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おれたちライブスマター、おれまたは人生を無理やり楽しむなど、人間ファンカキュレーション番組です。
みなさんこんばんは、今日も始まりましたおれまたです。まずは自己紹介からいきたいと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
抜短漫画、Kaki Iwaです。よろしくお願いします。
はい、最後のスタッフ、りんまいYoshidaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
またなんか、ちょっと、だらだらと予定が合わないまま、またちょっとギリギリに近くなってきたんですけど。
会いませんなー。
リアルタイム収録みたいな。
今ね、何通かお便り頂いてまして、お便り買いもいこうかなと思ったんだけど、
えーとですね、何通か頂いてる中の1通が、割とお便りを頂いたら、一応、IwaちゃんとYoshida君の3人で見せて、こんな感じのお便り頂いてますよーっていう感じで始めるんだけど、
1通ですね、Yoshida君に内緒にしてくれって言われてるのがありまして、
はいはいはいはい。
まあなんとなく、どんなメールかっていうのは予想つくかどうかわかんないですけど、それぶつける?どうする今日?
無理。
あ、無理なの?
そんな余力はないねー。
疲れている。
それ行きたいなと思ったんだけど、Yoshida君さっきもさ、結構今もう遅くの時間なんだけど、始めようよって予定の当初の時間空いた時に、まだ打ち合わせついてたんだよね。
いや、大変だよねー。
Yoshida行けるーってLINE送ったらね、打ち合わせ中ってすごいなんか冷たく返ってきた。
黙れくらいのLINE。
そうそうそうそう、ちょっと黙っとこうみたいなね。
俺は仕事してんだみたいな。日付も変わりそうなんだ。
一緒に怪我したのです。
お便りいただいてる人もちょっとまだ今は名前も言わないようにするんですけど、もうちょっと待ってください。ごめんなさいお便り。
あの元気がある時にちゃんとお便り会がっつりしようと思いますんで、もうちょっと待ってくださいということで。
来るのかって。来るのかってなんだけど。
え、じゃあ今日何の話するんだよ。
何話すんだ。
なんかある?
思いつかないね。
ない?じゃあまあいいや。じゃあ俺がなんか話しますよ、じゃあ。
えっとね、じゃあとりあえず話をスパッと最初に戻して、オープニングっぽくして。
じゃあね、俺最近あったと言ったら、えっとね、ドライブマイカー見ました。
あー、ね。見てないんすよ。
見てないの?
ほうがちゃんも見てない?
見てない見てない。
まあ俺も別にね、すごい最近ほうがをめちゃめちゃ追ってたわけじゃないから、いや本当になんか話題になったから見たっていうすごいミーハーな始まりなんだけど、
うんうん。
面白かったよすごく。
面白かった。
なんか良さそうですよね、CM見る限り。すごい見た。
ほうがすごい好きな僕はドンピシャな感じだった。あのいわゆるすごいわかりやすいジャンル映画とかではない感じでさ。
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静かな。
静かで、どっちかというと行間を読んでいく感じ。
うんうん。
わかりやすくストーリーが、まあわかりやすい方ではあると思うんだけどストーリーだけだとね。
うんうんうん。
だけどそこでなんか描いてるものとかは割といろんな端々端々をつなぎ合わせた感じの中から何を感じるみたいな映画だったのね。
うーん。
ほうがらしいほうがだなと思ったんだけど、ふと見て思って俺はもうめちゃくちゃそういうほうがらしい感じって好きだから昔ながらの。
良かったんだけど、こういうのって今って流行るのかなどうなんかなってすごい思ったのね。
言われてみるとさ。
流行るものにも賞を取っとるやんけ。
