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2025-02-26 08:58

練習場ではいいのにコースに行くと当たらなくなってしまう時の練習法

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【野山佳治自己紹介】
スポーツがとても好きだったので、何かのプロスポーツ選手になりたいと思っていたところ、週末のゴルフトーナメント中継を見ていて「これだ!!」と思い、大学入学時にゴルフを始めました。

プロになろうと思ってゴルフを始めたので、毎日600球以上はボールを打っていて、日によっては1,000球以上打っていましたが、なかなか上手くならずに、ゴルフ部の同級生の中でも一番下手でした。

いくら打ってもなかなかクラブヘッドに球が当たらずに、チョロを連発していました。
でもなかなかボールが当たらなかったり、まっすぐに飛ばない時期が長く、上達できないもどかしさをこれでもかというくらい存分に味わったおかげで、ゴルフを始めたばかりの人や上手く行かなくて悩んでいる人の気持ちはとてもよく分かりますし、何をどうしたら上手くいくのかということが明確に分かりますので今のレッスン活動に役立っています。
大学卒業後、静岡県のゴルフ場で研修生になりました。 ゴルフ場の敷地内にある寮に住み、キャディ業務などのゴルフ場での仕事をする傍ら、仕事のない時間は朝から晩までまさにゴルフ漬けの日々を約10年送りました。

そして2005年に日本プロゴルフ協会のティーチングプロの資格を取得し、レッスン活動を開始いたしました。

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サマリー

ゴルフの練習場での効果的な練習方法とコースでのパフォーマンスの違いについて考えています。練習中に異なる要素を取り入れることで、コースでも安定したショットが打てるようになることを目指しています。

