1. もっとPRの話をしよう。聴く「PR TALK」by talentbook
  2. #23 社長の隣に、編集者を。“..
2023-05-30 38:56

#23 社長の隣に、編集者を。“推される企業”のつくりかた──ゲスト:WORDS・竹村俊助さん

聴く「PR TALK」は、PRを実践するさまざまなゲストとテーブルを囲み、膝を突き合わせて「もっとPRの話をしよう」という趣旨の番組です。

今回は、「コンテンツ」や「編集」という切り口からPRの話をしてみようということで、顧問編集者の会社、株式会社WORDSの代表取締役・竹村俊助さんにゲストでお越しいただきました。

竹村さんは、書籍編集者として『メモの魔力』などさまざまな書籍を手がけられ、2018年にWORDSを創業。ご自身でも『書くのがしんどい』という著書を出版されている、いわば編集のプロです。

なぜ出版社を経て、顧問編集者の会社を立ち上げられたのか? そしてこれから”推される企業”になるためにはどういう発信や考え方が重要となるのか? 書籍からWEBまで幅広く編集されてきた竹村さんの目線からたくさんのヒントを語っていただきました。

今回も、シーンや気分にあわせて記事と音声でお楽しみくださいませ!


■ゲストプロフィール

竹村 俊助さん
株式会社WORDS 代表取締役

経営者の顧問編集者。ダイヤモンド社等を経て2018年に独立。『メモの魔力』前田裕二著、『福岡市を経営する』高島宗一郎著、『佐藤可士和の打ち合わせ』佐藤可士和著など書籍の編集・執筆。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。著書に『書くのがしんどい』(PHP研究所)。ポテトサラダが好き。/ Twitter


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サマリー

株式会社WORDSの代表取締役である竹村俊助氏をゲストに迎え、顧問編集者の役割や押される企業について話しています。編集者や経営者、ウェブコンテンツ、テキストコミュニケーションに携わる人が編集者の隣で継続することについて考え、企業の経営者の重要性や役割について議論しています。

00:05
皆さん、こんにちは。聴くPR TALK パーソナリティの久保恵太と申します。
この番組は、パブリックリレーションズを実践する、さまざまなゲストとテーブルを囲み、
膝をつき合わせて、もっとPRの話をしようという趣旨の番組でございます。
竹村俊助さんの顧問編集者としての役割
本日は、コンテンツや編集という切り口から、ぜひPRの話をしてみようと思いまして、
それならこの方しかいないということで、お呼びさせていただきました。
顧問編集者をやられている会社、株式会社WORDS代表取締役の竹村俊助さんです。よろしくお願いします。
お願いします。竹村です。
竹村さんとは何度か、面識ありますけれども、
こういう形で、じっくり一度お話したいなと思っていたので、嬉しいです。
WORDSさん、顧問編集者をやられている会社ってことなんですけど、
顧問編集者というのは簡単にどんな役割というか仕事になるんですか?
そうですね。顧問編集者って顧問っていうワードがついているみたいに、
その顧問弁護士とか、顧問税理士とか、顧問会計士とか、
アドバイザーとしての編集者をやってるんですけど、
キャッチコピーとしては、社長の隣に編集者をっていう言い方をしていて、
企業の経営者の隣で言葉を司るというかな、
メッセージをうまく伝える参謀として編集者をやってます。
っていうのが顧問編集者になります。
いいですね。顧問編集者がたくさんいらっしゃる会社がWORDSさんってことですかね?
そうですね。メインで動いているのは、
豊福さんという女性と僕の辺りではあるんですけど、
このアシスタントも含めて、まだでも4人の会社という感じですね。
なるほど。本当にもう経営者に搬送して、顧問のようにつきそうに編集者ということですね。
そうですね。
竹村俊助さんの経歴とコモン編集者の働き方
もともと編集者ご出身だと思うんですけど、
簡単にこれまでのキャリアというか、ご経歴ちょっと紹介いただいてもよろしいですか?
