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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
主婦の方だけでなく、主婦のパートナーの方にもヒントになればというのと、主婦が身近にいないという方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この番組は、Spotify独占配信でお送りします。
今回のテーマは、質が低下しています。量と質の質ですね。
私の身の回り、いろんな場面で質が低下しているというお話をしたいと思います。
まず、良いものから壊れていくっていうあるあるないですか?
特にね、我が家の鬼門は給酢です。
子供がまだ小さい時に、子供がいるとおむつ代や洋服もね、体がどんどん大きくなるし、いろんなことにお金がかかるから、何でも安いもの安いものっていう感じで買って生活をしちゃってたんですね。
そうすると、たまには良いものでお茶を飲む生活がしたいなと思いまして、奮発して買ったとこなめ焼きの給酢というのがありました。
これね、1万円はしてないけど、5000円以上はした記憶があります。
わざわざ愛知県常名召市の工房で買ったんですね。
素焼き風の茶色いもので、自然な感じの茶色のグラデーションとざらっとしたちょっと無骨な感じ、その手触りを気に入っていたんですね。
給酢って注ぐところ、先っぽのところに透明のゴムのキャップ、筒状のものがついてますよね、新しく買うと。
それそのままつけていても使えるけど、なんかそれも優雅じゃないなと思っちゃったんですね。
早速外して使ったら、その日のうちに壁かなんかにぶつけまして、先っぽが欠けたんですよ。
ボンドで直そうにもうまくいかず、しかしこんなにすぐに使えなくなるなんていう気持ちの収集もつかないんですよね。
だから結局、しばらくはその透明のゴムを元に戻して、欠けたところを覆って何とか使ってたんですね。
でも毎回欠けたものを目にするのも、買った当日にぶつけたなとか毎回思いながら、
帰って暗い気持ちになるし、欠けたところから欠片のカスみたいなものが入らないでしょうけど、お茶に入るんじゃないかという気がして、
結局長らく棚にしまわれた上、新しいものを買ったときにさようならいたしました。
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鬼門といったのは、急須に関して言うともう一つ思い出があるんですね。
とこなめ焼きに続いて、笠間焼きの急須もピンチに陥った。
茨城県の笠間市。結構大々的に開催される笠間焼きの陶器市に行ったんですね。
いろんなお店がテントを出してまして、お皿とか湯飲みとか箸置きとかありとあらゆる陶器がありまして、
それぞれのお店で結構テイストも違って、見ているだけでも楽しい会場でした。
そこで買った急須ですね。深緑色のうっすらろくろで回してつけたような、ストライプ状の線があえてつけてあるような感じで、
持ち手は細い竹かな?がぐるぐる巻いてあるようなデザインですね。
全体的に大振りで緑茶だけじゃなくて紅茶を入れても使いやすいんですね。
洗いやすい深めの金網がついてて、金網ついてないと一時急須を全体的に洗って茶葉の残りも広がっちゃうしめんどくさいですよね。
でも金網があると茶葉も取り出して捨てやすいかなと思ってそういうものを買ったんですね。
これは大事に使おうと思って帰宅した初日使って洗ったところまでは良かったんですよ。
和座や洗い物をシンクの左右に水切りかごを置いてまして、そこに置くのに加えてカウンターキッチンの上にも平置きができる、
水切りのために少し斜めになっているトレイも使ってそこにも洗ったものを置くんですけど、
洗った急須の蓋をそこに置いて、他の洗い物も次々じゃんじゃかん置いてたんですね。
そしたら気づかないうちにどんどん蓋が奥に押しやられてまして、気づいたときにはパリーンってリビングに落下しました。
3つくらいに割れてしまって、また使い始めて1日目なくなくボンドでくっつけたものをこちらは今も使い続けております。
2つも急須を初日に買ったときとは違う形状にしてしまった。
このじくじたる思いですね。そういうものがあっても急須は鬼門だなと思っているところです。
時期つながりで言いますと、わざわざ子どもたちと一緒に、こちらは栃木県のマシコまで行ってロクロ回しをしたことがあるんですね。
私も初めてロクロを体験しました。難しいけど、両手のひらを直接使って作り上げる感じ、
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あの感触が何とも言えずにすごい楽しかったです。
そこで、1家族何個までっていうプランで子ども用のお茶碗2つに湯飲み2つ、お皿を2種類みたいな、
そういう感じで家族みんな変わる変わるロクロを回して、栃木を制作したんですね。
これもね、しょうこりもなくせっかくだからといって出来上がってきたもの、
しまっておいても意味がないといって、お茶碗を子どもたちに普段使いさせたんですね。
器具はしておりましたけれども、現実のものになって3日目くらいにお茶碗が落下して、
これね、とても修復して使い続けることはできない割れ方をしました。
こういうことが続くと、結局我が家っていうのはね、2つあったものが1個だけ残るみたいなのが重なって、
不揃いの食器が増えます。
挙句の果てには、残るは100円ショップの食器だけになる。
いや、皆さんのお宅ではどうですか?
