1. グッドモーニングボイス
  2. 【GMV 316】アメリカでカウン..
2021-02-10 41:04

【GMV 316】アメリカでカウンセラーになった人の話

再現性なんてどこにもなくて、見通しなんか一切なかった人の成功例。
00:04
おはようございます、グッドモーニングボイスです。
えーと、何かというと水曜は寒くなるんですよね。
えー、水曜日には、えー、毎週じゃないんですけど、
グラズノケイソーさんと収録をするんですよ、YouTubeの。
この会場がまた寒いんですが、えーと、
こういう日に限って、なんか、今日も最低気温がマイナスでしたけれども、ニノミアも。
こういうことになるんだよなという、まあこれは全く意味づけで、それ以外の何物でもないし、
あとあの、この、測るってことは、測るんですけど私たちは。
体操便利ではありますけど、えー、個人個人には結構不便なところがあって、
僕ら0度以下になると、なんかそこに意味をつけたくなるんじゃないですか。
これ昨日に比べて1度低いかどうかぐらいな感じで、で、1度の違いって、まあ体感でわかりますけど、
即座にわかるかっていうと、そんなことはないですよね。
なんかこう、測るからわかることってあって、そしてそれはわかんなくてもいいことなんじゃないかっていうこともあって、
あの、まあ、数字に囲まれているということは、便利だし、便利だと信じているんですけど、
えー、ひどく不便にも思えたりしますね。
えー、ってなわけで、あの、今日も収録があります。
で、その収録で、えー、ぶっちゃけ相談というのがあるんですけど、
グッドワイブスなぶっちゃけ相談。
おかげさまでですね、えー、あれです。
募集を強くかけると、なんかやっぱりいっぱい集まってきて、あの、質問結構、あの、いただきました。
ただあの、1回で4本ぐらい使っちゃうんで、あの、ぜひですね、えー、
ご応募いただければというか、あの、お寄せいただければと思いますし、
えーと、ぜひこれを広めていっていただけると、
これはあの、これ自体をビジネスにしているとか、まあビジネスですけど、
えー、収益を生み出すとかそういうわけではないんですけど、
ここやっぱり、今結構、えー、広げているのですね、私たちは。
伝わりやすいですよね、やっぱり動画だから。
なので、えーと、かなり、あの、力注いでやってる部分なんで、
これが、あの、登録者数だけでもですね、えー、これも意味付けって言えばそうですが、
えー、増えると大変、増えてきてますし、増えるとありがたいんで、よろしくお願いします。
で、あの、今日は、あの、どうしてももう、昨日いっぱい話し込んだ関係上、
えー、この話になるなと思ってるんですが、
えー、留学生の、えー、友達の話をします。
友達と言ってもね、えー、この女性は倉園さんより年上なんですよ。
03:02
で、非常にいろいろ考えさせられた人なんですよ。
あの、私からすればですね、えー、留学というのは、
グッドバイブスはもちろん知りませんでしたし、私が答弁したのは2001年ですからね、
私が28歳の時です。えー、テロの直前です、私が言ったのはね。
で、あの、グッドバイブスは愚か、タスクシュートもなかったと、
まあ、だからなんだって言われると困るんですが、
僕からすると、まあこれもイリュージョンですが、年空間もいいところでですね、
この2つなしに、あそこでやれたのは偉いなと、まあ若かったということも大きかったよなと、
本当思いますね。タスクシュートだったらどんなに楽だったろうっていうのも思いますし、
グッドバイブスが知ってたら本当に良かったと思うんですが、
まあどっちもなかったわけですからね。この世にもタスクシュートあったかもしれませんけどね。
えー、まあでも私、大橋哲夫さん知らなかったと。知らない時代もあったんだよな、そういえばという感じです。
で、えー、まあ、言ったわけですね。
で、あのー、
で、1年間はもう本当に、まあテロもあったっていうこともあるんですけども、
なんだかさっぱりわかんないうちに飛ぶように過ぎ去ったっていうのが、まさにこう、ぴったりなんですよ。
で、2年目になってその女性が、マリコさんって方なんですが、
実名出しちゃってますけど、非常に珍しくはない名前だと思うんで、
まあいいかなと思って出しちゃいますが、まあここにも出されてますしね、えーと、ところどころでは。
で、この人が来た時に、えー、まず、
まあ、会って喋った時に思ったことはですね、
えーと、この人、来た瞬間にすごい有名になっちゃったんですよ。
まあ、あのー、1人年齢がずっと上だったということもあるんですけど、
