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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
コピーライターの糸井重里さんは、毎日エッセイを書いて、ほぼ日刊糸井新聞という公式サイトに、 今日のダーリンを掲載しています。
驚くべきことは、ほぼ毎日と言いながら、毎日書き続けていることです。 確か1998年からずっと毎日書き続けています。
続けるってすごいことだなぁって思いながら、私もずっとこの今日のダーリンを読んでいます。 そしてこれはおとといのダーリンなんですが、
思えばそれなりに長く生きてきて、 何度も落ち込んだりもしたけれど、私は元気でした。
落ち込んでいる時にはどうしたらいいか。落ち込んでいるのでわからなくなっちゃうのですが、 その都度どうしたらいいか考えるのではなく、いくつかの方法があるとして決めておくことが便利です。
と言っているんですね。 その方法というのが、想像をやめることと書いてありました。
私はいつも想像力が大事だよねとか、イメージすることが大事って思ってますし、 お話もこの中でもしているんですが、想像をやめるってどういうことなんだろうと思って読み進めていきました。
コートも言っています。 幽霊の正体見たり枯れお花。
幽霊の正体見たり枯れお花。 枯れお花を幽霊だ幽霊だと想像するから怖いんだと。
この想像力がなければ落ち込むとか怖いとか心配だとか、それだってありえないよねっていうふうに書いてありました。
なるほど。糸井さんが言っている想像をやめるっていうのは、考え込みすぎないっていうことを言ってるんだなって思いました。
なので、私がいつも言っている想像力を働かせることが大事だとか、イメージをしながら言葉を発するとか、そういうこととはちょっと違う話をしているんだなっていうことがわかりました。
この今日のダーリン、一昨日のダーリンになりますが、そのことから私が感じることを少し今日はお話ししようと思うんですけど、
大人になる過程でいろんなことを経験してきますと、これをやったら失敗しちゃうんじゃないか。
自分は傷つくんじゃないかなと考えを巡らせて、前に進めないとか、手を止めてしまうとか、後ろ向きになるっていうことがあるんじゃないかと思うんですけど、
これって危機管理能力がついてブレーキが効くっていうことでもありますので、このこと自体はとても大事なことだと思うんですよね。
でも身動きが取れなくなってしまうんだったら、それは考え込みすぎっていうことでもあると思うんです。
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失敗しちゃうんじゃないかっていうことに対しては、もしそうなったらこのように対処しよう、このように対応しようというふうに考えて、
やれない理由をつぶしていくと前に進めると思うんですね。
もう一つ、自分は傷つくんじゃないかということに対しては、気持ちの中心が周りにどう見られるか、どう言われるかということに言っているんだなって思うんですよ。
自分がどうなりたいかとか、自分がそうなった時の自分のイメージではなくて、周りからどう言われるかっていうことにフォーカスしちゃってるなって思うんですね。
ですから心の中心を少しずらすだけで、落ち込むとか怖いとか心配だっていうような、そういう心が軽くなるような気がするんですね。
私たちの脳は同時に別のジャンルの感情を感じられないそうです。心の中心が不安でいっぱいになっていたら他のことを感じられないんです。
逆に言うと、例えば感謝でいっぱいになっていたら不安の感情は消えてしまうということでもあります。
落ち込んでいると感じたら、心の中心は今自分は何になっているのかということをちょっと立ち止まって考えて、中心を意図的にずらす。
私は不安じゃないぞと、今こうやって悩んでいることも含めて感謝すべきことなんだっていうことを言い聞かせるというか、そうやって意図的に心の中心をずらしていくと、落ち込むっていう感情から解放されていくのかなという気がします。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。