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はい、みなさんこんにちは。 このポッドキャストは、VCで働く草の幹と
宮武哲郎がお送りするテクノロジーやスタートアップについて緩くお話をするポッドキャスト、Off Topicです。
イエーイ!
大丈夫ですか、これで?
うん、いいんじゃない?
じゃあ自己紹介を、まず宮武さんからいいですか?
はい、宮武哲郎です。何て言えばいいんですかね?
えっと、まあ、どこで働いているかとか、何をしているかとか。
はい、株式会社ディジンキュベーションでインベストメントマネージャーをやっています。
いわゆるベンチャーキャピタル、VCをやっています。
主にアメリカの投資担当が多くて、別に何して言っても別に意味ないんで。
アメリカを行き来しながら、アメリカの新規投資案件だったり、うちの既存投資案件のモニタリングを行っています。
日本も投資されてるんですよね。
日本も何社かは担当しています。
じゃあ、草野さん。
えっと、草野美希と申します。
えっと、
美希レポで有名な。
高校の時に美希レポっていうオフィス訪問ブログみたいなのを書いていて、
その頃からスタートアップに興味を持っていて、
ディージンキュベーション、宮武さんと同じ会社に入社して、
今はアソシエイトとして国内がメインで新規投資とか、
アクセルライターのプログラムをやっているので、
そこで一緒にハンズオンで手伝ったりとか支援をさせていただいています。
ちょこちょこアジア案件もやってるよね。
ちょこちょこ本当にやってますけど、
なので、ぜひ来年こそはインド、インドネシアに行きたいですね。
でも、USはそこそこ行きたいんですね。
じゃあ、行こう。
行きましょう。
オフトピックとは?
そうですね。
宮武さんも私もスタートアップテクノロジーが大好きで、
よくこういうニュースあったよとか。
そうですね。結構共有しあって。
基本的にスラックで共有しあっている感じなんですけど、
この話でいいですかね。
USの情報があまり日本に来ていないということに気づきまして、
日本に届けたいなという思いがありまして、
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このレベルですけど、聞いていただければと。
ゆるーく面白かったことを共有できればいいなと思っています。
じゃあ早速。
早速最近気になったニュースあれば教えてください。
そうですね。気になったニュース。
ちょっと1、2週間くらい前に出たニュースなんですけど、
ちょうどアメリカでユニコーン、
いわゆる1000億以上の自家総額を持っている会社がユニコーンという定義付けされたのが
ちょうど5年前くらいでして、
結構最近なんですね。
そうなんですよ。
テックランチに初めて2013年に出たんですけど、
作った人はカウボーイベンチャーズというアメリカのVCの女性のパートナーで、
当時はクライナーパーケンスにいたんですけど、
2003年から2013年の間で、
1000億になった会社をユニコーンと呼ぼうという記事を出しまして、
それはもう呼ぼう、みんなって感じだったんですか?
なんか、そうですね。
ユニコーンクラブへようこそみたいな記事を出して、
そこで1000億っていうのがすごいよっていうのを言いたくて、
記事を出しまして、
当時の記事は今テックランチでも普通に見えるんですけど、
当時は毎年4社くらい1000億の会社になっていて、
約40社くらい39社とかですかね、が実際当時ユニコーンだったっていう話でして、
そこから5年後、ちょうど先週くらいに記事がテックランチで出たんですけど、
そこのアップデートですね。
何をアップデートしてたかというと、
そのユニコーンの数ですね。
ユニコーンの数があっという間に増えてまして、
いわゆる、昔毎年4社だったのが今10社以上353%伸びているっていう話で、
だいぶ増えて、
USだけで145社ユニコーンがいる状況になりましたと。
その理由はいくつかありまして、
いわゆるユニコーンっていう定義は、
プライベートカンパニーでいることがいて1000億っていう話なので、
未上場であることなので、
パブリック上場した場合だとユニコーンには入らなくなるので、
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今ですとソフトバンクだったり、
結構レーターステージの犯人をするVCが多くなっているので、
上場しなくていいようになっている状況なので、
逆にレーターステージの犯人を受けて1000億以上の会社になって、
上場しない状況になっているっていうのが1個ありまして、
それでユニコーンっていうのが増えているっていうのが1個ありますと。
あとは単純にグロースっていう意味で言うと、
早く伸びている会社がどんどん出てきている。
スラックとかもまさにそうだったりするんですけど、
今年ですとブレックスっていう会社が、
カードのやつですよね。
22歳のブラジル人がやっている会社なんですけど、
