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2021-07-12 15:14

#96 感想戦 『ストレイト・アウタ・コンプトン』 RYO-Z & 柴崎竜人の #新しいフォルダー

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出演:
RYO-Z from RIP SLYME
柴崎竜人

【宿題映画】ありませんか?

人から「面白いよ!」と勧められて、いつか見ようと思ったまま、まだ見れずに宿題として積まれている映画の数々。
RYO-Z と 柴崎竜人がそれぞれの宿題映画を一緒にこなし、飲み屋でトークするポッドキャストです。

今回の宿題は『ストレイト・アウタ・コンプトン』

あなたも一緒に宿題映画を(ホロ酔いで)楽しみませんか?

出演:
RYO-Z from RIP SLYME
twitter.com/ryoujinarita

柴崎竜人(小説家)
twitter.com/ryuto_shibazaki

スタッフ:
砂流恵介
twitter.com/nagare0313
00:06
はい、ということで新しいフォルダー、感想戦でございます。よろしくお願いします。
本日の宿題、NWAのヒップホップレジェンダリーヒストリーというか、ストレイト・アウタ・コンプトンという映画を取り上げましたけど、
これ結構ね、すごくね、ヒップホップの闇にね、いろいろクックッとメスを入れているところがあるんですけど、
さっき今言ってたけど、シグナイト、こいつがヤバいんですよ。
ヤバかった。
こいつの闇がむっちゃ深いんですよ。
シグナイトってどこから出てきたんですか?そもそも。
シグナイトっていうのは、だから元々コンプトンの出身で、映画の中で見るとコンプトン出身で、かつなんだろう、ボディガードみたいな。
仕事から始まって。
あれがあそこか。ボディガードいるんだったら、俺を雇えみたいなこと。今繋がった、あれがシグナイトか。
そういうとこから出てきたんだけど、マネジメントみたいなことを始めて、特にバリバリ勢いのあるドクタードレイを、ルースレスに関しては不審感があったからって言って、相談するわけじゃん、シグナイト。
俺が全部弁護士も雇って、そういうとこからドレイのマネジメントに入っていくわけなんだけど、ここからがもうヤバいヤバいで、あの人は。
これね、俺デタダメで噂で言ってるというよりは、そういう本が出発されて、ショットエーラッパー、誰がラッパーを殺したかっていう日本語のタイトルの著書になってる。
これもう20年くらい前だと思うんだけど、読んだ本で、いわゆる誰がラッパーを殺したかっていうのは、そのトゥーパックとビギーのシーンについて言及する。
これを言及することによって、すごくアメリカの裏側の闇が見えてくるみたいな話でもあるんだけど、その中に重く変わってるのがシグナイト。
それはデイスローグっていう会社を立ち上げて、もちろんドレイもそうだけど、トゥーパックをデビューさせるわけじゃん。
このトゥーパックっていうのは、もちろんイメージもそうだけど、赤いバンダが巻いてるイメージだよね。
ブラッツだね。アメリカにはクリップスとブラッツは、ここが結構したギャングスターのしがらみというか、そういうのがあって。
03:09
ブラッツとクリップスについて、もう少し何もわからない人に説明してください。
ブラッツは赤のものを身につけて主張するギャングの大勢力。
クリップスっていうのはコンのイメージ。コンのバンダだったり、ごめん今コンのサンマル着てるから、俺は別にクリップスじゃないよっていう。
バスで打ち殺されるかもしれないから、そうなると。俺はクリップスだって言ってると、打ち殺されてしまうかもしれないみたいなシーンが映画にもありましたけど。
クリップスっていうのがあって、ここがもう本当に根深く構想してるわけですよ。
で言ったら、ブラッツのオサみたいな感じ。オサというか象徴的シンボリックな存在としてトゥーパックがいて、
クリップスのオサというかシンボリックなところでビギーがいた。ビギーの後ろ盾がパフダディーっていう人だから、パフダディーはクリップスの人なんだ。
で、そのクリップス対ブラッツっていう構想のシンボリックなところで、飲み込まれて二人を殺されてしまう。
そういう闇があって、ブラッツのシンボリックな存在にトゥーパックを押し上げたけど、それが裏にいるシュー・ナイトっていう。
で、いわゆるアーティスト、レーベル運営において邪魔なやつ消しちゃうみたいな。
だからイージーもボコボコにされてるシーンがあったりしたけど、あれは撃たれなくて済んでよかったねぐらい。
ぐらいにシュー・ナイトはかなり危ないやつで、だからどれを離れと。
ダメだ、この人といても。これ危険すぎるっていう風に。だから一旦しか触れてないけど、この映画の中では。
ぜひ興味があったらね、ショットウェアラッパーぜひ読んでいただくと、シュー・ナイトがちょっと闇すぎるみたいなのは、たぶん読んで撮れるんじゃないかなと思うので、ちょっとおすすめの著作ではありますけど。
なんかウィキでちょっと見た限りでも、このヤバさ伝わってきますね。
でしょ?
そうそう、真っ黒な感じなんですよ。
こういうアメリカンド・エンターテイメントも、なかなか奥が深いというか、業が深いというか、怖いなぁと思うところの一個だよね。
06:09
西海岸って別に東海岸ってわけでもないんですか?
東海岸と西海岸の対立ってことではないんだよ。
でも昔はやっぱあったよ。西のヒップホップはヒップホップだ、みたいな。東のヒップホップは本当のヒップホップだ、みたいな。
確かにそういう対立もあったね。なんか俺はかっこよければどっちもいいなって思ってたんだけど、
当時どれが作る、いわゆるGファンクっていう言葉が生まれて、いわゆるPファンクの流れから来ている、
