00:01
タイジュです。
横山です。
以前ラジオで、好きな音楽を人に話すのってちょっと恥ずかしかったり、
センシティブなところありますよねっていう話をしたと思うんですよ。
はい。
なので、ちょっと恥ずかしい話なんですけど、
僕の好きな音楽に関する話を今日はしようかなと思います。
ついに来ましたね。
まあ、そんなに大げさなことじゃないんですけど。
はい。
前、音楽について話した時も、スポーティファイのまとめみたいな、
今年一番聞いた音楽は何?アーティストは何?みたいな話をしてたと思うんですけど、
はい。
僕の2021年と2022年で一番聞いたアーティストは、
クリープハイプなんですよ。
へえ。2年連続?ダントツの1位?
ダントツかは分かんないですけど、まあ1位でしたね。
へえ。
ちなみに、横山さん、クリープハイプってどんなイメージですか?
あの、1曲も知らないっす。
ああ、そうなんですね。
はい。
存在自体は?
存在は、名前だけ知ってますね。
はい。
クリープハイプは、いわゆる方角ロックで、
まあ分かんないですけど、世間的に言うと、エモいよね、みたいな感じだったりとか。
似た感じで言うと、カナブーンとかなんですか?近い?
ああ、僕カナブーンあんまり知らないんで。
あとは、ロキノン系なんですか?
多分そうだと思いますよ。
もう僕もロキノン系があんまりどういう話だか分かんないんで、
なんとも言えないんですけど、多分カナブーンよりももうちょっとイケスカナイというか、
いつもなんかセックスのことばっか歌ってて、
ああ、そうなんだ。
僕自身も音楽、まあいろんな音楽漁るときに、
イケスカナイから聞きたくないな、みたいな。
まあそういう基準ってやっぱりあって、
クリープハイプ存在知ってたけど、しばらくずっと聞いてなかったんですよ。
で、きっかけとしては、クリープハイプを聞くよりも前に、
銀南ボーイズっていうアーティストが好きで、
これも邦楽ロックみたいなところなんですけど、
まあ銀南ボーイズが好きで、
で、銀南ボーイズのボーカルの、
ミネタ・カズノブっていう人がいるんですけど、
その人が雑誌のインタビューかなんかで、
クリープハイプがいいみたいな話を、すごいよね、みたいな話をしてたんですよ。
本当にサラッとって感じですけど。
なので僕は今までずっと、いや行けすかねえなみたいな感じで、
聞くの避けてたんですけど、
銀南ボーイズのミネタさんが言ってて、
あ、いい音楽かもしれないのに、
なんか行けすかねえなっていう理由で聞かないの、
すごいもったいないし、ナンセンスかなって思って、
聞き始めましたっていうきっかけですね。
銀南ボーイズは、たいじさんとってはもう、
完全なオーソリティというか、権威なんですか?
これ銀南ボーイズが言うなら間違いないみたいな?
銀南ボーイズも知らないんですよ。
銀南ボーイズの方が多分あんまり知ってる人が、
もしかしたら多くないかも。
なんだろうな。
まあ別に銀南ボーイズの人が言ってる以上、
いいものとは限らないんですけど、
まあ少なくとも、
聞かないっていう理由はそれでなくなったなっていう感じですかね。
まあ聞いてみればいいじゃんみたいな。
ある意味、伝えたいことみたいな話で言うと、
ちょっと行けすかねえから聞かないでおくか、
みたいなこと、考えてるのが一番行けすかないんである意味。
そんなこと考えずに聞くといいんじゃないかな。
そういうブランディング込みで、
やっぱ音楽好きになるっていうところもあるし、
そういう楽しみ方もあると思うんで、
それ自体を否定するものではないんですけど、
そういう理由で気嫌いしてるみたいなのも、
一度聞いてみるのは結構いいなっていう。
でも行けすかないって言って避けてたのに、
2年連続1位っていうのって、
結構異常事態じゃないですか。
本当に聞いてみてよかったんで、やっぱすごく。
どの曲がいいんですか。
クリップハイブ、何も知らないぜなんで。
どうなんだろうな。
そもそも僕と横山さんで音楽の好み違うと思うんで、
03:02
僕がいいと思うのが横山さんが好きかっていうと、
かなり微妙なところあるんですけど、
代表曲で言うとUさんさんですかね。
知らねー。
なんか今ちょっとパーッと曲名だけ見てるんですけど、
ひねくれてる感ありますね。
あーそうですね。
社会の窓。
ラブホテル。
社会の窓と同じ構成って曲がある。
しょうもなって曲とか。
なんか確かにひねくれ感やばいですね、これ。
炎上光彩とか。
炎上光彩は銀南ボーイズの曲で、
それをクリップハイブがカバーした。
へー、そこは繋がりがあるんだ。
うん、だからやっぱ同じ界隈な部分もちょっとあるのかなと思います。
そう、クリップハイブって聞くとあれなんですよね。
車乗ってる時ってマニュアル、オートマだとあれじゃないですか。
はい、クリープ現象。
そうそうそれそれそれ。
クリープ現象何でしたっけ?
