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みなさん、こんにちは。ぼくらのスモールビジネスのコウスケです。
みほです。
この番組は、小さくはじめて大きく稼ぎ、人生を謳歌しているスモールビジネスの経営者をお呼びして、その知られざる世界、生き様に迫る番組です。
エンタメ家電ブランドの紹介
今回のゲストは、日本初のエンタメ家電ブランド、ファンロジーの公式ストアを運営しています。
ファンロジー株式会社代表の植村祐貴さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お久しぶりです。
知り合い。
知り合いなんですよね。実は、もう何年ですかね。2016?7?ぐらいから知り合いですかね。
そうですね。もう10年近くになっちゃいますかね。
お友達?
もうお友達です。
お友達?
ホークスファン仲間です。
あ、そういうこと?
そうなんですよ。
そういうお友達?
そうなんです。野球好きでさ。この間のね、ちょっとFAのね。
はいはいはい、そうですね。
ちょっとファン同士、ちょっとこれはいかんよね。
まじか。
それがちょっと今回お会いするきっかけになったんですよ。
まじか。野球きっかけのこの収録。ありがとうございます。
まあね、その積もる話はですね、過去の2週目ですね。来週にとりあえずちょっと回すとして。
今回ですね、今植村さんが一体何やってんのっていう話からお聞かせいただけたらなと思うんですけれども。
じゃあまずファンロジー株式会社のご紹介を簡単にお願いします。
製品の特徴と販売戦略
ファンロジー株式会社はその名前のままファンロジーというブランドを運営してまして、
スピーカーですとかプロジェクターとかそういった黒物家電をメインで販売してます。
僕も買わせていただいたんですけど、ポータブルスピーカーブルートゥースのですね。
2500円ですよ。
安っ。
安くない?
安っ。
ちゃんとUSB-Cで充電できて、防水だし。
防水?
そう、防水。もたつく感じないというか、その接続がすごいスムーズで。
めっちゃうなずくやん。
そうなので、あと防水だから風呂で音楽を聞くときに。
風呂もたつかない防水。
そうそう、風呂で使えるわけですよ。
ちゃんと防水なんで、この差し込み口のところの水入らないようにするゴムの蓋みたいなのがあるんですけど、
それがちゃんとピタッとはまる。
信頼できると思って。
その値段でそのクオリティはなかなかないで。
本当に素晴らしい商品を作っているんですけれども、
ファンロジーさん、あとはそういうブルートゥースの小型のスピーカーと、あとサウンドバー。
サウンドバー、そうですね。
あとメインは何ですか?
あとプロジェクターですね。
プロジェクター。
オーディオ式的な。
ファブレスメーカーとしての成長と成功
ときめくみんなが一つは持っている、このスマホ、パソコン時代に必需品みたいなものを取り扱っている会社でございます。
製造からやられてるんですか?
そうですね。製造自体は海外の会社に委託していて、俗にいうファブレスという形でやってます。
企画とか外観のプロダクトデザインとか、どのパーツを使うとか、そういったところは全て社内でやってますね。
じゃあ製造は発注して、それを買うみたいな感じなんですか?
買うというほどではないですね。
発注請求みたいな感じなのか。
指示するみたいな感じですかね。このパーツを使ってとか、例えばイコライジングをもうちょっとこうしてとか。
結構細かくね。
もう全部細かくやりますね。
そこで出来上がってきたサンプルを見て、でもこれはもう大体サンプル段階だと全然みたいなことが多いので、
そこからまたこのパーツをこうしようとか、この部品を変えようとか、この音をもうちょっと低音下げようとか、本当にいろんなことをして、何回も何回も調整していくって感じですね。
いわゆるメーカーですよね。ファブレスのメーカー。
Appleじゃん。
Appleだね。
もうすごい最高峰まで行けば、嘘ですけどね。
やばい。強豪Apple。
ちょっと言い過ぎかなって感じがしますけど、本当に。
でもね、区切り的にはそうですね。
ファブレスのメーカーで、海外の中国とか台湾とかそういったところに委託して作って輸入して販売するってことで。
そうです。
販売はどこでやってるんですか?
