、ヒートショックです。
まず、24世紀の一つ大雪について少しおさらいしますと、 24世紀は1年を24の季節に分けた昔の暦なんですが、
その中の大雪というのは、雪が積もるほどの寒さが本格化する頃を指しています。 日本でも北国では雪景色が広がったり、スキーやスノーボードが楽しめる季節になります。
ただ寒さが厳しくなると同時に、体調管理もとっても重要になるんですね。 この時期特有の注意点、それがヒートショックです。
昨日、歌手で俳優の中山美穂さんが亡くなったというニュース、とってもショックでした。 詳しいシーンについては調査中ということだったんですが、ヒートショックの可能性も指摘されていました。
私は同年代でもありますので、人事じゃないぞっていう気持ちにもなりました。 このヒートショックについて少し深掘りしていきますと、急激な温度変化が体に与えるストレスのことです。
特に冬場に多く発生するんですね。 例えば暖かいリビングから寒い脱衣所に移動したりとか、
あるいは逆に寒い脱衣所から暑いお風呂に急に入ったりしますと、血圧が急激に上下してしまいます。 寒くなると血圧は上がります。
血管がキュッと締められますからね。 そして逆にお風呂に入りますと、急激に温まると、今度は急激に血圧が下がってしまいます。
そうすると心臓とか脳に血液が行き渡らずに急に眠くなったりとか、心筋梗塞とか脳梗塞を引き起こしてしまいます。
特に高齢者を中心に毎年多くの事故が報告されているんですが、じゃあその高齢者って何歳からなんだっていうことなんですよね。
年齢ってただの数字なので、その人の体の中で一体何が起こっているかって結局個人差なので、50歳以上でも60歳以上でも、はたまた80歳以上でも、
寒いところと暖かいところを行き来すると血圧が急激に変わるっていう、そこはどなたでも起こるわけですよね。
そしてそのどなたでも起こるんだけど、それに頼るかどうかっていうのは結局個人差なので、年齢数字じゃないじゃないですか。
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それに頼る自分かどうかってもうわからないので、注意をしてしすぎることはないなぁと思って、自分事として、我事として捉えていく必要があるなと思います。
じゃあヒートショックを防ぐためにどうしたらいいかっていうと、まず温度差があることで血圧が急激に変わったりしますので、温度差を小さくするっていうことがとても大事です。
家を全体的に暖かくするとかですね、室温を適切に保つってことがとても大事です。
お風呂の温度で言うと、あんまり熱すぎるお湯っていうのは避けた方がいいです。
それで急激に血圧が下がっていくっていうことによっていろんなことが起こりますので、大体お湯の温度としては38度から40度ぐらいのぬるめのお湯がおすすめです。
さらにお風呂に入る前に準備運動をするといいんですね。
軽いストレッチができれば一番いいとは思うんですが、そうでなくても足湯で体を温めるとずいぶん違います。
そうすることで急激な血圧の変化を抑えることもできます。
今日から冬型の気圧配置が続きまして、上空にも寒気がいすわります。
大寒波っていうほどではないんですけれども、まあまあ結構いすわるんですね。
来週になりますと、北日本とか日本海側でしょうかね、雨ではなくて雪になりそうです。
気温もこの時期としては低めの気温です。
この時期としてはって言っているのは、本当に真冬の1月2月の気温とはまた別なので、あくまでもこの時期としては低めっていうことです。
今日明日、そして来週末までちょっと寒さが厳しくなりそうなので、どうぞ温かくしてお過ごしください。
この配信はアップルポッドキャストを他各種プラットフォームでお届けしています。
今日もお聞きいただきありがとうございました。それではまた明日。
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