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おはようございます。花火干渉士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。日本の秋田県から毎朝更新しています。
台風のお話をしようと思うんですが、台風号が今、太平洋側にあるんですよね。日本の東にいて、で、上陸するかなっていう感じになってますよね。
台風って、暖かく湿った空気の塊なので、大雨と暴風をもたらすような激しい現象をもたらすわけですね。
北緯40度ぐらいになりますと、通常は冷たい空気が入ってきますので、暖かく湿った空気の塊、これが崩されることが多いんですよね。
暖かい空気と冷たい空気が混在する低気圧は、温帯低気圧と言います。
つまり、温帯低気圧に台風が変わることが、通常は起きるんですよ。
でも、この台風号は、温帯低気圧にはならず、熱帯低気圧になるんだろうなと思います。
そして、この台風の進路なんですけど、上空の空気もなんとなくフラフラしていて、ちょっと定まらないとかどうなっていくのか、ちょっと読めないところもあって。
その上空の様子に合わせた感じで、台風の行方もフラフラしますので、進路予想に今かなりブレがあるんですよね。
とはいえ、まあ、上陸はするんだろうなっていう感じにはなってます。
MSMっていう天気図があるんですけど、それを見ますと、日曜日に、つまり明日なんですけど、明日、宮城県とか福島に上陸しそうな感じで、月曜のお昼頃には日本海に抜けていくような予想になっているんです。
で、もうちょっと計算の荒いGSMっていう天気図があるんですけど、それを見ると、上陸する予想は同じなんですが、台風の動きが少し遅めであると、そんな計算をしているんですね。
なので、こちらに近い形になれば、GSMの近い形になれば、動きが遅い分、台風の影響を長時間受けてしまうということになってしまいます。
そこもいろんな計算をするモデルがあって、ちょっと読めないところがあるんですよね。台風ってすごくちっちゃいんですよ。
温帯低気圧に比べるとすごく規模が小さい。規模っていうとちょっと語弊がありますね。スケールが小さいっていう。
狭い範囲っていうと正しい言い方になるんでしょうか。いずれスケールが小さいんですよ。
でも激しい現象が起こるっていうのは、それは確かなことなので、警戒しなくちゃいけないんですけれど、スケールが小さいがために予想が非常に難しいんですね。
なので、都度都度情報をチェックしてほしいです。台風の動き、台風の中心がどの辺にあるのかっていうこともそうなんですけど、
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実は雨の範囲っていうのは台風の中心に近いところ、台風の本体の雨雲だけじゃなくて、ちょっと離れた地域にも雨が及ぶことがありますので、そういうところをチェックしてほしいっていうことなんですね。
大雨の警報球の可能性って東北全域なんですけど、さらに可能性が高いっていうのは宮城県とか岩手県かなって思います。
で、風に対する備えとしては屋外にある鉢だとか、自転車なんかあったりすると飛ばされやすいですからね。
それが人に当たったり、物を壊しちゃったりとか、そういうこともありますので、ちゃんと屋内に移動することなんかをしておくっていうこと、そういう備えが必要だっていうことですね。
で、台風5号の話をしたんですけれども、6号も日本に影響しそうなんですよね。そんな季節になってきました。
地震については、昨日は神奈川を震源とするマグニチュード5.3ぐらいのエネルギーでしたか、そんな地震がありました。
いつ地震が起こってもいいように、昨日も言ったんですけれども、揺れに備えて家具の固定だったりとか、避難場所、家族との安否確認の方法、これを確認しておくこと、こういう基本的なことをなさってください。
そして台風については、大雨と暴風に対しての備えをなさってください。
さて本題がちょっと長くなっちゃったんですけれども、昨日は高校野球、甲子園3日目でした。
第2試合が秋田代表の金足農業の試合だったんですよね。結果は負けちゃったんですけれども、でも球界の表の猛攻撃が、6年前の金足農業の姿とちょっとかぶったりして、
2アウトでバッターボックスにいたのが高橋くんだったんですね。
エースの吉田くんだけじゃなくて、キャプテンの高橋くんも兄弟で、弟なんですよね。
弟ということが大きく報じられて、今回は1回戦ながらもう注目度高かったんですね。
NHKの7時のニュースでもかなりの長尺をとって、この第2試合が報じられました。
高橋くんって、お兄さんは甲子園で3ラン・ホームランだったと思いますけど、逆転のホームランを打ってるんですね。
今回も2アウト、球界の表2アウトで、最後のバッターボックスが高橋くん。
ランナー2人いたんですよ。ここで1発が出てしまうと、本当にお兄さんと同じで、逆転3ランということになっちゃうなと思って、ものすごいドラマだなと思いました。
残念ながら試合には負けてしまったんですけれども、決して手ぶらで負けた感じじゃなかったっていうことが、負け方ってあるんだなっていうことも同時に思ったり、
これは後から聞いた話なんですけれども、吉田投手が交番した後、お前を負け投手にしないからなと言って、3年生が言ったという話。
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そこからそのドラマが生まれていったっていう話、本当にいい話だなって思います。
この試合にはたまたまオフだった吉田輝星投手、現在のオリックスの投手ですけれども、彼が見に来ていたっていうことで、これも映像になっていましたね。
吉田選手、兄も弟も、そして高橋選手、兄も弟も、本当にこれからも頑張ってほしいなと思います。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。