そうですよね。もともとずっと出版業界におりまして、
最後はダイヤモンド社っていうところにいたんですが、
ダイヤモンド社を辞めて最初の1、2年はフリーのライターみたいな形で働いていて、
その間に作ったのが、一番分かりやすいところで言うと、
メモの魔力っていう前田さんの本が、
そうやってライターとかフリーの編集で動いていたら、
ある時に経営者の方、経営者の方って言ってもいいのか、グミの国光さんが、
フィナンシュっていうSNSをローンチするときに、
自分の思いもちゃんと伝えておきたいんだけど、
どうもノートを書きたいんだけど、ちょっとうまく書けないっていうので、
代わりに話聞いて書いてもらうことできませんか?みたいな依頼があって、
そんなんでいいんですか?みたいな感じで一人で行って、
1時間ぐらい話を聞いて、まとめてノートで出したら、
2、3千ぐらいから引きがついて、結構話題になったんですよね。
経営者の代わりに、経営者の理念とか思考とかストーリーみたいなのをまとめるだけで、
こんな喜んでもらえて、ただのPR記事みたいにあんまり読めないとかじゃなくて、
ちゃんとコンテンツとして読まれて、読者の人も喜んでもらえたし、
コメントさんも喜んでるし、これ仕事にできそうだなっていうことで、
コモンとして編集者をやるっていう、コモン編集者っていうのを2019年ぐらいからやって、
同じぐらいに株式会社ワーズっていう会社持ちで地道に3、4年やってるっていう感じ。
それがきっかけだったんですね。
僕も避難者のノートを読んだ記憶があって、
後からそれ知りました。あれ竹村さんが実は仕掛けてたんだっていう。
そうです。あんな反響あるとは思ってなかったんですけど、
結構フォーブスに転載されて、ウェブ版ですけど、ウェブ版に転載されて、
そうなんですね。
で、タクシー広告にもなったりとか。
すごい。
ユーザー広告ができればまあまあいい感じだとは。
じゃあその書籍、編集書籍も書くのがしんどい、いただいてたんですけど、
ビジネス書ってすごい読むのもしんどいじゃないですか。
読むのもすごい簡単に読めてすごく読みやすい本なんで、
ぜひPRパーソン皆さんお勧めしたいんですけど。
なんかまさに結構ドンズバラで、
それこそ例えばコンテンツメーカーではなくメディアになればいいみたいな話とかもあって印象深くて、
まさにこういう番組とかもそういう発想から生まれてたりするんですけど、
面白いコンテンツとか人って外にたくさんいらっしゃるし、
そういう人とコミュニケーション取りながら、
一緒にコンテンツを作っていくみたいな感覚でやっていくのってすごくPR的だし、
なんかそれこそ編み物みたいに一緒に作品作りをしていくみたいな、
そんなことをすごく思ってたのでめちゃくちゃ共感したなっていうのが印象的でしたね。
ありがとうございます。
これも結構前でしたっけ、この書籍も。
そう、2020年とかかな、3年前ですかね。
これWordsを立ち上げた後?
そうですね。
1年目ぐらい、1年経った時ぐらいかな。
なるほどですね。
多分こういう書籍の話とかっていうのもいろんなところでされてると思うんですけど、
今日せっかく来ていただいたので、
最近竹村さんのトークでTwitterとかも積極的に言われてると思うんですけど、
押される企業とコンテキストの重要性
つぶやきで気になるのがあって、
いわゆる押される企業とはみたいなことをつぶやかれてるのを見て、
企業がうまくいくための際倒しなのではないかと。
それがその文水例がコンテクストなのではないかっていうつぶやきがあって、
なんか非常にパブリックレーション的だなと思ったんですよね。
ありがとうございます。
この押される企業、いわゆる応援される企業とか愛される企業とはみたいな文脈でよく僕も考えたことがあったんですけど、
これどんな背景があってこのつぶやきされたんですか?
なんか気づきがあったんですか?
