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2023-09-23 08:49

#573 三春町出身の前川つかささんの『大東京ビンボー生活マニュアル』を読んだ話

『大東京ビンボー生活マニュアル』を40年ぶりぐらいに読みました。懐かしい。2011年に描き下ろし追加して再編集された『なんにもない幸せ 大東京ビンボー生活マニュアル』ですが。何もないけど、時間だけはあるぜいたく、忘れておりました。若い人に読んで欲しいマンガです。三春町出身の前川つかささん、ほかには『票田のトラクター』とか政治まんがも描いております。

サマリー

「大東京ビンボー生活マニュアル」は、1980年代から89年にかけて連載された漫画です。この漫画は主人公の貧乏生活を楽しむマニュアル本として人気があります。また、漫画家の前川つかささんは福島県三春町出身であり、この作品が40年ぶりに再出版されて話題となっています。

「大東京ビンボー生活マニュアル」とは
はい、おはようございます。本日の放送は、2023年の9月23日、土曜日です。
本日は第573回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が引き引きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そんな親父の人々をお気になりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、我にはなかったんです。
不幸にこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご引きのほどよろしくお願いいたします。
これからですね、お墓参りなんでね、お彼岸だからね、ですんでショートバージョンです。
1980年代の後半ですね、よく見かけた漫画なんですかね。
大東京貧乏生活マニュアルっていう漫画をね、よく見たんですよね。
大東京貧乏生活マニュアル、前川司さんっていう方のね、あの漫画でして、1986年から89年にかけましてね。
モーニング、モーニングっていう雑誌に連載された漫画です。
クッキングパパとかね、連載してる漫画、雑誌ですね。
主人公はですね、働いてるかどうかもよく分からないですね。
康介っていう男なんですよ。
東京に来てね、9年目って言ってるんでね、多分20代の後半ぐらいなんですね。
平和層っていうオンボロのアパートでね、一人暮らししてるんですよ。
お風呂もね、台所もないお部屋です。
トイレもね、もしかしたら共同かもしれませんね。
時代はですね、バブルの時代なんですよ、これ。
いかにですね、お金を貸せんか、そのお金を使うかっていうことですね。
そういった時代にですね、逆行するかのようにですね、貧乏を楽しむっていう漫画だったんですよ。
タイトル通りですね、貧乏生活を楽しむマニュアル本だったんですね。
貧乏生活を楽しむマニュアル
当時っていうかね、それ以前回ですよね、例えばドリフターズのね、ギャグなんかでもですね。
貧乏を笑いにしてたんですよね。
また小林義之さんもね、この漫画と同じ頃ですね、おぼっちゃまくんっていう漫画を描いてたんですけどね。
子供向け漫画なんですが、そんなのもね、貧乏は笑いの種だったんですよ。
で、それをですね、貧乏っていうのを楽しむっていうのはね、新鮮に思ったんですね。
1960年代頃の津吉春さんの漫画、その漫画の世界に生きているような主人公なんですね。
主人公はですね、時間だけはたくさんあるのでね、本をね、よく読んでるんですね。
そしてですね、将来をね、心配してないんですよ。
時間があるっていうのは非常に幸せだよっていう内容の漫画だったんですね。
タイトルはね、大東京とついてるんでね。
地方に住んでるとですね、その貧乏と言ってもそれに憧れたんですね。
まだね、吉谷の牛丼がね、まだ郡山に来てない頃ですからね。
吉谷の牛丼ってどんな風な味なんだろうとかね、思ったりとかね。
また寿司屋でね、バイトするとね、まあかなりね、美味しいお寿司が食べられらしいとかね。
あるいは、あのコーヒー一杯で何時間もいられるね、おんぼりの喫茶店だったとかね。
あんまり東京に憧れないんですけどね、自分ね。
でも前からさんの書くですね、この漫画の東京はいいなという風に思いましたね。
当時ですね、多くのね、若者の共感があったのか、人気の漫画だったんですね。
貧乏のね、あの料理、そっちの方がですね、その方でですね、
いかに安く簡単に作るかっていうですね、青春の食卓っていうですね、
前川つかさの漫画家活動
別な漫画家さんの作品などもありましてね、これはアニメにも流れました。
これなんかもね、その当時の流れなのかなという風に思いますね。
そしてですね、主人公なんですが、そんなにフラフラしてる男なんですけどね、
可愛い彼女がいるんですよ。それが不思議なんですよね。
そして彼女と二人のんびりとしてるんですね。将来とか考えないでね。
昨日ですね、AmazonのKindleのUnlimited、そこにですね、
何にもない幸せ大東京貧乏生活マニュアルっていう本を見かけましてね、
そして読んだわけですよ。タイトルにですね、何にもないっていうのが付いていますけどね。
この本は実は2011年に出した本なんですね。
漫画が出た頃、そこから20年ぐらい経ってる頃です。
元の漫画ではね、150話を超えぐらいあるんですけどね。
小さい話があるんですが、その中で70話ぐらいでセレクトしましたね。
さらにですね、2011年に書き下ろしを少し入れて作った本なんですね。
元のですね、大東京貧乏生活マニュアルの部分ですけどね、
そこの部分にはですね、40年ぐらい前の話ですが、
物の値段が書いてあるんですね。コロッケが何円だったか、
何円だったか、そういうのが書いてあるんですがね、
あんまり現在と値段が変わってないような気がするんですよ。
ただですね、この主人公が貧乏という割にね、タバコをよく吸っていてね、
それに驚いちゃったんですね。タバコの値段だけがですね、
やたら今ね、高くなってますからね。まあ、そのせいなんでしょうかね。
2011年に出た本はですね、書き足した部分がありましてね、
同じ生活してるんですね。
当時ですね、受験のために泊ませてあげた親戚の子はね、
今は社長になっちゃってますしね。隣の学生さんはね、子供ができてね、
子供を連れてくるみたいな状態なんですね。主人公と彼女はね、
以前のままでのことなんですね。時間的にですね、
40代を過ぎている頃なんですね。2人だけで時間が過ぎていないような感じでね、
これ怖いなあという感じいたしました。
興味のある方はぜひ読んでもらいたいと思います。
で、この作者、前川つかすさんですけどね、
福島県三原町出身の漫画家さんなんですよ。
朝霞高校の出身でね、1年後輩に会わせ、
三原町のね、原油曹丘さん。原油曹丘さんがいたらしいんですね。
中央大学の法学部に入学しまして卒業し、
そして1980年代の中頃にですね、
辰巳出版というところにね、漫画原稿を持ち込みまして、そこからですね、
四本漫画雑誌でね、漫画家がデビューされたんですね。
そしてモーニングで、この大東京貧乏生活マニュアルでね、
人気作家になったんですね。後にですね、前川さんがですね、
政治漫画も描きます。これもね、人気になりましてね、
2001年にはですね、烈豪長田町というタイトルでですね、
ドラマ化されるんですよ。主人公はね、トンネル図のね、
石橋貴昭さんだったんですね。その他にもね、漫画として話題になった作品も
いくつか描かれたようです。ですけどね、現在はですね、漫画をね、
メインの仕事だとしてないようなんですね。というわけでですね、
その中心で前川貴昭さんのね、大東京貧乏生活マニュアル、
それを40年ぶりに産みました。という話でした。
もしも興味がありましたら、ぜひ読んでくださいね。
以上に良い本だと思っています。
はい、それではまた次回よろしく。
ペンキションお宝なしのお付き合いくださいね。
本日も来てくださいまして、誠にありがとうございました。
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