2024-02-12 01:59

関西はオノマトペや

オノマトペ、って言葉自体は、結構大人になってからも知らなかった単語。
でも生活の中では自然に使っている言葉であることは確かですな。
関東弁でも結構含まれているものの、関西弁ではだいぶ多いと思う。

まぁ無数のオノマトペが日本語には存在するわけですが、さすが、しっかりとこんなサイトがありますね。
https://nihongokyoshi-net.com/category/onomatopoeia/

ホクホクって言うだけで芋のような物体が、あったかくてある程度柔らかくて歯ごたえは弱めであると一発で想像できるのが、オノマトペの効用でしょう。
ヒリヒリ、フサフサ、キョロキョロ、プカプカも一発で想像可ですな。

たまにいろんな意味に取れるのも有って、例えば
クタクタ
は、疲れ切っている人の様子、シワが寄りまくってる衣服、煮過ぎてしまった煮物や煮えてる様子、などなどに使えちゃいます。

まぁここらまでは日本語の真面目部分に属するんでしょうが、やっぱり生活に密着してる言葉、特に擬音系は便利で人間味あるかなと思います。
例えば、

この束をガッとまとめといてー。
その角をキュっと右曲がって、ガーまっすぐ行ってもろたらよろしわ。
ここはチャッチャと終わらせな、次行かれへんで。
あのオッサン、この大根スボッと抜いてかはったで。
まぁそうやいやい言わんといてぇな。
ほんでこのカバーをコポッとはめたらえぇ。
このジョッキ、ギンギンに冷えとるで。

などなど、普通に使っちゃいますね。
短い言葉で多くを想像させるオノマトペ、偉いなぁと思う反面、説明が難しいしアバウトな言葉だなぁと思う次第で。
あ、なにごともテキトー精神にはフィットしてるかもー。
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みなさん、おはようございまーす。
オノマトペ。擬態語とか擬音とかってやつですね。まあ、標準語と言われるような東京弁でも結構ありますけども、大阪弁、関西弁には、もう日常欠かせないって言いますか、会話に組み込まれちゃってる。
人生に組み込まれちゃってるって言ってもいいぐらいじゃないかなと、個人的には思ってるんですけどどうでしょうかね。
思いつくままに言いますと、例えば、あの人シュッとしてるやん。シュッってなんすか?シュッ。イケメンとかね。痩せてる感じもしますしね。
まあその辺の総称ですかね。それとかね、結構関東人にはわかんないのが、この道そのままガー行ってください。
ガー行く、ガーと、あ、ガーっとまっすぐ行くっていう意味ですかって感じですよね。
あと人の状態とかにも使えますよね。やいやいってよく使いますね。やいや言われますとかね。
もう一言言ったら、やいのやいのてとかね。これ関東弁で言ったらどうなんですかね。一言言ったらすごくいろいろ文句言われるんですよ、みたいな話になるんですかね。
やっぱりやいや言われるの方が、こう、雰囲気わかりますしね。あと料理の名前になっちゃったりなんかもするんですよね。
シャブシャブなんかそうですよね。シャブシャブして食べてくださいってそこから来たっていう話ですよ。
なんか物出しっぱなししてたらよく親にチャッチャと直せって言われましたね。
チャッチャって何ですかね。まあ直す、直すですか。これはしまうってことですね。修理するわけじゃない。
ああこの蓋をコポッとはめたらいいんですねとかね。人に通じず辞書にも載ってないオノマトピを無意識に探してしまっている。
っていう話でした。ファローでした。ではまた明日。
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