1年で1000億の。
それは売上がすごいって話じゃないですか。
売上は。
何がそんなに評価されているんですか。
一応2000社以上導入されていて、
それはすごいですね。
1年で。
それはすごいですね。
売上もまだ、売上マルチプルでいくとそんなにすごくないんですけど、
その伸び、成長率っていうところで評価されているんだろうなっていう。
いわゆる昔ですと3年4年前ですと、
7年半でユニコーンに平均になっていたんですよ。
そんなにかかるんですか。
そんなにかかるんですよ基本的に。
当然そうじゃないですか。
1000億の会社なんてそんなに簡単につけるわけないので。
今ですと6年になったんですよ。
だんだんその時間が減っているんですよ。
そういうのもあって、いわゆる1000億のユニコーン会社がめちゃくちゃ増えているんで。
なのでこの5年後のアップデートの話でいきますと、
ユニコーンってもう特別じゃないんじゃないかっていう話ができまして、
どっちかというとその次のジュービリオン、デカコーンって言うんですけど。
デカコーンってすごい名前ですよね。
ユニコーン言いにくいけど。
デカコーンを目指すべきなんじゃないかっていう。
いわゆるVCだったりテクナチカが言っていることっていう話です。
それは資金調達がしやすくなったっていうのも背景としてあるんですかね。
そうですね。スタートアップブームっていうのもあるので、
特にアメリカですと、ウーバーだったりスラックだったり、
フェイスブックもそうなんですけど、
いわゆるテック系の会社で有名な会社がどんどん増えているので、
そういう会社を立ち上げたいっていう人もめちゃくちゃ増えているっていうのもあって、
それに対してお金をみんな張りたいっていう思いがあって、
お金は今のところ余っている。
余っているんですけど、来年、
ここで予測して間違えたのがあれなんですけど、
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来年ぐらいには経済不景になるかなっていう、
言っているVCもアメリカでは何人かいますね。
今のうちに資金調達しといて備えるっていう。
まさにそうですね。
なるほど。
VCは増えてるんですか?そもそも。
VCは増えてるんですけど、
ただVCのパフォーマンスがいいかっていうと微妙なところでして、
いわゆるVCで、
日本ですとそのLPからの期待値がちょっと違うんですけど、
アメリカですと3倍のリターンを基本的にみんな求めてるんですよ。
日本だと?
日本だと3倍とかって言うんですけど、
ちょっとLP型には失礼なこと言うかもしれないですけど、
結構情報が欲しいとか、海外の情報が欲しいとか。
それも重要なポイントですね。
そっちがメインになってしまうケースもあるので、
USだと確実にリターンを。
いわゆる他のヘッジファンドとかに入れるより、
VCにかけるっていう話なので、
リターンはもちろんもらわないとダメで、
となると平均3倍ぐらいリターンすると、
ちゃんとLPを満足させられるっていう話なんですけど、
実際に3倍以上返しているVCをアメリカで見ますと、
5倍以下なんですよ。
少ない。
なんで?
それだけそんなにパフォーマンス良くないんですよ。
USのVCですら。
いわゆるセコイラとかアクセルとかすごいところがいるんですけど、
なかなか出てこない。
その理由としては、でかいファンド集めるほど、
まあまあオフトピック来てるんですけどね。
あんまり元々話そうとしたトピックとはだいぶ外れたんですけど、
それでいいですけど。
いわゆる日本ですと、
一世億のファンドってなかなか集められないんですけど、
逆にそれは良いことでもあって、
例えば一世億のファンドを集めた場合、
3倍のリターンを出すために、
3000億返さないとダメっていうことなんですよ。
3000億返すっていうことは、
1個のホームランじゃ絶対足りないんですよ。
確かに。3000億日本。
3000億日本だともう無理じゃないですか。
特にもう無理ですね。
本当にめちゃくちゃヒットを打つか、
それかホームランを5本くらい出すかとか、
多分そういうレベルになるんですよね。
大変ですね。
なので、セコイラとかそういうのも出してますけど、
かなり大変だと思ってまして、
3倍っていうのを目標にするのであればですけど、
意外とUSのVCもあんまうまくいってない。
でもユニコーンの数は増えてるんですよね。
ユニコーンの数は増えてます。
ただバリエーションも上がってるので、
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バリエーション上がっていれると、
もらう比率も下がるので。
ユニコーンって名前がいいですよね。
ユニコーン、デカコーンなんか微妙だよね。
デカコーンって最初聞いた時、
普通に日本語のデカ、デカ。
デカイユニコーンって。
確かに。
でも英語だってそういう意味なんですよね。
そうそうそう。
デカは10だから。
いやー、なるほど。
あとは、1週間くらい前でしたっけ?