そうですね。
コモン編集者をやらせていただいたクライアントさんって何社あるんだろう。
言っていいとこで言うと四季学さんとか、
言っていいかわかんないからちょっとわかんない。
柔軟社ぐらいはやってきたと思うんですけど、
新規のクライアントさんに話してる時に、
ワーズさんがお手伝いしてるところって応援したいモードになってますよねって、
みんなが応援したくなるモードになってますよねっていうことを言ってもらえて、
それがすごい嬉しくて、
四季学さんもリーダーの仮面とか本の存在も大きいと思うんですけど、
4,5年前とかから比べるとやっぱり知名度も上がってるし、
賛否両論あれど、
なんかファンも付いてるっていうか、
っていう状態になってて、
あまり言っていいかわかんないクライアントさんばっかりだからあれなんですけど、
何かツイートしたりとかノートで発信しても、
いいねとか応援しますみたいな風潮になっていく。
応援モードに入るか入らないかで、
ちょっと前だと話題になったのは、
スープストックさんとかそうですよね、
カレルモードに入ると、
もちろんお客さんも来るでしょうし、
対応にも多分効くし、
哲学をすごいわかった人がちゃんと入ってくれるとか、
投資家とか株主さんとかも、
応援しようっていうモードになっていくので、
消費者から投資家から、
全てがいいスパイラルで、
有名度のように上にいくなっていうので、
応援されるしされないっていうのって、
推しって最近本当によく聞くなって。
推せるかどうかっていうのがすごい重要なんじゃないかっていう、
若干の思いつきではあるんですけど、
PRっていろんなステークホルダーとの関係構築だとも
よく言われますけど、
そういったいろんな方面から応援される関係性が
よくなっていって応援されるようになっていくっていうことが
まさにこの推されてる状態なのかなと思うので、
そういう状態は実はワールドさんは作り出してんじゃないか
っていうことですよね。
そうですね。恐縮ながら。
これ推されるかどうかの、
この気づきとしてコンテクストって言葉最近よく使われてるじゃないですか。
コンテキストとコンテンツとコンテナコンテキストが
これが大事だみたいなところの文脈だと思うんですけど、
これどういった、具体的に言うとどういうことなんですか?
コンテキストが大事っていうのは。
そうですね。コンテキストってすごいでも説明が難しい。
大きな川の流れみたいな感じなんですけど、
スープストックさんも、
別にスープストックさんはうちのクライアントでもなんでもないですけど、
スープストックさんのコンテンツって、
コンテンツっていうのかな、中身としてはスープだと思うんですけど、
美味しいビーフシチューとかクリームチーズとかっていうのが
美味しいコンテンツだと思うんですけど、
それだけじゃ差別化できないというか、
企業としては差別化できなくて、
裏側にどういう思いがあるかとか、
どういう経緯を経て今のスープストックさんがあるのかとか、
その流れ、文脈がコンテキストって呼んではいるんですけど、
重要だよねっていう。
でも商品もサービスも腐るほどあるじゃないですか。
多分スープも別にスープストックさんに行かなくても、
コンビニにも売ってたりとか、
イエローホストにも売ってるし、
どこでもあるんだけど、
それでもやっぱりスープストックでスープが飲みたいな、
もちろん駅前とかにあるとか、
便利だったら美味しいだったりっていう、
機能的な面のメリットもあるんでしょうけど、
なんとなくスープストックで食べたいんだっていう、
やっぱり押しの効果がある。
ストーリーが好きとか、
落ち出す空気感とか雰囲気とかが好きみたいなのが、
すごい放送してる気がして、
コンテンツじゃなくてコンテキストっていうのは、
これから大事なのは、もちろんスープが美味しいっていうことも大事、
コンテンツも大事なんですけど、
