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今日も新たにインフェクション、新型オトナウィルス小林です。
樋口です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、今シーズンの読書感想コーナーにやってまいりましたけれども、小林さんいかがでしょう?
僕はね、今までで最長じゃない?
1時間10分くらい読んだよ。
10分伸びた感じですか?
おもろいな。
さすが、今日とかですか?
パターンとしては同じじゃないですか?
何を10分くらいやったんですか?
そうなんですよ。どうします?したらどっちから行く?
じゃあどうしようかな。
じゃあ俺先行こうかな。
いいですよ。
僕はですね、エンデの優位言はですね、読み終わったんですけど、あの後あんまおもろい話なかったんですよ。
エンデも出てこんし。
だいたい9割くらいのとこまで行って、残り1割そんなにおもろくなかったっていう感じだったんで、
違う本を読んできました。
じゃあエンデの優位言はもうコンプリート?
おつかれした。
ありがとうございます。
踏みに終わったな。
これでまたね、読書弱者が出たなと思ったんですけど、
結構リスナーの方々からおすすめしていただいた本とか色々あったじゃないですか。
とりあえずエンデの優位言と読みたい本読み終わったんで、
ちょっとおすすめしてもらった本読みたいなと思って見てたら、
Kindleになくって。
で、俺もうほんと読書弱者なんで、
だいたいの本Kindleにあるって勝手に思ってたんですよ。
で、読みたい本を調べていったら全然Kindleにないみたいな。
おすすめされたやつもほとんどねえじゃんみたいになって、
で、それを本読もうと思ったのが昨日一昨日ぐらいだったんですよ。
で、今からじゃ間に合わんってなって、
Kindleで読める本を色々探すんですけど、
自分の興味かけるKindle版があるやつってなかなか見つからんくて、
ライクをしました。
なるほど。
その中からですね、一冊選んできた今回の小林の読書感想はですね、
馬の世界史という本でございます。
馬の世界史?
元村亮二さんという方の書いた2001年の本ですかね。
馬?
馬でございます。
これなんでかって言うとですね、ぶっちゃけ俺最近乗馬にハマったんですよ。
なるほど。
乗馬にハマってお盆とか乗馬にちょっと通ってたんですよね。
めっちゃ楽しくて、で、馬に興味めっちゃ出てきて、
で、馬関連の本にちょっと読みたいなと思ったんで、
馬の世界史ってやつをピックアップしてきました。
いいですね。
で、大体半分ぐらいまで読み終わったっていう感じでございます。
ほいほいほい。
いいですか?馬の世界史の話してみて。
面白そう。聞きたい。
で、この本めっちゃ面白くて、めっちゃよかったです。
とりあえず先に感想だけツバッと言っとくと、
文章も綺麗だしいやらしくない美しさだし、
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なんか読んでてワクワクするし、
すごいこう、世界史と競馬が好きなんだろうなこの人っていう感じの。
いや競馬好きなんかよ。
これはじゃないですよ、この人が多分。
本村さんが競馬好きなんだろうなっていう感じの色々書いてありましたね。
で、ちょっとじゃあざっくり内容のお話に行くんですけど、
本全体の主張としてはですね、
馬ってめっちゃ世界史に影響を与えたよっていうことをとりあえず言ってらっしゃる。
でもなんかまあまあまあまあ、そうやろうなって感じやね。
この人が最初冒頭に言ってたのが、
今機械で移動とか輸送するじゃないですか。
そうじゃないかった時代って全て馬だぞ。
輸送と移動は。海以外。陸路全部馬ないとできん。
そのインパクトめっちゃすごくないみたいなことをとりあえず最初に冒頭で書いてて、
そこからどんだけ馬が人間の歴史に食い込んできたかっていうのを
この本で見ていきましょうっていうのが、馬の世界史というやつに書いております。
確かにって思いますよね。