まあ賞を取ってるんだけど、もう最先端を追うみたいなさ、Kポップだろ流行ってね。
前回のちょっと広告の話じゃないんだけど、トレンドトレンドな世の中じゃん、ありと。
そんな中でさ、ちょっとミニシアターの匂いがするものって最近どうなんだろうなってふと思って。
言われてみればそんなになんか目につかなくなってきた気はする。
目につかなくなったよ。
いわゆるね、まあ多分アカデミー賞とかはちょっと俺はわかんないんだけど、カンヌとかさ、あっちの方で賞を取りそうだなっていう、いわゆるコマーシャル系対策では決してないタイプの映画。
で、すごい映画に対して真面目で真摯な感じがしたのね。
で、あとはね、ひとつ思ったのは、まあ日本の映画って言いながらさ、韓国だったり日本だったりその他の国だったりって結構なんか国際的な感じがする色があったのね、映画の中に。
そんな感じだな。
それで西島さんが主演なんだけど、本人の役柄が舞台監督みたいな役で、チェイホフってわかる?ロシアの作家、有名な人。
チェイホフ、名前しかわかんない。
名前がわかればいいよ。
俺もそんな程度よ。
俺もなんかダザイオさんの小説いっぱい読んでた時にやたらとチェイホフっていうのはこの人って思ったぐらいの感想だからさ。
ロシアだよな。
そうそう、ロシアの。その人の技曲を舞台化するっていうのと同時に物語が進んでいく感じだろうね。
最後はそのチェイホフのワーニオジサンっていう技曲が重要な架空だったんだけど、そのチェイホフってさ、ロシアの人だからやっぱそのキリスト教、特にあのロシア聖教がわからないとちょっと伝わり方が日本人の感覚だと変わるのかなとはふと思っちゃったんだけど。
変わると思う。
何も知らずにね、見るとね、日本人としてはね、やめようかな。今ネタバレになるからやめようかな。確実に感じ方は変わるなと思った。最後のセリフ。
そうそうそうそう。それは置いとくんだけども、さっき俺が言ったようにこんなちょっとミニシアターっぽいのって流行るのかなどうかなって言ってたんだけど、一部でこれはわざとね、なんかアンチ的な発言だと思うんだけど、暗いとかわかりづらいとかちょっと全問答っぽいみたいなことをどっかで見て感想として。
逆張りっぽい記事だね。
そうそうそうそう。ちょっと逆張り記事なだけだと思うんだけどね。なんだけどそういうアンチなセリフをわざわざ吐くんだったら、じゃあ今回はドライブマイカーなんか全然明るい映画だよっていう世界の映画監督を紹介しようかなとちょっと思ったわけですよ。
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そういう話し持ってくんだ。暗いやつね。
暗いやつ暗いやつ。暗い映画監督紹介でいこうかなと思ったんです。
いいじゃないですか。
ドライブマイカーなんて全然鬱っぽくないよ。まだまだ元気いっぱいだよっていう代表になる監督をね、昔から知ってる監督なんだけど、途中でもうお腹いっぱいになって逃げて10年ぐらい経った後、最近ちょっと見直してる監督がいるんですよ。
知ってる方知らない方いると思うんですけども、ラース・フォントリアっていう監督わかります?
ラース・フォントリア。
簡単に紹介すると、ラース・フォントリアさん、デンマークの映画監督で、メランコリアも撮ってるメランコリア。
メランコリアか。
デンマークの映画監督で、現在65歳っていう方のね。
アウスジャックとかね。
デンマーク映画っていうのを世界に注目させる盾役者でもある人だから、かなり世界的に有名な人だと。
そうだね。
で、この人がまず有名になったのって、世界的に有名になっていった時に、1995年、映画生誕100周年って言われた年だったのね。
で、その生誕100周年の時に、ドグマ95っていう映画運動を開始した人だよね。
全然知らないでしょ、もう今となって。
ドグマなんだって。
ドグマ95。ドグマに数字の95。95年だから。
感覚としたら、1950年代の終わりには、ヌーベルバーグっていうのがあったわけじゃん、知ってる?
