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2025-02-10 07:43

#711【値付け】道の駅ではチマチマ値上げしない方がいいかも?

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おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴13年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
今日は711回目の放送です。値段付け、値付けに関してなんですが、道の駅ではチマチマ値上げしない方がいいかもというテーマで、道の駅の値付けとか、
お客様の心理みたいな点について、気づきがあったので、共有しようと思います。
最近ですね、自分の商品の値上げをしないといけないということになっておりまして、自分が販売しているごぼうのお菓子、バリバリごぼうという商品の原価がどうしても上がってしまうので、
2月の途中から3月に入ってからかなぐらいで、一斉に値上げをしようかなというふうに思っております。
道の駅のスタッフさんと、何円に値上げするのがいいですかねというふうに相談している中で、
こういう値付けを意外とやめた方がいいかもしれないというお話をいただいたので、そこらへんを少し深掘りしてみようと思います。
まず今回の結論の逆の話というんですかね、セオリーというべきでも言うんでしょうか。
大台効果とか、大台割れ効果という言葉があるので、まずそれの説明をさせてもらおうと思います。
大台割れ効果というのは、9980円みたいなやつですよね。
もう大型1万円なんだから、1万円でいいだろうというふうに思うかもしれませんが、
1万円ですというのと、9980円というこの違いだと、たった20円しか違わないのに、
5桁のものが4桁の金額になっているというだけで、めっちゃ安くなっている感じがするというやつですね。
なので、10円、20円値下げしただけで、とんでもなく、とんでもなくでもないんですけど、印象がかなり違ってくるので、
1万円ぽっきりというんじゃなくて、9980円という値段にすると、お客さんに安く感じさせることができますよというのを大台割れ効果というそうです。
今言った4桁から5桁とか、3桁から4桁、1000円じゃなくて、980円の方がなんとなく安く感じるという、
効果が一番大きくなるのが桁が大きくなる。3桁から4桁とか、4桁から5桁に行くところが一番大きくなるというふうに言われるんですけども、
そこまででなくてでも、500円のものが498円とか490円とかになっているのも、やっぱり大台割れ効果の一つというふうなことなので、
一般的なスーパーマーケットとか、量販店みたいな安売りを売りにしているお店だと、
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00というキリのいい数字じゃなくて、なんとか9とか、なんとか90とか、そういう下一桁をきっちりしてない数字にしていることが多いそうなんですね。
これを聞いているあなたも、確かにテレビCMとか、テレビショッピングみたいなものとか、通販とかで下一桁が80円とか90円になっている方が、
なんとなく手に取りやすいな、クリックしやすいなというのは経験があるんじゃないかなと思います。
ようやく本題に戻ってくるんですけども、道の駅のスタッフさんと話していたらですね、
あんまりそれやらない方がいいんじゃないっていうふうなことを言われたんですよね。
そのスタッフさんは道の駅歴がもう10年かな20年かなぐらいになるかなりのベテランの方なので、
いろんな商品を見てきたけど、道の駅の商品ってなんかね、430円とか40円とかいう価格が、
あんまり逆に好まれない傾向にあるんじゃないかっていうふうにその方はおっしゃってたんですね。
データとかがきっちりしたものがあるわけじゃないんですけども、その方が仮説で言ってらっしゃったのが、
あんまりお釣りが出ない金額の方が、フラッと立ち寄った人とかは喜ばれるんじゃないかということをおっしゃってたんですね。
それこそ最近はキャッシュレスでね、ペイペイとかなんとかペイとか、そのままクレジットカード連携できるみたいなものもあったりするので、
そもそも小銭を持っていない、小銭を使わないという状況の方からしたら、
その波数が何円であろうとね、お釣りの心配をせず支払えるので、あんまり気にしないかなというふうに思うんですけども、
そこの道の駅ではまだ現金の方も結構いらっしゃるということで、
そういった時にですね、500円なら500円とかせいぜい450円とかだったら、
お金を出してお釣りが1枚で収まるな、みたいな感覚で行くんだけども、
それが420円とか30円とかいう金額になると、逆に面倒くさいなっていうふうに思う方も結構いるんじゃないかなということが、
そのスタッフさんがおっしゃっていることなんですね。
さっきの大台割れ効果と違う言葉とか心理学的なものを使うとすれば、
シンプルなものの方がいいというやつですよね。
分かりやすいとか支払いが楽とか手間取らないというところに、
道の駅のお客さんとかがメリットを感じている可能性があるんではないかということだと思われます。
現実的には道の駅のお客さんが自分の商品だけを買ってくれるというケースは、
率としてはそんな高くないかなというふうに思うんですけども、
ふとした時の衝動買いの後押しにはなるかと思うんですよね。
トイレに行ったついでにお土産コーナーを見ているうちに、
ちょっとこの商品ちょうどキリがいい400円だから買おうかなとか500円だから買ってみようかなっていうパターンですとか、
ご夫婦で行ってらっしゃる方の奥さんの付き添いでいた旦那さんが、
ちょっとこれ自分の財布で買ってみようかなみたいな感じの時に、
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あんまり細々した数字じゃない方が手に取りやすいというのは確かにあるかなというふうに思うわけです。
なのでこれは自分自身もやってみないとわからないところなんですけども、
10円でも安い方がいい、1円でも安い方がいいというのが一般的な考え方ではあると思うんですけども、
道の駅の販売に限ってはもう50円刻みとか100円刻みとかで今後も値段設定をしていこうかなということで、
もうすぐ自分の商品を値上げをしないといけないわけなんですが、
それをやるときはもうなるべく20円とか30円とか10円とか半端な数を入れないようにしようかなというふうに思っていますというお話を今日はさせていただきました。
僕は今回生産者としてこういう考えでという根付けのお話をさせてもらったんですが、
これを聞いていらっしゃる方で道の駅とかに行ったときにこういう値段の方が助かるとか、
いややっぱりなんだかんだで1円でも安い方が嬉しいよとかね、
消費者としての意見とか道の駅に遊びに行った人としての意見みたいなものがありましたらぜひコメント欄で教えていただけると大変助かりますので、
ぜひよろしくお願いいたします。
はいこんな感じで農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで1日1つ音声配信をしております。
私OKのフォローがまだの方はぜひフォローで応援をよろしくお願いいたします。
はいそれでは最後になりますが皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら体をリラックスさせてあげつつ、
今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。
また遊びに来てください。
ほいじゃまたのー。
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