だけどもう車よね。車なんよね今の時代の。
この人が最初に言ったのが、
速度の概念って多分馬が出るまでなかったと思うよみたいなことを言ってあったんですよね。
速度の概念。要はスピーディーにそれをできるっていうようなことって、
あんまり昔はなかったと思うよみたいな馬が出てくるまでっていうことを書いてあったんですよね。
その辺の話も多分後半で出てくると思うんですけど、
ざっくり紹介していくとですね、
この本で書いてあって衝撃だったのが、
哺乳類、人類が登場してから、いろんな哺乳類がおるよね周りに。
いろいろ生まれてはき、絶滅したりとか言って、
人類と共にいる哺乳類って4000種類ぐらいおると。
で、今人類はその哺乳類の頂点みたいになってはおるけれども、
シャキッと飼い慣らせとる哺乳類ってせいぜい10種類ぐらいやぞと。
犬、猫、牛、豚、ヤギ、羊、ロバ、ラクラ、馬ぐらいみたいな感じだったんですね。
その動物たちしか人間は飼育しようとしなかったのかというと、そうではないと。
歴史をひも解いていくと様々な動物を飼育しようと捉えした形跡はあるんだと。
その中でも数種類の動物がなんとかその適性にはまったということで、
人間に価値化されてきたんだという風に書いてあったんですね。
その中でも馬は奇跡的に歯の形ですね、隙間があるんですよ。
馬の形に隙間があって、そこにバグのハミっていうやつを噛ませるんですよね。
これによって運転することが可能になったんですよ。
この奇跡的にハミを噛ませる隙間がある動物っていうのがおったと。
こいつが馬だという話から入っていくんですよね。
面白くて。
なるほど、フックがあったんや、そこに。
そうそう、かけるところがあったんですよ。
06:02
面白いっていうのはそこから読み進めていくんですけど。
だいたい馬が人間に飼われ始めたのが、はっきりはわかんないんだけど、
一番はっきりしているところでいくと、
紀元前3000年、4000年ぐらいからは形跡があると。
もっと古いやつでいくと、一番最古ので紀元前6000年、今から8000年前ぐらいですよね。
ぐらいに、新石器時代かな、石器時代ですね。
に、どうも馬に乗ってた形跡があると。
歯身の跡が歯についてる馬が、馬の骨が発見されてるらしいんですよね、6000年後の遺跡。
紀元前6000年が。
だからもう石器とかしかないような時に、石に穴開けて、歯身として噛ませて、どうもやってたみたいだという記録が残ってると。
ぐらい馬に乗るっていうのをかなり昔からやってることなんだというのがまず冒頭書いてあったんですよね。
そして馬がそこから人間に乗られるようにどんどんなっていくと。
最初はどういうふうに書いてあったかな。
馬に乗ったりはするけれども、かなり一部の限られた特殊スキルで、好きなやつだけがやってたんでしょうぐらいの書き方してあったんですよね。
そこからだんだん有用だということになってきて、使われ始めたのがだいたい紀元前3000年ぐらい前。
石器が出てくるちょっと前ぐらいだったね。
この頃にやっぱり戦争にかなり使われてたっぽいんですよ。
一番そのインパクトがでかかったのが、輸送とかもそうなんですけど、戦車への利用が一番インパクトが大きかったというふうに書いてあったんですよね。
戦車への利用。
要は馬があるから戦車があるっていうことなんですけど、古代の戦車あるじゃないですか。
馬が引いてその荷台に人が乗ってて、荷台を馬がだーって引いていって、そこの荷台に槍とか弓持った人が乗っててみたいなやつ。
これを戦争に使い始めたっていうのが一番インパクトが大きいっていうふうに書いてあったんですよね。
イメージしてみてくださいよと。我々が歩兵で向こうからあれが向かってくるんやぞと。
それまで馬に乗るみたいなこと考えたことない人がそれに立ち向かうとき、あれ怖いでしょみたいな。
確かに今のイメージでいくと暴走族が鉄パイプ振り回しながらバイクで襲いかかってくるみたいな感じですよね多分。
超強いですよねやっぱ。
超強いと思う。これ確かコテンラジオのモンゴル編かなんかであったんよね。
チンギスカンの時にどれだけ馬が強いかっていう話があったよね。
