2021-02-03 11:45

第57回 朝学習、やってみる価値あり?

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朝、学校に行く前に少しの勉強。朝学習に取り組みたい、取り組んでいるご家庭あると思いますが、朝学習に向いている家庭、朝学習を始めるきっかけなど、朝学習についてお話して頂きました。 

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http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さま、こんにちは。PitPaの富山です。
今回は、朝学習についてお話を聞いてきました。
この朝学習、具体的にはですね、
学校に行く前の時間で、家で勉強する時間のことを
今回取り上げたんですけれども、
巷では、子どもが習慣化できると非常に良いというような話もあったりするんですが、
小川先生の方で、この朝学習についてどのように考えているか、
朝学習の良いところ、またもし、
この朝学習を子どもに習慣化させるためには、
親としてはどういった声掛けでしたり、きっかけづくりをしたらいいのか、
というところを具体的に聞いてきました。
朝学習に関してですね、色々とお伝えした方がいいことあるんですけど、
まず大事なことはですね、朝学習を絶対にした方がいいという思い込みを持たないってことが、
実は現代の子育てで大事だと僕は考えていて、
まさに今これね、2021年の1月頭に収録してるんですけど、
この1月15日に僕の新刊の、自分で学べる子の親がやっている見守る子育てという本が発売されますね。
このいわゆる見守る子育てシリーズの第2弾になるんですけど、
この中でもですね、この朝学習の話題を入れてまして、
やれる子はやった方がいいと思うよ。
でも朝学習しなきゃいけないっていうふうに思い込むと、
よくないことも多いからその親が自分自身を縛るのをやめようねという話したんですね。
特にですね、共働きのご家庭の場合、そもそも家庭の時間の流れ自体が夜型になりやすい、ならざるを得ないところがあるんですよね。
お仕事帰ってきてで子供のことを見てあげたり、特に学年が上がってきたりすると子供の勉強宿題とも絡んで、夜遅くにずれ込みやすい。
そうすると朝からまた活動する、なかなかちょっと現実的ではないよねという場合、それはそれで夜の過ごし方を効果的にすればいいんで朝はゆっくり寝ればいい。
お家の生活リズム、お子さんの生活リズムに応じて選べばいいよ、これはまず前提です。
その上で朝起きれる生活リズムだった場合に、次はお子さんが寝起きの様子によってスッと寝起き、起きたらすぐ活動できるタイプのお子さんもいれば、
布団から体を起こした後15分20分活動し始めるまでまだかかるお子さんいますよね、これは体質であったりその子自身の頭が動き出すのにかかるリズムのようなものというのは子供それぞれですから
それに応じて本人が動き出せるかどうかというところをよくよく見てあげて、頭起きてない気持ちが起きてない時にいきなりドリルやらしたって身につくわけもないので、ここの点も子供によってどういう朝の過ごし方が望ましいか変わってくるような当たり前のことをよくよくわかってほしいですね
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そうした朝の捉え方、お子さんに応じた朝の捉え方が見えてきた上で、じゃあどういう朝学習をするとより望ましいかという話なんですが、朝学習がよく昔から学習面等でいいですよと言われてきたのは
寝て起きた段階で1回脳がリセットされてますから、人間の脳っていうのは1日経験したことを覚えたことを感じたことを寝てる間脳の中でデータを整理していって整えてですね、すっきりさせるために睡眠があるので、よく眠って目覚めた時に頭がすっきりした気がするのは雑多になっていた脳の中のデータが整うから
いや整った状態の頭には新しい知識や考えを取り入れやすくなっていますから余計なもん不自分入ってませんからね、なので朝の学習というのが集中度も上がりやすいこれは事実あるわけですよ
また寝てる間に休息が取れていて脳自体も働きやすいということで朝そこで学習を通して脳を活性化してあげると、これ筋トレもそうなんですけど午前中に筋トレすると1日体の代謝率が上がるようにですね
脳も朝起こしてあげるとその後の午前中昼過ぎにかけての脳の活動を活発にしていけるので半日間より効果的に頭が使えるという点で朝学習の魅力があると
ではその脳をうまく活性化させるメニューというのを工夫するのが賢いよねということになってきてその活性化のコツというのは単純作業をまず始めるいきなり難しいものをやらない
すごく大事で助走するんですね単純な計算練習とか簡単な漢字の勉強言葉の勉強とか前日に学習した理解や知識理解社会などの知識ものをもう一度朝見直して覚え直しをするとかですね
パズル的なものをするとかそんなんで気持ちよく頭を動かしてあげるだから100マス計算なんかを朝の日課にしたりするのは理にかなっているわけですよ