何よりもやっぱりみんなに、あの、みんな違う、留学仲間みたいなね、
コミュニティですね、アジア人コミュニティみたいなのができてるんですけど、
私の行ったところにはできてたんですけど、
あの、みんなの中では、子連れというのが衝撃的だったんですよ。
子連れは不可能だろうっていうのはやっぱり、あの、言ってる人間の実感としてあるんですね。
子連れ無理、あの、あり得ない。
その子供が高校生と大学生とかならまだしも、
小学生とかそれ以下ってなると、絶望的な感じがするわけですよね。
まあ、子供育てたことはない人間ばっかりだってこともあるんですが、
まあ、育ててる人も、アジア人の中にはいましたけどね、
でもまあ、常識的にというのか、肌感覚ってやつですよね。
で、子連れ無理だな、1人でも無理なのに、3人っていう話がもう広がっていて、
06:03
その人に、僕は見る前からもう広がっていて、
ああ、なんかすごいことが起きるんだな、またと。
なんか漠然と、自分は自分でむちゃくちゃ忙しかったんで、
あんまりこう、いろんなことに興味を示している余裕はなかったんですね。
で、会って話してみて、なんかこう、絶望感が深まった感じがあったんですよ。
というか、えーとですね、私はこの人の話を聞いた時に、
気は確かなんだろうかって思ったんですよ、本音のところでは。
あの、まず3年間以内に戻るみたいな話をされてたんですね。
で、それしかそもそもお金がないと。
まあ、あの、お子さん連れていらっしゃいますしね。
で、えーと、3年で戻るっていうのは私にはもう、
なんか、まず絶対無理だっていうのがあったんです。
3年じゃあ、多分、えーと、英語がなんとなく喋れるようになりましたっていうことで帰んなきゃならない。
で、そのために、えーと、お子さんの一時期とはいえ小学校付近をこっちで過ごして、
生活費も全部投入して、いや、いやいやいやいや、
あ、なんて言うんだろう、なんと言えばいいのか分からなかったんですけど、
えーと、気は確かなんだろうかっていう、これしかなかったんですね、当時の私の印象としては。
いや、正気じゃないんじゃないかな、みたいな感じでした。
あの、心理学をやってたということとは何の関係もなくですね、
あの、日本語で言うじゃないですか、気は確かなんだろうなって、あまり言わないですけどね、
あの、私はまさにそういう感じだったんですよ。
で、えーと、トーフルっていう当時の、まあそんなものを持ち出すまでもなく、
英語ができるという、あれはっきり言えばですね、
あの、言っていた日本人は、あの、ほぼほぼ、特別勉強しているという人を除くと、
いったん年数に応じるんですよね、英語力なんていうものは大体。
で、えーと、できるって、特別できるっていう感じではなかったし、
あの、まあ先生やっていらっしゃったって話だったんですけど、
音楽もっていうことだったし、どこをどうとってもですね、
3年でなんかこう、所定の目的が、それがなんであれですね、
達成される感じはない、しかし投入しているものは半端ないみたいな、
なんか全人生かけて必ず外れるギャンブルやり始めましたみたいな、
そういう印象以外は何もなかったんですね。
あの、すごい面白い話をするし、いい人なんだなってのはすぐ分かったんですけど、
それ以外には、こうやっぱり、えーと、狂気だ、狂気しか感じられないっていう、
なぜそこに狂気が感じられるんだろうとは思ったんですよ。
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別に、えーと、狂気的なところはないんですよ。
ただ、行動そのものが、私たちのその留学の、えーと、それこそ常識ですよね。
だから、あまりにも逸脱していて、なんか偏差値とかIQで言うとですね、
偏差値がいいかな、50が標準じゃないですか、なんかもう185ぐらいな、そういう感じなんですよ。
こう、外れちすぎていて、何を言えばいいのかも見えてこないっていう感じだったんですね。
で、あの、お子さん3人いて、まず、私と同じ学生寮にいらっしゃったんですけど、
その学生寮って、部屋ごとにキッチンなんてないんですよ。
だから、食事を作るのは共用キッチンなんですけど、
その共用キッチンっていうのが、あんなに広いアメリカの空間がすごい無駄になっているにもかかわらず、
ガスコンロが1個しかなくて、で、えーと、いわゆる流しですよね、が1個しかないんですよ。
そこが共用キッチンなんですよ。
あの、30人ぐらいの。
それだけでももうすでにダメじゃないですか。