アンデリーさんの。
1週間くらい前ですね。
毎年、毎年なんですかね、前回。
去年も出してて、
Next 10 Yearsっていう
これからのテクノロジーの未来はどうなってるかっていうのを
Next 10 Yearsっていう
これからのテクノロジーの未来はどうなりますかみたいな
動画というかカンファレンスがあって、
それが今年の2018年版を動画で見て
面白かったねっていう話をしていて。
なんか面白そうだなと思ったのは
そのeスポーツ市場が伸びてるっていう話があって
その野球のMLBより
eスポーツのほうが市場としては大きくなってますよって
市場というかレッドランス見てる人が多くなりますよって話をしていて
それに対して宮武さんどう思いましたって聞いたら
なんて思いましたか?
答えないと。
一応2,3年前くらいから
そのeスポーツの市場がどんどんデカくなって
いわゆるファンが何人いて
それが他の今の通常のスポーツ
バスケだったりサッカーだったり
NFL、アメフトだったり
比べてどれくらいの差があるかっていうのを
結構比較されていて
去年ですとNHL、アイスホッキーですね
より多いとか
今年ですとMLBでしたっけ?
野球ですね
より多いという話なんですけど
でもちゃんと考えてみると
eスポーツっていろんなゲームを合わせた
ひとまとめにしてる
eスポーツ対通常のスポーツの比較であれば分かるんですけど
eスポーツの中では例えばロルとか
バークラフトだったり
ロルはeスポーツなんですよね
ロルはeスポーツです
知らなかったんですよロル
有名なeスポーツなんです
有名なeスポーツです
リーグオブレジャント
日本語ではロルって言うんですけど
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ロルだったりスタークラフト
スタークラフトは結構
eスポーツの原点と思われるゲームだったり
ドータとか
カウンターストライクとか
オファーボーチとかいっぱいあるんですけど
各
もしかしたら
eスポーツの中でも分野はあるので
例えばFPSって
ファーストパーソンシューターとかが
分かんないですけどバス系に
詳しいですね
やってるんで
比較できるかもしれないし
分かんないですけどその中の
例えばロルがNBAと同じになるかもしれないし
となるとeスポーツってまだまだ
全然浸透されてなくて
多分これから
やるっていう話で
でもこうスポーツを見てる時間と
ゲームをして
eスポーツしてる時間を
比べた時に時間というか
ユーザーの時間はそっちに奪われて
って意味では比較対象になるのかな
とは思いました
やっぱりeスポーツの面白いところは
彼らが
TwitchだったりYouTubeとか
まさにそうなんですけど
あまり
見なかった
行動を作り上げた
っていうか
いわゆる
他の人が
ゲームしてるのを見るっていう
いわゆるプロじゃなくて
一般の人が
ゲームやってるのを見る文化を
作り上げたのがeスポーツで
それはめちゃくちゃ面白いなと思っていて
それによっていろんな
新しいスタートアップだったり
ビジネスのエコシステムができるので
そこは
もしかしたらその影響で
NFLとかNBAとか
いわゆるアメフトとかバスケとかサッカーとか
そういう
方向性にいくかもしれない
結構デジタル化
eスポーツでもデジタル化
前提なので
結構
特にアメリカですとアメフト
デジタル化結構苦しんでるんで
デジタルユーザーを集めるのに
eスポーツの属性を見ると
NBA
バスケとすごい似ていて
真逆だと思ってました
eスポーツ好きな人って
割とギークな
家に
バスケとか見る人は
カーストでいう上の人
いやいやいや
そんな感じじゃないですよ
結構若手で
18歳から30歳の
ミレニアル
世代とか
多少
男性より
SNSとか
詳しかったりそういう人たちが結構
NBA見ていて
まさにそれがeスポーツにフィットしている
っていう感じで
NFLはすごい問題を抱えていて
