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  2. #26 Awayのパワハラ報道からみ..
2019-12-27 45:54

#26 Awayのパワハラ報道からみる女性起業家への理想

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こんにちは、OffTopicです。 今回は、Twitterでもリクエストがあった「Away CEOのパワハラ報道」について📰
12月にスーツケースのD2Cスタートアップ「Away」のCEO ステフ・コリーさんが社内でのパワハラ発言や行動が元従業員から暴露される記事がThe Vergeで報道され、その後CEO辞任するなど話題になっていました。今回は、そのニュースを中心に企業文化についても話をしました。※今回も冒頭音声がボコボコしてしまってすみません。。(泣)

◎今回のトピック
・Awayのオープンなカルチャーが生んだ失敗
・女性CEOへの世間からの理想や期待
・チャットコミュニケーションのあり方も考えよう

◎引用リンク
・Former Away employees describe a toxic work environment at the luggage company - The Verge
http://bit.ly/2MvIa7e
・New Away leaks reveal employees worked without heat, struggled with headaches and nausea - The Verge
http://bit.ly/37ddBv0
・女性CEOの失脚には理由がある | TechCrunch Japan
https://tcrn.ch/36cdEqw
・Awayの失敗に学ぶいけ好かないCEOと成功について | TechCrunch Japan
https://tcrn.ch/2PZYEGM
・VC Starter Kitのツイート
http://bit.ly/360SWtS

◎ひとこと byミキ
最近は今まで以上に従業員のマネジメントは高度になってるよなぁと思います。世代や時代によって、働き方は異なりますし、価値観も変化するので難しいですが、新しいスタートアップ的の働き方や文化は改めて深く考えたいなと思いました

\ リクエストやご感想はこちらまで /
https://forms.gle/Ay6U8RZvXBivuU6H6

◎ツイッター
Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP
ミキ https://twitter.com/mikirepo
テツロー https://twitter.com/tmiyatake1
00:08
皆さんこんにちは、草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicでは、USのスタートアップやVCで話題になっているテクノロジー、ビジネス、ファイナンスなどのニュースをゆるく話をする番組です。
今回は、AwayのCEO辞任から考えるスタートアップの起業文化について話をしたいと思います。
今回は、AwayのCEO辞任の話なんですけど、
Awayといえば、D2Cのお手本的な有名なスタートアップかなと思うんですけど、
Awayの共同創業者だったCEOのステフ・コリーさんという方が、社内でのパワハラとかが原因で辞任されたというニュースが12月順に出ていて、
宮武さんのTwitterにも、Awayの事件について話をしてくださいというリクエスト・リプライをいただいていたので、今回はその話をしたいなと思います。
まず、Awayってどんな会社なのかという話を簡単に一度おさらいしたいなと思うんですけど、
Awayはスーツケースに特化したラゲージのブランドで、D2Cのリーダー的存在というか、
D2Cといえば、Awayかグロシエか、ワビーパーカーとか、
キャスターとか、ユニコーンですよね。
すごい大きなスタートアップで有名かなと思うんですけど、
創業からわずか4年で、世界の40カ国で売り上げ。
結構のスピードで上がってきましたね。
すごいですよね。売り上げ数は100万台とか、世界中にロンドンとかアメリカを中心に10カ所以上の実店舗があって、
フォーブスによると2017年にも黒字化を達成して、
イケイケのスタートアップなんですけれども、
スタートアップ、D2Cという文脈で言うと、スーツケースを売ってるんじゃなくて、
トラベルカンパニーって言ってると思うんですけど、つまり旅行に関するものとか雑誌とか、
まさにD2Cスタートアップというか、旅の楽しさを伝えるっていうのがミッションで、
ただのリテールの会社じゃないっていうところが、一番Awayの面白さというか、
