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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたこと、学んだこと、ちょっと嫌だなと思ったことも視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日は葬儀の司会をしてきました。
今日は、その打ち合わせのところにスポットを当ててお話をしてみようと思います。
同じようなプロフィール紹介でも、婚礼の時のプロフィール紹介と、葬儀の時のプロフィール紹介では、打ち合わせの時の配慮点が全く違います。
婚礼の時は自己紹介、葬儀の時は他個紹介の形になります。
葬儀は当事者である方は亡くなられているわけですから、
葬儀委員長だったり、母主と打ち合わせをします。
プロフィール紹介は、亡くなられた方の紹介をするための打ち合わせなので、最も気を使うのは続き柄です。
亡くなられた方から見て、その人は誰なのかっていうことを、ちゃんと整理しなきゃいけないんですね。
そこがとっちらかっていると、大きな間違いになってしまいます。
ちゃんと整理していないと、打ち合わせで登場した子供がいたとしましょう。
その子供は、亡くなられた方のお孫さんだったりするんですよ。
母主からすると、子供は子供なんですけど、母主の子供なんですよ。
打ち合わせの中では、こうやって続き柄、誰の子供なのかっていうのを整理しながら取材を進めていきます。
亡くなられた方が、例えばお母様だったとして、
お母様の子供時代のお話っていうのは、一緒に生きてはいないので、
分かんないですよね。
これは、質問の仕方も良くなかったなと思うんですけど、
子供の頃はどうだったんでしょうか?と聞いてしまうと、
母主自身が、自分の子供時代の思い出を語り出すんです。
なので、こちらの聞き方としては、
お母様の子供時代のお話は聞いたことがありますか?という質問の仕方に変えました。
それからは、あんまり間違うことはなくなったんですけど、
でも、いろいろ話をして、
話をしているうちに、母主自身の思い出話になってしまうこともよくあります。
昨日の場合は、母主は亡くなられた方のお子様でした。
昨日は思い出話をたくさん聞くことになりました。
もちろん、そうやって語っている中にも、
亡くなられた方の人柄を表すようなエピソードもたくさん出てくるんですが、
こちらがちゃんと変換していかないと、大きな間違いを起こすことになります。
昨日の場合は、母主は亡くなられた方のお子様でした。
この打ち合わせの中で、母主が話したのは、
非常に母はおしゃれで、
授業参加なんかに来ると、
お前の母さん綺麗だねってよく言われて、
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私は嬉しかったんだってお話しされていました。
それをぜひ言ってほしいというお話だったんですね。
この打ち合わせを受けて、
主語が母主になったままでは、このままでは使えないので、
他の情報と組み合わせて、こんなふうに紹介しました。
社交的で、いつもおしゃれに、
気を配り、美しいと評判でした。
こんなふうに変換しました。
私がお世話になっている葬儀会場では、
葬儀の前、5分前にプロフィール紹介が始まります。
およそ1時間前に、こうやって打ち合わせをするんですが、
打ち合わせの時間は5分から10分ぐらい。
基本的な情報、個人の名前、母主の名前はもちろんなんですが、
長寿、長年の確認も、この打ち合わせの中でしていきます。
さらに、プロフィール紹介では、たくさん取材をします。
できるだけ多くの情報を集めて、
打ち合わせが終わったところから、文章の作成に入ります。
家から感じる、なんとなくのお人柄と、取材の内容と、
私の場合は、情報はたくさんあったほうがよくって、
たくさん情報があると、人物として浮かび上がってくるんですね。
私の場合は、まるで目の前にその人が立っているような感覚になるんですね。
その私が、
イメージしたその人物を言語化していく作業、
っていうことなのかもしれません。
私は基本的に、始まる90分前に会場に入るんです。
会場側からは、1時間前までに来てくださいねって言われてるんですが、
私はそれではちょっと落ち着かなくって、
90分前に入ることにしています。
そして1時間前に、ご遺族を迎えて取材をしていく、
打ち合わせをしていくっていうことになるんですけど、
そこからはバタバタとしています。
頭もフル回転。
しています。
それに加えて、
昨日はものすごく気温高かったんですよ。
ちょうど昨日の配信の中で、
暑さ対策についてお話をしたばっかりだったんですけど、
まさに自分のことだっていう感じでした。
昨日の会場はしかも、
スタッフ駐車場が会場の目の前ではなくて、
500メートルぐらい離れているところなんですね。
そこから歩いていくのがもう大変で、
歩くだけで相当カロリー消費したと思います。
そうです。
講義が終わって、また500メートルぐらい駐車場まで歩いていったら、
もうフラフラになっちゃって、
しかも車の中ってすっごく暑くなっているので、
その中でやっぱり最初は暑い中で運転していきますから、
やっぱり相当体力使ったんでしょうね。
家に帰ってきて、ソファーにちょっと横になったら、
寝落ちしちゃったんですよ。
こういうことって私ほとんどないんですけど、
やっぱり暑いというだけで、
相当応えるんだなっていうことも、
昨日は身をもって知りました。
皆さんもどうぞお気を付けください。
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ではでは、また明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。