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2024-11-07 15:20

映画「ジョイランド わたしの願い」

パキスタンの映画、「ジョイランド わたしの願い」を観てきました。

サマリー

映画「ジョイランド わたしの願い」は、伝統に縛られた若い夫婦の生活がトランスジェンダーダンサーとの出会いによって変化する様子を描いています。この映画は、パキスタンから初めてアカデミー賞の国際長編映画賞に選ばれた作品です。映画のテーマは、パキスタンの家族における抑圧と解放であり、美しい映像と重厚なテーマが融合しています。特に、フェミニズムや性の多様性に深く考えさせられるストーリーが展開されています。

映画の紹介と背景
こんにちは、ninjinkunです。
昨日、ヤバイ時差のミーティングがあるという話をしていたんですが、結論から言うと、うまくいきました。よかった。
夜のね、日本時間夜の10時半からおよそ1時間にわたって、
アメリカの東海岸側に住んでいる、本社、全部同じ会社ですけど、
買収された、買収元の会社のエンジニアと、どうやって新しいプロジェクトを進めていくかと、
実際、開発の仕方のお話をして、
あと、自分が最初に開発を始めるにあたって必要なことの手ほどきというか、
インストラクションを受けて、それで1時間ぐらい経って、なんとか終わりました。
なかなかフレンドリーな雰囲気でできたと思うので、よかった。
終わってから自分に頑張ったって3回ぐらい言っちゃいました。
でもね、夜10時半からのミーティングはそんなに何回もしたくないので、
最初は初回だったのでキックオフで、こういうのはやっぱり時間を同期させてやるのがいいと思いますけど、
今後は非同期でできるんじゃないかなと思って期待しております。
とりあえず必要な情報は全部手に入れたと思うので、開発が始められそうです。
そんな感じでうまくいきまして、
今日はね、この前の月曜日に見た映画がだいぶ自分的には刺さったので、その紹介をしようと思うんですけど、
見たのはですね、ジョイランド私の願いというパキスタンの映画ですね。
パキスタンの映画っていうのは私は見たことなかったと思うんですけど、
お隣のインドは映画大国であることは知られてますけど、
パキスタンの映画っていうのはこのパンフレットを買って読んでみたところ、
まだやっぱり映画産業というのが育っている現状にはないみたいで、
なのでこの映画がパキスタンでは初めてアカデミー賞の国際長編画賞の代表に選ばれて、
ショートリストまで選出だからノミネートの一歩手前まで行ったってことですね。
ノミネートは残念ながらされなかったようですけど、
そういうとこまで行った初めてのパキスタン映画ということで、
あとこの映画はカンヌのある支店のところに、ある支店という部門に若い監督向けの部門らしいですがに選ばれて、
そこからフランスの方でも上映されて、結構フランスでも商業的に成功したということなので、
かなりパキスタン映画としては外国で成功した新しい事例ということになるんじゃないかなと思います。
ストーリーの展開
パキスタンはね、私は今年インド行きましたけど、
インドともともとは同じ国で、そこから独立しイスラム教の国ですよね。
なのでカルチャー的にはインドとだいぶ似ていながら、宗教は違うっていう国になってますと。
この映画はですね、まあ端的に言うと、
過不調性を弾劾するというか、過不調性の中で生き苦しくなっていく人たちを描いた映画っていう感じにまとめられるかなと思いますね。
このね、パンフレットのラインが、まあ簡単なストーリー、めちゃめちゃ短い予約やってますけど、
伝統的な過不調性に縛られていた若い夫婦の人生が、トランスジェンダーダンサーとの出会いで大きく変化する。
確かにこういう話だっていうね、こういう話です。
これだけで興味を持つ人がどれだけいるかわからないですけど、
まずネタバレにならない範囲で言うと、
まずパキスタンで暮らしている夫婦がいて、
この人はね、主人公の男性ハイダルは次男で、