100円ショップの食器を買ったことがないっていう方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれないけど、
買って使っているという方、100円ショップの特にコップですね。
全然割れませんよね。全然割れない。
落としても落としても落としても全然割れない。すごいなと思います。
割れるといえば我が家ではワイングラスですね。
昔、結婚式の引き出物でいただいたティファニーのペアのワイングラスもシャンパングラスも、
普段使いしてたらあれもかけ、これもあれ。
洗うときに洗った後、ひっくり返して置いたりするんですけど、
口の部分を下にして、それがちょっと雑なのか飲み口のところが欠けたりするんですね。
結果、1個も残っていません。
結局その後、夫が買ってきた100円ショップのワイングラスというのがあって、
これも全然割れないんですね。
素敵なものに囲まれる生活からは程遠いな。
結局100円ショップばかりが身近に存在する生活と思っていたんですね。
その話をあるとき夫としてたら、そのワイングラス100円ショップで買ったんじゃなくて、
ビッグカメラでワイン買ったときにおまけでもらったやつだけど、
って言われました。
なんと100円でさえなかった。
ただだったという。
それさえも2個もらってきたうちの1個がこの前割れまして、
今は1つしかないってことで、結局今は焼酎を飲むグラスでワインを飲んでます。
ただといえばPTAをしているときに、
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PTAって書いてある古いダンボール、いつのだよ、昭和みたいなダンボールから
大量のお皿とかコップ類が出てきたことがありました。
今はPTAでそんなの使うこともないし、いらないっていうことで、
捨てる前に皆さん欲しい人はどうぞっていう感じでしばらく置いてて、
いざ捨てるって誰も欲しい人がいないってなって、
いざ捨てるっていうときにまだいっぱい余ってたんですよ。
せっかくだし見た目は綺麗だしと思って、
お椀を家族の人数分もらってきたんですね。
我が家のお椀はそのときちょっと不揃いで、
剥げちゃっているものもあったんですね。
もらってきたんですけど、PTAのものっていう印にお椀の裏に消えない、
銀色のペンでPTAのPの文字が書いてあったんですね。
これ洗うたびに伏せて水切りかごとかトレイに置くわけですよ。
だから洗うたびにPの文字が見えるんですね。
それを見るとたまらなくみじめな気持ちになるといって、
すごく嫌がったんですよ。
自分で300円ショップで家族それぞれ色違いのちょっとおしゃれな感じのお椀を買ってきたんですね。
そういうこともありまして、このPのお椀とも結局さようならいたしました。
とはいえね、そんな夫ですけどね、
私がもう捨てようと思ってまとめた袋に入れてたんですけど、
これまだ着れるでしょって言ってゴミ箱から引っ張り出してきたこともあるんですけどね。
こうして100円もしくはただのものに囲まれる生活が、
ちょっと嫌になったといって買ってきた味噌汁盤もお茶碗も揃えたんですけど、
結局300円ショップのものに囲まれる生活ってことで、
ちょっとランクアップしたのかな。
若干気持ちを持ち直して、少し楽しい気分で毎日食事をしているということで、
良しとするという感じですかね。
話を戻して、今回質の低下ってことなんですけど、
次にすぐ思いつくのが、毎日深夜の2時か3時に目が覚める。
老化なのか、今の精神状態とか、夕飯の水分摂取量が多いとかね、
飲酒量も多いとか、そういうのが関係しているかもしれないんですけど、
最近は夫婦ともにね、深夜に目が覚めたまま寝られなくなったりもして、
朝起きてきて、まず最初におはようの挨拶より前に、
何時から寝られなくなったかのジェスチャーをするようになったんですね。
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これね、無言でスチャッと、例えば人差し指と中指を無言でサッと立てるわけですよ。
ピースサインではなくて、2時に目が覚めて、それからよく寝られなくなったという合図ですね。
3本指を立てたら、3時から寝られなかった。
4本指を立てたら、4時から寝られなかったの合図です。
我が家は夫婦別の部屋で寝てまして、ふなかというか仲が悪いというわけではないんですけど、
引っ越しの時にね、シングルのベッド2つ入れようと思ってた部屋に、
