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自然と基準が上がるラジオ、はい、今日はですね、前回に引き続き、【性価値観のアップデート②】ということで、有害な男らしさとは、という話をしていきたいというふうに思います。
このラジオは、AI、Web3、NFT、メタバース等、最新技術に詳しい起業家コーチ、ペスハムが、あなたをエンパワーメントするために、一日10分聞き流していただくだけで、自然と基準が上がるラジオです。
はい、ということでですね、前回はですね、公共トイレ、日本の公共トイレが世界的に見て、非常に世界一危険というふうに呼ばれている理由、なんていう話をね、させていただいたんですけれども、
ちょっとですね、いわゆる性犯罪、性暴力被害というものは、やっぱり日常起こることではないにせよ、常に危険や、あるいは自分が加害者になってしまうという、そういう恐れも常に抱いているものですよね。
あるいは、自分はやっていないし、やられてもいないんだけれども、こういう犯罪が起きている現場に直面することもあり得ますよね。こういった時に自分がどういう行動をとれるか、どういう考え方でいれるか、みたいなものっていうのをですね、少し考えていきたいなというふうに思っています。
ちょうど同時並行的に読んでいた本で、これからの男の子たちへという本を読んでいたんです。
こちらは弁護士の方がですね、お母さんなんですね。男の子のお母さんで、実際に性暴力被害や性犯罪を取り扱っている弁護士で、そういった現場やそういった被害者の声というのを多く聞いてきた立場として、
これからご自身のお子さん、男の子たちに向けて伝えたいことみたいなのをまとめた本になっています。
この本ですね、スタイフの、僕が昔から聞いていた方の対談ライブみたいなところで、ぽっと出てきた本で、その方もジャケ買いしたっていうふうにおっしゃっていたんですけど、結構ね、男の子の漫画風のイラストが書いてあって、なんかね、ちょっと感じるものがあるジャケットになっているんですよね。
比較的ポップでライトな感じの表紙になっているんですけど、中身はですね、結構ディープで、セキュララなことも含めて、ポルノだとか、性犯罪だとか、セックスであるとか、そういったことがですね、結構ガッツリ書かれています。
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子供が読んでもいいものだと思うんですけれども、中学生ぐらいの子供ですかね、読んでみるとすごくいいんじゃないかなというふうに思いますし、読んでて、僕自身男なので、女性が本当にこういうふうに思っているんだとか、逆にちょっと男性からすると、そこまで?みたいなことも結構中身はあるんですけれども、非常に勉強になりました。
なので、女性もそうですし、男性もぜひ読んでいただきたいなというふうに思う本ですね。
で、ちょっと生涯が長くなってしまったんですけれども、この本について何回かですね、また語っていきたいなというふうに思うんですけど、
今日は、ここの本の中で多分全てにおいて根本になっている概念である有害な男らしさという概念について語っていきたいなというふうに思います。
有害な男らしさって何かというとですね、いわゆるこの男だからだとか、男ならばとかですね、よく言われますよね。
こういった教育の機会であるとか、男同士の会話、あるいはそうですね、両親が男の子に対して言う言葉、先生が男の子に対して言う言葉において、この男だから○○みたいな、そういったところがですね、社会に当たり前のように根付いているというところです。
その中で有害性を発揮するようなものですね。この辺のことを全般的に有害な男らしさというふうに言います。ここについてちょっと語っていければというふうに思います。
例えばですね、いわゆるこの有害な男らしさの代表例として挙げられているものがですね、育児なしなんていう言葉がありますよね。
何かに対して失敗して心折れてしまっている男の子に対して、男なんだからもっと育児なしとかね、もっと頑張りなさいよ、立ち直りなさいよみたいなふうに言われるような感覚ですよね。
こういった概念というのは、特にある程度成長して大人になってみるとですね、男だから何かがですね、心が折れてしまったときに立ち直らなきゃいけないみたいな感覚というのは非常に少なくなってきているなというふうに感じるんですよね。
女の人でも非常に強い方、本当にたくましく何か自分にとってマイナスなことがあっても折れずに頑張ることができる方もいらっしゃいますし、やっぱり男の人でも何かのタイミングでぽっきり折れてしまって、いわゆる鬱病だとか社会不適合みたいな形になっていくような方もいらっしゃいます。
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でもそれ自体に対して魅力が出てきたりだとか、そういう発信をしていく中で多くの人の人気を集めていくみたいな方もいらっしゃいますよね。