その奥さんのムムターズとお父さんと兄一家と暮らしてるんですよね。
なのでパキスタンのラホールっていう大きな都市らしいですが、
ここで一家が同居しているという感じなんですけど、
このパキスタンの過不調性っていうのが、
日本のおそらくね、もともとの過不調性はこういう感じだったんだろうなと思わされるような、
本当にザ・ヤバイ普遣社会でして、
まず何をするにもお父さんの許可がいると、
お父さんは存命なので一家の課長なんですよね。
お父さんは車椅子が必要なぐらいの感じなので、
誰かに介護をしてもらってはいるんですけど、
とにかく家の中では威張っているという感じで、
お姉さん、兄のお嫁さんに新しく子供が生まれるんですけど、
それで家族増えて大変になると。
もともとこの家の中では、
この次男のハイダルが占領主的なことをしていてですね、
みんなのお弁当を作ったりして家庭を回してたんですけど、
そこでその中で奥さんのムームターズは、
外でメイクアップアーティストとして仕事をしているというので、
仕事転職を持っている女性なんですよね。
彼女は仕事がすごい好きで、できればずっと続けたいと思っているという感じなんですけど、
このハイダルはですね、
彼は彼で多分今の生活にそれなりに満足しているんですが、
お父さんからですね、
無職でブラブラしているのはみっともないからお前も働きなさいと言われると。
友人のつてをたどって仕事を見つけて帰ってくるんですけど、
そうしたらですね、
じゃあ誰が家事をやるんだって話になって、
もちろん兄の奥さんは家で専業職をしているんですけど、
子供がね、すでに新しい子を入れて4人いるので、
お父さんの世話もあるからとても回らんというので、
じゃあ次男の奥さんのムームターズ、
お前仕事やめなさいと。
で、そのお父さんがいきなり言ってきて、
え?みたいな、やっすみたいなことを言うんですけど、
おいお前、その次男にね、
あのー、夫としてちゃんと言い聞かせろみたいな。
で、夫はごめんなムームターズみたいな。
この人はね、あのー、
とても気が優しいということになってますけど、
まあ正直あんまり意見がないというか、
強く意見を言えない人なんですよね。
なので、そんな感じで押し切られて、
ムームターズは仕事をやめざるをえなくなると。
まあこういうところからして、
そのお父さんの一括で仕事をやめざるをえなくなるような環境があるという、
これだけで結構その過不調性の強烈な感じが伝わるかなと思います。
はい、まあそんな中で、
その次男のハイダルは仕事に行くんですけど、
彼はついた仕事はダンサーなんですよね。
もともとダンスする気なんてなかったんですけど、
友達に仕事あるよって言ってみたら、
女性の後ろで踊るバックダンサーの仕事だったっていう感じで話が展開していくんですが、
その女性というのがトランスジェンダーのVIVAという女性なんですけど、
この人がとてもかっこよくダンスをして、
今どんどん売り出していこうとしている。
この人もかなりめちゃくちゃいろんな苦労をしているんですが、
そこでそのバックダンサーとして採用され、
だんだんこの二人の距離が近づいていき、
このハイダルがVIVAに惹かれていって、
徐々に関係が深まっていくというような感じなので、
一方、家では仕事をやめさせられ、
家事をさせられまくっている奥さんをいて、
このハイダルというのはその仕事の職場の帰りにですね、
このVIVAといろんな応勢をするようなことになっていきという、
端的に言ってそうだなという感じがありますが、
ハイダルはハイダルで、
家族の抑圧と解放
このVIVAに会ったことで初めてこの自由みたいなことを知っていくという感じにはなっているので、
ある種の彼も解放を味わっているんですけど、
その彼ではめちゃめちゃ抑圧されている奥さんが家に置いていかれているという構造があって、
いやー…
しんどいですね…
という感じで、
非常に見ていても、
思苦しい、史上思苦しいわけじゃないんですけど、
明るいシーンというのは結構一部です。
たまにね、例えばこの奥さんのムムターズとお姉さんが一緒に遊園地に行くシーンとかは、