そこに至るまでのちゃんとストーリーとか、
その企業がどういう人格をしてるのかとか、
その辺をちゃんと伝えて、
共有していくことが重要なんじゃないのかなっていうのは、
思っていますっていう感じ。
でも分かりますね、確かに。
機能性とか価格とかだけで選んでるんじゃなくて、
実はもしくは無意識に選んでるかもしれませんよね。
そういうコンテキストを重要視して、
体験のストーリーとか思いとか、
想像して、こんな経営者がいたなとか、
こんな思いを持ってビジョンがあったなとか、
そういうのを無意識的に選んでいる。
そういうのはありそうですよね。
そんな気がします。
よくパーパス経営とか最近言われますけど、
ビジョンミッションを掲げるだけではなくて、
ちゃんとそこにコンテキストがあるかっていうことですよね。
泡の流れのように流れていくストーリーみたいなものが、
ちゃんと一貫性があるかも大事ってことですよね。
そうですね。
裏側にちゃんと人の顔が見えるかとか、
体温が感じられるかどうかとか、
すごい大事だと思うんですけど、
スープストックさんが一番話しやすいから言っちゃいますけど、
スープストックってやっぱり人格、
優しそうで、子連れのお子さんのいる人にも優しいし、
かっこたる信念を持っているとか、
そういう人格がやっぱり滲み出てる。
ただ無機質なストーリーとか、
無機質な企業遠隔みたいな、
何年に創業してとかいうストーリーというわけじゃなくて、
東山さんという人はどれだけ知ってるかわからないですけど、
でも創業者の顔がちらつくというか、
思いを持ってやってるんだな、
裏側にすごい信念を持った人がいるんだなっていうのが感じられるので、
そういう意味できちんとコンテキストができてるんだろうなっていう風に思います。
すごく面白いですね。
ちょうど前回Forbes Japanの谷本さんに来てもらって話してた時も、
スターバックスさんの事例を出して、
そのようなお話もされていたので、
非常に近しいことをおっしゃってるなと思いましたし、
竹村さんが支援される際も、
この辺を意識していたりとか、
そういう会社さんが支援するようにしてるみたいなところがあるんですか?
そうですね。
僕らは企業のというよりは経営者の会社をやっていて、
僕らのクライアントさんって、
まだまだスターバックスとかマクドナルドとか、
ああいうナショナルクライアントというのかな、
大きい会社さんはそんなになくて、
まだまだ知名度、これから頑張っていくぞっていうフェーズの方が多いので、
そういう時にはやっぱり経営者に出て、
経営者に特化したコンテンツ制作
経営者の対応、経営者自身の言葉でちゃんと伝えることが、
すごく効果的だと思っているので、
僕らは経営者に特化して、
その辺なんですけどね。
まさに今のお話も今日お伺いしようと思っていたポイントで、
まさに当社でも採用、
最近の採用広報目的でコンテンツ制作の支援をすることがすごく多くて、
当社の場合は働く人をタレントと捉えて、
社員から企業の魅力を伝えるっていうストーリーを重視して作ってるんですけど、
竹松の会社は経営者にフォーカスしているじゃないですか、
ここにフォーカスすることで見えてくるものだったり、
できることっていうのもあるのかなと思ってて、
この辺の思いもちょっと深く聞ければなと思ったんですけど、
そういう当社から経営者にフォーカスっていうのは変わらないですか。
そうですね、
発端としては、
国道さんというのから始まってはいるんですが、
でもそもそもやっぱりダイヤモンド社で書籍作ってた時も、
相手にするのは、
どういう話をすると悪いかわからないですけど、
本の著者で株式会社なんとかとの本ってあんまりなんか、
面白いものもあるのかもしれないですけど、
やっぱりそこは社長が出て話す。
確かに。
PRテーブルよりは、
久保さん長の方がやっぱりみんな読みたいと思う。
