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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日のテーマは、トップボールが出やすい状況ということでお話しさせていただきます。
練習場ではトップボールなんてほとんど出ないのに、コースに行くとなぜかトップボールが出てしまう。
こんなお悩みがあるかと思います。
なぜかと言いますと、原因は一つではないです。
いろいろあるんですけれども、その中でも今日は2つお伝えさせていただきます。
なぜトップボールが出てしまうか、その状況なんですけれども、
まずは逆光の時ですね。逆光で太陽が眩しい時ですね。
こういった時には非常にトップボールが出やすいです。
なぜかというと逆光で打ったボールが見にくいですから、
もう一刻も早くボールを自分の目で置いたいわけです。
そうするとどうしてもヘッドアップ、ボールを打つ前にボールが飛ぶ方向を見てしまいます。
そうしますと当然ですね、起き上がりやすくなりますので、
クラブヘッドがボールに届かずにトップしてしまうということがあります。
ですので逆光の時には特にトップボールが出ないように注意していただきたいです。
じゃあどうしたらいいかということなんですけれども、
逆光の時にはあまり自分でボールを見ようとしないということです。
自分では追わずに一緒に回っている人に見ていただくようにしていただくといいです。
ボールを打つ前にちょっと逆光で見えないからちょっとボールを見ててくださいって
一緒に回っている人にお願いするといいです。
それでも自分はボールをしっかりとミートすることだけに集中するようにしてください。
そうすればトップボールが出にくくなります。
それからトップボールが出やすい状況としては打ち上げのホールです。
打ち上げのホールはどうしてもトップボールが出やすいです。
なぜかというと打ち上げのホールですとどうしても目線が高くなります。
目標を見た時に目標が高いわけですから
どうしても体の重心が右足に来て軸が右に傾いたアドレスをしやすくなります。
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そして打ったボールも高く上げたいですので
どうしても右重心のアドレスとなって体の左サイドが伸びる
左の膝が速く伸びすぎてしまって
クラブヘッドがボールに届かずにトップしてしまうということが起こりやすいです。
左足上がりの時も注意していただきたいのですが
どうしたらいいかということですが
イメージをあまり高いところに持ちすぎないということです。
高い球を打ちたい時には高く目線を持ってもらうといいのですが
トップボールがよく出てしまうようであれば
あまり目線を高くせずに低い目線を意識していただくといいです。
打ち上げのホールでも高いところを見ずに
低いところ、目線の高さぐらいのところを見ていただいて
打ったボールも打ち上げの土手に当てるようなイメージ
低い球を打って土手にボールを当てるようなイメージでショットしていただくと
起き上がらなくなりますので
トップボールというのがなくなります。
ですのでぜひ低いボールをイメージしてショットするようにしてください。
あとはコースで出やすい状況といいますか
今度はスイングで出やすいスイングですけれども
トップでシャフトオフクロスをしていますと
どうしてもトップボールとか出やすいです。
なぜかというと
シャフトクロスというのは
トップでシャフトが目標方向よりも右を向いている
目標方向とシャフトがクロスしているということで
シャフトクロスと言われているんですけれども
そのトップからですと普通に振ったら
なかなかクラブヘッドを正しい位置に下ろせません。
トップでクラブヘッドが右を向いているわけですから
オンプレーンの位置
正しいダウンスイングでのクラブの位置から
クラブヘッドが遠い位置にありますので
なんとかダウンスイングで正しい位置に
クラブを戻してこないといけませんので
そうしようとするとどうしても体が起き上がりやすくなります。
体が起き上がるとクラブが少し後ろから来ますので
どうしても起き上がって
ボールと体の距離が遠くなってしまって
トップしてしまうということがあります。
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ですのでトップでシャフトクロスしないように
気をつけていただくということも
トップボールを減らすためには
非常に有効です。
あとはいくつかあるんですけれども
今日はその3つをお話しさせていただきました。
1つはコースで出やすい状況というよりも
トップボールが出やすいスイングについて
お話しさせていただきましたけれども
ぜひ今度コースに行ったら
逆行の時と打ち上げの時
この2つの時には
トップボールが出やすいな
というのを思い出していただいて
ボールを同反射で見てもらうか
低い球をイメージしてショットしていただく
この2つを意識してラウンドしてみていただければと思います。
ということで今回の音声はこれで終わりなんですけれども
あとはシャフトクロスもありましたけれども
ぜひ意識してみてください。
これで終わりなんですけれども
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それでは今日はこの辺で失礼させていただきます。