会社の面白みなのかなと思うんですけど。
最近だとカバン、リュックとかそういうのも売ってますよね。
確かに確かに。いいですよね。
そうですね。そもそもプライスポイントが結構、いわゆるコスパがめちゃくちゃいいっていう話で、
03:00
多分最初売れたと思うんですけど、いわゆるデザイン性が良くて、リモはほど高くなくて。
真ん中の価格帯がなかったっていうところが、最初の売れた理由かなとか。
そこのファイナンスも今年5月に1億ドル資金調達をして100億円して、
バリエーションは14億ドル、1,530億円ぐらいですね。
そうですね。ユニコーンになって。
当時VC業界ではちょっと高すぎないかっていう声も、もちろんアウェイの内部は分からずなので、
売上がそれぐらい上がってるかもしれないですけど、なんとなくそういうリアクションはありましたね。
そうなんですね。
そうですね。本当にこのぐらいの価値あるのかっていう話は、もちろんいい会社っていうことは間違いないと思うんですけど、
いいプロダクトでもあると思うんですけど、1ビリオンの会社なのかっていうところですね。
ファウンダーがもともとワービーパーカー、メガネのD2Cの会社で働いてたステコリーさんとジェン・ルビオさんが2人で創業されたと。
ジェン・ルビオさんがアウェイのチーフブランディングオフィサーですね。
記事としては、本題に移ると、今年の12月にUSのテックメディアのザ・バージ、コリーさんがパワファラや社内の内情について長文の曝露記事が報じられていて、
TCとか他のフォーブスとか、他のメディアでも結構取り上げられてたのかなとか、日本でも少し話題になってたと思うんですけど、
当時のコリーさんの、従業員に対する罵倒するスラックのスクショとか結構リークされてて、
そこのスタートアップのカルチャー問題って賛否両論あるかなと思うんですけど、そこについて記事の話をしたいなと思います。
記事としてはリークされた内容なんですよね。
いわゆる14人の元従業員から仕入れたスラックでのやり取り、スラックのメッセージログを基盤として、それでザ・バージが記事を書いて、こういう社内文化になっていると書いている記事になってますね。
簡単にまとめると、従業員が非常に長い労働時間を求められたとか、休みも全然取れない環境だったとか、スラック上で経営メンバーから公開処刑されるとか、そういうのがひたすら続いてたっていうところで、夜遅くとか週末でメッセージをすぐに答えないといけない、答えないと怒っちゃうみたいな感じなので、
06:08
急成長している、アウェーの表向きにはユーザーから愛されるプロダクトとか、
すごいブランドの、おしゃれな。
まさにすごいブランド、なのに裏では恐怖とバーナウトの文化だったみたいなことをザ・バージが出していて、
すごいキャッチコピーですか?
恐怖とバーナウト。
怖いな。
それで記事を出して、その後にステフ・コリーさんが辞任したんですけど、その後に実はもう1個記事がザ・バージ出して、
その記事が出る前にということですか?
もう1個?新しく?
社長が辞任してからもう1つ新しい記事が出て、それはその辞任した社長を見て、もっと他の従業員たちも私たちも良い部分ありますよって言って、
同じ意見ということで、そう思ってました、私たちも。
若干違う話をしていて、これも文化の話とか、アウェーの準備ができていないところとか、どっちかというと小売店が、
最初の記事はどちらかというとカスタマーサポート側の従業員たちのクレームが多くて、
2つ目の記事は小売店のスタッフの話で、今回どっちも軽くどういう事件があったかという説明をしようかな。
2つ目の記事というかバックロック記事的なのは、それもザ・バージ?
それもザ・バージがやってますね。
確か12人ぐらいの従業員がそこで出て。
なるほど、最初の記事の話でいうと。
そもそもアウェー自体の社内のコミュニケーション文化の話をしますと、ほとんどのコミュニケーションがよくスタートアップで使われているスラックでほとんど行ってます。
アウェーの社内ルールがいくつかありまして、1つが基本的にメールはNG。
スラックでメインのコミュニケーションをしましょう。
普通のメールのやり取りはNG、スラックでやりましょう。
さらにスラック上でダイレクトメッセージ、DMは基本的にNG。
禁止。
誰かをランチに誘うぐらいだったらいいよという話なんですけど、基本的にビジネスの話とかは全部パブリックのコミュニケーションでやってください。
これをなんでこうしてるかっていうのは明確にちゃんと理由がありまして、悪い理由では全くなくて、元々ジェンさんとステフさん共同創業者の2人いて、ウォービーパーカーとか過去他の会社でもいた中で、
例えばメールでやり取りをしてしまうと、メールって人を選べるじゃないですか。
09:05
2に誰を入れるか、CCに誰を入れるかっていうのを。