そういった意味ではこの育児なしみたいな感覚っていうのも大人になってみると全然性差っていうもの、性別による差っていうのはないなというふうに感じるのに、対子供を見てみるとですね、やっぱりいまだに男なんだから頑張りなさいよとかね、っていう言葉が当たり前のように飛び交っているなというのは実際僕も小学生の子供を育てていて感じます。
僕の子供、コハム君はですね、結構博士タイプというか、比較的運動とか得意じゃなくて、一方で知識どんどん詰め込んでいくみたいな感じの子なので、そんなに男っぽさとか育児なしみたいなことを言ったりする機会はないんですけれども、
やっぱり自分の周りとかでですね、結構やんちゃな子供とかがですね、負けて悔しがっているみたいな、喧嘩して負けてみたいなことを考えるとですね、そういう場面に見たときに立ち上がりなさいよみたいな、立ち上がりなさいよみたいなふうに言っているお母さんの姿っていうのを結構見たりしますし、男の親だとなおさらそういったものがあるんじゃないかな、男なんだからみたいなふうに言っている人。
ただこれっていうのは非常にですね、確かに大人になったらそこの価値観的にぶっ壊されるんですけど、このままいってしまう人っていうのはやっぱりいるんだろうなというふうに思ったりします。
これっていうのが例えば、女性別視みたいなことだとか、マウントの取り合いみたいなことっていうのがね、すごく出ますよね。特にTwitterXでのですね、攻撃的な発言をしている人であったりだとか、いわゆるフェミニスト的な発言をしている人に対して攻撃をしている人であるとかね。
もっと言うと性暴力みたいなところで、当たり前に女性をものとして扱う、そういったことが常識化してしまっているような人たち。こういったことっていうのはよくあるなというふうにも思うんですよね。
非常にここで思うところが、たとえビジネス的に成功していたりだとか、お金を持っているとか、あるいは崇高な志を持って起業しているみたいな人であっても、こういったことっていうのは全然あり得るし、むしろ場合によってはですね、
男性性が非常により強くて、女性をないがしろにするような発言をしてしまう人がいるなというふうに感じるところ。これがですね、結構大きな要因かなというふうに思っていたりします。
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最初にも言いましたけど、有害な男らしさということですね。例えば、いわゆる大企業で女性活躍が進まないであったりだとか、政治家の人が女性蔑視の発言をするであるとか、企業家なのに性犯罪を犯してしまうだとかっていうようなケースって結構目に当たりますよね。
これって逆にですね、いわゆる有害な男らしさを持っている人の方が出世しやすいみたいな、そういう日本の特性って結構あるんじゃないかなというところがあると思うんですよね。
またこの、いろいろ言い出すと長くなるんですけれども、男の人っていうのはやっぱり比較して競争し合う要素が強いですよね。特にこの有害な男らしさを持っている人たちっていうのは。
なので、その文化の中で出世しようというと、よりですね、こうやっぱり男らしさが強い人間の方が上に上がっていきやすいっていう要素はですね、少なからずあると思うんですよね。
やっぱり男の人の推進力だとか突破力っていうものがビジネスにおいては当然必要になってくるパターンもあるんですけれども、やっぱり今の世の中それだけで成り立つことってかなり少なくなってきているなというふうにも思うので、
もちろん多様性が大事だとかですね、女性をもっともっと寄与していこうみたいな、そういう論ではですね、言葉では、建前上では語られることは結構あるんですけれども、
でも一方でそれがですね、やっぱり心の内面、その人自身の本質にまで影響しているかというと、やっぱりそうではないという状況なんだろうなというふうに思ったりします。
ということで、この本でもですね、やっぱり書いてあるのは、幼少期とかね、小学生時代の教育とか、そこをですね、どこから変えていかないと、なかなかですね、この男らしさ、有害な男らしさっていうものがアップデートされていくってことは少ないのかなという話が書いてありますね。
なので少なくともですね、小学生の子供を育てている方とかね、男の子を育てている方っていうのは、ぜひね、この有害な男らしさってないかなとかね、自分がそういう声かけをしていないかなみたいなことをね、今一度考えてみていただくというのが良いんじゃないかなというふうに思います。
ということで、これだけでも結構語れちゃうので、まだまだ続きそうな感じはあるんですけれども、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
今日は有害な男らしさということでね、例えば育児なしだとか、大物、暴力、攻撃性、マウントの取り合い、こういったところが出てくるような話を説明させていただきました。
今日も聞いていただきましてありがとうございました。
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