いや、よくわかんないっす。
確かあれですよね、エンジンかけちゃったらブレーキ離してても前に進むんすよね。
うん。
それ。
はいはいはい。
だと思ってたんで、クリープ現象ハイブ?
いやでも実際バンド名の名前の由来はよくわかんないっすね。
クリープハイブのボーカルが尾崎世界観って人なんですよ。
尾崎世界観って名前なんすか?
尾崎世界観って名前なんですよ。
尾崎世界観っていう名前でやってると。
そうですね。
名前からしてひねくれてますね、もう。
いや、そうなんですよ。
なんか本当にひねくれていて、
wikipedia情報なんですけど、
尾崎世界観、なんか元々本名で活動してたらしいんですけど、
バンド始めた当初から、世界観がいいねっていう評価を受けてたらしくて、
その評価に不満を持ってて、
これ名前にすれば言われなくなると考えて世界観を名乗るようになったっていう話です。
へー。
クリープハイブの世界観なんかいいよねっていう風に言ってたら、
うるせぇうるせぇってなって、
俺が世界観だってことで、
クリープハイブの世界観いいよねっていう風に言ったら、
あ、俺のことがいいって言ってくれてるってことになってくれて、
良いと。
まぁそこまでわかんないですけどね。
もうなんかそんだけ悪いんだったら名前にしてやるぜみたいな。
人間FMの世界観いいよね、横山世界観。
世界観FMにすればよかったな。
あ、確かに。
名前変えようかな。
クリープハイブの音楽性の良さがどうこうっていう話じゃなくて、
まぁそれ、わかんないですけど多分好みがあるんで、
みんなが好きとは限らないと思います。
まぁ当たり前にそう思うんですけど、
僕が今日話そうと思ってるのは、
クリープハイブ自身がクリープハイブの聞かれ方自体も、
なんか自覚的だったりもするんで、
それ安心していいんじゃないっていう話がもう一個言いたいことで。
すげぇなんかメタ構造がヤバいですね。
そうですね。
2年ぐらい前かなそれこそ、
クリープハイブのTikTokライブを見たんですよ。
それもその当時クリープハイブがTikTokに進出するみたいな話。
で、進出っていうのが一体何を示すのかわかんないですけど、
クリープハイブの音楽が多分TikTokのBGMとして、
BGMっていうかなんか踊ったりしてる時の動画の、
音として提供してるのかな、わかんないですけど。
それをきっかけとしてTikTokライブみたいなのをやってたんですよ。
ライブって言っても、音楽普通に演奏するライブじゃなくて、
視聴者からのお便りを受け付けて、
それに対して答えていくみたいな。
結構あれですね、ファンに近づいた感じですね。
そうなんですよね。
これが面白かったんですけど、
その中で僕の中で印象に残ってるお便りが3つぐらいあったんですけど、
1個目がクリープハイブの元々のファンの人が、
クリープハイブの曲がTikTokに進出することで、
06:01
ちょっとだけ切り取られて、
あーエモいよねーみたいな感じで使われるのが嫌だみたいな。
ファンからの話が普通にお便りとしてあげられてて、
それ確かにファンだったら嫌だろうなみたいな。
まあそうか。
だからこういうひねくれた世界観を持ってるにもかかわらず、
キャッチーなTikTokっていう世界に入っていって、
みんなに消費されていくのは、
子さんのファンからしたら、
いや何やってんの、クリープハイブってなっちゃうっていうこと?