名前はって感じだね。
大王ジャン・リュック・ゴタールを率いるヌーベルバーグなんだけど。
ヌーベルバーグってフランス語なんだけど、英語にするとすごいわかりやすくて、ニューウェーブっていうね。
そうなんだ。
ヌーベルバーグでカタカナでさ、ググったらさ、ステーキ屋さん出てきちゃってたよ。
それとはちょっと違うんだけど、ちょっと当時の俺は似たようなイメージで捉えたんだけど、ドグマ95っていう映画運動があって、映画生誕100年で、
その頃ってね、例えばノンリニア編集っていわゆるパソコンでフィルムを切るんじゃなくて、パソコンの中で編集できたりとかさ、
アドビープレミアが出始めた頃とかさ、そういうパソコン編集とかいろんな効果とかを入れやすくなってきた、デジタル時代に移っていく最初の頃だったのね。
で、そんな中でドグマ95っていうのを始めるんだけど、あのドグマ95は10過剰からなる純潔の誓いによって規定される映画を作るっていう運動なのね。
もうめんどくさい。 で、さらっとした内容で言うと、まあそういうノンリニア編集だとか特殊効果だとかが始まってきた頃に、
そういうテクノロジー依存を拒否して、物語とか役者の演技とか主題っていう映画本来が伝えようとしているものに立ち帰るっていう運動だったのね。
だからハリウッド的なスペクタクルとかジャンル映画もダメっていう運動なんだよね。
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なんかさ、なんか俺の中の超三部作みたいなの、なんかそんなのなかったっけ? この人三部作だらけで後で説明するんだけどさ、嫌な三部作ばっかりなんだよこの人。
で、そんなドグマ95の10過剰の純潔の誓いっていうのをちょっと説明すると、その1、撮影は全てロケーション撮影によること。
スタジオのセット撮影を禁じる。
まあまあまあ。 まあまあでしょ。
で、その2、映像と関係ないところで作られた音、過去効果音などを載せてはならない。
おー、まあまあ。 うん、まあまあ。
そしてその3、カメラは必ず手持ちによること。
もうこんなの、マイケル・ウェイ全否定だよね。
全否定だよ。この漢字はね、たぶんね、カメラのことをね、キャメラっていう漢字のタイプの人だよね。
それで4番に、その4です、映画はカラー撮影であること、照明効果は禁止。
要は結局、あれでしょ、この時代ってもうカラーなわけじゃない。
だから意図的にモノクロにして雰囲気を出すとかダメみたいな感じ。
そしてその5、フィルターを禁止する。要は過度な色使いにすることは禁止。
そしてその6、表面的なアクションは許さない。
殺人とか武器の使用っていうのはダメ。
なんで?いいじゃん。
要はアクションすんなっていう、表面的なアクションで何とかしようとすんな。
うるせえな。
そしてその7、時間的とか地理的な隔離は許されない。
今ここで起こっていることっていうことしか描いてはいけない。
ちょっとわかりにくいから簡単に言うと回想シーンとか禁止。
鬼滅の刃作れないよ。
そうそうそう、全然ダメ全然ダメ。ブリーチもダメブリーチも。
その8、ジャンル映画は禁止する。
どういうこと?
ジャンル映画、要は刑事ものとかさ、SFとかさ、
わかりやすいそういう好きな人だったら見るよねみたいなカーアクションとかね。
そういう特定の好きな人がいるようなジャンル付けをすることも映画としては禁止する。
そしてその9はちょっと映画オタクじゃないとわかんないけど、
最終的なフィルムのフォーマットは35ミリフィルムであること。
これは往年の映画ってことね。
そしてその10に監督の名前はスタッフロールなどにクレジットしてはいけない。
なんで?
監督がドヤ顔で俺の作品みたいな、そういう堅持力を出してはいけないっていう。
うるせえ。知らねえ。知らねえ。
この10個の純潔の誓いを立てたら映画を作るっていう運動を始めたのね。
うるせえ。 立てろ立てろ。
超うるせえオタクの感じでしょ。
うるせえな。
一応この運動は2008年に終わったって自らが言って、ラース・フォントリアさんも言って、
ラース・フォントリアさんも初期の頃しか作ってないんだけどこの10箇所の誓いを立てた映画って。
なんだけど意外とここから新しいことを始められた監督っていうのは出てきたから、
全く意味のないものではなかったっていう映画運動になってるね。
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なんでこれを話したかっていうと今回はドグマ95はこれでいいんだけど、
まあいいじゃん、そういうのはそういうのでかっこいいしって思うんだけど、
そんなオタクなマニアックなことをするラース・フォントリアさんだからさ、
この後にも有名になっていくんだけど、ファンの方には言っちゃ悪いんだけど、
とても俺は好きなんだけど、とてもじゃないけどついていけない監督なのねこの人。
なるほど。
特にこの人が日本で有名になった最初の映画っていうのを次に紹介すると、