販売はAmazonですとか、あとは楽天とか、あとはYahooとか、そういったECモールですね、がメインになってます。
いわゆるプラットフォームですよね。
そうです。
自社ECとかないんですか?
自社ECももちろんありますね。ショッピファイを使った自社ECがあります。
ちなみに比率どのくらいですか?売り上げ比率。
売り上げ比率、その自社といわゆるモールの比率ですか。
大体そうですね8割から月によって9割くらいはプラットフォーム。
そうなんですね。
やっぱそうなんですね。
プラットフォーム強いですね。
強いですね。
プラットフォームってスピーカーはスピーカーでたくさんあるじゃないですか。
その中でどう選ばれてその結果なんだろうなっていうのが気になるんですけど。
めちゃくちゃ聞きたいことあるんですけど、今回の上村さんは本当にみんなに夢と希望を与えてくれる人だと思っていて。
まじで?熱いね。
2回目の過去の経緯からもちょっと合わせて聞いてもらいたいんですけれども。
何だろうな、鳴り上がり感半端ないんですよね。僕の中で。
見た目さ、そんなギラギラしてないじゃないですか。
すごい穏和で穏やかで、素敵な落ち着いてる方なんですけれども。
安心する感じ。
ドヤドヤギラギラしてないじゃない。
してないよ。
でもさ、一番成功してるなと思ってて。
まじで?
なので今回のエピソードで何を得られるかというと、ゼロスタートですね本当に。
何を売ればいいかわからないっていうところから僕知ってるんですよ、上村さんのこと。
えー。
今は大使社長なんですけど、本当出会いは一緒に中国の展示会に行って、何を売ろうって探しに行ったところから知っているんですよ。
その時は売り物も決まっていないし、どこで売るかももちろん決まっていないしっていう状況だったんですね。
スピーカーもAmazonもなかった。
そこから、あれが多分2016、2017年だと思うんで。
そうですね。
7、8年でここまでやってきて、今やファブレスのメーカーですなんて。
あー。
そんなストーリーあるっていう。
10年ぐらいで。
そうそう、10年弱っていう時間もめちゃくちゃ短いし、やってる事業の進歩具合っていうのがすごいなと思っていて。
なるほど。
僕は多分会話知ってるんで多分こうやってきたんだろうなっていうのはわかるんですけど、じゃあいざやれるっていう話で、やれんすよ。
へー。
どんだけ大変か。
そうなんだ。
めちゃくちゃ大変なことたくさんあったと思うんですけど、そういうことも聞きながら、やっぱなんかこうメンタル安定してコツコツやれる人がやっぱ成功すんじゃねっていうこの成功例の一人が今ここにいるって感覚です。
あ、そうなんだ。
そうそうそうそう。
えー。
なんか一時の瞬発力でポーンっていっても続かない人がほとんどなんですけど、上村さんは瞬発力っていうかコツコツやってって気づいたらもう誰も登れない高みに登ってるみたいな。
へー。
ほんとそんな感じ。
しかもなんか10年って結構期間がそんなに長くもないと思うし。
そんなに長くないですよ。
そうそうそう。
なんかそこでなんか今やってることにつなげてちょっと話すと、そのこうすけさんに出会った時と今で、もし可能であれば売り上げ規模がどう違うのかとか、従業員数が今どれくらいなのかとかちょっと聞いたりしてもいいんですよ。
あー。
なるほどなるほど。
そのこうすけさんがそんなに熱を持って言うならば、だからその辺どうぐらいジャンプしてんのかなっていうのが、今やってることっていう意味でわかりやすいかなと思ったんですけど。
売り上げは10倍近くには。
10倍?