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属性が40代50代
50代なんで
問題がある
問題がある
比較対象としては
そっちの視野が下がっているのは
年齢層から見たら
そうですね
なるほど
でもバスケ
バスケを見る
ゲームをやるのって
体験として全然違うじゃないですか
体験として違うかもしれない
でもバスケって
試合を全部見る人って
割と少ないので
しかて言うとSNSで多少
ハイライト見たり
すると同時に
YouTubeで
ロールを見たりするので
特に
そんなに違和感はなくて
なるほど
確かにサッカー好きな人
ウィニングイレブンとかやりますよね
やりますね
NBA中継があるので
そんなのがあるんですか
世界に浸透していないだけで
一応日本語版はちゃんとあるので
そうなんですね
ダウンロードされていないですけど
アンドリースも
いろんな話してましたけど
してましたね
個人的に
面白かったのは
結構USのVCも
同じなんですけど
国内のマーケットを
見がちで
なおかつ国内のデジタルマーケット
ITテック系の
マーケットしか
見ない傾向にありまして
その世界観に
住んでいるので仕方ない
アンドリースとかで
今回の
END OF THE BEGINNING
で
話した内容とすると
まず
デジタルって本当に
経済の一部でしかなくて
一部のうちに
本当に小さい部分っていう話をしていて
確かにそうだな
リテールの
氷の話とかは特にそうですよね
そうなんですよね
eコマースって本当に小さい市場なんだな
っていうのを感じました
小さい一部で本当に何か
数パーセントみたいな感じで
それをUSだとそれで
それを世界で見るともっともっと
少なくて1パー以下とかになって
しまうぐらいの
レベル感で
そう考えるとまだまだ
デジタルって伸びるし
ちゃんとその
マーケット市場を
考え直さないとなって思っていて
そういう意味で
そういう意味で言うと
まだアメリカ内だけなんですけど
氷市場
フィジカルのリテールの市場を
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見ている
スタートアップのUSにも
いまして
例えばポディアムっていう会社とかも
めちゃくちゃ伸びてる会社なんですけど
まさにその
95%
ちなみにそれはどういう会社なんですか
どういう会社
一言で言うと
時間割れなので
フィジカルリテール用のインターフォーム
テクノロジーが若い人にしか
なかなか伝わらない
調べてください
彼らも
フィジカルリテールの
レストランだったりバーだったり
本当に
小さい
アパレル売ってるお店とか用に
テクノロジーを提供していて
そこがかなりでかいマーケットかなと
私も宮武さんも
氷の話とか
D2Cの話は好きなので
また次回
話をしたいですね
C向けの話
結構好きですよね
C向けとか
メディアとか
うちの投資とあんま向いてないですけどね
それはCです
別にいいじゃないですか
今後そこを増やしていけばいいんじゃないですか
今年
僕の担当案件で
3件くらいCやってるんで
そこは増やそうと思ってるんで
そういうサービスの方が
私も好きです
そういう話をできればなと
そうですね
ではそろそろ
これは
どれくらいの頻度でやるかは
まだ
皆さんの反響次第ということで
私たちのタイミングがあったときに
気が向いたときに
合わせていきましょう
はい
じゃあ
今日はサンクスギミックということで
アメリカでは
そうですよね
11月の22
第3の目標
なんで
ゆっくり休んで
これ目標に出さないかもしれないから
まあいいや
そういえば宮武さんは
もともとアメリカの大学を
卒業されてる
っていう背景も
言うべきでしたね
今さら
USのテクノロジー投資だけじゃなくて
アメリカの背景みたいなのも
詳しいですよっていうのを
聞いてる人に伝えるべきでした
11年間アメリカに住んでました
またその
アメリカの話は
次回ということで
わかりました
では皆さんさようなら
さようなら