ある種の解放として描かれていて、
この遊園地がね、ジョイランドっていう名前なんですけど、
そこからね、つけられているタイトルですが、
時々そういう解放がありつつも、
全体的には過不調整にがんじがらめになっている家族が描かれていくという感じで、
このお父さんもね、別に威張ってはいるわけなんですけど、
このお父さんはこのお父さんである意味では過不調整に縛られていて、
それを示すシーンがいくつかあってですね、
自分では基本的に何もできない車椅子ですので、
ちょっとみんなが出かけて、
おばさんだけが来ているところで、
お父さんが言い出せなくて、
おしっこを漏らしてしまうようなシーンがあったりとか、
トイレまで行けなくてね、
いろいろありつつ、
この人はこの人で、禁毒なところがあるというふうに描かれていて、
ここまで聞いてわかる感じで、明るい映画ではないですね。
一方でね、映像はすごい美しいですね。
特にネオンとか、夜の光の使い方が、
これはウォンカーワイ、香港のウォンカーワイっぽいなと思ったら、
パンフレット見たらやっぱり映像面で印象を受けたら、
監督はウォンカーワイだって書いてあったんで、
なるほどなーっていう感じだったんですけど、
そういってもね、光の感じがやっぱり、
ウォンカーワイは90年代の香港なので、
やっぱりこの現代のパキスタンだと、
やっぱああいうちょっとかすれたようなネオンの感じは出なくて、
もうちょっとパキッとしたような色んな光が使われていて、
とかLEDの光が顔に被っているシーンでラブシーンが行われたりとか、
ラブシーンというかね、2人のロマンスみたいなのが描かれたりとか、
映像面ではかなり見ごたえがある感じになっているので、
この非常に重厚なテーマと、
その美麗な映像というのが2つ合わさって高い評価になっているんだろうなっていうので、
私はとても楽しめました。テーマは重いですけど。
映画の評価と社会的な影響
はい、なのでどういう人にオススメなんでしょうね。
パキスタン、私もそんなにイメージなかったので、
そういう国を知りたい人とか、
あとはやっぱりある程度フェミニズム的な文脈に興味がある人とか、
これは多分パキスタンの中でもそういうフェミニズムとか、
あとは性の多様性とかそういうものを取り上げた作品なので、
海外でどういうふうにそれが描かれているのかに興味がある人はオススメかなと思います。
はい、いやーこれね、
まあ、あの、一番確信運のネタバレは避けるんですが、
あー、あーーー、そうなったかーっていうね、
はい、あの、終わった後はゲストリして劇場を出てきました。
いやー、重かったなー。
でもね、私はこういう映画はやっぱり見てよかったなというふうに思う方なので、
結構 自分のね あの 個人的に今年の映画ベスト10みたいなリストを作ってるんですけど
これは多分ベスト10に入れるかなって思いますね
はい ちなみにこの映画はですね あのあまりにもラディカルな内容だったために
パキスタンでは1回
なんだっけ 上映中止になったと その保守的な人たちが非常に反対して上映中止になったところに
パキスタンのね その有名な人たちが結構サポートして なんとか上映を中止を撤回させて
上映可能になったらしいんですけど この舞台になったらホールではですね 未だに上映不可になっているらしく
いやーそれがまあまさにこの状況を証明しているというか マジそういうとこやぞっていう感じの
はい 本当にあるんだなこの状況っていうのがリアリティを持って感じられるエピソードだなと思います
はい いやーなんかね 喋りながらそんなに大したことを言っているつもりはないんですけど
あの ぐったり疲れてしまいました
はい というわけで こういうね 海外のそういう家族の在り方とか
そういうフェミニズムやジェンダーの問題に関心がある方は ぜひこのJoyland 私の願いはお勧めです
ありがとうございました
15:20

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