なってますかね。
もっとじゃないですか。
もっとかな。
どこと比較するかって。
そうなんですよね。
個人事業主で2年間やってた時もあったので、そこからするともうほんと10倍じゃ効かないですよね。何倍なんだろう。
今ちなみに売り上げ会社の。
あんまり非公開なんでちょっと言えないんですけど。
オッケー。
まあまあまあそこそこには。
P入れるんでここだけで言ってもらって。
私のリアクションだけ取らせて。
リアクションが大事。
億円ぐらいはもう。
おー。
普通にスモールビジネスちゃうやっていう値段だった。
もうすぐスモビジ界隈雑宅客。
そうだね。
じゃないね。
なるほど。ちなみに従業員はどうなんですか。今いらっしゃるのかどうか。
従業員は全然いなくて。
えー。
もう正社員で6名ですね。
それではその。
そうですね。まあその生産性のその高さ。
本当に生産性って言わどうですかね。そこにも徹底してこだわるというところを常に会社としてやってるので。
まあその結果かなというところではありますね。
えー。
クラクラするわ。
ちなみにそのスピーカーとかの商品の販売台数とかはどうですか。
販売台数はもう一番売れてる製品だと年間で5万とかもっとですかね。
みんな聞いたー。
大事ですよ。
年間5万。
もうちょっと言いません。今のペースだともう10万くらい。
え。うそ。年間10万。
一つの製品くらいでそれぐらいいくものもありますね。
日本人口のね。うーん。
結構それで1.2レベルですよね。
そうかもしれないですね。
えー。10万台。え、だって10年前何売るかも決まってなかったんですよね。
まあそうですね。
それが今や自分でその作ったスピーカーが10万台売れてるってことですよね。
で、コウスケさん熱を持って語るわ。
いや本当にね。本当すごい。本当すごい。
一番噛み締めてる。めっちゃ噛み締めてるコウスケさん。やばい。
まあ通りに知ってるからね。
まあそうですね。あとやっぱりその多分あの経営者同士この黒と黄とかやっぱりあるんですよね。
簡単じゃないんですよね。本当に。
やっぱあるんですよ。絶対。
いや、なんかメーカービジネスはほんと大変だと思うんですよ。
いろいろ苦労あるじゃないですか。さっきささらっと言ってたじゃないですか。
サンプルが上がってきてやり取りしてみたいなさ。
めっちゃストレスないですか。もう慣れた?
いやもうそうですね。私も慣れましたし。
そうなんだ。慣れなきゃいけない苦労っていうかドキドキがある。
それはもちろん文化も日本人とはもう全然違うので。
もう10行って行ったことが3出来上がってきたら十分みたいな感じですかね。
1製品出来上がるまでにどれぐらいかかるんですか?ちなみに。
そうですね。うちの場合はだいたい早くて6、7ヶ月。長くて1年ぐらいという感じですかね。
ちゃんとね時間かけて作りますよね。
思ったより長いし思ったより短いなと思ってて。
なんていうかちょうどいい感じな。
そうですね。家電の製作期間としてはやや早いぐらいですかね。
大手メーカーさんにとってはもっとかかっちゃう感じがあるので。
先ほどの生産性を考えてらっしゃるっていうのはそういうことなのかなと思いました。
でもただ一発OEMやってる展示会で見つけてこれにロゴ付けて販売してみたいなのとは全く運営の差がない。
それはもう全然違いますね。
ちなみにその企画、プロモーションというか販売その他諸々何が一番大変とかあるんですか。
そうですね。もちろん全部大変なんですけど。
ファンロジーのエンタメ家電ビジネス
やっぱり開発と品質管理の部分ですかね。
それは何か故障しちゃうものがないかとかそういうことですか。
そうです。我々は本当にコストパフォーマンスというのにこだわっていて。
先ほど渡辺さんにもおっしゃっていただいたようにいろんなスピーカーにとって欲しい機能が全て付いていて。
かつこの価格で出せるのかみたいな安さ、値段にも徹底してこだわっていて。
安いですね。
そうなんですよ。高くていいものを作るというのは正直当たり前というか簡単だと思っているので。
安くていいものを作るというものをファンロジーは徹底してこだわってやってるんですね。
ただその代わりどこまで安くするのもできないことはないんですけど。
やっぱりそうなんですよね。限界もあるし引き換えになってくるのがどうしてもやっぱり品質の部分なので。
そのラインをどこに置くかみたいな見極めがいつも苦労しているなというところですかね。
そうですよね。一生懸命かけてコストかけたけどあんまり売れなかっただとね。
そうなんですよ。それもそれで大変ですし。
そうですよね。だから開発半年かけてやっとできたっていうのが全く売れなかったらやばくないみたいな恐怖があるじゃないですか。
ありますあります。それはもう常に。
めちゃくちゃあるし。
確かにそこのプレッシャー半端ないですね。
半端ないし。
これはもう本当にそうですよ。
これはいけるぞって言って1万台作ったって言って全然売れないみたいな。
ありますあります。
確かにそのBluetoothスピーカーとかそのAV機器ってもうソニーやらBoseやらJVCやら最近だとAnkerやらもうめちゃくちゃレッドオーシャンでもうでかい企業ばっかりじゃないですか。
そうです。
ようそこ入りましたね。
本当にそれがもうすごいと思う。
そうだからAmazonとかの中でなんで売れてらっしゃるのかがめちゃめちゃ気になるんですけど。
はいはいはいはい。
なんででしょうね。
2日言ったのかな?