結構重要なミーティングに対してのメールとかに女性社員が結構外されてることを気づいて、それで基本的にメールはなし、それを変えたいと思ってオープンなコミュニケーションにしたいと。
女性経営者だから分かることというか。
そうですよね。まさにそうなんですよ。
スラックだとパブリックチャンネルがあるので、そこだと全員見れるので、全員にとってフェアだと。
逆にDMとか送ってしまうと差別になったりとか、そういうのが起きるんじゃないかという元々の文化があります。
ただ若干矛盾してる部分があって、そもそもステフさんとジェンさんの過去のインタビューを見て分かったことなんですけど、
そもそもウォービーパーカー自体でステフさんとジェンさんってプロジェクトがうまくいってないときにプライベートで話してお互い気持ちを高め合って、それでお互い仕事一緒にできるとかって思ったのがきっかけだったみたいなことを。
創業のストーリーとして。それがDMじゃんって。プライベートで話してるじゃんっていうところで若干矛盾してるのかなっていうのはあるんですけど、ただ彼女たちの思いとしては多分どのスタートアップも思っていることで、ちゃんとフェアでオープンなコミュニケーションしましょうっていうのが基盤にあったっていうところはちょっと忘れないで欲しくて。
いいことというかそれを今までのあったことを考えてそういうことをしたいと。
思いはかなり良かったですと。ただ結果としてちょっと思った以上悪い文化に走ってしまいましたと。
基本的にステフさん、CEOのステフさんに対してのクレームが圧倒的なんですけど、
ジェンさんになぜ行ってないかというと、ジェンさんほぼ全従業員会ったことなくて、ジェンさんで大体外に出て会社の顔になって。
インスタフォローしてるんですけど、やっぱり旅をされてるのとか、いろんなアワードに出たりとか、
でもそれってなんてかPRとしていいのかなと。
アンバサダーですよね。
アンバサダーというか広告党にはなってるので、出してる商品も商品なので。
なので逆にステフさんは社内で裏方をオペレーション周りをやっていて、
基本的に全従業員合併してるのはステフさんめちゃくちゃ仕事しますと、めちゃくちゃ優秀でめちゃくちゃ仕事しますと、
12:04
誰より長くいて、誰より熱心でパッションを持って仕事してますと。
基本的に面白い人っていうのはよく言われて。
誰よりも仕事してるってみんな認めてるんですね。
みんな認めてます。
ただちょっとダイレクトに物を言う人でもあるので、ちょっとセンシティブなこととか、結構怒鳴ったりするっていうケースは過去ありましたと。
かなり強く人を詰めちゃうタイプの人ですと。
その中で、多分どのスタートアップでも、いかにオープンなコミュニケーションをやってても、プライベートチャンネルってできてしまいますと。
実際Awayでもありましたと。
一つが、LGBTQ向けの自由会員の人たち向けのチャンネルで、そこで社内でこういうことあったけど、これっておかしいよねっていう愚痴を言い合う。
それはプライベートチャンネルで。
プライベートチャンネルでステフさんとかは入ってなかったですと。
そのLGBTQの人たちでやってたんですね。
それがHot Topicsっていうチャンネル名で、ある日急にステフさんがそこに入りましたと。
怖い。
ヒヤッとしますね。
そうですね。
その中の従業員たちはちょっと心配したんですけど、特にそれで大きな問題は起こることないよねと。
チャンネルをやってるみんなは別に。
そうですね。
入ってちょっと人の愚痴言ってるからちょっと言われるかもしれないですけど、そんな大きな問題にはならないだろうみたいなと思ってたんですけど、その後ステフさんが何やったかというと従業員一人一人呼び出して、ステフさんが。
そのチャンネルに入ってる人。
そうですね。一人一人呼び出して、呼び出された人たちが会議室に入った時に、相手はステフさんと会社の弁護士と会社の人事トップがいて、最終的にそのチャンネルに入ってた全社員がクビになりましたと。
怖すぎる。
それはちょっと確かに何でだろうって感じはあります。その理由としてはクローズでコミュニケーションしてるからダメだよねっていうお叱り。
ステフさんはこれを言ったことは否定して、クビになった従業員たちはこれを言ったって言ってるんですけど、ミーティング中にステフさんからチャンネルに入ってた人たちに対して、お前たちは人種差別をしてるっていうことを言ったりとか、そういうことを結構言ってたらしいですと。
15:14
そういうのもあって、それが1個目の事件です。
それがいっぱいあるんですけど、基本的にステフさんがパソコンでタイプし始めるとみんな怖がるっていう文化だったらしいです。
結構恐れられてる人なんですね。
カスタマーサポートの話をすると、やっぱりステフさんに憧れて皆さん入ってくるので、ステフさん、ジェンさん、Awayのブランドですね。
ブランドというかチームに憧れますよね。