家庭が生活できる雰囲気はそこにはないんですね。
しかも、私と同じフロアの人たちは、アメフトの、まあみんな人はいいんですけれども、
あの、まあ言ってしまえば、アホなアメリカ人ばっかりなわけですよ。
あの、音量を12にして、ロックをずっとかけ続けるとか、そういうことをやる人たちばっかりなんですよ。
で、この中で、子供3人、まあ2人だったんですけど、その時には。
連れて家庭生活を営む、それがまずできない。
留学云々以前に、そんなことは不可能だと思ったんですね。
あの、お風呂もあるにはあるんですけど、共用だし、しかもあの、アメフトの人たちってお風呂の中でうんことかしちゃうんですよ。
私、あのお風呂に1回も入りませんでしたけど、まあ本当に正気とは思えないんですよね、ある意味では。
家庭生活とかじゃないかったわけです。
なので、まあその、この人は来たけど早々に帰るのが一番いいだろうなと思ったんです。
で、なんだかんだ言ってですね、結果から言うと、留学当初の目的を、しかも一番遠かったゴールのはずなのに、達成したのってこの方だけだったんですよ。
私を知る限り、日本人の留学生は多分20人ぐらい知ってますが、当初のもっと遥かにつつましい目的すら達成できた人は、はっきり言って誰もいなかったんですね。
まあ分かりませんよ。あの、一人一人を全員、あの、実地調査したってわけじゃないんで、かなりすごいきっちりやっていったっていう人ももちろんいましたし、いたんですが、私なんかも中途半端に帰りましたしね。
えーと、大概は中途半端以前に帰るんですよ。やっぱ結構大変なんですよね。様々な意味で。お金もすごくかかりますし、それよりも体力が結構続かないんです。
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アメリカって寒暖差とかもすごく大きくて、昼は30度、夜はマイナス10度みたいな日も発生する。大陸ってそういうところがあるんですよ。
で、割と長くいると妙に持病が悪化したりもしますし、私もアトピーがめちゃくちゃ悪化したんですよ。
で、結局いろんな原因があって、まあ普通帰るんですよね。私アメリカにいて一つ学んだことは、日本人大リーガーってすごいなって思うんですよ。
あっちに行くとパフォーマンスが普通の日本人は落ちますよね。普通になんかセーブモードで動いてるみたいになっちゃうんです。
言葉通じないっていうのも大きいですけど、気候とかが違いすぎて、結構だんだんだんだん体が消耗していくんですよ。
他の消耗は疲れがたまるとかそういう話とは全然違うんですね。
本当にこう、ならではの病気にかかっちゃう人とかもいますし、アメリカでしかかからない病気みたいなのもあってですね。
しかもおはつらいむきにっていうのはまたにおかしいんですけど、アジア人だけがかかるアメリカだけでなる病気っていうのもあるんですよ。
そんなの知らないじゃないですか。それもなんだかよくわかんないんですけど、そういうのにかかったら一旦帰国した方がいいっていうことになるんですが、
帰国した人は二度と来ませんよね、普通は。大変なわけです。
当初の目標っていうのかな、目的というのか、当初から聞いたくちゃないんですけど、そのマリコさんの目的というのが壮大で、
いやいや、それなんか3年とかじゃなくて30年でも達成できる気がしないっていうものだったんですね。
で、もちろん3年では達成できないんですけれども、まずそのマリコさんが何をしたかというとですね、
何をしたかというのも変なんですけど、私たちの外側から見ていると何をするかというとですね、
人に頼まれたことは全部やっちゃう人なんですね。
あの、すごい早いとかすごいバリバリこなすとかではないんですよ。
信じ難いほど時間がかかるんだけど、全部やるんですよ。
で、断れないって言うんですよね。断れないっていうような言い方をよくされてました。
人に頼まれると。つい引き受けると。で、なんかやりたくなってしまうと。
よく言うじゃないですか。私最近も読んだんですけれども、
人にいいように利用されていると。そういうことをやっていると人生がどんどん侵食されていくとか侵害されていくっていうあるじゃないですか。
会社とかでも人良しでいたら、ボロボロになるので使い込まれて捨てられると。
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まさにそれを地でいくんですよ、彼女は。
明らかに彼女を利用はしてないにしても、やっぱ依存はちょっと言い過ぎですけど、依存っていうのとは違いますからね。