結構知ってる人いると思うんだけど、2000年のダンサー・イン・ザ・ダーク。
ああ、その監督。
いやー、ダンサー・イン・ザ・ダーク、これ嫌いだなあ。
そう、俺も嫌いだったんだよ。ただね、当時嫌いでリアルタイムで見てるから、
俺はまあ10代最後とかでしょ。
ドックビルより前だっけ後だっけ。
前前前。
前か。
まあそこもちょっと説明していくんだけど、
もうちょっと何の話かすでにわからなくなってきててごめんなんだけど、
まあ今日はね、暗い映画監督第一位みたいなラース・フォントリアさんの話なんだけど。
暗いよな。
このダンサー・イン・ザ・ダークって見たことない人に簡単に説明すると、
まあ有名なミュージシャンのビョークが主演なんだけど、
まあ不幸な目に遭っていくのねこの人。
不幸な目に遭っていく以上みたいな感じだよね。
その一言で合わせるんだけど、目も見えなくなっていくし、
自分を守るためにやった殺人がそのまま公主権への判決を下されるし、
ってなるんだけど、
本当俺ね、当時嫌いでその後見てないから、今見るとまた違うのかもしれないけど、
そんな中で明るいミュージカルがすごい挟まれるっていう映画だったのね。
随所随所に。
妄想的な感じだったね。
そうそうそう。だからミュージカルで、そういう自分の本当はこうしたかった希望みたいなのを表現しつつ、
不幸しかないみたいな映画なのね。
もうネタバレしてもいいでしょ、2000年の映画だから。
ラストシーンは公主権っていう映画なんだけど、
好きな人にはごめんなさいなんだけど、
俺のイメージでは最悪の映画だったのね。
そんなラース・フォントリアーさんが、さらに次2003年にドックビルっていう映画を出すのね。
見てないの。
そう、2003年か。
そうそうそう。で、俺はダンサーイン・ザ・ダークを見て、もうへこんで、
もうこの監督いいやって見切りをつけたはずだったのに、しょうこりもなくやっぱ見ちゃうのね。
見ちゃうよな。
で、まあこれは主演はニコール・キッドマン。
まあめちゃめちゃ綺麗だったんだけど、
簡単に説明するとストーリーを。
ニコール・キッドマンがギャングの娘っていう設定で、
で、ある村に逃げてきたっていうところから始まるのね。
で、なんで逃げてきたかわかんない謎の娘さんっていう設定だったんだけど、
で、また変なのは、その村っていうのもロケーションとかセットとかがまともになくて、
真っ暗な広いなんか舞台の練習部屋みたいな、もう何もないスペースで、
スタジオが全くセットがないイメージがいいかな。
で、そこに床にチョークで家とかさ、しきりとか壁とかってチョークで書いて、
ストーリーみたいな感じでね。
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そうそう。で、「これは壁ですよー。」とか、「これは家ですよー。」とかって設定してあるだけなのね。
だから全部チョークで線が引っ張ってるだけがセットになってんのね。
で、そんな中でニコール・キッドマン逃げてくるんだけど、
最初村の人はよくわからない娘さんだけど、まあよくしてあげようって、まあよくしてあげるのね。
なんだけど、だんだんだんだんいろんなことがあって、
あの娘ちょっと邪魔だなとか、その悪いものが見えてくるのね。悪いものが。
で、悪いものが見えてきて、最初はすごく寛容的だった村の人たちが、だんだん彼女に冷たくなっていって、
で、彼女がひどい目に遭うってだけの話。
悪意がむき出しになってくるだけっていう話ね。
ひどい目に遭うんだよね。
そう、ひどい目に遭うだけの話。
最後にどうなるかっていうのは見ていただきたいかなって。
ある意味スカッとするんだけどね、最後は。
いや、懐かしいな。
で、まあ俺はこれを見て、ちょうこりもなく見たけど、まあやられたわって思ったのね。また嫌な気分になったと思うね。
うん、とにかくね。
で、ちなみにこのドックビルっていう映画の後に続編が出るんだけど、マンダレイっていう映画が。
へえ、続編。
だけど、ただニコール・キッドマンはもう同じ役はやってないっていう。逃げたのかって思ったんだけどね。
で、このマンダレイももう語るほどじゃなくて、ドックビルの延長だなみたいな映画なんだけど、俺はちょうこりもなく見ちゃったね、それで。
見ちゃったんだね。見てないんだよ、マンダレイ。
本当?見なくてもいいよ。
ドックビルの後はもうアンチクライストだからだいぶ間を。
ああ、そうだね。じゃあそのアンチクライストの話に行くんだけど、でまあこういう、ちょっと見るたびに俺は心がへこむ映画をずっと撮ってた人なんだけど、
ドックビルまで撮った後に、次に三部作を撮るのね。
で、この三部作が、まああるじゃない、いろいろ、なんかアレックス三部作とかさ、なんだか三部作とか、なんかいろんな監督によって三部作って、何々三部作って名前つくじゃん。
ラース・フォントリアさんのこの後に撮った三本の映画の三部作を、撃つ三部作っていうらしいのね。
公式?