ありました。俺もコテンラジオのモンゴル編聞いてたんで、かなりそこに近い話がいっぱい出てきたんですけど、
とにかく戦車持ってるっていうのはもう当時の武力のかなめ。
今で言ったらちょっと極端なんですけど格段と思ってるみたいな感覚ぐらいですかね。
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戦車持ってたら基本勝つみたいな感じだったらしくて、戦車の台数で勝敗が基本決まるみたいな。
その特徴として書いてあったのが紀元前1000年ぐらいのヘブライ人の王様のソロモンっていう人が、
エジプトに馬を仕入れたい、戦車を売ってくれみたいなことで交渉してたらしいんですね。
そっからかなりの馬と馬車を仕入れて、ソロモン王っていうのは5、6万頭の馬を所有してたことになるらしいんですよ。
ただ旧約聖書でボロカス叩かれてるらしいんですよ。
要は異民族に馬なんか漕い上がってみたいなボロカス叩かれてるらしいんですよね。
ぐらい不名誉なことであったにもかかわらず、馬の調達っていうのをせざるを得なかったんだ当時の異星社はっていうことを書いてあって。
なるほど。
やっぱり紀元前3000年ぐらいから馬車になったりとか、馬に乗って戦う人たちが出てきて、とにかく強いと。
基本的にそれで戦争に勝つっていうふうな形になったらしいんですよね。
ここから書かれてたのが、その後の世界史にどんだけ馬たちが影響したかっていうやつなんですけど、とりあえず戦車でめちゃくちゃ活躍しましたと。
これ本当にモンゴル編と被るんですけど、コーテムラジオの。
中央アジアら辺には基本的に馬に乗ってる遊牧騎馬民族っていうのが出てきて、ずっとそこにいましたと。
いろいろその中で入れ替わり立ち替わりはあったんだけど、そこの人たちっていうのがいて、文字を持ってなかったから世界史上ではかなり扱いが軽い。
野蛮な人たちがそこにいてぐらいの書かれ方は基本されてるけど、全体で見ていくと、その中央アジアに今モンゴル帝国に至るまでずっといる騎馬民族の人たちってめちゃくちゃ世界史に影響を及ぼしてますよっていうのが書かれてあったんですよ。
そうね、俺も勉強しましたよそこは。
結局そこのエリアの人たちが周りを圧迫するから、それのせいでゲルマ民族が異動したりとかそういうことが起こるんだと。
そういう見方でいくと中国の漢帝国と京都って言われるその当時のモンゴルら辺にいた遊牧民族だと思うんですけど、京都の帝国が一応あったらしいんですよね。
中華思想で歴史を語ると漢帝国とその周辺の野蛮民族みたいな書き方になってるんだけども、客観的に見ると漢帝国vs京都帝国みたいな勢力図になってませんかというのが1個書いてあって。
今度じゃあ西の方を見てみるとゲルマ民族の元になったのがフン族っていうキバ民族らしいんですよね。
最終的にローマ帝国をゲルマ民族がどんどん潰していって、フン族がどんどんどんどんでかくなっていって、最終的にローマ帝国vsフン族の帝国みたいな2帝国の攻め合いみたいになってませんかと。
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西洋史勉強するとローマ帝国と移動してきた野蛮な人たちって書き方されてるけど違うだろうと。これは二大文明の衝突みたいなもんだろうというふうに書いてあって。文字がないからって言ってこの辺の遊牧キバ民族の人たちはちょっと弾かれてるけれども実際はかなりの影響力があったよねっていうふうな書き方をしてあった。
あれは弾かれているというよりは残っているのがローマとか漢の方の資料しかなくてそっち目線で書かれているからっていうことだよね。
そういうことですね。ただこれ本当やなと思ったんですけど、俺高校の時世界史取ってたんですよね。マジでこの辺の話しなかったですもんね。本当にこの辺によくわからない野蛮な人たちがいてっていうぐらいで終わってたですね。
なるほどね。だけどまあまあしょうがないよね。土地も固定されてないし文字も残ってないんだったら存在が証明できるんやけど繋がっていかんよね。