頼り切っちゃうような人っていうのもいるんですよね。
学校の先生やっていたというだけあってというのか、その性格も相まって面倒見がめちゃくちゃいいんですね。
で、多分学校でも時代でもそうだったと思うんですけど、多分。
留学に来てもそうなんですよ。
やっぱり私は際確かなんだろうかと思ったんですね。そうでなくても、
多分30年経っても達成されない目的を3年で達成しようとしているわけだから、人の10倍ぐらい速度を上げなきゃならないじゃないですか。
お金に限度があるんで。アメリカでお金なくなるっていうのはもうダメですから。
そもそも学費がありますからね。もちろん寮に払ってるお金もありますし。
で、食費も普通にあるじゃないですか。子供もいるわけですから。
で、人に頼まれ事をやっている場合じゃないわけです。
頼まれ事には様々ありますけど、例えば留学生の知り合いの宿題を見てあげるとかしちゃうんですよ。
しかも宿題を見たところで、学校の先生だったら宿題を見るっていうことは容易にできると思うんですけど、
宿題をする能力そのものはそんな変わらないじゃないですか。
もしかすると頼んでる人の方が高かったりするんですよ。
だからもうなんかこう、頼まれている方が優秀ってわけじゃないのに頼まれるっていうのをやっちゃうんですね。
やっちゃうんですよ。
で、私はやっぱりこう、この人は気が狂ってる日を、この言葉使っちゃいけないんですけど、
これ以外の表現はなかったんですよ。
理由は、でもすっごい興味深いとは思ったんですよね。
どういう衝動がこういう行動を駆り立てるのかが、
なんかやっぱり心理学やってる人間だからなのかわかりませんが、
私はとにかくこう、単純にすごく好奇心を駆られてしまいまして、
なぜこうするんだろうっていうのもずっとあったんですよね。
話もすっごい話し込みました。一番話した人だと思います、アメリカで。
聞いてもですね、よくわからないわけですよ。
その、こう、えっと、まあ、あれですよね。
言うならば金髪先生なわけです。
ただし問題が解決できない金髪先生なわけです。
ひたすら放送しまくるんだけど、問題が解決に向かうわけではないと。
で、若い人たちですよね。私より若いですからね、ほとんどの人は。
20代中盤か前半。人によっては10代。
で、マリコさんはすでに現在60過ぎていらっしゃるから、私よりはだいぶ上だったんです。
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当時だって多分40代後半ぐらい。
そういうことなんですよ。で、面倒見がいいわけですけれども、
まあ、はっきり言ってですね、留学生のお利口なんで、みなさん。
あの、明らかになんかちょっと下に見てるんですよね。
あの、歳はそんなに上なのにちょっと下に見てる。そういうのを許容しちゃうキャラっていう人っているじゃないですか。
そういう感じもあったんですよね。ご本人どう感じてるかわかんないですけど、
あの、あんなにアホなことばっかりやっていて、とにかくこう容量が悪いと。
で、みんなそう思ってたんですよ。でも私はですね、気になって仕方なかったんですよね。
そういうもんじゃなんだろうかって不思議だったんですよ。
だって10代の人があんな馬鹿なことやってて、人生棒に振るよって言うじゃないですか。
でもその人10代じゃないですか。先生やってきて50になってお子さん3人もいて、
そういうことがわからずにここまで来るだろうか、思うんですよね。
10代の人が自分すごく賢いと思っているとお年頃ではありますが、
まあ50代、10代、よほど能力差があるって言うんでなければですね、
その10代の人にわかるようなことは50代になってわかんないってこと。
50代だったか当時40代だったかもしれないですけどね。
そんなことってないような気がしたんですよね。
自分20代最後でしたけど、アラサーでしたけど、いわゆるそんなに考えてわからないような話じゃないですよね。
3年分しかお金はなく、最後は修士から博士まで取ろうというつもりがあって、
アメリカでカウンセラーの資格ないし、日本で通用する資格ぐらいまで取って、
つまり心理学の修やつを全部終わらせて、学士も取って、修士も取って、あわよくば博士も取ってカウンセラーになる。
僕はそれを、それを僕も考えたものなんですよ。
でも20年はかかる。だから辞めようって思ったんですよね。
当時28歳だから48、ちょうど今ぐらいか。
ところがそのマリコさんは来た年がそのぐらいなわけですよ。
で、これはありえないし、そこで人の頼みを片っ端から引き受けてしまうというのも当然ナンセンスだなと思う。