やっぱりすごい伸びてる感じもしますし、そこで入って、例えばCSチームだといろんなメールサポートとか電話サポートが必要になってくるんですけど、やっぱり結果としてCSチームが少なすぎた人数が。
対応する量に比べるって。
特にスーツケースとか商品売ってるところって結構季節性があったりとか、新しいプロダクトが出たりとかが出ると急にもちろんですけどオーダー数が増えるので、そこの対応をしないといけないですと。
ただ全然やっぱり対応しきれなくて、それで帰り際になんで帰るのとか、ステフさんが憧れとしている部下の人たちに対して長文のメッセージを送って、
私はこれから夜遅くまで頑張るんだけど、帰りたいなら帰っていいよみたいな話をしたりとか、そうすると帰れないじゃないですか。
あと年末年始とかにオーダーがやっぱり多くて、そこでステフさんの部下の人が、ステフさん憧れてる人が年末年始に家で仕事してる写真、自分が仕事してる写真を送って、私はこんだけ頑張ってるんですよっていうのを送ったりとか、そういうプレッシャーをしていたっていうのが一個ありますと。
なんかでも、これだけなんてか仕事してますよっていうのって、それスラックに載せてるってことですね。
スラックに載せてるってことですね。
なるほど、でもあれっちゃあるような気もしますけどね、日本でも。それが良い悪いとかじゃなくて。
やっぱりその従業員たちも、もちろん休暇とかお休みとか取るとは思うんですけど、結果オーダー数が多すぎて、無理やり旅行中戻ってきたりとか、空港に向かってたのにすごい車内でいろいろ問題になって、なんで休むんだっていう話が出たりとか。
18:18
逆に休み、休暇を与えないっていうレベルまでいって、これだけ対応できてないんだったら、休暇取るのおかしくないっていう話をして。
自分にも厳しいけど本当に他の従業員に対してもめちゃめちゃ厳しいんですね。
たぶんそこで若干間違ってるのは、ステフさんは社長なので、もちろん家分を負ってるので、かなり持ってるので、インセンティブはありますと。
従業員たちはそこまで持ってないですし、別に給料めちゃくちゃ高いわけではないので。
当時は、今変わったんですけど、残業代すらもらってなくて。
それはスタートアップだと結構あるのかなっていう気はします。
初期はあります。ただ今話している時代は50人以上のアウェーの文化の話なので、その時はなくて、
ただ基本的にみんな夜9時10時ぐらいまで働いて、家に帰って、家でも働いて、本当に寝るまでサポートしてたとかっていう話が多かったらしいです。
特にカスタマーサポートチーム。
結構ステフさんも、カスタマーサポートチームが電話対応が遅いとかいうのを思った時期が結構あったらしくて、
ランダムでステフさんが電話するんですよ。
誰にですか?
カスタマーサポートチームに。アウェーユーザーとして見せかけて。
これは実際言うと小売店とかでよくあることなんですよ。社長が小売店回って、店舗に回って本当に対応してるかみたいなところは見たりするんですけど、
そこで仮面ユーザーとして。そこで実際CSに電話して、電話めちゃくちゃ鳴ってたらしいので当時は。
ピックアップしなかったら電話に出なかった時にブチ切れて。
逆にそこまでちゃんと社長がウォッチしてたんだなっていうのは本当にすごいなとは思いますけどね。
ただ一回、これはカスタマーサポートでよくあることなんですけど、研修、いわゆるマネージャー陣が部下に対してトレーニングをしてましたと。
その時、当然ですけど電話対応できないじゃないですか。
その時にステフさんが急にその会議室に入り込んで、お前たちなんで電話対応してないんだってブチ切れると。
21:04
それはできないですよね。できない環境ぐらい人がいないというか、それはその人たちだけの問題じゃないですね。
人を増やさないといけない時に増やさなかったっていうのが多分一番のキーポイントなんですけど、
さっきその休暇を与えない判断したというところも、それってバレンタインの前の日なんですよ。
その日の朝3時頃からステフさんがサポートの対応が遅れてるっていうのを見て、朝3時ぐらいから長文のメッセージをバンバン流して、
自分たちのキャリアのために責任というスキルを学ぶために一切休暇は承認しないと。
責任というスキル。
責任というスキルを学ばせるためにこれをやってるんだと。
でも休暇ですもんね。大事な。
休暇ですからね。休暇を取るのは権利なので。
そういうのもあったり、実際にやっぱりステフさんが直接見てたんですよね、スカサマサポートチームを。
それはまずいと、誰が思ったかわからないですけど、一回その間に管理職の人を入れたんですよ。
元々レントザランウェイのスタートアップから、いわゆる同じことをやってた人を引っ張ってきて、
その年の4月にたまたまウェイがカスタマイズオプションできるスーツケースを出して、やっぱりオーダーが殺到して、
