絵本「ラタタタム」について
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、「ラタタタムといえば乙女?」というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
家に大量にある本の中には、うまく本棚に収まらない本も結構あります。
土曜日に話している地図とか写真集なんかがそうですが、きれいな絵が描かれている絵本もその中に入ります。
絵本はいろんな大きさがあるので、本棚に置くとなんだかバラバラな感じになってしまうのも悩みの種です。
今回話すラタタタムも、大型絵本なので本棚的には扱いにくいものになってしまいます。
でも絵本らしく、表紙も裏表紙も硬い紙でツルツルピカピカです。絵も幻想的で素敵なんです。
サバタイトルは、「小さな機関車の不思議な物語」です。
機関車というと、黒くて男性的なイメージですよね。
小さな機関車というと、わんぱくな男の子って感じがするでしょう?
でもこの絵本の小さな機関車は、白いお嬢さん機関車です。
この機関車を作って、どこかに行ってしまったマチアスを探しに行くのです。
マチアスやその仲間たちを見つけて仲良く走り回っているというのがおしまい。
もちろんそれだけの話ではなくて、途中には白い機関車が黒くなってしまうようなこともあって、なかなか大変なのです。
とはいえ、短い物語ですから、全部語ってしまうと楽しみがなくなってしまうので、このくらいにしておきましょう。
本に対する楽しみとリテラシーについて
今回のタイトルは、「ラタタタムといえば乙女」ですが、本好きな人の中には、「ああ、あれね!」と思った人がいるかもしれません。
森見富彦の「夜は短し歩け乙女」の中に、ストーリーの鍵として出てくるのがラタタタムの絵本なんですね。
そして小さな機関車はこの乙女と重なるところがあります。
2冊の本を手元に置いてこんな風に考えることができるのも、本を本棚に置く楽しみの一つです。
こういうことがあるから、僕は本を手放せなくて、家の中が本だらけになってしまうというわけですね。
もしも、今は手元にないけど、この絵本が好きだったなんてことがあったら、ぜひコメントで教えてくださいね。
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今日もワクワクする日でありますように。
しばなおきでした。ではまた。