で、そういう方なので、いつしかですね、知り合いの人の日本人コミュニティとかとも知り合って、
そこでも頼まれごとをして引き受けると。
で、教会に行ってらっしゃったんで、教会に行ってもボランティアをやっちゃうと。
なんかもう、1日200時間ぐらい会っても3年では終わんないだろうなっていう感じになったんですね。
本当にそういう感じになっていくんですよ。
ところがですね、進んでいくんですよね。
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ものすごい歩みがゆっくりなんですけど、自分だってゆっくりなんですから。
で、私はお利口さんたちと同じようにですね、自分のことしかしないわけですよ。
それでも私はですね、自分のことはできてたんですよ。
ひたすら英文を読むとか、自分の教科の英文をひたすらひたすら読むとか、それはできてたんですよ。
なんとかかんとか。それで1日終わりますけどね。
で、お利口さんはその他にいろんなものを引き受けちゃうわけですね。
で、まず見ていて感じたことがですね、自分のことしかやらないとしてもできないっていう人の方が多いんですよ。
10代、20代中盤で。で、なんでかっていうと怖いからなんですよ。
これが、私何でも聞きます。聞きますよね。
タスクシュートやってるから、この長期プランはこのペースで終わるのかどうかがわからなければいけない。
不安だから安心してやりたいと。
でも私は留学経験から知っているんですよ。そういう見通しは立ち入れない。
なぜならば自分自身がそのペースを保てるかどうかについての決定打がないから。
私よく未来が読めないっていう話をして、そういう時自信の話とかもしだすけど、
実は当てにならないもののもう一つの重大なファクターとして、あんまり言いたくはないんですけど、
自分自身っていうのがあるじゃないですか。
で、これだともう意志力とか習慣の力とかいう話になるんですけど、はっきり言ってとんでもないと思うんですよね。
意志力とか習慣の力が物を言うことはあるでしょうが、
1週間先の自分がやるかやらないかをそれで予知するということはありえないんですよ。
で、みんな、私は当時はライフハッカーだったわけでも、
ライフハッカーというか、ライフハック好きでしたけど、
ライフハッカーやってたわけでもタスク管理のケアしていたわけじゃないんで、
聞かれて聞かれて何にも答えないということはさすがになかったんですけど、
基本聞かれても答えられることはないなと思ってました。
だから答えるにしてもですね、結局それがわかることはきっとないっていうような、
突き放したような答えかもしれないんですけど、
私自身が見通しが立ったことなんか一回もなかったんで、
見通しなんて立たないんですよ。
簡単に言ってしまうと、無理だな。
見通し立てると出てくる答えはいつも同じなんです。
無理だと。
どう考えても無理なんで。
1日最大で30ページしか読めないのに、
1日最大で30ページしか読めないということは、
100日経って最大で3000ページしか読めないじゃないですか。
でもだいたい課題は8000ページくらいあるんですよ。
無理なんですよ、最初から。
で、1日30ページ読める人は、
それでも相当稀なので、
実際にはもっと多いじゃないですか。
もっと少ないではないですか、最初はね。
で、にも関わらずやらなきゃならないと。
24:01
で、どうやるんですかどうやるんですかって、
私は一応やれてきていることになっていたから、単位取ってましたからね。
どうもこうもないんですよと。
読むしかないんですと。
他に何にもないんですと。
で、これで納得する人はいないんですが、
これにショックを受けて
帰っちゃうみたいな人っているんですよ。
だから私もう何にも言わないことにしたんです。
えーと、何か言ってショックを受けて帰られても困るというか、
私に責任取れませんから、
えーと、言われればこれしか
嘘をつかない限り答え全部これになっちゃうんで、
うーん、しょうがないじゃんっていう感じ。
しょうがないじゃんって感じなんですよ。
しょうがないじゃん。
無理なものは無理だよっていうことなんですよ。
で、えーと、
でも不安であり
見通しが欲しいっていう話を
もうその頃から
断続的に
20年ぐらい
いろんな方から耳にしますが、
えーと、私は答えとしては
1個しかないんですよね。
それ考えるのは無理なの。
それを考えると、
えーと、下を見るなで
下を見ることになっちゃうんですよ。
