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2024-11-11 14:57

映画「ロボット・ドリームズ」

80年代のニューヨークを舞台にしたスペイン・フランス合作のアニメーション作品「ロボット・ドリームズ」を観てきました。

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こんにちは、ninjinkunです。
今日は、月曜日ですけど、ちょっとね、なんか体が重いというか、熱っぽいような気が朝からしてて、あんまりね、例によって仕事もはかどってないんですが、
まあ体温を測っても、まあ36度8分ぐらい。 まあ微熱ですみたいな感じですね。
まあちょっと週末遊びすぎたかもしれないです。 こんな感じで、週末やってきたことを話そうと思うんですけど、
まずですね、土曜日は映画ロボットドリームズを見てきました。 これはですね、監督はスペインのね、あの方で
もともと実写畑の監督さんなんですけど、今回アニメーションに挑戦というので、スペインとフランス合作のアニメ作品になってます。
で、かなりねポップな絵柄の作品で、主人公たちが全員動物ですね。
で、人間はいない。なので動物が二足歩行をして歩いているタイプの架空の世界の話っていう感じですね。
ただ、ベースになる世界は80年代のニューヨークっていう、完全に現実の街をベースにしてますので、
かなりね、アメリカのカルチャーとか、あと楽曲、80年代の曲、特にアース・ウィンド・アンド・ファイアだ。
馴染んでない名前ですが、私は。のセプテンバー、これは多分誰でも聞いたことある曲だと思いますけど、それがメインテーマに使われていて、
かなりね、いろんなところで象徴的に使われるので、その辺りを中心とした80年代の曲使いも、大々的にフィーチャーされているとこかなと思います。
はい、これもともと絵本をベースにして、ただ絵本の方にはアメリカのニューヨークだっていう舞台は描かれてないけど、そこは監督が今回映画に巣にあたって脚色したところらしいです。
で、そうですね、私見てすごく良かったなと思いますね。
もしかしたらネタバレ定食するところあると思うんで、ここまででグラフィックスとかを調べてもらって、見たいなと思った方はこの辺りで止めるといいかもしれないですけど、
テーマとしてはやっぱり人生の中の出会いと別れっていうところが大きなテーマかなと思いますので、この孤独なドッグ、犬がニューヨークで孤独に暮らしていて、友達がいないんですねからね、今のところは。
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そこにある日、深夜番組でロボットを売りますよというのを見て、電話をしてロボットが配達されてくると、そこからそのドッグとロボットの友情が始まって、非常に楽しく二人でいろんなご飯を食べたり、ローラースケートをしたり、
さらに非常に見応えがある、このローラースケートをしながらダンスをするシーンが、これ多分予告編でも見れると思いますけど、あったりしますと、ただその中で途中でドッグとロボットがあることをきっかけに離れ離れになってしまうと、
そしてその過程で、ドッグもロボットもお互いのことを思い合っていて、早くまた会いたいなというふうに思うシーンがたくさんあって、それが本当に切なくて、特にロボットがね、いろんな空想をするシーンがあって、
早く、二人がね、ある事情があって引き裂かれてるんですけど、早くドッグの元に戻って会いに行くっていうね、空想をしているシーンが多分3回ぐらいあって、それもね、そのロボットを見た夢、ロボットドリームスの一部だと思うんですけど、これがね、どれも切なくて、見てて結構感情移入してしまうところがあります。
あのね、なので、これはここもね、たぶんネタバレっぽいと思いますので、ここまでで、これ以上聞きたくないという人は聞いてもらって全然いいんですが、ざっくり言うと、ララランドみたいな感じですかね、ストーリー運びは。
あれもね、結構こうであったらっていう空想なのが、ああいう彼の主人公なのライアン・ゴスリングの想像が映像化されて入るシーンがありますけど、ああいう感じの部分があります。
なので、このドッグとロボットというのは、パートナーの関係と言えると思いますけど、2人が手をつないだりするシーンもある通り、やっぱりこう、なんでしょうね、そういう身体的な、例えば成功みたいなことこそないにしろ、やっぱりある種、結びついている、パートナーとして結びついている関係というふうに描かれますので、
この2人が出会ったり、楽しい時間を過ごしたり、そして別れていく、そういう過程はですね、とても自分の、自分だとやっぱりそのいろんな恋愛であったりとか、友達付き合いであったりとか、そういうことに引き寄せて考えてしまいますけど、
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そういう、人間との出会いと別れということを、とてもロボットと犬という関係であっても、象徴的に描いて投射している作品かなと思います。
いやー、まああとね、こう、主人公たちが人間でない分、もっと素直に感情移入できるところもあって、しかもね、彼らはセリフを発さないので、まああの、ちょっとね、軽く、まあなんだろうな、泣いたりとか、くしゃみしたりとか、そういうなんか声が出そうなシーンでは声が出るんですけど、言葉は発さないので、
うん、その分、表現がシンプルである分、そこに自分の感情をね、見てる人の感情を載せる余地が大いにある作品になっているかなと思いますので、あのー、はい、優れたフォーマットだなと思いました。
はい、といって私ね、これすごく好きな作品になりましたので、お勧めしたいですね。
これね、絵柄がポップなので、まあ、お子さんと一緒に見ても見れるかなとは思うんですけど、何分そのテーマがやっぱり人間の人と人との出会いと別れなので、うーん、ちゃんと理解するにはそれなりの年齢である必要があるのではという気がしますね。