それは言えません。
それは言えませんけど。
またさっき言ったコストパフォーマンスというところで市場とかお客様に評価していただいてるっていうのはあるかなと思いますね。
この間ちょっと話したレッドオーシャンとブルーオーシャンどっちみたいな。
もう間違いなくレッドオーシャンじゃないですか。
そうですねそれは間違いないです。
レッドオーシャンでさ言うてもそんなにね社員6人の資本もそんなに大きくないところが入ってて堂々と戦えてるっていうすごくないですか。
すごいすごいそれが本当にすごいと思う。
すごいし本当にそこに入ってたらもう狂気の沙汰だと僕は思ってて。
本当にいろんな会社が作ってるじゃないですかスピンカーとか。
本当にいくらでもありますよね。
だからそこでちゃんと勝ち抜けるのがやっぱその強み凄み凄みですよね。
凄みですね。
いや本当すごいね。
なんかもうキレそうな。
いつも以上に熱こもってる。いつもは結構もう少し淡々と。
今一番おりするやっぱスピーカー。
そうですねスピーカーですね。
あとはサウンドバーとか。
どれも大企業の名が浮かぶよね。
そう浮かぶし。
個人向け法人向けとかはなく個人。
そうですねもう通信向けがほとんどでたまにその企業のお客様からまとまった注文があるみたいな時もありますね。
ありそうありそう。
ちょっと専門的な質問していいですか。
はいどうぞ。
10万台売ったらやっぱ出荷はめちゃくちゃ大変じゃないですか。
出荷大変ですね。
これはもうFBA。
AmazonのFBAっていうサービスを。
アマゾンの倉庫に納品したらアマゾンが全部フルフィルメントサービス。
梱包して発送して。
梱包して発送してっていうところをやってくれるっていうサービスがあってもちろんアマゾンで売れたらそこに対応するというのは当たり前なんですけど。
例えば楽天とかヤフーとかで売れてもアマゾンにそのデータ送ってくれたらアマゾンが送りますっていうサービスやってます。
そんなのある?
そう。なのでそれがあるから出荷さばけるから6人で住んでる。
なるほど確かに物理的な作業が一番なんか構成になりそうですね。
そうですね。
ファンロジーのデザインチーム
なんで10万台すんの?どう考えたら。
もうなんか一台物流倉庫みたいなのいりますよね。自社でやろうと。
そうしたらだからフィーユがどんぐらいまた製品に乗んなきゃいけないし。
今2500円で売ってるのが下手すぎたら1万円くらいになっちゃうかもしれない。
じゃあ6人がやられているのは主にやっぱ企画と品質担保みたいなところが。
そうですね。企画開発品質管理みたいなところがメインと。
あとはやっぱり我々はウェブで売るので一番顔ですよね。という意味ではグラフィックデザイナー。
ウェブデザインも全部やるんですけど、もう全般全てやるデザイナーみたいなのが。
そこはやっぱり社内なんですね。
それはインファンスで。
そこちょっと気になったんですけど、外注し合う人も多いじゃないですか。
そこ内製ってこだわりがありそうだなと思って。なんかあるんですか?