これもおそらくコテンラジオでも話したと思うんですけど、この辺のエリアの人むちゃくちゃ馬乗るのうまいらしいんですよ。馬に乗ったまましょんべんするとか馬の上で寝るとかすごいっぽくて。
ぐらい馬に乗るっていう威力がローマ帝国とか近代に近いぐらいいろいろ栄えてたわけじゃないですか。漢帝国とかにも影響を及ぼすぐらい文明持ってなくて馬乗るっていうこと自体がそこまで強かったんやと。
ここで速度の概念っていう話が出てきたんですよ。野生の馬って基本絶滅してるらしいんですよ。1万年前ぐらいから氷河期が終わって気候変動があって人類の祖先になる人たちがどんどん増えていって
野生の動物とかをどんどん飼っていって、馬はその時狩猟の対象でしかなかったんでどんどん食われていなくなって絶滅していったらしいんですよね。野生の馬として生き残ったのがもう1種類だけになってしまって、中央アジアら辺に生息してたんだと。
それとは別種みたいなんですけど、その辺りから家畜化された馬っていうのが出てきて、今世界中にいる馬っていうのは基本的にその最初家畜化された馬の系統らしいんですよ全部。
今は野生の馬おらんの?ほんなら。
中央アジアら辺に野生の原産種が一応いるのかなか、ただこの本じゃないところで見た話では野生の馬って絶滅してますっていうのは聞いたことはあるんですけど。
確かにイメージないね。野生の。
今野生にいる馬っていうのは一旦家畜化されたものが逃げ出したりとかしたやつの子孫らしいんですよね。
なるほど。
でどういうことかというとアメリカ大陸に馬がいなかったっていう話なんですね。
大昔は馬がいたんだけれども氷河期終わってそうなってからは人間が狩り尽くしてしまってアメリカ大陸には馬がいなかったと。
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でこの馬がいなかったということが例えばインカ帝国みたいなのが出てきた時にユーラシアよりは明らかに遅れてたわけじゃないですか。
それで比べるのはもちろんおかしいとは思うんだけどもこれはアメリカ大陸にそういったスピード感がもたらされなかったからじゃないんでしょうかねっていうような聞き方されてあったんですよ。
なるほど。
あ、なるほどっていうところで一旦タイムアップになりましたっていうやつです。
はあ。なるほどね。
よくも悪くもか。スピード感。なるほど。面白い。
面白かったですね。確かに馬めちゃめちゃ影響でかいなって思って。
そうね。食えるしね。これ系やっぱ面白いな。
なんか今までは時間軸だけとか国別に歴史を見ていくっていうのは当たり前のようにやったんだけどさ、一個に包括したらまた違うものがいろいろ見えてくるよね。
なんかすごいですね。確かにってなったですね。
面白い。なるほど。
次回もこの本は読み進めて終了まで持っていこうかなと思っております。
いいね。
僕のはこんな感じです。
じゃあ僕行きましょうか。
お願いします。
僕が読んだ本。まず最初に発表します。
はい。
鎌倉資本主義っていう本でサブタイトルが自分ごととして街を作るということっていう本ですね。
これ書いたのが柳沢大輔さんですね。
っていう方で2018年出版と。まずこの柳沢さん何の方かっていうと面白法人火薬の代表取締役の方ですね。
一応火薬を雑説明すると1998年に創業された会社で法人なんですね。株式会社なんですけど面白法人火薬っていう名前で作ってる株式会社なんですね。
元々ITクリエイター集団なんですよ。
だからオリジナルウェブサービス作ったりとかあとウェブ制作やったりとかソーシャルゲーム作ったりとかあとゲームコミュニティ運営したりとかあとeスポーツやったりVRやったりみたいなことをやってた会社なんですよね。
今はまたさらに地方創生みたいなこともやってるっていう会社の代表の方が書いた本なんですよ。
まずなんでこの本選んだかという話からしたいんですけどあさって話すからです僕柳沢さんと。
なるほどなるほど。
どうせ資料として呼んどこうと思ったんでついでにこっちでも話そうと思ってる。
一石二鳥の狙いね。
18:00
時間がなかったからもうこれをここで紹介するしかなかったっていう。
大事大事大事。