公式?
公式、公式、公式。
なんか、黄金の心三部作っていうのもあったよね。
えっと、ダンサーイン・ザ・ダークも確か、黄金の心三部作に入る。
なんかジョジョみたいだよね。
ただ全然黄金じゃないんだよね。で、この次の撃つ三部作っていうのなんだけど、さっきから岩ちゃんが言ってる最初が2009年のアンチクライストっていう話なんですけど。
アンチクライストな。
まあなんかこれちょっと説明しててもさ、本当になんか理解してもらえるのか、何の話してるのかっていう話になっちゃうのがちょっと不安なんだけど。
なんで撮った?みたいな感じだよね。
そう、なんで撮った?みたいな感じだよね。アンチクライストは、ただこの人ね、冒頭の映像がすごい美しすぎるのね、基本的に。
確かに美しい美しい。
このアンチクライストも冒頭美しすぎる。
素敵な絵を撮るんですよね。
素敵な映像すぎるんだけど、ストーリー的には息子を失っちゃったっていう、なんか自分たちがセックスしてる間に自分家の窓から夜起きたの気づかずに子供が飛び降りちゃって死んじゃったっていう話なのね。
きついが、もうその設定が。
でしょ。それでもう本当に奥さんの方も悲しみから立ち直れずに、それでシャルロとゲンズブールが役やってるんだけど、立ち直れないまんまだったから山奥の山小屋でちょっと二人で生活するっていう物語になっていくのね。
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それで良くなろう良くなろう良くなろうって夫婦で話し合うんだけど、最後にはぶっ壊れるっていう話なのね。
そういうのばっか。
その息子が死んだ時っていう悲しみも、実はそこにさらに自分を責めたくなるような理由っていうのがいっぱいあったりとかするんだけど、全てに救いがないと。
ないね。
これよりもさ、もうちょっと説明したいんだけど、これ以上説明することがない映画なんだよね本当に。
ない。もう裸ってイメージしかない。自然が裸。
なんか自然みたいな感じ。なぜかやったこと性的なのね。
そうだね。
っていう映画です。
なんでそんなの撮る?
これも、いろいろ批判されたりとか、いろいろこういうことを表現したかったとかあるんだけど、だけどここで喋ってもちょっと何とも伝わらないんで、興味を持った人がいたら見てほしいっていう映画。
そう。
基本見なきゃわからない映画なのね。
なんかハマる人にはハマるのかもね。
俺は嫌い嫌いと言いながら全部見てるからさ、大体。
好奇心はちょっと誘うとこではあるよね。
で、もう一個次の2011年の映画が、これちょっと俺は一番どれ見るかって言われたらこれ見てほしい映画なんだけど、
そうかもね。
メランコリアっていう映画が次にあるんだけど、
メランコリアなんか聞いたことあんの?
これね、最近あった映画とちょっと被せると、ドントルックアップって映画あったの覚えてる?