そうやって頭がよく動き始めてきたらその日の持ち時間に応じてテーマを決めて例えば算数であってもいいし小学生新聞をじっくり読んで自分なりに興味があったものを親にこんな話あるんだっておしゃべりさせてあげてもいいし
まあそのお子さんのやりたいことに応じてまた親御さんとしてやらせてあげたいメニューを組んでいけばいい助走として活性化する単純なメニューをやった後にメインのことをやるというのはいいかなと思いますね
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で今こうやって話を聞いていただいてわかりの通りその朝学習のコツというのは心地よく取り組めることをストレスをできるだけ感じずに取り組めることが大事ですから
やらねばならないとか早くしなさいとかこのお尻を叩くようなアプローチで取り組むとあんまり効果がないというのは親御さんのほうの注意点でしょうね
ということは朝そのお尻を叩く必要なく本人が取り組むためには本人の納得が必要ですから
メニューを親が決めてやらせるのではなくて一緒に何やろうかを相談前日にしておくで朝起きてじゃあ明日はこれとこれやるんだよね
で本人もやるよやるよという気持ちになった状態で寝させてあげる
親がやれと言ってるから仕方なく渋々やるようじゃなくて納得してのやるようであれば起きてからもよしやろうという風に繋がっていきますから
そこらへんの本人の納得感というものでできるやろうという気持ちを持てているかどうかというところも大事にして朝を過ごされると非常にいいんじゃないかなと思います
あと一点日によって朝眠い時もありますで三日坊主という言葉が怖いから続けさせたいと思うと思うんですけど親はね
今日はいいかっていう日があったとしたらでも明日はやろうねって明日やればもういいのでそのあたりその貴重面すぎて何が何でもやらねばみたいな義務のようにすると苦痛になって
朝苦痛で始めたら午前中から昼にかけてのその日の学び全体が苦痛になってもうスーパー逆効果ですからよくよく気をつけてですね導いてあげるといいと思います
今聞いてちょっと思ったんですけれどもその朝学習っていうのを単純なその勉強時間っていうふうに考えるんじゃなくてこう全体の1日のリズムを作るために朝頭を動かすっていうところの準備運動的な意味合いを意識しながらっていうところになってくるんですね
そうです人間はロボットじゃないんでメニューを決めてこのしたら全部てきばき身につくんじゃないんですよね生き物ですからそこをよく考える
まあ低学年時朝はできたけど高学年になってきてどうしても夜のやることが多くて遅くなるとじゃあ朝は起きるのしんどくなったら低学年やってた朝学習を高学年になったらやめちゃうこれも選択なんですね
小川先生の方としては朝学習絶対にしなければならないっていう考え方はちょっと捨ててですね朝学習ができるかどうかっていうところはその各家庭の生活リズムに合っているかどうかっていうところと子どもが朝起きたときに本当にできる状態なのか
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この2点十分に見極めた上で子どもにとってストレスがない状態でやらないと帰って逆効果になってしまうんではないかっていうところを話しておりました
このことを前提としてですねその上で朝学習の利点としては一つはですね朝は結構脳がリセットされているということなので整理されている状態なので学習効率が非常に良いというところと
もう一点は朝に脳を活性化させることによってその後の1日の活動ですね午前中だったりの活動っていうのが非常に効率的になると朝学習をして学校に行けば学校での授業が身につきやすくなるというような点が魅力的であるというふうにお話ししておりました
また朝学習をするということであればまずは単純作業 計算とか漢字とか前の日の暗記ものの定着っていったところをやってそういう単純な作業のような脳を活性化させるメニューがいいっていうところも言っておりました
収録後にもですねいろいろお話をしていたんですけれども 例えば我が家の話なんですけれども朝起きたときは結構子どもたちうだうだしちゃってですね
まずそのご飯を食べさせてちゃんと座ることによって体を起こすっていうんですかね 体をしっかり目覚めさせてその後計算だったり
上の子はちょっと中学生だったりするので英単語のチェックテストなどをやってたりするんですけれども そのメニューとかやる時間 例えば朝ご飯を食べる前なのか食べた後なのか
着替える前なのか着替えた後なのかというような時間とかですね タイミングっていうのもその子の特性に合わせてやるっていうのが第一っていうようなことも言ってました
子どもによってはですね計算ドリルとかそういう勉強のことをするよりもですね 朝散歩して体を動かす方が頭がよく働くっていうような子もいるらしいので
いろいろ本人が納得できるようなやり方っていうのを探していくっていうのがいいような気がします
さてこの子育て受験ラジオリスナー様からのご意見ご要望 また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております
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