ちょっとワークショップというかトークイベントで柳沢さんと話すんで。
面白いですね。
今一丁で読んでるとか言ったんですけどもまず柳沢さんなんですけど鎌倉出身だよ。
で鎌倉でやってるかっていうと本のタイトルにもなってる鎌倉資本主義っていうくらいなんで鎌倉でやってるんですけどももともと柳沢さんとあと火薬を立ち上げたメンバーが2人おるらしいんだけどその3人が鎌倉出身だったんよ。
で東京とかで会社入り寄ったんやけどちょっとなんとなく鎌倉に移そうやみたいな感じになって今鎌倉でやり始めてみたいな。
でそこで2018年の春に街の社員食堂っていう場を作ったらしいんですよ。
要は社員食堂を作るうちになった時にこの本何かっていうと鎌倉で地方を盛り上げるっていう活動を今やっていて火薬として柳沢さんが。
それの言うたらレポートというか何を考えて今こういうことをやっててでこれが他の地方にとってはどうかみたいなものの説明した本というか。
まずなんでせっかくだからその街の人たちも食べれるような街の社員食堂みたいなものを作ろうってなってで飯食いながら話せる場っていうのを作ったと。
でそこで地元企業とかその地元の飲食店とかを巻き込んで新しい地域活性化コンテンツとしてなってて今やってると。
これが実は資本主義を考える上でのヒントがめちゃくちゃ詰まってるんじゃないかっていうことでこの本を書いたっていう。
だからこれね地方創生とかを考える本なんやけど結局行き着くところは資本主義って何ぞやを考える本なんや。
エンデの遺言からのパスを受けて話そうと思っちゃったけどいや読まんかったんかいってことなんやけど。
なるほどですね連携プレイが。すみません馬に言ってしまいました。
馬かいっていう。まあいいんやけど。
実際その面白方針改革っていうのは理念があって作る人を増やすっていうのが会社としての理念だよね。
要はクリエイターを増やすってことよね。まず自分たちが面白がろうと。
で次に周囲からも面白い人と言われようと。で誰かの人生を面白くしていこうっていうのがこの会社のコンセプトなんやけど。
それでいろいろITの世界でやってきたものを活かして何が面白いか逆に何が面白くないかっていうのを徹底的に考えた上でこの町の社員食堂っていう場作りをやってると。
これをちょっと紹介しますよって本です。
社員食堂の紹介がメイン。
まあちょっとねまだ全部読んでないんで。
下手なこと言えんですね。
21:00
そうなんすよ。たぶんそうなんじゃないかなと思ってます。
まあそもそも地方に行っていろんな活動を研究したらしいよね。見てるとリトル東京多いよねと。
要は東京の縮小版みたいなことをやろうとしてる人ってめちゃくちゃ多いですよね。
その中でじゃあ面白法人であるかやくさんが面白さって何なのかっていうのを定義しようっていうことでまずそこから始めたと。
そうすると面白さは多様性なんじゃないかという結論に行き着きましたと。
だからその地方で作るべき社会っていうのは多様性が認められる社会だったり。
ですなわち一人一人が輝く社会で一社一社が特徴的である企業社会だったり。
あと地域ごとに特徴がある地域社会みたいなこういうものを作っていくっていうことが面白さにつながっていくよねって話なんですよ。
でじゃあその中でやっぱ資本主義っていうのはどうしても出てくると。
じゃあ従来の資本主義が抱えている問題って何ですかっていうのをいろいろ考えたりとか調べたりした結果大きく二つにまとめられますよと。
それが一個目が地球環境の汚染。
資本主義が進むとどうなるかってことね。
地球環境の汚染。でもう一個は富の格差の拡大。
この二つが資本主義が抱えている問題ですよと。
でそもそもなんでこうなるかっつうとそれは当たり前ですよねと。
だってGDP上げ続けるのはいいっていうのを誰かが定義しちゃったからでしょうと。
資本主義の中で国が良くなるっていうのはGDP上げ続けるのがいいってなると。
そりゃ資本主義が進んでいくよねって。
資表ができたっていうことがめちゃくちゃ大事だと。
でも最近言われてて当たり前なんやけど果たしてGDP上げ続けることがいいことですかって話よね。
だってGDP上げ続けるのっち無駄を増やしたらGDP上がるんよ。