山から落ちるんですよ。
えーと、下を見るなって言うじゃないですか。
下見ちゃいけないんですよ。
それしかもう言うべき言葉もないっていう感じが
あったんですよね。
えーと、下を見るなって言うじゃん。
山道で。なぜか下見ると落ちるんですよ。
なぜかはもう
いいじゃないですか。
なぜ落ちるのかとかを知るよりも
見ないことですよ、大事なことはね。
えーと、なぜ先を見るとやる気が
しなくなるのかとか、
えーと、恐ろしくなるのかを考えずに
先なんか見ないことですよ
っていう感じだったんですね。
で、マリコさんですよね。
私はそっちの方がずっと気になったんです。
えー
帰らないんですよ、なかなか。
これだけでもすごいな。
お金どうなってるんだろうっていう。
私の簡単な資産では
3年分の計算をしても
2年持つか持たないかだと思ったんですね。
で、よほど資産家なんだろうか
って思ったんですよ。
でも、よほど資産家なら
最初から3年分ってことはありえないな
って思う。資産家だったらやっぱりね
えーと、いっぱい持ってくれば
済む話ですからね。
たぶんないはずだと。
でも、なんとかしちゃうん
っていうか、なんとかなっていくんですよね。
私あれが、あの最初に
目撃したグッドバイブスでした。
あの、導かれるってやつですよ。
えー
人のことに全力を尽くしていると
導かれるんです。この話をいくらしても
たぶん誰も納得しない
っていうわけじゃないかもしれないけど
えーと、いや、私にはそれは無理です
ってみんな感じちゃうだろうなと思ったんですけど
えーとね
能力とか意志力とか
じゃないんですよ。
無理なんですよ。ほんとに。
えー、私、まりこさんを
拝見しててずっとですね
無理だ。
できる理由が見当たらない
って感じだったんですね。
依然として2年目になった時も
えーと
文章を読むにせよ、
27:00
話を聞くにせよ
自分よりできるっていう
感じは抱かなかったんですね。
で、周りの留学生から見ても
そういう感じだったんですよ。
で、それは1年経つし
それほど活動的な人なんで
コミュニケート能力は
なんかこう
すごいありえないぐらいの
勢いで上がってるんだけど、でも
あの、日本人のそれは
知れているので
それで賄えるわけじゃないことは
誰もが知ってるんですね。
すごくできる人はいますよ、もちろんね。
あの、英語マニアみたいな人っていますから。
でも一部そういう人を除けば
えーと、なんとか
勘とか騙し騙し、片言片言で
なんとかくぐり抜けていくのが
多分あれなんですよね。
留学だけじゃないです。働いてる人は
みんな同じようなことを言うし
不思議な人っているんですよ。
もう50年前から
カンザスシティに住んでいるんだと。
え、それって戦後直後ぐらいじゃないかと
思うんですけど、で、俺は寿司職人やってんだが
英語なんか全く使えないんだって。
えーと、自慢で
あの、懸疑心してるわけ
じゃないんですよね。本当に全く
しゃべれないんですよ。50年間
でもやってくんですよね。
だから、なんて言えばいいんですかね
私は。えー、何かを準備するって
無駄だなってあの時思ったんですよ。
その寿司職人の寿司は
美味しかったです。50年間
カンザスで寿司作ってたんで
アメリカ人好みになっちゃってますけど
美味しかったです。で、えー
英語はしゃべれない。
あの、オーダーも紙で書いてもらうんですよ。
50年間このやり方書いようと思ったんですけど
会話ぐらい覚えればいいのに
っていうぐらいなんですが、覚えない人は
覚えないんですよね。そして
休日は、えー、その人はですけど
あの、日本のテレビを
日本からの番組を受信できる
結構いいテレビ持ってて
えーと、その人の家でも
結構お相撲とか見てたんですけど
あの、そういう生活してるんですよ。要するに
その人の家に入っちゃうと
その空間日本になっちゃうんですよね。そういう人も
いました。で、マリコさんの
ケースで言うと
結局これがですね
誰かがなんとかしてくれていくんですよね
えーと
この詳細は分からないんですけど
あのー
ま、留学では
あれですよね、えーと独特の
ドネーションみたいなのもあるんです
母子家庭であった、母子家庭ではないけど
えーと、いろいろあるんですよね
それを取るのは取るので
すごい大変な上に
なかなか降りるものじゃないから
私なんかは割と早々に諦めちゃったんですけど
そういうことが
そういう流れでですね
えー、結局
今もアメリカにいます
しかもアメリカ人と
一緒にいたりします
いや、アメリカ人と一緒にいるのは当然ですけれども
そういう風に