Pファンクネタのものをビーツにサンプリングして、ギャンギスターがラップをやるってことがGファンクって言われて、
そういう時はあんまり音楽的に思えなかったなって。ギャングがどうのとか、あんまりこっちの日本人には分からないような感じが多かったから。
よりニューヨークのヒップホップの方が洗練されてスタイリッシュだなって思ったから、
当時は割とニューヨークのものを聴いてもいたかなって感じかな。
だからあんまり、一番ドレイがウワッてきてる時、あんまり好きじゃなかったかもなって。
なんかスヌープとか好きじゃなかったし、だいたいあんましね。
聴いてはいたけど、興味があんまりなかったけど、向こうのリアリティってそういうことだったんだろうなって。
西でも東でもアンダーグランドのヒップホップを聴いてたから、あんまりメジャーなヒップホップがピンとこねえなっていうのがちょっと。
これが86年じゃないですか?
うんうん、スライダーコンプトンがね。
NWAが結成されたのが。
あ、結成されたね。
で、くしくも去年、新しいフォルダーで上位に入ったドッグタウンも80年代前後の西海岸。
青春物語でかつドキュメンタリーというか、まあCDも届いてる。
西海岸の70年代から80年代にかけてのこの辺のドラマすごい熱いなってこれ見ながら。
熱いよね。やっぱなんか時代が動いてるって感じがすごいです。
確かに熱い。
09:02
あのドッグタウンの方は、ベニスビーチのあたりの柄が良くないっていうか治安の悪いところで貧しい子たちが集まってスターダムに駆け上がる。
あれはスケートボードだったけど、アルチャー作って。
こっちはこっちで、黒人の本当柄の悪いところで男の子たちが集まってスターダムに。
こっちの方のスターダムに駆け上がり方がよっぽどすごいけど。
まあねちょっとね、もう全米王みたいな感じ。
ドクタードラマ500万枚とか言ってましたもんね一人で。
だって俺普通にリアルタイムだったからそれで普通にNWA知ってたしね。
日本人のアジアのそれでも届いてるぐらいヤバかったよね。
こういうリアルに知ってる系のドキュメンタリータッチのエンタメ映画ってやっぱり面白いですね。
レイダースのスタジアム来てたもん。イルくん。
あ、そうなんだ。ほんとに好きだったんだ。
好き好きやん。
当時ねなんか一時留学じゃないけど、ロサンゼルスに一瞬一時留学なのかわからないけど行ってって帰ってきたらもうレイダースだった。
多分向こうはNWA一色だから。
ポップといえばNWAみたいな感じだったな。
なってたなってた。
なんかこの映画の中でボーンサックスの話もちょっと出てきた。
ボーンサックスハウにね。
俺すごい好きやったんですよ。
なかなか。
ちょろっと名前だけ出てきたりとかしてて。
多分だからこう知らないが故にポロポロこぼれてる名前も多分出てきてるんだろうなと思ってこの映画の中で。
アーティストの名前が。
でもさそのシネマニアにボーンがもう売れてる。
自分のレベルもこう潤ってる時だって本当絶好調の時だったんだね。
あーね。
しかもNWAが再結成するかもしれないみたいなさ思った時で。
いやーそれは無念ですよね本当に。
ねー。
いい話だねーっていうね。
ソイで本当にドフィミエンラプソリーもそうだなーなんか重なるなー。
そうだよねー。
これからーっていう時にもう一回これからー一花ー。
12:02
そうそうそうそう。
そうだよなー。
いやーなんか5人組だしねグッとくるよ。
なるほど。
そうかー。
なかなか同士で。
そうだよねー。
いやーなんかそういうのはやっぱどっか羨ましいですね。
ずーっと一人でやってきてるからこう。
そうそうそう仲間とみたいなそういう感覚がちょっと羨ましいのはずっとあんだ。
あたしこれだけいるじゃねーか。
確かに確かに。
えーとそれで言うとリアルにもうすぐ100回です。
そうだ。
素晴らしいね。
たぶんカウントしてないですけどあと5回ぐらいか4回ぐらいだと思う。
そうそうそうそう。
俺もねそれねーもうすぐだと思ってたんだ。
記念作品はなんか考えないとねー。
これ確か96回です今回が。
えーあと4回。
そう。
来週次の作品はヤクザと家族だとしてもちょっと100回記念はなんかそのなんかエポックメイキングというかなんかそのシンボリックなものにしたいですねなんかね。
そうですね。
この宿題はなかなか考えないとですね。
確かにこんなこと100回もやってたんだ俺ら。
そうですよ。
ほらー。
俺はちょっとなんか確かにすごいことだな。
すごいことではある。
ザッキーの弟が死んでたらもう本当もう俺たちすぐに肩を抱けに行くよ。
俺たちがパブリックなんですね。
ブラザーっつって。
ブラザー。
どうしますかねそこ大変ですね。
考えましょう。
いやなんだろう。
全然思い浮かばないけど。
そうね。
ちょっと考えておくことも宿題しましょうよね。
そうですね。
いやー劇場行きたいですね。
でもせっかくならね。
そうですね。
その頃には緊急事態が明けてることを祈りつつですね。
うんうんうん。
ということで。
この緊急事態間でリモートでお送りしてますけども。
今回はNetflix絶賛公開中NWAのヒストリーストレートアウトコンプトンでしたんで。
これはぜひぜひ今まさに見れるところなんで。
緊急事態間お酒を嗜みながら見ていただくのもよろしいのではないかと思います。
次週の予告としてはヤクザと家族。
こちらもNetflix公開中なんで。
これをご覧になっていただいて。
15:00
またリモートでグラスを一緒に傾けられたらと思いますんで。
ひとつよろしくお願いします。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
イェイ。
15:14

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