うん。見た見た。
あれと一緒な話なのね。簡単に言うと、惑星が衝突して地球滅ぶっていう話なんだけど、こうまで違うかっていう感じなのね。
うんうん。
で、それがなんか二部構成になってて、で、第一部はすごい最初幸せそう見える主人公の女の人と旦那さんの結婚式の話なんだけど、
結婚式会場に遅れて行ったら、その家族とかさ、いろいろ親戚とかいるんだけど、なんかだんだんさ、その式の中で嫌な家族の面とかいろんな人間関係のイサコザが見えて、結局破壊されていく話なのね、結婚式が。
それで、なんじゃこりゃと思ったら第二部ってなったら、今度は惑星が衝突して全てが終わるんだ。
それでなんか、俺、久々見てさ、ドントルックカップと一緒じゃん、この映画って思ったんだけど、で、もう一個笑えることがあって、主人公の女の人の姉夫婦の夫の方で、キーファー・サザーランドが出てるんよ。
へえ。
出てたっけ。
あの、ジャック・バウアーの人ね、25の。テロ対策ユニットでさ、何があっても諦めない、24時間働き続ける男だったわけじゃん。で、俺のイメージでは、やっぱそのジャック・バウアーのイメージがあるのね、キーファー。
で、作中でも唯一まともな人に描かれてたのね。で、キーファー・サザーランド、最後、何とかやってくれるはずだって、惑星衝突するのをずっと天文学にすごい詳しい役で、で、惑星衝突するのもみんなを心配させないように、
惑星衝突しないよ、大丈夫だよ、心配しなくていいよって言ってる、すごい一番良心と理性を持った役だったのね。なんだけど、最後の方でさ、自分で天体望遠鏡を見て、やべえこれ惑星本当に衝突するわと思ったら、あのジャック・バウアーがだよ。一番最初にね、自殺するのね。
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いや、ちょっと笑い事じゃないんだよ。でもジャック・バウアーだと思っちゃうからさ。 そうそうそう、ジャック・バウアーと思って見てるから。 諦めたと思うよね。 諦めたと思ったのね。まあそういう映画なんですけど、吉田くん分かった? 分かったって。
なんでそういうの撮っちゃう? だからずっとそういう映画ばっかり撮ってる人なのね、本当に。 勘してるよね。 救いようがない映画ばっかり撮ってる人なんだけど、ただ困ったところは何かすごいアーティスティックな匂いがするし、やたらと美しいのね。
なんかさ、面白く見えるよね。 そう面白く見えるんだよね。 なんかよく分かんないけど。面白くっていうか面白いことが起きそうに見えるっていうか。
なんか俺は最初のダンサーインザダーク見た時ってまだ若かったから、今見るとちょっと感じ方違うかもしんないんだけど、アンチクライストとメランコリアもね、最低の映画だなと思うけど、なんか面白いんだよね。
そうだね。面白いよとは絶対人に勧められないんだけど。好きな人は好きだろうけど。
久々に俺はアンチクライストとメランコリアを見て、それなりに楽しめたんだけど、もう一個そのうつ三部作のさ、2013年にもう一個最後の作品で出るやつがあるんだけど。
えー。 えっとね、これがね、なんかボリューム1と2とかっていろいろあって、俺もちゃんと見てないから分かんないんだけど、タイトルがね、ニンフォマニアックっていうタイトルなのね。
これ俺見てないんだ。 もうね、俺ねタイトルだけで見る気に伏せちゃった。これはさすがに。
ねー。これちょっとね、勇気いるよね。 意味分かる? 全然分かんない。
分かんない。ニンフォマニアってさ、いわゆる性行為マニアのことを言う。そういう性行為依存症の人のことをニンフォマニアっていうのね。で、タイトルからしてさ、ニンフォマニアックってタイトルだから、なんかもうある意味はそうがつく感じさ。
やる気だなと思うよね。 これまででもさ、ニンフォマニアみたいな感じだったじゃんって思って。
アンチクライストでやったじゃんって感じ。やり足りんかった。
これだけはちょっとね、まだ心の準備足りてないから見れてないんだけどね。 俺も見てないよこれ。
画像検索したけど、AVなんよね。
このラース・フォントリアーさんはね、まだ俺はニンフォマニアックだけは見れてないんだけど、まぁいつか挑戦しようかなと思ってる監督なんだけど、
俺ね、ラース・フォントリアーさんなんで見ちゃうかっていうと、もう一人ね、ラース・フォントリアーさんみたいな最悪の映画しか作らないけど、なんか好きな監督っていうのがもう一人いて、ギャスパーノエ監督。