されていて
えーと、まず僕が
ものすごい驚いたのは
学試を取ってる、取ったところだったんですね
あのー
学試取っちゃうんだって
思いました
30:00
僕も学試はなんとか取ったんですけれども
この
このプロセスで
学試取れるんだって思ったのはもう
非常に衝撃的でしたね
その頃以後に
あーこの人たぶん最後まで
行くんだろうなという風に
思いました
で、やり方を聞かれるんですよ
私はその人じゃないから
まにこさんじゃないから
やり方はわかんないけど
ずっと一緒にいましたからやっぱり聞かれるんですけど
あれはやり方
というものとは違うよね
と思いました
で、容量が良くないって話は
周りの人はみんなするんだけど
そうかなーって思うんですよね
じゃあ容量がいい人は
なんで容量を良く変えていくんだろう
って思うじゃないですか
諦めるからなんですけれども
あと不安だからなんですよね
見通しが立たないから
でも私は
まにこさんに見通しが立っていたことは
一度もないだろう
立てたことはあったかもしれませんが
その見通しは間違ってますから
3年で終わるはずだ
っていうのは見通しってやつじゃないですか
たぶんまだ終わってるか
終わってないかで
20年ぐらいは経過していますね
この段階ですでに見通しというのとは
それは違うと思うんですよ
でも
なんていうのかな
これが
やり方だとしても
こういうやり方というものは
どうせ人は採用しないだろうし
実際に
途中途中で起こっていることは
それを当てにしたら
まずいだろうっていうのも多いわけですね
誰かが
お金のある人が出してくれるとか
貸してくれるとか
学校
子供なんとかを
面倒見てくれるとか
家に住まわせてくれるとか
全部そうなんですよ
全部何かが起こるんですよ
これは
グッドファイブスっていう導かれるってやつだけど
そして
教会に行っていらっしゃいましたからね
神様が導いてくれるのかもしれないけど
こういうことを
ライフハックやってる人たちって受け付けないわけですよ
何かもっと再現性のある方法
って言うんですけど
再現性なんかどこにもないわけですよ
このような事柄について
再現性なんて
私の見たところ一カケラもないんですね
この人にしか起きないことが起きている
という説明しかできなかったんですよ
私自身だって結局そうだったと思います
私にしか起きないことが起きなかったら
アメリカに5年いることも不可能だったろうなと
いくつかのことは
私にしか起きないことだったんです
このことに
私たちは不満を抱くんです
そうではなく
誰にでも起きることを起こす方法を
教えろって話に
どうしてもなる
だからしょうがないから自分は
8ページずつ英文を読みました
その時には
リーダーズの電子辞書を使いました
33:00
この面白くもなんともない話を
するわけです
実際にそういうことを聞いたからと言って
リーダーズの電子辞書を片手に
8ページ毎日読む気になるかというと
そういう気にはならない
なぜならば
それをやっていれば最後にまで行きつけるという気は
たぶん到底しないし
実際そういうものではないからです
だけれども
そこで起きる
良いことを起こす
呪文みたいなものがあるぐらいなら
誰だってそうするじゃないですか
私だって絶対そうしますよ
そういう良い方法みたいなのがあるなら
それこそ大橋哲夫さんなら
編み出して考えてくださるかもしれないけど
僕の能力では無理だったので
ただただ
このマリコさんの力技が
どこまで行くのだろうと思って
ずっと
観察していた感じが
あったんですね
こういうことを思うにつけて
損得って
何なんだろうということなんですよね
損得って
ないんじゃないかな
と思うわけです
損しかしてませんでしたからね
見ていると
小さな得をするということに
本当に意味があるならば
周りの留学生の人たちの方が
よっぽど最後まで確実に
行くことができる
だって人によっては19歳
20年たしても39歳じゃないですか
当時のマリコさんの
所持金と同額しか持っていないなら
その方が絶対有利ですよね
19歳で
20年経って39歳
余裕ですよ
英語ができたかというと
マリコさんは当初は全くできなかった
だから英語の点において
いやいや最初から
それなりにあったんではないかというと
そんなことはなかったんですよ
だから全くしゃべれなくてもいいんです
そしてお金もほとんど
最後までいけるような
金額を持ってなくてもいいんです
しかも対外の人は
小連れじゃないじゃないですか
アドバンテージが大きいんですよ
絶対的に有利です
でもあそこまで行く