そうですね。本当に流れみたいな感じで、最初は従業員ができるからデザイナー。
絵に興味があるみたいな。それも未経験だったんですけど。
絵がちょっとすごい得意だから、じゃあちょっとLPを作るの大変だからちょっとやってみるみたいなところで、
本当にやらせたのがもう7、8年前なんですけど、もう全部独学で、
フォトショップ、イラストレーターとかもう全部使いこなして、
今は動画制作もできますし、3D CGも使えますし、
あとはそれこそSHOPIFYのリキッドですよね。
難しいやつも少しですけどできたりとか。
リキッドいじるんだ。それはエグい。
絵が描けるからリキッドいじれるまで来たんですね。
そうなんですよ。もうあらゆることをするこのデザイナーっていうのが多いんで、
本当に今となればすごく助かったなっていうことですね。
6人がやっぱりスーパーマンなんですかね。
どうなんですかね。それは分からないですけど、一生懸命やってはくれてますね。
あと気になるのが、Amazonで買ったらファンロジーのポータブルスピーカー2500円なわけですよ。
利益出んの?単純に疑問。
だってAmazonに手数料取られるでしょ。FBAの手数料が取られるでしょ。
結構取られそうだもんね。
相当剥離多倍?
そうですね。でもそれなりに生活させていただくぐらいには利益。
ってことは原価がそれなりに安いっていうわけですよね。
あんまりこんな話したくないかもしれないけど。
工夫していらっしゃるんですよね。
でもそういうことじゃない。だからそこがさっきから言ってるコストのお話で、
2500円のクオリティには見えないわけよ。
ちゃんと防水だし、風呂で浸かってるけど全然凍れないし。
だからめっちゃお得感があるわけですよ。
聞いてるだけでいいなって。
だからその商品企画と設計と品質管理と設計時のコスト管理がめちゃくちゃすごいんだろうなと思っていて。
あとは大量に発注するから安いみたいなもちろんあると思うんですけど。
ってなったらその大量の発注ってお金いるじゃないですか。
だったらまさしく社長業で資金調達しなきゃいけないみたいな。
本当に安くていいものを提供するために品質製造販売のところもそうだし、
資金調達のところもちゃんとやってくれてるわけですよ。
市場需要と商品開発
そうですね。
偉大じゃない。
偉大だ。
それからさっきの話に戻っちゃうけど販売計画みたいなのあるじゃないですか。
ありますね。
何年でどれくらい売れるみたいな。
ありますあります。
だんだんプレッシャーが分かってきたんですけど。
そういうのってドキドキですよね。
どうやってるっていうか、どういうお気持ちでやってるのかじゃないですか。
お気持ち。
でもプレッシャーはプレッシャーですよ。
そうですよね。
これ売れなかったらやばいなみたいな。
ちなみにスピーカーを作ろうとかプロジェクターを作ろうって、
まず何を作るかも大事じゃないですか。
それでどうやって決めて、お話できる範囲で大丈夫なんですけど、
どうやって決めてるんですか。
そうですね。やっぱり市場規模っていうのは一つ無視できないところありますよね。
これは多分どの会社さんもそうだと思うんですけど、
あんまり市場がなさすぎても困るし、大きすぎても、
うちの場合は結構大きいですけど困るところでもありますし、
そこは見極めっていうのは一つしますね。
あとは特に我々の場合、お客様の毎日を楽しくする。
365日を楽しくというのが起用理念でやってますので、
そのお客様の毎日が少しでも楽しくなるような家電っていうのが、
やはり選定の重要な基準にはなってきますかね。
なるほど、なるほど。
円溜め。
そうです。円溜め家電。
円溜め家電ブランド。
私すみません、この単語知らなくて。
もう我々の造語なので。
そうなんですか。なるほどね。
すごい、そっか。
やっぱりそこをやりたいっていう気持ちが強いっていうのもあるんですかね。
それはありますね。
別にここが当たるからとかじゃなくて、
やっぱりそここだわれるというか、好きだからこだわれるみたいなところもあるんですかね。
そうですね。もちろん経営なので、当然シビアに見なきゃいけない部分っていうのももちろんあるんですけど、
やっぱりその起用理念っていうのも大事にしていきたい部分ですから、ありますね。
それでも白物家電に行かなかったみたいなところが。
そうですね、そこは最初の。
これからどんどんどんどんやっていって大きくなったらまたちょっとわからないですけど、
少なくとも今はというところでありますね。
なるほど。
なんかすげえかみしめてる。
分かり身が。
起用理念大事ですよね。
すぐ儲かる方にフラフラって行けそうになる。
行っちゃいそうになるよ、やっぱ。
ちゅらちゅらって横目で見たりはしますか?