少なくとも中学生以上じゃないとよくわからないかもしれない。ただ、キャラクターは可愛いので、それだけで見れるとも思うので、はい、そういう意味ではお子さんと見てもダメというわけではないと思いますね。
で、あとね、このね、舞台のね、ニューヨークの扱いがとてもカラフルに描かれていて、80年代のニューヨーク、まあ、自分はこういう映像作品を通してしか知らないんですけど、
とても、あの、まだ多分、このブルックリンとかが盛り上がる前だから、確か私の記憶では70年代あたりにニューヨークがすごい荒廃して、
えっと、80年代、90年代通してだんだん治安が回復していったっていう流れがあったと思うんですけど、なので、多分ね、まだ治安が回復する途中にあるニューヨークじゃないかなと思いますね。
なので、若干荒っぽそうな連中がタヌロしていたりとか、そういうシーンもあって、少し怖い雰囲気もありつつ、
いろんな、例えば中華街、チャイナタウンがあったりとか、いろんなお店、ピザを食べるシーンがあったりとか、
音楽をやっている人が、例えば地下鉄のホームですごい馬鉄でドラムを派手に叩いている人がいるシーンとかが結構象徴的に入るんですけど、
そういう活気がある、いろんな、やっぱりこうね、あと動物たちがいろんな動物がバッコしているので、これはその人種のメタファーですよね。
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いろんな人種がいる、まあ本当にるつぼという表現がぴったりだと思いますけど、そういうニューヨークをね、象徴している、
そういう、この背景とかいる人たちを見ているだけでもすごく楽しめるような作品になっているので、
これもね、とてもアートワークとしても、観光モノとしてもね、いいんじゃないかなって思いますね。
またパンプレットを買ってみたら、このニューヨークのね、シティマップもついていて、劇中に出てきたエリアはこれがここだよっていう、
マップもついてますんで、これを見ながらちょっと旅行の計画を立ててもいいかなと思いましたね。
私はちょうど来年、1日しかいないんですけど、ニューヨークは行く予定があるので、ちょっとこれを見て、聖地巡礼できたらいいかなと思います。
特にね、切ないのは、ワールドトレードセンターのツインタワーのビルが、まだこの時代はあるんですよね。
そういうものが、普通にチラチラ映るだけでも、ああ、そうなんだよな、あれはもうないんだよなっていう気持ちになったりして。
いろんな、監督自身がね、この時代のニューヨークに留学していた経験があって、
その当時のノスタルジーを反映したということなんで、実際に当時を、だからその元々の原作には80年代でもニューヨークでもというのは書かれてないけど、
そのご自身の記憶のノスタルジーを投入して、ここの舞台を創造したらしいので、
多分かなりリアリティがある作りになってるんじゃないかなと思いますね。
そういう感じで、そうですね、アニメーションとしても、そういう人間の出会いや別れの話としても、
そしてニューヨーク、観光というか、80年代ニューヨークを目撃するような作品としても、とても優れた作品だと思いますので、このロボットドリームスおすすめだと思います。
珍しくね、友達と一緒に行ったんですけど、彼は結構ね、割とガチガチなSFファンで、
彼はね、若干否定的でしたね。それはそれで面白い感想だと思いますけど、
このロボットはですね、正直言ってですね、この作品の中ではかなり便利に扱われているというか、
まずロボットはすごいいろんなひどい仕打ちを受けるんですけど、なのでロボットの人権というのは基本的に認められていないし、
このロボットに良くしてくれるのはドックと後半で出てくるもう一人の人物だけなので、
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結構ね散々な扱いを受けるし、お金で買ってね、家にロボットが来るっていう設定もなかなかですよね。
なので、このそうですね、そのSFファンの彼はちょっとこのロボットのね、こう扱われ方がやっぱりちょっと都合が良すぎるというか、
なかなか見ていて辛いものがあるという感じで、まあ確かにそれもわかるなっていう。
なのでなんでしょうね、ドラえもん、ドラえもんも多分お金で買って家に来てると思うんですけど、
ドラえもんをのび太がお金で買って、しかも友達はのび太だけみたいな状態を想像してもらうと、なかなかのグロさはあるよねっていう感じがしますね。
はい、なのでまあそういうこのロボットの扱いは、例えばそのロボットをね、一人の人格とみなすと、人権がある個体としてみなすとどうなんだっていう批判は当然あるし、
もちろんそういうふうに見てることはできるので、全然ありな見方だなと思いますね。
はい、という感じで、多分ね、このロボットの扱いがひどいのはそれなりに意図的に描いていると思うんですよね。
これはもう何かのメタファーである可能性は多いにはあるかなとは思います。
はい、という感じでいろんなふうにあり的に見える作品だと思いますので、これは見てよかったなと思いましたね。
あと監督はインタビューを見てたら、かなりその日本のアニメーション、やっぱり宮崎監督とか高畑監督の影響を受けているということも書かれていましたし、
あとは岩澤正明監督とかね、小澤守監督とか、そういう方々のアニメーションも非常に影響を受けているということだったんで、
今回アニメーションに挑戦するにあたって、そうした人たちの作品をまた見直したりとか、
あとは多分日本にね、これ来ているときのインタビューですので、日本の作品に言及してくれていると思うんですけど、そういう影響も出ているらしいです。
はい、という感じで結構喋ったかな。
はい、ロードドリームス。多分ね、公開規模はアートシアター系なんで、あんまり大きくないと思いますけど、
多分ビジュアル、予告見てピンときた方は、これ見たいなと思う人は結構いるんじゃないかなと思うので、ぜひぜひ見てみてください。
はい、やっぱね、曲をね、大音響で聴ける環境が私はいいかなと思いますので、映画館で見てよかったかなと思います。
はい、それではありがとうございました。
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