遥か手前で帰っていっちゃうと
それが
得をするやり方を
やってきている
ことなんですよ
そのうまく
やることが
何か問題があったという
気はしなかったんですよ
今はわからんではない
というところはあるんですけど
人の依頼に応えると
当時は人の依頼に
応えている場合じゃないんですよ
人のWindowsにインストールするとか
Windows MEってよくぶっ壊れるんで
すぐサラピンでインストールし直すんです
私はそれはさすがに
手伝ったことが何度かあるけど
頻繁に断ってましたが
マリゴさんという人は
そういうものすら
手伝おうとしちゃうんですよね
36:00
自分でサラピンでは入れられないのに
そういうことは考え始めるんですね
当時ですけれども
これによって
得をする人と損をする人
一見いるわけですよね
一見
何にもならないんですよ
本当に
留学生なんてドライな人はドライなんで
宿題手伝ってもらったからと言って
そして宿題ありました
という顔で
ただ済ませてるだけっていう人だって
結構いるんですよ
私もよく知ってます
そういう人は何人もいます
損をするじゃないですか
そういう意味では
本当にこのマリゴさんという人は
損をしまくってました
ここなんですよね
結果としては
目的が達成できた
唯一の人
私から見るとですね
すごく気になったんですよ
本当に
こういうことが
起こるんだというか
こういうことだけが起きたんだ
だって得しまくっている人
いっぱいいましたけど
その人たちが最後までいけたかどうか
大いに疑わしい
アメリカで職を得て
カウンセラーやっている人なんて
絶望的にパーセンテージとしては
少ないですよ
当時からも
すごい話題になってたんですよ
コリアンとか
チャイナとか優秀な人いっぱいいますが
ドクタードライバーとか
って言うんですよ
ドクターズライセンスを取ったんだけど
職にはつけずに
タクシードライバーになっちゃう
ドクタードライバーって
揶揄されるんですね
すごい高学歴で
ドライバーにしかなれない
なんでそういうことが起きるのか
っていうこともあるんだけれども
不安になりますよね
だってかけるお金は多分
2、3000万とか
いくわけで
かかる年数も15から20年
という年数で
人生棒に振るじゃないですか
そういう言い方をするならばですね
そして最後はタクシードライバーになるんだったら
だったら
即座になればいいじゃないですか
って思っちゃいますよね
これに
何の見通しもなく投入していき
しかも
そのところどころで起きる
小さな損得では
損ばっかりし続けると
で、最後までいったわけですよね
私は
ウッドワイプス読んだ時に
思い出したんですよ
やっぱり
そういうことを見てきたな
って思ったんですよ
損をするというか
わからないんですけどね
最大が馬なんですけれども
導かれるって話を
読んでうさんくさく聞こえるわけですね
何こさんもよく導かれるんだ
っていうような話を
ところどころでしてたんですけれども
39:01
キリスト教ですしね
うさんくさく聞こえるわけですよ
日本人には
信仰してる人は別として
誰も納得しない
だけれども
現実はそこで進行していく
そういうものを
目撃したっていう感じ
僕は結局そのような流れに
乗ったわけじゃないんですね
ただ目撃した
一つだけはっきり違うことがあります
人脈と人はよく言いますが
私はそういう意味で言えば
アメリカにいた割には
繋がりそうになった繋がりと
繋がりきれずに結局終わってます
わりこさんものすごく
友達多いです
後から来て
何やってるのかよく分かんなかったけれども
友達はすごく多い
ですね
これは
留学生には一つの壁になりやすくて
友達できないんですよ
なかなかね
特に現地の
しょうがないんですよこれは
しょうがないんです
言葉が
はっきり言って片言しか喋れない人と
そういうものじゃないです
現地で
でも
全く作れないってこともないんですけど
でも非常に難しい
ところです
これと孫徳って絡むよな
って思うんですよ
これがつまり
人と
繋がるっていうことの
ある意味自分で自分
のことを
難しくしてしまう
一つの問題なんだろう
これをテクニックで
何とかしようと私たちは
しがちなんですよね
なぜならば自分自身が忙しいから
なんです
あとは
なんて言えばいいんですかね
突き詰めるとこういうことなんですよね
オープンマインドには
なりきれないからなんですね
41:04

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