その時に結構管理職の人が下の心配をしてて、メンタルが結構やばいって思ってて、結構守ってたんですよ。
部下に対して。
すぐに対応できないからっていうのを押し返したら、その2ヶ月後にクビになっていると。
そっか、なるほど。
難しいですよね、そこのサポートはやっぱりブランドにインパクトするものではあるので。
直接関係するものだし、B2Cブランドとして一番要らない気もします。
ユーザーとのコミュニケーションっていうところがあるんですよね。
っていうのが、カスタマサポートのいろんな、それが本当に数件の話をしましたけど、それが年中起きてたっていう話なので。
それは多分、従業員としては環境は最悪だと思うので、常に、しかも公開処刑なので、
全員従業員が見れるスラックのところで。
個別でこうした方がいいよとか、こうしなさいとか。
それだったら多分違うと思うんですけど、それが公開処刑になっているっていうのはやばいと。
24:03
ファブリックチャンネルでこうしてくださいとか、電話取ってよっていう話をするみたいな。
結構強めのトーンで言ってしまうので、ステフさんも。
っていうところが、いわゆるカスタマサポート側の話で。
逆にその小売店側。
これは文化の話っていうよりは、
アウェーがちゃんと対応してなかったと。
いわゆるスタッフの満足度でしたり、スタッフの最低限のものっていうのを与えなかった。
実店舗で働いているアウェーの店員さんとかってことですよね。
そもそも暖房が効かないとか、水が出ないとか。
そんなことあります?
これニューヨークの店舗なんですよ。
それってお客さんの満足度にも結構つながるじゃないですか。寒いこの部屋みたいな。
そうですよね。
すごい話ですよね。
あと各店舗で、銀行口座だいたい店舗って持っているじゃないですか。
そこでもらったキャッシュを銀行のところに預けるじゃないですか。
銀行口座がなくてほとんどの店舗が。
最近いろいろできたらしいんですけど。
なので裏の金庫でキャッシュがひたすら溜まっていて、逆に溢れ出してて。
店舗の裏に。
スタッフルームに金庫があって、そこに実際のキャッシュ現金が置いてあるってことですか。
現金置いてあって、しかもそれが溢れ出てて。
それの誰か動画、どっかの店舗のマネージャーが動画撮ってアップしてて。
それがザバージの記事にも動画出てるんですけど。
口座作らないから物で置いてるってことですか。
それが何ヶ月も経つと、それはもちろん溢れ出すじゃないですか。
別に金庫もそんなにでかいものではないので。
なので、しかもだいたい最初に銀行口座作ったんですけど。
銀行に持っていくのって、本来であればちゃんとしたセキュリティ会社とかを呼んで、
結構ちゃんと彼らが持っていくっていう形だったんですけど。
専用の方とかいますよね。
それをマネージャーが個人でダッフルバッグに入れて。
硬いやつですか。
柔らかいやつ。
ダッフルバッグってどんなやつですか。
柔らかい細長いバッグ。
旅行とかするときのやつですか。
それに入れて。
本当に映画とかでもそういうキャッシュって入れるじゃないですか。
りこごととかやるやつ。
あの硬いやつかと思ったら。
硬いやつではないですね。
本来であれば硬いやつじゃないですか。
そこに入れて個人で持って行ってたみたいな。
27:02
それやばいねみたいな話とか。
そうそうエアコンが作動しない。
一時期トイレが作動しない。
従業員の水がなかったので近くのスーパーに行って従業員用に買ってたとか。
で結構ゴキブリとかネズミが結構出てて。
これニューヨークのお店でしょ。
別にニューヨークってネズミとかいっぱいいるんですけど、
ネズミで出ることってあんまりなくて、
割としっかり皆さんしてるので。
逆に一回朝5時にお店のアラームが鳴った時があって、
その時にネズミがモーションセンサーを作動させてしまって、
それでそれはなぜ知ってるかというと、
セキュリティカメラがそれを捉えててそれがリークしたんですよ。
しかもそのリークした画像がザバージの記事に載ってて、
明らかにネズミがいて。
でそのネズミに従業員がミッキーっていうニックネームを与えて。
ヒューズが聞いてますね。
そういう話とかニューヨークって冬って寒いんですけど、
暖房が作動しなくて、
従業員ってそもそも服装のルールがあるので、
コートとかスカーフとかNGなんですよ。
マフラーとか。
接客中はってことですね。
それは流石に寒すぎて無視したと。
もう与えられない。
あとやっぱりオーダー数が多すぎて、
倉庫が入りきらなかったり、
場所がめちゃくちゃ入りますもんね。
倉庫に下がる階段のところにスーツケースがいっぱい置いてあったりとか、
天井まで行ってたみたいな。
しかもそれをいろんな問題がある中、
もちろんスラックに本社に連絡しますと。
この環境をどこにかしてくださいと。
小売店の人たちってメール使えないんですよ。
もう禁止されてて。
スラックにはいるんですか?