こっちも儲かりそうだなとか思ったり。
それはもちろん見ますよ。
もちろん経営なので。
それでもやっぱり自分が好きだし未来がありそうだから、
ここでやっていこうみたいな感じで今やってるみたいな感じなんですかね。
そうですね、好きというかやっぱり起用理念が軸にあるので、それに沿っているし、
やっぱり世の中にとって本当に価値が出せることですか。
我々にとって。
をやりたいなというところですね。
なるほど。
すごい着実感が今の一話だけでも超伝わってる。
すごいでしょ。
考えること考えてやることやってるんだろうなみたいな。
本当にね、小松さんタイプというか、
凡事徹底感を僕はすごい感じています。
確かに、そうですね。
別に何か気をてらったことをしてないと思う。
そんな感じする。
だから、じゃあこうやればいいじゃん、こうやればいいじゃんみたいなのを、
いやでもさ、ファブレスでメーカーで商品開発で半年かけて、
だってこっちにも知識ないと無理なわけじゃん。
このBluetoothのなんとかのチップはどうとかさ、
このスピーカーのなんかどういうこのコンデンサーや何やってのがあるでしょ。
分かんないじゃん。
そこでさ、もうほぼ99%の人が諦めるわけじゃん。
諦める。
そうですよね。
分かんないから無理や。分かんないから勉強しようって。
エンタメ家電販売事業の成功
そうですよね。だって10年前は何を売るかも決まってなかったところから。
そうですよね。もう全部分からないことだらけですよね。
えー。
じゃあ当たり前ですけど、スピーカーのことめっちゃ勉強してみたいな感じ。
そうですね。スピーカーというのはもうちょっと広い部分ですけどね。
本当に経営に関することっていうのは資金調達、
先ほどおっしゃってましたけど本当に大事なことなので、
それは深く勉強しますし、私としては経営者なのでどっちかというと広く浅くですよね。
その財務もそうですし、ホームもそうですし、もちろん開発とかもそうですし。
その専門的なところに関しては、
うちに入ってくれた従業員っていうのがものすごい情熱を持って、
本当に専門家として深く深くやってくれてるので、
最近はもうそっちに細かい部分は任せるかなっていう感じですね。
なるほどなるほど。
理想的。
やばい。
今日ね、こうすけさんの血の巡りがやばい。
いつもよりね、なんか顔がなんか血色みたい。
いやー。
情熱を感じる。
プラットフォームのレビューの重要性
最後に一個聞きたいんですけど、今Amazonとか楽天とかでたくさん売ってると思うんですけど、
最初ってやっぱ売れないじゃないですか。
売れないですね。
そうなんだ。
やっぱ結局レビューがどれだけつくか。
Amazonでね。
それがやっぱどのプラットフォームもいいレビューがついている商品をどんどん上位表示させるみたいなアルゴリズムなので、売れないじゃないですか。
売れないですね。
でもそこはどうやって突破するんですか。
最初のプラットフォームの01の売れ。
なんかこう軌道に乗ってきたらなんかね、ある程度売れると思うんですけど、その最初ってどうやったんですか。
今だとAmazonだとAmazonバインみたいな先行レビューをもらえるみたいなサービスがあるんですよ。
先行レビューをお試しってことですか。
そうです。バインレビュアーみたいな方々がいらっしゃって、その方に提供して、これは全然忖度なくでしょうけど、レビューしていただけるサービスがあるので、それを使うのが一ついいかな。
なるほど。
忖度なしなんだ。
選ばれるんですかね、Amazonに。
たと思うんですよね。私もよく存じたいんですけど。
いっぱいレビューを書いていくと、こいつめちゃくちゃいいレビュー長文で、ちゃんとしたレビュー書いてくれるユーザーだと思ったら、よかったらこの会社の新商品があるので、提供するのでレビュー書いてもらえませんかみたいなオファーがAmazonから来る。
結局Amazon側も売り上げあげたいから。
そうだよね。
最初の01もAmazonの評価0、欲し0だったら買う反乱軸がない。
だからそこで最初の特価値作ろうというのをAmazonが提供していました。
一応Amazonも捨て間になっちゃうから、これはバインプログラムのユーザーのレビューですってのが書いてあって、一応レビューの中にも提供してもらって使ってみました、こうでこうでこうでみたいなのが書いてあるって感じですね。
でもいいですよね、全員がウィンウィンな感じで。
それは本当にそうだと思います。
なるほど、それで最初の何個くらいレビュー作るんですか?