例えば遠くから人を呼んだら交通費として売り上げた月GDP上がるし。
じゃあ食品も地産地消でやるんじゃなくて海外とかから買うとそこでいっぱい金払って売り上げたって。
金の移動がいっぱいやるとGDP上がっていくじゃん。
だからたくさん稼いでたくさん無駄遣いするとGDP上がっていくわけよ。
これって本当に正しいですか地球にとってみたいな話から始まるよね。
もちろんかやくさんも株式会社でやってるんで経済成長ゲームとして資本主義を捉えたときにそれが正しいってことはもちろん否定しませんよと。
だから否定するんじゃなくてその経済成長ゲームの楽しさプラス同時に精神的豊かさだったり幸福感っていうものを指標として入れていくっていうことが必要ですよねって話をする。
だからそのためにはまず何回も言うようにGDP以外の指標が必要よねと。
24:05
そこでいろいろ考えてたどり着きかけてるコンセプトっていうのがこの鎌倉資本主義なんですよと。
気になるめっちゃ気になる。
だから本当にエンデンの優位言だよこれ。
エンデンの優位言の現代実験版だよこれ。
ということです。
それで立ち上げたのが鎌倉でいろいろイベントやりましたよと。
鎌倉を盛り上げるために何か皆さんアイデアないですかみたいなワークショップイベントみたいなものをやったよね。
これが鎌コンというやつなんだけど。
これはちょっと後で説明するけどイベントをバーッと通してずっと鎌倉で地方を盛り上げるという活動をしていく中で地域資本という考え方を自分の中で確立しましたと。
なるほど。
山田さんが。
じゃあその地域資本って何かというと大きく3つに分かれてます。
それは地域経済資本。
これは経済という言葉通り財源とか生産性を持っているっていうことね。資本として。
地域社会資本これ2つ目。
これ人の繋がりがあるってこと。社会的ね。
3つ目が地域環境資本。
自然とか文化のことです。
地域資本っていうのはこの3つを総称して地域資本っていうふうに捉えてみましょうよっていうことですね。
この地域経済資本っていうのは今まで思いっきり定量化されちゃったよ。
例えば財源がいくらあるかとかさ。
どれくらいその地域のGDPがあるかとかっていうのはもう要は定量化されて計測できていましたよと。
でもそれだけでは測れない部分があります。
それが社会資本だったり環境資本ですよと。
で、ちょっとじゃあまた違う視点から見ると
株式会社、会社の経営って一旦ちょっと違う話しますね。
後で繋がってくるんで。
何をするかっていうのが会社ってすごく重要視されてますよね、チャレンジをしていて。
当たり前だけど、例えばIT News Labだったら子ども向けのパソコン教室をする。
で、いいかねパレットだったら施設運営をする。
で、何でもいいんやけど、じゃあメルカリだったらメルカリサイトを運営する。
っていうのが何をするかじゃないですか。
会社の価値っていうのは何をするかっていうことで決まっていたし
それを目指してみんな頑張ってたと。
何か会社で物事をする時、事業をする時考えた時に当たり前だけど
何をするかっていうことを先に考えるねって話。
なんやけど、実は誰とするかとかがめちゃくちゃ重要なんじゃないかなって話をしてて。
で、実際かやくんの中では誰をするかっていうことをめちゃくちゃ重要視したらしいよね。
これ俺前回で話したかな、いいかねパレットってそういう話をしたやん。
やりたいこととか向いてることを起点にして事業を考えていくみたいなことをやっているって
27:01
いいかねパレットでやろうって話をしたと思うけど
まさに面白方針かやくさんっていうのはそれをやってるらしいよね。
だからメンバーによって事業の舵取り自体を決めるというか
こういうIT系に強いメンバーがおるからITに進もうみたいな感じになったらしいよね。
そこ重要ですよね。
さらに最近で言うとそれをどこでするかっていうのもめちゃくちゃ重要ということに気づきましたと。
それは鎌倉という地域でそれをやり始めて
今ならどこでするかっていうことが重要だったかってことが分かると。
もう一回言うと何をするかだけではなくて