スラックにはいて、スラックでコミュニケーションしてくださいと。
スラックでコミュニケーションしたんですけど、基本的にレスがない。
しかもこれってカスタマーサポートの話と若干つながるんですけど、
一時期カスタマーサポートの窓口を一回切ったことがあって、経営メンバーが。
なぜかというと問い合わせが異常に多すぎて、
CSチームが明らかに対応しきれなくて。
Awayってカスタマーサポート用の電話番号があるんですよ。
そこの電話番号をサイトから一回消したんですよ。
その時に何が起こったかというと、小売店にみんな電話し始めたんですよ。
小売店って電話番号あるんで。
ありますね、確かに。
買ったところで電話してみようって。
まさにそうなんですよ。
そこで逆に小売店の人たちがカスタマーサポートをやってたみたいな。
30:03
でももちろん全部の質問回答できないので、それをスラックで、
Awayのスラックで送るんですけど、レスがない。
どうすればいいっていうのが結構あったらしいです。
大変ですね、確かに。
リアルなものを売ってると、
CSのお問い合わせの量は結構多いんだろうなっていう。
めちゃくちゃ多いと思いますね。
大変だな。
あとは会社のポリシーとしては、ミッション、ビジョンかな。
本当の自分を会社に出すみたいな。
いわゆる自分をちゃんと表現しましょうみたいなところだったんですけど、
小売店の従業員たちはメイクの濃さとかもめちゃくちゃ指摘されたりとか、
すごいナチュラルなルックスじゃないとダメだみたいなこと言われるらしいので、
そこも結構不満があったみたいです。
逆になんかそれ、日本だと当たり前な気がするんですけど、
特に小売とかだと、
商品の見た目のイメージに合ったものをするっていうのは当たり前というか、
よくある話なのかなと思うんですけど、アメリカだとそんなにないですか?
全然あって、ただ会社のポリシーが自分を表現していいみたいな、
自分の本来である姿を会社に出そうっていう話なんで、
それってメイクも一部のことだと思うので、
そこでそれは矛盾してるんじゃないっていう話ですね。
ルール設定があれば従業員ってそれに従うだけなんで、
全然いいんですけど、そもそもポリシーが、
ありのままの自分をっていう話が、
それって近くないっていう話になっちゃうので、
そういうのがすごい簡単にまとめると、
小売店の事件はそういうのがいっぱいありましたという話ですね。
確かに、やっぱりこの事件って賛否両論あるというか、
スタートアップだからハードワークが当たり前だし、
言ってもしょうがないのかなとか、
当たりが強いっていうのはしょうがなくはないですけど、
よくある話ではあるかなっていう。
スタートアップでは別に不思議なことではないですよね。
全然厳しい文化ではあるので。
昔というか前にVCのスターターキットっていう話しましたっけ?