あと3センチのところで2つ入らなくて、別々の部屋にベッドを置いたんですね。
子供のベッドはその時まだなくて、それに加えて夫のいびき問題というのもあって、
夫の部屋に寝ているんですね。
お父さんの部屋、お母さんの部屋という形で別々に分けていて、
子供もそれぞれのお父さんの部屋、お母さんの部屋に1人ずつ、それぞれの部屋で寝てるんですね。
布団を敷いて。
だから夫とは壁とかドアとか隔てているわけなんですけれども、
お互い相手が起きてトイレに行ったりすると、扉の音とかで目覚めてしまうというのがあるんですね。
お互い寝ぼけて同じような時間に起きて、もっそり起きてきて勝ち合うなんてこともあるんですけど、
なかなかぐっすり朝まで寝られましたなんていう日が、最近は全然ないんですね。
睡眠が悪いと生活の質が下がってるなっていう感じがしますね。
それからこれも実感してるんですけど、
こんだての質が下がり続けてる。
昔は結婚してから5、6年くらいの間は料理にも興味があったし、張り切る気持ちもあったんですね。
凝った料理を作ったりとか、時におやつを手作りしたり、パン作りも極めようって頑張っていた時期もあるんですよ。
最近は料理に関して言いますと、時間も労力も最低限。
最低限の栄養と家族の満足度を達成できたら、それが一番いいかなっていう感じで、こんだての質がどんどん下がってるんですね。
背景にはいろいろ事情もありまして、まずは自分のことで言うと、昔はもっとあれが食べたいからあれを作ろうっていうのがあったんですね。
1時間かけて作っても10分で料理が消費される。
それでも頑張ってたんですよ。
例えばロールキャベツですね。
大きな葉のままキャベツを茹でるっていうのも結構大変なんですよね。
中身をひき肉なんかこねて作って、それをキャベツで包んで煮込むところまでやって、
労力がかかるけれども、自分の中で達成感もあったし、食べた時の満足感もあって、まあまあの頻度で作ってたんですね。
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しかしですね、今や特に食べたいものがなくなってきたんですね。
そして何よりね、めんどくさい。めんどくさいことはしたくない。
費用対効果ではないですけど、時間をかけた割に一瞬でなくなるっていう料理はね、記念日はいいですよ、記念日は頑張りますけど、日常使いにはやるせないっていうことですね。
それから子どもたちが品数をたくさん作っても、そのうち一品は野菜とかですね、特に残したり、食べが悪かったりしますし、食べるのに時間がかかっちゃうんですね。
そうすると片付けも遅くなって、食べないの食べるのも食べないなら残してしまうかとか、そういうのもめんどくさいんですよ。
そういうのが続いて、最近はメインの炭水化物の他に一品プラス汁物っていう形で落ち着いてしまってますね。
しかしこうすると子どもも順調なペースで食べてくれるし、おいしいおいしいっていう感じにもなるし、私の中では効率がいいんですね。
お皿を洗うのもめんどくさいですよね、これ。我が家食洗器っていう文明の利器がないんですよ。
だからお皿も大きいものに、よく言えばカフェ風ですね、漏れるものは漏る。
ご飯とおかずと一気に乗せて、そこにまたちょっとした一品もそこに合わせちゃったりなんかして、あとは汁物のお椀を洗えばいいっていう形にしてます。
それともともと値段かかっちゃう、高く作っていうことと外出がめんどくさいっていうことで、外食がどんどんどんどん減ってるんですね、我が家。
コロナもそれに拍車をかけましたね。
それによってアイデアとか発想を外食からもらうっていうことがほとんどなくなってしまったんですよね。
知的好奇心も沸き上がらず、やる気も起きない、それのせいにしてるっていう側面もありますけど、そういうことでどんどんこんだての質が下がってるってことですね。
でもその分定番料理、ハンバーグとかですね、そういうのの回数が増えると子どもたちは喜ぶし、結果オーライかなと思ってます。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
ここまでね、ああだこうだ言ってきましたけど、単に私の堕落した生活をだらだらお話ししたっていう感が否めない回となってしまって。
はい、失礼いたしました。
白心の井戸旗番組、職業主婦です。
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それではまた。