ですし、
編集者、こちらの英語かもしれないですけど、
こちらとしてもやっぱり、
その人自身の言葉で語ってもらえると、
すごい面白いというのかな。
楽しいんですよね、取材してても。
経営者じゃなくて、
広報の方が、
外とのコミュニケーションをやりますという、
会社さんも多いとは思うんですけど、
この方がお話しされると、
会社が主語になってたりとか、弊社はこう。
この話ももちろん重要ではあるんですが、
個人的にはやっぱり、
経営者の人柄をお伝えし、
経営者自身がどういうことを考えているのかなという方が面白い。
僕らが面白いと思うということは、
ユーザーというのかな、
視聴者というか読者の人も面白いと思うはずなので、
今のところ経営者に特化しているというのは、
そのあたりの
背景があるんじゃないですかね。
そういうことなんですね。
よく広報とか人事の方とかが、
多分悩まれるのって、
例えば経営者の思いとか大事だよねって言いつつも、
自分たちでなかなかそれをどう表現したらいいかわからないとか、
経営者が全然発信してくれないとかで、
多分悩んでいるPRパーソナル多いと思うんですよ。
多分そういった方もタイプとしていると思うんですけど、
経営者と対立するときに、
どういうふうにその辺を工夫して、
ストーリーだったりコンテキストを作っていくってやられてるんですか。
経営者の方も、
僕前に出るタイプじゃないからとか、
広報に任せてるからとかって言われることも多いんですけど、
僕は一番のスポークスマンになりうるのが経営者ですよって、
こうしていって、
それこそさっき言ったように、
経営者と対立するときに、
外の世界と接点をたった1点作るんであれば、
経営者っていうのが一番効果もあるし、
もし、
僕なんて大したことなくて、社員がすごいんだよとか、
商品がすごいから商品を前に出したいっていうんであれば、
それを経営者自身の口から言っていただけると、
一番効果があると思うんですよ。
一番効果があると思うんですよ。
一番効果があると思うんですよ。
経営者自身の口から言っていただけると、
経営者の情報発信の重要性
一番みんなハッピーですよっていう。
経営者自身がスターになったりとか、
インフルエンサーになる必要はなくて、
そこではないですね。
会社のスポークスマンになってもらうだけでいいんですよ。
人肌脱ぐかみたいな、
経営者さんが多いですし、
あとやっぱり平時ではなくて、
すごい変革の時代というか、
チャットGPTとかも話題になりましたけど、
AIの出現もあって、
これから会社がどうなるかってみんな迷っている、
これから世界がどうなるか、
戦争がどうなるかっていうのも大きいところから入ると、
戦争とかも含めてですけど、
これからどうなるのかってみんな分からなくて、
そういう平時じゃなくて、
緊急時の時はやっぱりトップが一番先頭に立って、
こっちに行くよとか、
こっちにしようとか、
僕はこっちに行くけどみんなどう思うとか、
トップが引っ張っていく姿勢が大事なので、
平時であれば別に広報が機能として情報発信するっていうのは全然いいと思うんですけど、
こういう世界がどうなるか分からない時代だからこそ、
経営者が一番先頭に立って、
発信していく必要もありそうですよねっていうような、
手法をしています。
そういう話からやっぱり入っていって、
ある意味一緒に載せていくじゃないけど、
やっぱりトップが一番先頭に立って、
一番先頭に立って、
一番先頭に立って、
一緒に載せていくじゃないけど、
やっぱりその気にならないと当然ダメですもんね、経営者自身も。
そうですね。
そこから入るんですね。
コミュニケーション手法と活動展開
これまでそういう話で結構変化した事例とか、
経営者がやっぱりそれによって姿勢も変わって発信することで、
会社がすごいよく変化した事例みたいなのってあったりしました?