それで設定は出す数によるんですけど、設定上は上限30個くらいまではいけますね。
30レビューついて欲しがお菓子のことにならなければ。
まあそうですよね、0と30だったら全然違うかなって感じですね。
いいもの作ってれば30人にいい評価をもらえる。
そうですそうです。
良くなかったら30人に悪い評価されちゃうのかなそれって。
多分その実績ないと最初できないんじゃない?パインプログラムで。
ないですかね。
多分ね。
いきなりミホさんがやってきて、ミホブランド立ち上げや!ってなって、パインプログラムを作ってお前誰?って話になるとね。
どうなんでしょうね。
やる価値あんの?ってアマゾン的にはそうですよね。
どうなんでしょうね。
どうなんだろう。
分かんない、それは私も分からないですけど。
なんかプラットフォームってどうしても手数料取られるとかあんまりいいイメージなくって、みんな早く自社ECとか作った方がいいのかなって勝手に思ったんですけど、やっぱなんか物は活用の仕方というか使いようなんだなって。
そこを上手く使ってらっしゃるんだなっていうのがすごいよく分かりました。
ありがとうございます。
勉強になる。
まあでも共存共栄だけど、赤版はほんと死ぬほど怖いですよ。
そうですね。
さすがにアカウントがいきなり取り消しされるとか。
そんなことあんの?
あります。
そんな日常さんじゃないですか、それって。
いや、でもそんなグレーなことをするとか悪いことをしたければ本当にないと思いますけどね。
ほぼほぼないと思いますけど、ゼロとは当然言えないので、それはちょっと怖いかなというところですよね。
一応その規約っていうのがあって、それにのっとっていれば全然問題ないんだけど、規約を守らないユーザー、それが意図的なのかあれだし、あえてグレー的なことをして稼ごうとするっていう人はたくさんいるって。
そういう人は容赦なくバンされる。
その中にたまに真っ当にやってる人も巻き込まれて。
いや、あるんですよ。
あるんだ。
でもそうなっちゃうと売り上げ止まるし、アマゾンに1回お金行ってからそれから入金されるんで、その入金とかもストックしちゃうと資金繰りも回らなくなっちゃうんで、その時は大ピンチになっちゃう。
確かにプラットフォームならではの怖さはそこですね。
そこはもちろんいっちょいったんあるよねって感じですね。
勉強になります。
いいとんでもないですね。
いやいや、もうこのあたりで何やってるのかはですね、お腹いっぱいですかね。
僕的には次が本番かなと思ってるんですけど、出会いのところから実際にコツコツやっていったプロセスをお伺いできたなと。
色々聞きたい。
よかったね、くつけさん。
じゃあ、一旦今週は以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
番組をお聴きの皆様、この番組僕らのスモールビジネスはXでのハッシュタグ僕スモで感想質問の投稿をお待ちしております。
僕はひらがな、スモはカタカナだそうです。
投稿いただいたら番組で取り上げさせていただきます。
で、あとApple PodcastとSpotifyのレビューも何卒よろしくお願いします。
お願いします。
バイバイ。
バイバイ。