あんまりしてないと思います。
VCスターターキットっていうVCのパタゴニアのベストと、
オールバーズの靴とセットを売ってる、
そういう人がアメリカにいて、
その人がツイッターでこのアウェーの事件に対して、
VCの方とか企業家の方とかジャーナリストの方は、
このアウェーの事件についてどう思いますかっていう、
33:00
匿名でその意見をまとめて公開しますみたいなことを
ツイッターでつぶやいていて。
結構面白かったですよね。
面白かったです。
いろんな声が上がるんだなと思って。
主役したコメントで言うと、やっぱりスタートアップは厳しいから、
そういう上司というかボスがいるのは、
ひどい話だけどしょうがないよねというか、
やっぱり成功する、サクセスすることの優先度の方が高いから、
しょうがないというかっていう話もあれば、
厳しいけどやっぱり、
スタートアップの成功と事業員の待遇の選択を迫られた時に言って、
やっぱりそれって難しいというか、
やっぱりなんて言うんですかね、
今までのスタートアップの世代だと結構当たり前というか、
仕方がないということで受け入れられていたような気もするというか、
難しいですね。
というのと、やっぱりリークしにくいなというのは環境としてあるかなと思って。
なかなかそこの社内のコミュニケーションのところって、
VCですらあまり見えてないので、
普段何が起こっているかというのは、なかなか分かりづらいですよね。
他のスタートアップ、
新しい世代の人とか、
特にアウェイみたいなザテック企業というか、
文化がない会社とかだと結構受け入れにくい。
受け入れにくいし、それがあってあるべきだと思うし、
肯定的な意見もすごく理解できるし、
分かるなというのと、
それはダメだと思うというのもあるというか、
どう思います?
結構おっしゃる通りで、意見が結構分かれていますと、
なんとなく見て3割くらいが、
アウェイスティフさんが言われているような、
スタッフさんが言われているような、
3割くらいが、
アウェイスティフさんが、
いわゆるこれはこういう文化が普通なんですよ、
みたいな話をする人がいて、
7割くらいが、これはおかしいと、やばいと、
という話をしているかなと思って、
アウェイスティフさんをサポートしている方、
いわゆるスタートアップ文化は本当に大変なので、
これが普通ですよという人は、
感覚値ですけど、若干VCの方が多い気がします。
それを言っているのが。
なるほど。
結構、他の創業者は、
これは本当にダメだというのを言っています。
それはでも、嬉しいというか、
そうですね。もちろん建前かもしれないです。
自分たち従業員もいるので。
36:01
そうです。
でも、なんとなくに意見とすると、
VC側の方がそう言っているのかなと。
それで、VC側って中身を理解していないので、
だから言っている気もするんですよね。
いわゆる結果伸びているじゃんという話で、
結果オーライじゃんという話なので、
若干そういう分かれ方かなというふうに思っていて、
実際に、これって別に新しい問題ではないので、
アマゾンでも似たような問題とかよくあって、
結構一個、意見として面白いなと上がっていたのが、
ステフさんって女性じゃないですか。
女性だからこれだけ批判されたのかなという声も結構上がったりして、
男性だったら記事に絶対ならないという話が。
どうしてですか。
男性だとこれが普通だからっていう。
それはみんな普通だなって思うんですね。
記事としてのインパクトが。
オッケーではないですけど、記事にはならなかったねみたいな。
なるほど。そんなに驚きがないからということですか。
それは確かにあると思っていて、
ここ数年、社内の曝露記事とか、
結構女性CEOに対しての曝露記事って増えてるなと思っていて、
なぜかと考えると、一つの理由とすると、
違う期待値を持っていると思っていて、女性企業家、女性CEOとかは。
誰からの。
一般社会から。
メディアだったり。
メディアだったり、VCだったり、従業員だったり。
何を言うかとすると、女性CEOだと、
女性に対して、他の女性だったり、他の人種の人たちに対して、
もっとウェルカムな文化を作るのが当たり前。
でもウェルカムじゃないですか。
ウェルカム。
その話に対しては一切なかったじゃないですか。
そうですね。ただそういう期待値があるので、
逆にすごい厳しい女性とかを見ると、
それって違うんじゃないとか、
ポリシー的にちょっと。
思ってた期待値と違うみたいな。
女性だから、すごいそこの期待値が高まってるのかなと思っていて、
文化をちゃんとするとか、コミュニケーションをちゃんとするとか、
あまり怒らないとか。
それはあるかもしれないですね。
そこが若干。
世間とのギャップがあるというか。
39:00
っていうのは思っていて、
だからこれだけメディアで出てるのかなっていうのも思いますね。
確かに。難しいですね。
確かに女性だから記事としてのインパクトはあるし、
しかもブランドの会社とかだと余計ショックが大きいなとは、
今回の件に関しては思いますね。