たくさんあるかと思うんですけど。
そうですね。
お話できるものがもしあれば。
こちら、36歳で印刷会社の社長になった僕が、
経理続ける依頼が何とか出てのした話。
これ僕読んだ記憶あります。
グランシー株式会社さん。
そうですね。これは印刷会社の社長さんで、
お父様が創業者で、
2代目の方なんですが、
この方が、
元々どういうブランディングをしていたかって、
印刷会社を隠して、
インクの匂いをさせたくないっておっしゃってたんです。
最初に。
インクって古臭いし、
会社だったんだっていうことは言いたくない。
実際の事業は、
社内法を作られていて、
社内法の受注をして、
それで輪転機を回すことで、
印刷もちゃんと設けられるよねっていうビジネスモデル。
表には、
社内法をやってますっていうよりは、
インナーブランディングをやってますっていう言い方をしていて、
皆さんインナーブランディングをしましょうっていう啓発を
されていて、
実は出身が印刷会社だっていうのは、
隠してたというか、
自分からは言わなかったんですけど、
取材していく中で、
お父様が印刷を立ち上げられて、
印刷会社がなかなかうまくいかない。
どうやったらこの輪転機を回すことができるだろうかって
言った時に、
社内法であれば、
それこそ何万人とかいう企業の社内法を受け負ったら、
何万本も擦れるじゃんみたいな。
社内法事業が立ち上がって、
たまたまジャルさんが最初のお客さん、
大きなお客さんになって、
そこからうまくいきましたっていう話だったんですけど、
なんで社内法の事業を始めたのかっていう、
インナーブランディングって何で言ってるのかっていう
過去のストーリーを話したことで、
結構、
社外の人たちにも
いい話ですねって。
意外に効果があったのが、
社内的な効果で、
ずっと印刷の仕事をやってきた人が、
社長がずっと印刷を隠して、
インナーブランディングの会社ですって
言い続けてることに、
広めたいのか?みたいな思っちゃってたってことですね。
ですけど、こうやってちゃんと
ストーリーにして表に出して、
印刷業に誇りを持てるようになったというか、
だからうちの社長は、
印刷は言わずにブランディングって言ってたんだなって、
いうのがあったことで、
社内のモチベーションも上がったし、
誇りを持てるようになったみたいなことを、
おっしゃっていただいた例がこれですね。
確かに、
本当だから、さっきの推しの仕組みと一緒で、
一つの方向だけじゃないですよね。
コンテンツが効いてくるのって。
インナーにも効くし、
応援される人たちが増えていくってイメージですよね。
そうですね。
面白いですね。これはぜひ記事に貼っておきますので、
リンクみなさん見てみてください。
すべての企業活動のど真ん中に経営者がいて、
経営者の周りに従業員がいて、
株主がいて、投資家がいて、
ユーザーがいて、
採用候補者みたいな人がいて、
経営者を中心に、
事業が広がっているので、
経営者が何かバンって発することで、
多分360度に効果があるんだろうな、
というのは思いますかね。
そうですよね。
文編集者って何に効くんですか?
ブランディングですか?採用ですか?
いろいろ聞かれるんですけど、
その辺のKPIがちゃんと言えないのも弱点ではあるんですけど、
いや、めっちゃ分かります。
全部に効きます、みたいな。
タレントブックは、きっと採用だけじゃなくて、
いろんなところに、
効くと思うんですけど、
分かりやすいのが採用候補っていうところだから、
そうですね。
そうですね。やっぱり一番今、
最近の企業さんの課題で分かりやすいもので、
採用っていうので出てくることが多いですけど、
実際は社内に人たちが読んでこうなりましたとか、
アブ主からこういう反応がありましたとか、
これでメディアの取材が決まりましたとか、
採用で困っている人が一番多いっていう、
そうですよね。
面白いですね。
その辺はでも、何か一つ竹村さんがやっぱり、
書籍の編集者をやられてた、経営者とずっと向き合ってきたっていうところが、
そのまま会社の強みって、
編集者になっているのかなと思うんですけど、
いろんなメディアを見てきた、
媒体を使ってきた竹村さんから見て、
今ウェブコンテンツは主流で誰でも発信できる時代ですけど、
これからその企業の情報発信ってのはどうなっていくと思います?
コンテンツっていうのは結局どこに向かっていくのか、
ウェブコンテンツが増え続けていって、
PRパーソンもどこで発信したらいいんだろうって、
多分もう迷っちゃってると思うんですよね。
この辺りなんか、
これからWordsさんの事業展開も含めて、
どういう風に活動していくのか、
竹村さんの事業展開も含めてどういう風に考えられていますか?