誰とするかそしてどこでするかこの三つが全部重要ですよと。
当たり前やけど何をするかっていうのは売り上げだったりそういう指標があって
もう経済の世界では当たり前のように重要と思われているのでその世界は成熟しているし指標もありますと。
だから誰っつうのとどこっつうのは今指標がないですと。
これ会社で考えたら今そうなってます。
これをまんま地域資本の考え方に対応させてるんですよと。
それで言うとさっきちょっと前に言った三つ
経済資本つうのはいわゆる何をするかよね。
地域社会資本つうのは人と繋がりつうことを言ったけどこれは誰とやるかだよ。
環境資本つう話をしたけどこれ自然や文化って話をしたけどこれはどこでやるかつうことが地域にとって大事です。
だからこれフラクタル構造になっちゃうよね。
会社で今大事って思ってやってることが実は地域つう大きい組織で見たときにもめちゃくちゃ大事よねって話。
そこで立ち上がったのがカマコンつうさっきちょっとちらっと単語だけ出したけど
今日ちょっとそこまでざっと概要だけ話して終わろうと思うけど
カマコンつうのは2013年に立ち上がった地域団体のことなんやけど
まず名前の説明するとカマコンバレー
これシリコンバレーを文字ったやつなんやけど
シリコンバレー的なことを鎌倉でやろうやみたいな。
ピッチコンテストみたいなことをやるやつだよね。
鎌倉でやりたいこととかやったら面白いと思ってることつうのを一人ずつがプレゼンするんよ。
こういうプロジェクトやったらいいと思いますみたいな。
それで一個だけその日これをやろうつうのを選んで
これについて話そうつうのを選んで
徹底的にその一個について参加者がブワーっとアイデア出し合って
実現まで持っていけたら持っていこうみたいなことを
月1定例でやりようイベントなんや。
ちなみに言うと2018年の7月これ書かれた段階で
257プロジェクトのプレゼンが行われており
その3割ほどが未だに継続して実施されちゃうらしい。
すごいよねこれ。
アイデアベースでバーチ集まってやるやつってことが3割マジでやれよつうの。
福岡もやってますよね。
30:01
実はこれ似たようなことを既にいろんな地域でめちゃくちゃやってます。
いろんなところにあるんですねこれ。
カマコンみたいなことを今は何十地域かな。
30か50か忘れたけどいろんな地域でやってます。
その辺の話もあって
要は一個事例ができるといろんなところに転用できますよつうのがあったりとかするんやけど
これやって何が良かったかつうと
一言で言うと自分ごととして街を作るつうことにめちゃくちゃ効果的でした。
結果的にそうなりました。
これが本のサブタイトルだよね。
この本のサブタイトルが自分ごととして街を作るということっていうサブタイトルなんですけど
これ実際カマコンやってみるとここに一番威力を発揮したと。
もちろんアイデアが集まるシステムですよとか
実際それができるようにサポートする仕組みありますよとか
いろいろこのカマコンの良いとこあったんやけど
結局何がもろにクリティカルに良かったかつうと
全員が自分ごとになるつうことが良かったって言ってます。
これはもう人生を面白くする秘訣といっても過言じゃないですよと
自分が主体的に作る立場になるつうことがね。
なるほど そうそうそう
っていうことですかね。
これをまたいろいろいろんなところから見ていくっていうのがこの次になります。
なるほど 以上です。
なるほどっすね。すごいしっくり聞きました。
結構フクコンに関してはアイテムズラボの相方の今度が結構やってるんで
そうよねフクコンあるよね。
フクコンに関しては感覚は知ってるんですけど
これ多分ねカマコンが派生していっていろんな地域でやりようって書いてたんやけど
その一個がフクコンなんじゃないかな。知らんけど。
だと思います。なんかカマコンをモデルにしてやってるはずです。
ああじゃあもうそうね。
フクコンもほぼ同じですもんね。そんな感じだね。
うん。ですです。
なるほどな。
でちなみに今日話した話は本当にいつも通りなんやけどセットアップだと思ってもらってよくて
セットアップ?