全然わかんない。 ギャスパーノエって検索してみて。
アレックスだろ。 うん、アレックス。
見たくない映画監督だね。 ギャスパーノエはアルゼンチンなんだ。俺フランス人かと思ってた。
クライマックスとか、新しいね。 カンのアレックス、エンダー・ザ・ボイド。
そうそうそう。 エンダー・ザ・ボイド。 クライマックス。
この、ちょっと俺今ずっと勘違いしてて、フランス人だと思ってたけど、アルゼンチン、ブエノスアイレス出身の映画監督であるギャスパーノエさんっていう監督がいるんだけど、
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これも多分ね、最初出てきたのってやっぱね、ラース・フォントリアーさんとかと同じ頃だと思うんだよね。90年代から2000年代みたいな感じで。
時期は怪人を生み出してるね。 そうだね。やっぱ多分ね、時代的にもミニシアターブームとかあったからだと思うのね。
なるほど。 とかやたらと一部でさ、エンターテイメントじゃなくて、ちょっとアーティストっぽい、アートっぽい映画が流行った時期だったりとかして、
でこの人もね、最悪の映画しかないのね。で俺は最初のね、カルネっていう、リアルタイムではさすが見てないんだけど1991年だから、
カルネっていう映画を見てかなり衝撃を受けた監督なんだけど、最近で言うとね、一番新しい映画だと2018年クライマックスってあるでしょ。
これだけちょっと紹介しとこうかなと思うんだけど、まあちょっと最悪映画祭っていうことで、何の話してんだって話になってるんだけど、
このクライマックスって映画ね、ある舞台かなんかの打ち上げだったかな、なんかのパーティーでみんなが山奥の小屋に集まってるのね。
そこでちょっとはっちゃけてる若者とかたちだから、やばい薬を分け合っちゃうの。だんだんみんなその薬でラリリりながら、
一日中パーティー、ダンスパーティーみたいな感じで騒ぎ続けてて、だんだんおかしくなってきて、で最後に朝になった時には、全員殺し合って死んじゃったっていう映画だろうね。
馬鹿でしょっていうのが最新のクライマックスっていうので、その前のラブ3Dっていうのもエンターザボイドっていうのも酷い映画なんだけど、ただ何かちょっと感じるところがある映画ではあるんですよね。
ただこの人の中でちょっと流石に最悪だと思ったのは、その前のアレックスっていう映画は本当最悪だと思ったから、最悪でいいと思う。
最悪しか言ってないじゃん。
本当に嫌な気分になる映画だったよ、アレックスは。
ちょっとね説明するのも嫌な気分になるから説明できそうだね。
モニカベルッチが出てるんだけど、モニカベルッチよくこんな映画出たなって思ったんだけど。
よく出たよね。
なんかね簡単に言うと、映画が始まるでしょ、最初にエンドロール流れる。
それで急にエンドロール流れたと思ったら、そしたらいきなりある男が店にブチギレで入っていって、店の奥にいた男をボコボコにして殺すのね。
なんだこれ、なんだこれ、なんだこれって思ってると、そうするともう一個前になると、ちょっとそのボコボコにするまでの前のシーンになるのね。
だから最初にエンドロールが流れて、次そこになるってラストシーンが最初にあるのね、物語に。
でどんどん時を遡っていくっていう映画で、でなんで男は最初に怒りマックスで店にいた男をボコボコにして殺しちゃったのかっていうのがだんだんわかってくる映画なんだけど。
もうこれがまあ最悪で見ててムナクソ悪いだけの映画だから決して見ることは進めないんだけど。
それで一番最後の最後に、そのぐちゃぐちゃになる前の一番最初のシーンになるのね。ラストシーンが最初のシーンなのね。
そしたらまあその自分の彼女とすごく幸せそうにデートをして幸せそうな二人っていうところで終わるのね。
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結局その幸せそうな二人のすべてが壊れるっていう映画なんだけど、それを最後にして最悪なことになるっていうのを最初に描いて、
最後の最後ですごい幸せそうにしてラストの言葉で時はすべてを破壊するって言って終わるっていう最悪な映画ですね。
感じ悪い。
感じ悪いんだよ本当に。
感じ悪いなあ。
っていう映画です。
ドライブマイカー見よ。