まずはテキストのコミュニケーションが一番、
初対面はやっぱりテキストが一番いいかなとは思っていて、
いきなり多分全然知らない人の
YouTubeチャンネルを見るとか、
TikTokを全然知らない
おじさんの経営者のやつを見るとか、
あんまり肯定しづらいな、
Voicyとかね、
音声コンテンツもいろいろありますけど、
音作りで深めていく上では、
動画とか音声ってすごい効果あるとは思うんですけど、
まず最初の点で、
はじめましてをやるのは、
動画が一番適してるかなと。
今はやっぱりTwitterが気軽ですし、
ユーザーも多いですし、
っていうところで、
テキストかな、
その次にノートでちゃんと自己紹介をするとか、
そこで接点ができたら、
やっとYouTubeやってみるとか、
イベントやっていけばいいかなと思っていて、
発想としては多分、
企業もコンテンツをどういうのを作ればいいかっていうと、
迷ってしまうので、
どうやったらユーザーとか採用候補者と
コミュニケーション取れるかっていう、
発想に変えたほうが多分よくて、
全然知らない人とコミュニケーション取るためには、
いきなりYouTubeチャンネルをやるよりは、
こんにちはみたいな、
全然知らない人が歩いてるのに、
こんにちはこういうものですけどとか、
こんなこと困ってませんかみたいなのを、
まずテキストでジャブを打って、
ファンになってくれたら、
うちってこういうことやってるんですよ、
宗教の関与というと悪いかもしれないけど、
全然知らない人にこっちの世界に来てもらうには、
考えると、
テキストとコミュニケーション
まずテキストで、
コミュニケーションを取って、
ストーリーをちゃんと伝えて、
ファンになってくれたら、
動画もやってみましょうか、
みたいなことがあってもいいかなと思います。
コミュニケーションをするためには、
どういうコンテンツを作ればいいかっていう、
順番がいいかなと思います。
いいですね。
テキストの力をすごく語って、
説得力がすごくあるなと思ってて、
すごく最近これから動画だとか、
テキストを読んでないとか、
そういう人たちもいらっしゃると思うんですよ。
一方でテキストの力って絶対あると思っていて、
それこそまた書籍とか、
紙っていうものの価値も、
もう一回見直されてると思いますし、
そこはまだまだテキストとしては、
コミュニケーションを取るには適してるというふうに
考えられてるところですね。
音声って、よくも悪くも、
匂いがあるというか、
好きになってもらえるならいいんですけど、
でも普通におじさんが話してたりとかしたら、
それでもちょっと違って怒っちゃう人。
どっちかですよね。
もしかしたらハマるか、
切られるかみたいなのありますもんね。
すごい良いこと言ってるのに、
僕も話し方そんなに得意じゃないので、
話すのが得意じゃないので、
テキストの方が得意だなと思ってるんですけど、
すごい良いことを思ってるのに、
うまく言えないから採用がうまくいかなくて、
それがうまくいかないっていうのは、
すごいもったいないと思うので、
テキストが良いのは、
冷静に何回も書き直せますし、
良くも悪くも無名無集なので、
思いとか考え方とかが、
簡単に伝えられる。
ギラギラした五、六十代のおじさんだろうが、
どんな人でも、
差し込めばすごくメッセージがそのまま、
割と偏りなく、
無限なく伝わるので、
特にビジネスの場面とか採用の場面とかは、
テキストが効果的ではないかなと、
経営者の発信
思いますけどね。
面白いですね。
ついインパクトを狙いたくなっちゃうとこもあると思うんですよね。
認知を取りたいとか。
でも実はそこをフラットに、
テキストコミュニケーションを取るのが、
冷静にそこを考えた方がいいよっていうのは、
アドバイスだなと思って聞いてました。
ありがとうございます。
僕らもテキストでストーリー作っているので、
勇気の出る言葉だなと思いました。
このコンテンツ周りは本当に常に、
編集について考えられていると思うんですけど、
そろそろお時間になりましたので、
最後にエンディングに向かえればなと思うんですが、
これからいろんな活動されていると思うんですけど、
考えられている活動とか、
これからの展望とかあったりします?
ちょうどそう。
昨日ある経営者の方とお話ししていて、
なんでそもそも、
発端は国道さんみたいなことがあったからではあるんですけど、
なんでこの編集者っていう経営者の隣で編集者っていうのを続けられてるんですか?