そうなんじゃないですかね。
子さんのファンからすると、
この歌詞とかっていうのは厚みのあるメッセージがあって、
良いものなんだよって感じなのに、
クリープハイブ好きって言うと、
分かる分かるあのTikTokによく上がってるエモいやつみたいな。
そんな感じにされるのすごい嫌だみたいな。
これめちゃくちゃ分かるなみたいな。
ちなみにお便り3つこれ含めて紹介するんですけど、
これに対してクリープハイブのメンバーが何言ったか全然覚えてないです。
あ、そうなんすねー。
まあでもどっちの楽しみ方もあるんで、
そうやって聞く人が増えてくれるっていうのは、
ぐらいの確か温度感だと思うんですけど、
そんな感じで受け止めていて、
とはいえこういう意見も認知した上でやってるっていうのは、
すごいなんか信頼できるというか、
ここまで含めた上で音楽活動してるっていうのは、
すごい信頼できるなって思いましたね。
で、2つ目のお便りとしてあったのが、
主婦の人が昔からクリープハイブ好きなんですけど、
私も30歳ぐらいに確かその人なって、
で、もう結婚して主婦もやってたりするんですよ。
で、今からライブとか行って、
なんかちょっと若い人たちばっかりで、
なんかキャイキャイしてる中で行くの、
ちょっとどうなんだろうなって思って、
でもライブ行きたいんですけど、
どうすればいいですかねみたいな話、
お便り投げていて、
で、ああいや全然いますよみたいな、
そういう年齢の人もやっぱある程度長く活動してるんで、
来てもらったらいいじゃないですかね、
みたいな確か回答してたと思うんですけど、
本当にまさにエモくて若くてキャイキャイしてて、
なんか下ネタばっかり言ってるっていう、
まあ世間の人は本当にそんなイメージで言ってるけど、
そうじゃない人からのこういうお便りがあって、
で、そういう人まで含めて、
なんか包んでくれるっていうのはすごい、
なんだろう存在を肯定してくれるというか、
それは信頼できるなっていう感じがありましたね。
クリープファイブなかなか懐が広いですね。
で、僕がこの2つのお便りを聞いて、
クリープファイブすごい信頼できるなって思ったんですけど、
最後のお便りが、
こういうTikTokライブとか開催して、
不平不満的なファンの人を茶化す感じも嫌だっていうお便りが届いたんですよ。
もうどうしようもないじゃんもう。
はい。
これどうすんだろうなみたいな。
いや、これ、これはちょっと自分もこの視点なかったなみたいな。
確かにこれは茶化されてる、じゃあ茶化されてるなみたいな。
それは面白いなって。
で、まあそれもズバッと答えるっていうよりは、
まあ、
濁す感じ。
濁す感じっていうんですかね。
受け入れる感じというか、
全部受け入れる感じで話してたんですけど、
ここまでのメタなお便りを受け止めた上で、
このクリープファイブっていうアーティストが存在して、
音楽が作られてるって思うと、
みんなにとってのクリープファイブっていうのはどういうイメージなのか分かんないですけど、
なんかTikTokで流れてるエモいバンドだよねっていうのとは、
ちょっとイメージが変わってもしかしたら聴けるんじゃないのかなって思ってます。
これを込みで音楽聴いてるというよりかは、
どちらかというと普通に曲が良いから聴けちゃうって感じなんですよね。
そうですね、はい。
音楽が良いっていう時に、
09:00
これは好きだけどこれのファンがめっちゃ嫌いみたいなことって多分ありますよね。
難しいっすよね、そういう何かを鑑賞する時に、
そのメタ情報はありなしでどう楽しめばいいかっていうのって、
ねえ、実はwiki読んでみたら、
あ、こんな背景あったんだみたいな感じで、
より好きになるみたいな感じでもあったりするから、
いやでもクリープファイブに関しては、
結構そのメタ情報あった方が面白いんじゃないですかね。
まあ逆に曲が好きにならないと、
メタ情報が好きになったところで、
結構幸せなことだと思いますよ、でもそれ。
曲が良いなってなって聴いてて周辺情報を調べてみたら、
結構良いじゃんってなってくれたら、もうそれは好きになりますよね。
そうですね。
そんな感じでちょっと僕は安心して聴いてるうちに、
一番再生してるアーティストになってしまいましたという話でした。
クリープファイブが発言したことに対して、
メタ発言をするアンチやらファンやらを、
メタ的に見てるラジオですね、これは。
っていう僕らの話をメタ的に聞いてるあなたです。
人間FMではお便りを募集しています。
概要欄に記載のGoogleフォーム、
またはTwitterのDMからお気軽にお送りください。