それに対して結構割と正しい、
VCスターターキットのツイートで、
VCがつぶやいてたことがあって、
これがあっても多分Awayの売り上げってそんな変わらないっていう話で、
っていうのは1個あるかなと思いますし、
あとは結局ステフさんって辞任したんですけど、
代わりに、
ルルレモンの方が入られました。
方が入ったんですけど、
元々決まってたんですよね。
元々決まってて、元々COOになる予定で、
いずれか社長になる予定だったらしいですと。
なのでそれがちょっと早まったっていう話だけなので、
たぶん辞任して、
ザバージの記事のせいで辞任したんだみたいな感じに見えがちなんですけど、
最終的にステフさんって降りる予定だった。
元々そうですよね。
確かに。
いいところですね。
Amazonの話もそうなのかもしれないんですけど、
Netflixとかもそうですよね。
その人が辞める時には辞める理由というか、
退職の理由を前者に向けて迷路するとか、
それも話題にはなったと思うんですけど、
アウェイほど大きなインパクトがあったかっていうと、
女性の経営者がやってるっていう話と、
Netflixの熟練の経営者の方がそれをやってるっていうのとまた違うかな。
見え方はちょっと違うかもしれないなとはちょっと思いました。
確かにそこの見え方は全然違いますね。
最終的には文化の設定って結論として難しいなっていう話で、
もちろんいい思いでこれを作った。
そのトラック上でオープン化するっていうことが裏目に出てしまった。
結果としては、これベン・ホロウィッツさんの本の紹介の時にも話しましたけど、
文化のルールの設定は必要で、
その後のアクションが結果としてそれで文化が作られたと思っていて、
結果としてステフさんがオープン化された中で公開処刑をするとか、
42:01
そういうのがあったからこういう文化になってしまったんだなっていうふうには思いますね。
あとはそのインセンティブを考えないとダメだと。
CEOだと株も持ってますし、会社を成功させるという義務付けされているので、
それと普通のカスタマーサポートの従業員って、
やっぱりビジョン・ゴール・インセンティブが全然違うので、
そこをちゃんと理解しないといけないっていうところですね。
中間管理職の人が区分になったって話もそうですけど、
もうちょっとトップダウンじゃなくてもっと真ん中のミドル層というか、
そういう人もなんかもっと任せられるというか、
直結でここを見るというよりは、そういう人もいるといいのかなとちょっと今回思いました。
ちょっと最後に、何人かがこれ言ってまして、
ツイッター上とかネット上とかで、
なんかこれってスラックのネガティブキャンペーンじゃないかっていう話も出てて、
たまにとか最近スラックもう嫌だみたいな人いません?
USのツイートとかでもスラック。
なんか出てますよね。
出てますね。
スラックとAwayって関係性持ってるので。
私言ってたの覚えてます?
そうだ言ってた。
オーストピックでもうジェン・ルビオさんとシチュワートさん、スラックのCEO、
あの人付き合ってますよって、
ゴシップネットさんのことあったの覚えてます。
それが結果婚約してから。
それもあるのと、
結果としてなんかすごい今後面白い、見て面白いと思うのが、
どうスラック上でコミュニケーション、
いわゆる社内コミュニケーションがこの影響で変わるのかっていうのは若干見るポイントかなと思っていて、
結構すでにコミュニケーションの話とか、
先ほど言ったようにそのAwayがもう嫌っていう人も多い中で、
こういうスラックの使い方とかが変わるのかなっていうのも見どころかなというふうに思いますね。
確かに。
なんか最近調達したRoomってわかります?
Zoomみたいなビデオ会議システムなんですけど、
オフライン非同期型のビデオチャットサイズ。
それカスタムCSの人向けとか営業とかでよく使われるんですけど、
なんかそういうチャットでは話しにくいというか説明しにくいけど、
ビデオ会議だと時間取られるようなところをそこにRoomっていうサービスがやってるんですけど、
なんかそういう非同期的なビデオコミュニケーションみたいなのはあるのかなと。
45:04
確かに。
面白いかなと最近思いました。
ツイストだとちょっと長すぎるものを動画で撮るみたいな。
動画でペって送るみたいな。
確かになんか人気になりそう。
なんか面白いなと思いました。
面白い。
はい。
はい。
じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。
オフトピックではTwitterでも関連情報とか、
おぼれ話的なところも投稿してるので、
気になった方はオフトピックJPフォローお願いします。
トピックのリクエスト今回みたいな形で、
この話聞きたいですとか、
なんか気になることがあれば言ってください。
はい。
言ってください。
はい。
ではさようなら。
さようなら。
45:54

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