っていう時に、
改めて考えられると、
資本主義経済というか、
ビジネスが中心にある世界において、
企業っていうのは重要で、
その企業の中でもトップの経営者っていうのは
すごい重要なポジションにあると。
大きい企業、
それこそAppleとかGoogleとかToyotaとか
あると、
その人たちの一挙手一投足で、
世界が変わるじゃないですけど、
それこそAppleが銀行やりますって言っただけで、
お金が動くみたいな、
すごく重要なポジションにいるのに、
Tim Cookがノートやった方がいいかどうかはちょっとわからないですけど、
経営者っていうのはすごい重要なポジションにいるのに、
ちょっと裏に隠れていて、
何を考えているかわからないし、
だからこそなんか怖いなっていうのもありますし、
果たしてAppleがどういう方向に世界を動かしたいのか、
Toyotaがどういう方向に日本を動かしたいのかとか、
そういうのがあんまり伝わってこないなと思っていて、
今はコモン編集社ということで、
中規模の会社が多いんですけど、
ゆくゆくは
大きい企業の経営者の方の
伝えるっていうところの機能を
ちょっとお手伝いするような、
より世界が良くなったりとか、
採用に関してもうまくマッチングができて、
みんながハッピーになるような世界が作れたら、
ちょっと野望に近いですけど、
今後のことでは、
経営者の発信っていうのがすごい、
この世界を良くする上で、
結構最短距離で良さそうな気がする、
というのが、
良さそうな気がするので、
そうなってくると多分、
良いメッセージを発信した企業に、
人が集まるようになったりとか、
お客さんが集まるようになったりとか、
ちょっと悪いことはないんでしょうけど、
市役に恥じるようなところは、
もしかしたらうまくメッセージが発信できないから、
うまくいかなかったりとかして、
やってることは、
伝えることの重要性
経営者の発信をスムーズにすることですけど、
結果的に世の中が良い方向に、
転んでったりするのかなっていうのは、
いいですね。
世界を良くするっていう、
ものすごく大きな目標というか、
野望のところに向かってるわけですね。
面白いですよね。
自分の会社とかってなりがちなところが、
すごくコンセプトとか多分ビジョンとかの掲げ方なのかで、
すごくビジョナリーに見えるし、
新しく見えるなってすごく感じてました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
普段すごくツイッターとかノートとか本とかで、
多分竹村さんご存知の方もいらっしゃるかと思うんですけど、
こうやって話をする竹村さんっていうのも新鮮で、
新しい竹村さんじゃないかなと思います。
いろいろ伝えたいことがあって、
どういう対応するんですよね。
文章で書くほうが得意ですか?
そうですね。
これ話した後、文字起こししたら、
今回も遂行したいぐらいの。
ちょっと一旦テキスト渡しするんで、
ぜひ話してください。
最後にこれを聞いている人たちも、
おそらく書くのがしんどいと思っている
人事候補パーソンいらっしゃると思うので、
そういった形向けたエールなんかを最後にいただけますでしょうか。
僕、書くのがしんどいっていう本の、
おびだったかな。
おびじゃないか。
前書きのところに書いたのが、
書くな伝えろだったと思うんですけど、
書こうとするから、
どうやったらいい文章が書けるんだろうとか、
どうやったら面白くなるんだろうとかって、
伝えがちになるんですけど、伝えようとするのが大事で、
伝えようとすると多分、
誰に伝えるんだろうっていうのを、
こういう人に伝えたいんだな、
こういう人に何を伝えたいんだな、
こういうことを伝えたいんだなってやると、
書くな伝えろが最後のメッセージということで。
いいですね。伝えることは皆さんやってますもんね、普段からね。
これも考えれば。
確かにそう考えたらできそうな気がしてきますね。
ありがとうございます。
ぜひ皆さん、書くな伝えろを意識して、
皆さん頑張っていきましょう。
ありがとうございました。では今日はですね、
株式会社ワールド会長の竹村俊介さんに来ていただきました。
本日はありがとうございました。
38:56

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