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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読書ソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「ブルーバックスが好き。麻酔の科学。」というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
高段車ブルーバックスというのをご存知ですか?
高段車の自然科学や科学技術を一般の人向けに開設している新書です。
科学好きの本好きの方の中には、このシリーズが好きという方も結構いらっしゃるでしょう。
僕は、科学も本も大好きなので、家の中に結構な数のブルーバックスがあると思います。
思いますというのは、きちんとまとめて置いてあるわけではないので、どれくらいあるかわからないということです。
新書や文庫の扱いはちょっと雑なんです。
比較的アクセスがしやすい本棚にあったブルーバックスが、今回紹介する麻酔の科学です。
巣は国をちょ。僕が持っているのは第2版です。
僕は医学の道に進もうと思ったことはありませんが、医療にはずっと興味を持ってきました。
そのきっかけはブラックジャックです。あるあるですね。
医療って他人事じゃないじゃないですか。自分を含めて誰でもお世話になるものですからね。
でも知らない、わからないことも多いですよね。
なんとなく難しそうだからお医者さんにお任せ、みたいな感覚があるような気がします。
でも自分の病気を治すのに全てお任せというのはフェアじゃないかもしれないと思います。
治療の責任を持つのはあくまでも自分であって、医療者と共同で治療を進めていくという心持ちでいたいのです。
そんなわけで少しでも医療の知識を得るために疑問に思ったり興味を持ったことはできるだけ勉強するようにしているんですね。
この本を読んでみようと思ったのは自分が手術を受けた後だったと思います。
その時の体験から麻酔の効き方に関する興味を持ったんですね。
意識を失うのは一瞬でしたが、覚醒するときには名前を呼ばれて目が覚めて、
気管チューブが抜かれる感触とか、手足を動かしてみるように言われて動かしたこととか色々覚えていて、
痛みを感じないことと意識がないことは別だし、呼吸管理をするのはなぜだろうとか、少しだけ解像度を上げて考えられるようになったんですね。
この本は麻酔の本ですが、麻酔が一番活躍する手術の様子が色々わかるので、
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自分や家族が手術を受けることになる前に少し勉強しておこうという人には良い本だと思います。
それと麻酔だけじゃなく薬一般についても、なぜ効くんだろうと考える癖をつけられるかもしれません。
病気や怪我をするのは大変なことなんですけど、苦しみだけにフォーカスすると辛くなるだけなので、
僕の場合はこうやって知識を得ることで気持ちを紛らわせるというか、少しでも前向きに過ごせるようにしたいと思っています。
こういう本で日頃から医療の知識に触れておくと、怖いという気持ちが小さくなっていくのでオススメですよ。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。