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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
初雪の観測と吹雪の注意
昨日11月24日金曜日、秋田地方気象台で初雪が観測されました。平年よりも9日遅く、去年よりも6日早い観測です。
去年遅かったんですね。強い冬型の気圧配置で寒気が流れ込んでいるため、明日26日日曜日にかけて、吹雪や積雪に注意・警戒してください、ということです。
この雪は、もし1回積もっても、27日ちょっと気温が上がりますので、降るものが雨になって、一旦溶けると思います。
ただ、溶けて油断してはいけなくて、昨日も配信の中でお話ししたように、28日からまたぐっと気温が下がりまして、今月いっぱいはずっと気温が低い状態が続きそうです。
寒さへの備えであるとか、ヒートショックなどにも十分に注意してください。
ちなみに、すでに初雪を観測したのは秋田のほかに、北海道・青森・岩手・長野・島根・山口・福岡となっています。
さて、今日は風の強い1日になりそうです。
ここで、風の注意報は、強風注意報、警報は暴風警報と、名前が変わります。
名前が変わるっていうのは、大雨であれば、大雨注意報と大雨警報となって、同じです。
ただ、風は、風注意報と風警報ではなく、強風注意報と暴風警報となります。
これが、雪が伴いますと、風雪注意報、そして警報は、暴風雪警報という 名前になります。
この雪を伴うというところに 引っ張られて 間違ってはいけないのは、
必ずしも まとまった雪が降るという、注意の呼びかけや、警報の呼びかけではない ということです。
これが、ちょっと混乱しますと、暴風雪警報が出ている時に、雪はどのぐらい降るのかと、心配なさる方もいらっしゃるのですが、
これは、あくまで、風に対する注意や警戒を呼びかけているものです。
雪に対する注意や警戒は、大雪注意報、大雪警報、大雪の特別警報という形で発表されますので、
雪を伴った風に対する 注意や警戒を呼びかけている ということは、
風の強さによって いろいろなものが 飛ばされてきて 怪我をするとか、
基本的な風に対する 注意のほかに、雪を伴うことは 見通しが悪くなりますので、
その吹雪に対する 注意・警戒をしてください という、それが 加わります。
降っている雪が 必ずしも ドカ雪になって 積もるかと言ったら、
それを この暴風雪警報 風雪注意報が 示しているものではない ということです。
そこは 区別して 考えて 天気予報を見る時には 気をつけて 見てみてください。
私は 気象予報士の勉強を ちゃんとする前に、
大雪警報と 暴風雪警報は 同時に出ないと 思っていたのです。
雪を除くと よく分かりますが、大雨警報と 暴風警報は 同時に出る場合が あります。
これが 雪が伴うと 暴風雪警報と 大雪警報が 同時に出ることが あります。
そのように 考えると よく分かると 思います。
今日の 秋田県は 暴風雪警報が 出されています。
これが やがて 風雪注意報に 切り替わると 思います。
大雪に関する 注意報や警報は おそらく 今日は 出ないと 思います。
雪は降っても ドカ雪には なりませんよ ということです。
今日見る 天気予報で ぜひ その辺を チェックしてみてください。
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では また 明日も お会いしましょう。
鶴岡 恵子でした。