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2022-12-07 07:32

移籍の経験「マイナスではない」 野球解説者・荒木大輔さん

 プロ野球はシーズンオフに入り、選手たちの移籍に関する報道もたくさん出ている。フリーエージェント(FA)による大型契約での移籍やトレード、最近では米大リーグへの移籍を目指すことも珍しくなくなった。
 自身もドラフト1位で入団したヤクルトから現役最終年に横浜(現DeNA)に移籍したプロ野球解説者の荒木大輔氏が、移籍によるプラス面や選手の心情などについて語った。(聞き手・田中充)

■荒木大輔(あらき・だいすけ)
1964(昭和39)年、東京都生まれ。野球解説者。早実高時代の1980年夏、1年生ながら甲子園で準優勝し、「大ちゃんフィーバー」を巻き起こす。1983年ドラフト1位でヤクルトに入団。96年は横浜(現DeNA)でプレー。通算180試合で39勝49敗2セーブ。引退後は西武、ヤクルト、日本ハムで2軍監督やコーチを務めた。

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【制作】産経新聞東京本社・運動部
【更新】毎週水曜日(予定)

                                      

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移籍の不安とチャンス
音声で聴く産経Podcastでお届けする スポーツ、ここが知りたい。産経新聞同部の田中光鶴です。
今回はプレー野球開設者の荒木大輔さんにお話を伺いたいと思います。荒木さん、今回はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
プレー野球シーズンが終わりまして、オフに入るとですね、選手たちの遺跡に関する報道なんかもたくさん出てくるようになっています。
今回プレー野球選手の遺跡に関して少し荒木さんにお話を伺いたいなと思うんですが、
すでに西部の森選手のリクス入団が決まるなどしていまして、荒木さんご自身もトレードで入団されたヤクルトから95年のオフにベイスターズへ遺跡をされています。
遺跡する選手というのは不安であったり、進展値というのはやる気であったり、どういう心境で行かれるのか、荒木さんの経験からお話を伺いたいなと思うんですが。
不安はものすごくあります。
やっぱり今までいたチームだと自分の立ち位置というか、順番みたいなのが大体この辺かなって見えてるんですけど、
遺跡先に行くとまずそこの立ち位置が全くわからなくなってしまうというのがあるので、
自分がどれだけ頑張ったらどの辺に行けるのかなというような、そういう不安がものすごくあるんですけれども、
ただ、新しいチームに行ったら必ずチャンスって多くなると思うので、
その分だからそれをうまく生かせる状況はいっぱいあると思いますので、
結構プラスに考える人の方が多いんじゃないかなと思いますけどね。
当然、戦力として考えるから遺跡で取るという、そういう前提になってくるわけですね。
なんかこう遺跡をした時っていうのは、FAトレードいろんな立場あると思うんですけども、
原木さん、特に何か気をつけなきゃいけなかったことっていうのはありますか?
僕の場合はですね、最後はなかなかヤクルトでチャンスが得られない状況もあったり、
年齢的なこともあったりとかそういうことがあったんですけども、
やっぱり遺跡した時に、やはりもう一度勝負をしっかりしていきたいという思いがありましたので、
気をつけていたことといえば、絶対怪我をしないで。
みんなと勝負できるんだというところの体のケアというか、そういうものだけはしっかり整えてました。
移籍先のチームカラーの違い
なるほどですね。ヤクルトで長く活躍されたわけですけども、ベイスターズで遺跡された時とかって、
球団によってカラーの違いというか、選手の雰囲気、この辺りってやっぱ違いってあるんですかね?
基本的に同世代というか、ヤクルトもベイスターズも同じような年代の選手たちが多いわけですから、
雰囲気とかそういうものっていうのはほとんど一緒なんですよね。
ただちょっと唯一違ったのは、ヤクルトというのは普段は結構バラバラでワイワイやってるんですけども、
いざユニオームを来たら一気に集中して、スイッチのオンが入るような感じで、チームのまとまりが出たりとかするんですけども、
ベイスターズの方はちょっとその部分が緩い感じはありましたよね。
チームの雰囲気は似てるんですけど、そのオフからオンに入る時間っていうのがちょっと違うかなというような感じがしましたけどね。
当時まだベイスターズが日本一になる前の若いチームだったっていうのも影響したのかもしれないですね。
勝てるようになってからはさすがにそんなことはないと思うんですけどね。
移籍すると当然前の球団の情報とかサインとか、いろんなものを荒木さんご自身も持ってらっしゃったりとか、
逆に言うとヤクルトに移籍してきた選手なんかそういうのを持ってくる場合もあるんですけども、
そういう情報っていうのは渡し合うというか渡したりっていうことはあったりするものなんですか?
これは僕が現役の時にベイスターズに移った時には、向こうが気を使ってたのか分かりませんけど、なかなか聞かれることはなかったです。
ああ、そうなんですね。
コーチ時代に僕はやっぱりそういう情報って得たかったので、移籍してきた選手に自分のチームの癖とか、そういうところってどういうところ見てるとかって話を聞いた時には、なかなか話を濁して伝えてはくれませんでしたので、
おそらくあまり情報っていうのは流すようなことはないのかなって感じましたね。
やっぱり前の球団でお給料をもらって知った情報っていうのは。
移籍経験による幅の広がり
その辺は一応線は通している。そんな感じがしましたね。
特に日本球界なんかでは、這い抜きというのが一つの美学と言われることもあると思うんですけれども、移籍して他球団を知るというのは、
荒木さんの引退後、いろんな球団で指導者もされていますけども、指導者になった時に現役時代の他の球団を知っていたというのは、何かプラスに働いたことっていうのはありますかね?
チームの雰囲気の作り方とか、ミーティングの内容とか、例えば練習のメニューのボリュームとか、どっちが良いとか悪いとか、そういうのも全部把握した上で話ができたりとか。
そういう意味での幅は広がりますし、やっぱり多くの選手たちと一緒に共にした時間っていうのが、一つ一つ自分の身になっていくことも多いので、
選手に話す時の幅というか、引き出しの量が何段か変わってくると思いますので、数多い球団と球団に渡り歩くと、それがもっと増えますからね。
それはすごく良いことだと思いますけどもね。
なるほど。引き出しの幅が広がったり、選手との交流が深まったりとか。
そうですね。
今回、今年最後になりますけれども、一応今季のプロ野球が終了しまして、日本シリーズオリックスが制覇しました。
セリーグでは村上選手の参加王など、たくさん話題もあったシーズンだったんですが、
解説者としてプロ野球をたくさん見てこられた荒木さんが、特に印象に残っているトピックというのを最後にお話しいただきますでしょうか。
僕の中ではオリックスが最後に日本一になったんですけども、リーグ制覇した時も本当に追い込まれたところから、最終戦で逆転の優勝を飾ったところですね。
ソフトバンクが最後に逆転したわけですけども、あのあたりのオリックスの戦い方というのが今年すごく印象に残っていますね。
あの勢いがポストシーズン、日本一に繋がっていったというふうにも言えるんでしょうかね。
そうですね、ほぼ絶対絶命と言われたところからですから、そういうところからチームの粘り強さというか、選手たちの自信というのが芽生えたんじゃないかなというふうに思いました。
なるほどですね、わかりました。今回はプロ野球解説者の荒木大輔さんにお話を伺いました。荒木さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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