練習場での体験
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日は水曜日なので、南茂原カントリークラブさんにラウンドレッスンに行ってきます。
前から一度行ってみたいなと思っていたゴルフ場さんなんですけども、非常に楽しみです。
ゴルフ場に向かう前に、車の中で音声を録音しております。
今日のテーマは、練習場ではうまく当たるのに、コースに行くとうまく当たらなくなってしまうことについてお話しいたします。
これは、よくゴルフをやっている方であれば、あるあるというか、一度や二度、必ず思ったことがあるかと思うんですけども、
練習場ではすごく調子が良くて、芯にもよく当たっているし、狙ったところにボールを打てるんだけれども、
コースに行くと、全然芯にも当たらないし、球も曲がってしまうし、全く別陣になってしまうことがあるかと思います。
こうなってしまう原因は、一つではなくて、いくつかあります。
いくつかあるんですけども、今日はその中の一つについてお話しいたします。
その中の一つというか、いろいろ原因があるんですけども、練習場でどんな練習をしておいたらいいのかということについてお話します。
練習場で一言で言うと、いろんな練習をやっておいていただくということです。
練習場では、毎回同じクラブで同じ方向を向いて、同じスイングを練習していることが多いかと思います。
でも、いろんなスイングだったり打ち方だったりをしていただくといいです。
当然ながら、スイングを作る段階では、同じクラブで同じスイングを練習するということがとても重要です。
できれば練習する打席も、いつも同じ打席で同じ景色にしていただいて、
スイングを作っていただくようにしていただいた方が、いいときももちろんあるんですけども、
そういった練習ももちろん大事なんですけども、それだけではなくて、
ある程度ボールが打てるようになってきたら、今度はいろんないつもと違う要素を取り入れて練習していただくということです。
具体的にどういうことかというと、例えば1球1球使うクラブを変えたり、
ドライバーを打ったら次はウェッジを打ったり、次はナバンヤンを打ったりという感じで1球1球使うクラブを変えるということです。
当然ながらコースに行ったら1球1球使うクラブが変わりますので、その練習になります。
あと狙う方向もですね、マットに対してまっすぐいつも狙うのではなくて、
ちょっと右向いたりとかちょっと左向いたりして狙いを変えるということです。
練習場ではあまり極端に右とか左向くと危ないので、ちょっとですね、ちょっと右とか左を狙っていただくということです。
やっぱり練習場でマットに対してまっすぐ構えてボールを打っているとすごく構えやすくてスイングしやすいので、
ナイスショットが出やすいんですけども、ちょっと向きを変えるだけでですね、かなり打ちづらくなってきます。
ですのでその向きに慣れるということがあります。
あとはですね、
ボールの位置ですね。ボールの位置もいつもいつも同じ位置ではなくて、いろいろ変えて練習していただくということです。
ボールの位置は何番だとどこの位置という基準の位置はあるんですけども、
これもですね、結構理論とかですね、プロによって違うんですけども、私の場合にはですね、ドライバーで左足かかと内側でクラブが短くなるとだんだん右に来て、
一番短いサンドウエッジで両足のセンターに私は通常の位置は置くようにしています。
理論によってはですね、全てのクラブで左足かかと内側に置くという理論があったりですとか、ウエッジだったら真ん中でも右に置くなんていう人もいるかもしれません。
それはそれぞれで結構なんですけども、
1球1球変えていただいたりするといいです。
例えば1球目は7番ヤンで練習するとしてもですね、1球目は通常の位置で打って、2球目は少し左に置いてボールを打って、
3球目は少し右に置いて打ってという感じでですね、いろんなボールの位置で練習していただくということです。
コースに行ったらですね、やはりいろんな状況があるのでボールの位置もいろいろ変えるかと思います。
例えば低い球を打ちたい時は右に置いたりとか、傾斜に行ったら少し右に置いたりとか、
ライが悪かったら右に置いたり、高い球を打ちたい時は左に置くこともあるかもしれません。
という風にですね、いろいろボールを変えるので、これをですね、練習場でもやっておくということです。
練習場でですね、もう通常のノーマルな位置しか練習していないのにですね、コースに行っていきなりボールの位置を変えたらですね、それは当然ながらですね、なかなかうまく当たりません。
やっぱりコースに行ったらですね、ボールの位置を変えなきゃいけないケースというのは結構出てきますので、そういったのをですね、練習場でも練習しておいていただくと良いです。
あとはその、Tアップして打ったりとかですね、高いTアップでアイアンを打ったりとかですね、
あとはスイングの大きさですね、フルスイングばっかり練習するのではなくて、ハーフスイングだったりスリー・コーターも練習していただく。
結構1球1球変えて練習していただくということもですね、とても良いです。
やっぱり同じスイングをですね、何回も何回も打っていると、だんだんタイミングが合ってきてないショットが出るようになります。
間違った動きがですね、あったとしても、何球も打っていると良い球が出るようになってきます。
例えばですね、分かりやすい例でお話すると、バックスイングで右にたくさん体が動きすぎてしまう悪い動きがあったとしても、何球か打っているうちにですね、
コースでの実践
ちょうど良い具合でダウンスイングで左に動いてですね、正しい位置まで戻ってきてないショットが打てるようになってきます。
たくさん打っているとですね、何球も何球も打っていればですね、ですけれどもコースに行ったら基本1発勝負ですから、1発目から良い球を打たないといけないです。
そのためには、やはり確率の良いスイング、あまり右に動かないで打てるようなスイングにしておかないとですね、コースでうまく当たりません。
ですので、やはり練習場では何発も打てるので良い球が出るんですけども、コースに行ったら1発勝負なので、そこをですね、しっかりと頭に入れて練習に取り組んでいただくと良いです。
ということでですね、今日は練習場ではうまく当たるのにコースでうまく当たらなくなってしまうということについてお話したんですけれども、
対処法としては1球1球、クラブだったりボールの位置だったり狙う方向だったり、いろんなですね、違う要素を入れて練習していただくということです。
こうすることによって実践的な練習ができます。
とはいえですね、先ほどもお話ししましたけれども、毎回同じクラブで同じ方向を狙って同じボールの位置でという感じで、スイングを作る練習ってもちろんそれ大事です。
それやっちゃいけないわけじゃないです。それも大事です。
それプラス1球1球何かを変えるという練習も両方やっていただいた方が良いです。
そうすることによってコースでもナイスショットが出やすくなります。
ということでですね、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
ということで今日の音声はこの辺で失礼いたします。
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