いや要はその次が本当にじゃあカマコンによって
あっなるほど。
そうそうそう。だから前提条件を一応土台を整理したっていうのが前編です。
あっ次回が実技編。
実技編みたいな感じです。
なるほどっすね。わあいいな。なんか樋口さんそのパターンなんかいいっすね。
アハハハハ
前振りやって次でごっそうみたいな。ジャブ打ってストレート打つみたいな感じですね。
うん。でねこれちょっと補足で言うとこれは一応地域を良くするっていうことで書かれた本なんやけど
全然会社単位であったりちっちゃいチームであったりにも使えそうなことがめちゃくちゃ書かれちゃう。
だから地域創生の今仕事してないから全然興味ないですよじゃなくて地域だとこうなるっていうことを自分の会社で置き換えてみたらどうとか
下手したら家族レベルでも使えるようなチップスが結構入ってそうなんやねパラッと見た感じ。
33:04
だから自分と関係ない世界だから興味ないですじゃなくて結構それを自分の規模に置き換えてみたらめちゃくちゃ効果的だと思います。
確かに参加してる感って大事ですもんね。 そうなんや。これ本当に子育てレベルから言えると思う。
なるほどな確かに。参加してる感が自分であるから自分ごとになるし普段生活するギアが変わるみたいな感じですよね。
そうなんや。資座が変わるんよね。これ本には書かれてなかったんやけど石切り職人の話があって
これ俺もネット見ながらないけど今バタバタ調べてさ3人の石切り職人が建設現場で働いてましたと
これ昔の話ね。1人目に尋ねたとなんであなた石切りの仕事してるんですかって言ったら1人目は生活するためやと
金稼がないといけないんじゃないかって話をした。なるほどって言って2人目に話を聞いたら
大きくて硬い石を切るために一生懸命努力してるんだと腕を上げていつか村一番の職人になるんだって言ったと
3人目に聞いたら私は多くの人々の安らぎの場となる素晴らしい教会を作ってるんだと
だから同じ石切り場で石を切るっていう作業をしていても資座が違うと全然モチベーションが変わってくると
それもあるけど後に行けば行くほど高い資座で物事を見ているからモチベーション高くやるよねっていう話
だから同じ作業でも自分ごとになった作業をするとすごくモチベーション高くできるよねっていう話をね
会社単位でいくと一人一人のスタッフが俺らの会社が世の中に対して与えている価値ってこうなんだよ
これを進めるとみんなこうなるんだよみたいのをみんなに理解してもらってた方がいいっていうことですね
そう理念をインストールを思いっきりしておくと自分ごとになるし
あとは経営者目線で全員が見れた方がいいやんやっぱり それはそうですね
完全には無理と思うけどなるべく近い方が良くて
だからバイト生だからといってその時給分の働きしかせんでいいわけじゃなくて
その働きを経営者目線で見ながら立場を全うする方がいいわけで
そうですねそれは絶対そうですね
どっちにとってもそうがいいですもんね
どっちにとってもそっちがいいという話なんです
あるほどないいですね楽しみ
あとはやっぱアイティンズラボンの理念にもつながるじゃないですか
主体的に生き抜く力を作るっていうね
それはそうですね何か分かってないことやるのしんどいですよね
何のためなのこれみたいなのしんどいですよね
いいですねまた後半も楽しみなんかすごい
ヒルさんあれですね実用的っすよね
なぜかというとね簡単に読めるやつしか読んでない気がします
36:00
簡単なんですか結構難しそうに聞こえるんですけど
そうなの
だってそれはエンデの言い言よりは
まあまあまあ
とかミームのやつよ理工的な遺伝子とかはなんつーんかさ
そもそも学問として難しいじゃないですか
実用的なことって意味は分かる気さ
なるほどななんかまあ好みなんでしょうね
俺はもうちょっと実用的なの読みたかったんですけど
なんか馬の世界史行っちゃったっすね
ちなみにね本当は俺もそっち読みたいんですよ
はいはいはい
でもなんかねちょっとあさって登壇するんでイベントに
必要に駆られて
そうそう
でもすごいっすね科学の代表の方と一緒に
めちゃくちゃすごい
でもそれが
それはもう本当に科学の方にコテンラジオのファンの方がおって
それで一回イベントで登壇させてもらって
その方とトークセッションしたんよ
それで面白がってくれて呼んでいただいたって感じで
いいっすねいいっすね
うれしいです
さすがどんどん表に出ていきましょう
僕で良ければって感じです
裏ではこんな怪しいポッドキャスト配信しながら
くせえな
そんな感じかな今日は
了解です
じゃあ二人とも後編があるって感じですね
あります
特殊感想後編をお楽しみに
今回はここまでありがとうございました
ありがとうございました