だから今のギャスパーノイ監督とラース・フォントリア監督に比べたらドライブマイカーはすごい前を見てる映画だなと僕は思いました。
そうだね。
俺さ、ラース・フォントリア監督多分一番新しいのってハウス・ジャック・ビルトだよね。
ああになるか。俺もう最後までリアルタイムというか最新作で追ってないんだこの人も。
中には興味を持ってね見られる方もいるかなと思うので、個人的にはね一番最初にまずハウス・ジャック・ビルトを見てもらって、これ死ぬほど見やすいのね。
あ、そうなんだ。俺見てないわ。
もうエンタメ、エンタメって言っちゃ良くないんだけども、トリア監督とは思えないぐらい見やすくて、見やすい映画なんですよ。
いやだからちょっと本当に?って思うぐらい見やすいよ。
えー俺見てない映画。
だからこれがもし見づらかったらもう見てらんないと思うから。
やめとけ。
まずニューマンとしてハウス・ジャック・ビルトを見て、ぜひ見てほしいです。見てないんだったら見てほしい。本当に同じ監督って思うと思う。
面白い映画家って言われると面白いのかなーって感じはするんだけども、面白がり方は分かりやすい映画で、
で、ビジュアルもね、やっぱりトリア監督っぽいなんかちょっと、なんかすごく意味がありそうな良い雰囲気の映像というか、映像表現というか。
だってね、アンチクライストン・メランコリアも最初のシーンなんて美しいんだろうと思ったよ。
美しいよね。
そういう意味ではね、全然見所いっぱいで、なんか嫌いにはなれないけれども好きでもないみたいな、なんて言ったらいいんだろうな。複雑な映画ではあるんだよね。
そうだな、俺、だからギャスパーノイ監督も一緒なイメージかな。
俺ギャスパーノイ監督は本当はアレックスでやられちゃったから、見たくない。
アレックスは見ちゃダメって俺は思うかな。
そんなの。
本当の本当にねむらくそ悪いのね、あれだけは。
悲しいって感じなんだけど、あの映画だけはね、誰が見ても受け付けないと思われる。
これから不幸になる人が最高にハッピーなシーンで終わるわけだから。
ギャスパーノイ監督はないの?入門編的な見やすいやつ。
俺は本当は最初のカルネとカノンっていう映画がすごい好きだったんだけど、ちょっとね、ジャンピエール・ジュネっぽさもあったりとかするのね。
あー、言われてみれば。
でしょ?
質感というかね。
そうそうそうそう。
コントラスト強いし。
ちょっとどこかおとぎ話っぽくてね。
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赤が強いし。
汚いゴミ溜めのおとぎ話みたいな感じでね、ちょっと。
だからすごい好きだったんだけど、アレックスでもうこの人ダメだと思って、エンター・ザ・ボイドで意外とやっぱやばいなこの人と思って。
ラブ3Dでなんかねこの人がある意味ポルノっぽいのを作ったみたいな売り文句だったと思うのね、18禁です。
へー。
意外と悪くないなと思って、クライマックスで壊れたと思ったから入門ってどれだろう。
ないな。ないな。
じゃあギャスパーノエ監督は入門はないけどアレックスだけは外してくださいということで、ラース・フォントリア監督はハウス・ジャック・ビルド。
ハウス・ジャック・ビルドが一番見方がわかりやすい。
あとは、あとメランコリアが意外と見やすい。
ドックビルもいいかな。
ドックビルはムナクソ悪い気分を最後の瞬間まで味わった後にバイオハザードのガトリング無双でスッキリしたい感じだったらそれがいいかな。
ニコール・キッドマンだからなんか見やすいっていうのあるかもしれない。
それはあるね。ニコール・キッドマンっていうすごいメジャーな人がいるから唯一見やすいみたいなのがあるかな。
どれも見たいと思えなかったね。
吉田君は多分ね全然興味ないと思うんだよなこの人。
嫌な映画の解説だね。
何の話しだしてここまでたどり着いたんだっけ。
だからドライブマイカー見ようぜって話でしょ。
ドライブマイカー見ようぜ。
素敵な映画だったんだよね。
素敵な映画だった。良かったよ。
全然違うよドライブマイカーと。
いやー新しいバットマンも見たいな。
そうだね。今回大丈夫かどうかわからなくなってきたけど。
閉めてください。
いわさんとしょうじさんは通過の中でご例というとそれそれって何のが聞いてて面白いなと思いました。
映画は見ません。
ありがとうございましたでいいのか。
何のかよ。
トトロ見よトトロ。
ジブリ最高。
ありがとうございました。
本当に大丈夫かこれ。