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はい、おはようございます。
本日の放送は2022年の9月6日、火曜日です。
本日は第191回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことを
ダラダラと話をしていくという番組です。
その親父の一言を聞きなりまして、
もしもあなたの心に何かが残ってしまったらごめんなさい。
笑いがなかったんです。
今後にもこの番組に興味を持ってしまったら、
ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
8月15日のね、終戦の日ね。
終戦記念日にですね、話そうと思っていたんですが、
忘れておりました。
福島県でですね、アニメ特撮といったらですね、
忘れてはいけない人がいるんですよ。
たかくすすむさんという方です。
1933年生まれの方なんですけどね、
2009年に亡くなっております。
自分たちがね、子供の時ですね、
非常に大活躍されていた脚本家の方です。
福島県の藍津晩恵町の出身の方です。
藍津高校を卒業された後に、
早稲田大学の教育学部に入って、
そちらを卒業されたと。
デビュー作はですね、菅原文太さんの主演の、
新東方の99本目の木娘という作品だそうです。
1959年。
60年代後半からですね、映画からね、
テレビの方に作品をですね、移動しまして、
アクションドラマ、時代劇、特撮、アニメと、
幅広いジャンルの作品ですね、
シナリオを描いたんですね。
というので、メインライターをされた作品を、
ちょっと挙げていきますね。
マグマ大使、キャプテンウルトラ、
キーハンター、マジンガーZ、稲妻、
バーディ大作戦、バトルヒーバーJ、
G面75、東映版のスパイダーマン、
超人気メタルダー、世界忍者戦ジライア、
などなどですね。
もちろんこれ以外にですね、
メインでない作品もね、たくさんあるんですよね。
で、この方のね、作品の特徴としましてはですね、
戦争の傷跡、そうテーマにしたエピソードが、
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たくさんあるんですよね。
びっくりしたのはですね、
超人気メタルダーという作品だったんですよ。
それが非常に顕著だったんですね。
メタルヒーローシリーズの一つに入ってますけどね、
デザイン的にはですね、
左右で赤と青っていうデザインでね、
機械ダーに似てるんですね。
というわけで、機械ダーの作り直しかなと思ったらですね、
このメタルダーっていうのも実を言うと、
第二次世界大戦中にね、開発されたアンドロイドなんですよ。
第二次世界大戦中ってね、
1956年の鉄人28号のね、鉄人28号。
あと1963年の海底軍艦の号展とかね、
こういったものがですね、第二次世界大戦の時にね、
開発されたものなんですけども、
というわけで、もうメタルダーの時代の時にですね、
戦争終わって42年以上経ってる時にですね、
まだこの設定がつかれるかってね、
ちょっと実際は驚きましたけども、でもワクワクしたんですよね。
非常にこの超人気メタルダーは面白い作品です。
それから何気なく見ていたマジンガーZなんかでもですね、
第11話ね、幻の巨砲ガレンを爆破せよっていう作品があるんですよ。
ガレンっていうのはですね、
旧日本軍がですね、戦争末期に開発した破壊兵器なんですね。
それは何故かですね、あのマジンガーZがいるね、
工種翼研究所、そのね、高台の上にあるっていうんですよ。
そうしたアシュア・ダンシャ君がね、
そのガレン砲っていうのを使ってね、
工種翼研究所をね、葬り去ろうとするんですね。
というわけで、マジンガーZにもですね、
旧日本陸軍のお話が混じってました。
それから1991年のね、特急司令ソルブレン。
この作品でもですね、ナチスドイツ関連の話をやっておりました。
まあ基本的にですね、
小型のスパイに関連したやつが多いんですよね。
戦争にはスパイが付きものってことでしょうかね。
例えば、忍者部隊月光だとかキーハンター、
またG面75もですね、行ってみればスパイみたいなもんですからね。
最近はそういうドラマ、テレビ屋に出てこないですね、そういえばね。
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また過去の戦争だけでなくてですね、
現在他の地区で起きているですね、
戦争も題材にすることが多かったです。
映画のね、脚本も書いてらっしゃるんですが、
例えば、吸血鬼ゴケミドロ、それあと昆虫大戦争。
こういった作品ではですね、ベトナム戦争がね、背景に隠れておりました。
また昆虫大戦争でね、細菌兵器の怖さとか水爆なども描いてましたね。
また宇宙刑事シャリバン、兄弟犬バイクロッサーなんかではですね、
ベトナム戦争で使われた大王鬼神、その問題をですね、挙げています。
また戦争がね、残した傷跡っていうのがですね、G面75なんですが、
沖縄復興を祝うイメージがね、ある時代の時にですね、
それに冷水をかけるようにですね、沖縄三部作っていう問題作を描き上げています。
というのでね、アニメや特撮ですね、自分たちはエストロガトのように思って見てるけどもね、
実際の戦争がね、過去に行われていましてね、
そしてあと、実際に現在他の国では戦争が行われているんだ、
ということを投げかけてくるのがすごかったんですね。
当時はですね、高く進むさんだけでなくてですね、そういった作品がたくさんあったんですね。
例えば、巨人の星を見てるとね、星一徹がね、星牛魔のお父さんの星一徹が戦争に行った時の話だとか、
また漫画を見ててもね、アストロ球団なんかではね、その球団を作るきっかけが戦争であったりとか、
戦争というのはね、本当にすぐそばにあったんだよな、少し前にあったんだな、というのをね、すごく感じさせられましたね。
そういった、戦争と現在というのはすごく繋がっているんだっていうのはね、
まあ時代もあったんでしょうが、必死を感じさせられたんですが、最近はそういう作品がなくなりましたよね。
2009年の時にね、急性呼吸不正のためにですね、76歳で亡くなられたんですが、
もしも現在も生きていたらですね、ウクライナ侵攻、これなんかをドラマにしたんじゃないかなと思うんですよね。
こういう風なね、脚本家の方がいた、それは今のドラマだとそういうのに色々と影響している、ということをね、ぜひ知ってほしいなと思います。
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はい、それではまた次回よろしくはペンキションオタクの話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。